男性浴衣着付け方！【旅館温泉花火祭】簡単な着方と帯の結び方。
温泉旅館や花火大会で浴衣を着たいなぁ～と思うのは女性だけじゃありません。
男性も浴衣を着て花火大会などに参加したいですね。
男性の浴衣は女性用の浴衣と違い、比較的着付けも手軽です。
浴衣の着付けも、帯の結び方も意外に容易にできる方法もあります。
今回は、和風の魅力たっぷりの、男性浴衣の着付け方や帯の結び方をご紹介します。
・男性の浴衣は右前左前どっち？
・帯の結び方や位置は？緩まないようにするには？
・男性の浴衣の着付け方！浴衣を簡単に着る方法。
男性の浴衣の着付けに必要なものや準備は？
男性の浴衣を着付けする時に必要なものや準備しないといけないものをご紹介します。
まず、準備としては浴衣を着る時には浴衣の背丈、袖の長さをチェックしましょう。
浴衣の着丈や袖の長さが短いとカッコ悪いですよ。
次に必要なものをご紹介します。
・浴衣の帯
・腰ひも
・タオル
・浴衣用の下駄
・下着（ランニング、ボクサーパンツなど）
浴衣用の下着というよりは、浴衣を着た時に邪魔にならない下着ならOKですよ。
ステテコなどだと裾からチラリと見えるとカッコ悪いのでやめた方がいいですね。
男性の浴衣は右前左前どっち？
男性が浴衣を着るときに気になるのは右前か左前か。
女性が着るのと同じなのか‥疑問ですよね。
浴衣などの和服は男女問わずに右前です！
右前というと、右が上にくると思っている方がとっても多いですね。
右前とは右を先に着る（右が下）になります。
勘違いしていると知らないうちに左前になってしまいますよ。
左前は死に装束なので間違いたくないですね。
帯の結び方や位置は？緩まないようにするには？
女性の方も悩みますが、浴衣の着付けの際に帯が緩んでしまわないか‥ということです。
帯が緩まない方法や結び方をご紹介します。
男性の浴衣にピッタリな帯の結び方には種類かあります。
・浪人流し
角帯で結ぶ結び方はこの二つです。
男性が浴衣を着る場合には貝の口の結び方が多いです。
簡単で崩れにくいのなら浪人流しがおすすめです。
気崩れしにくいので車で花火大会に行く時にもピッタリですよ！
蝶々結びをすると簡単にできるので不器用な男性にもピッタリです。
また、帯が緩むのがいやな方はクリップを使いながら帯を結ぶと緩みません。
浴衣の帯は隙間があると緩んでしまうので、クリップを活用すると隙間なく帯を結ぶことができます。
こちらの動画では貝の口の帯の結び方を解説しています。
クリップを活用して浴衣の帯を結んでいますよ。
完成してからもクリップを使い緩まないように活用しています。
男性の浴衣の着付け方！浴衣を簡単に着る方法。
簡単な浴衣の着付けを覚えれば、男性でも一人で着ることができます。
男性の浴衣の着付け方をご紹介します。
男性の浴衣の着付けには、浴衣、腰ひも、タオル、角帯が必要です。
補正用のタオルを腰に巻いて、腰ひもでおさえます。
浴衣を羽織ります。
背中の中心の縫い目を首の真下になるように合わせます。
えりは首にそわせます。
えり先を持って下前を少し上げながら上前を重ねて裾の端を少し上げて巻きます。
腰ひもの中心を持って腰骨あたりの高さで前から後ろにまわして一締めして前で結びます。
前と後ろのしわを取ります。
浴衣は完成です！
次は帯です。
巻き始めの端を「テ先」と言います。
テ先を肩幅くらいの長さまで縦半分に折ります。
折った部分が下になるように巻き付けていきます。
3周巻いてギュッと締めます。
テ先の反対側の端をタレ先と言います。
タレ先をテ先と同じ長さになるように内側に折り込みます。
タレ先をテ先にかぶせて下から引き抜きます。
できた輪の中にテ先を入れて引っ張ります。
時計回りに結び目を後ろに回します。
帯の位置が高い、裾が広がっているとカッコよく見えないので注意しましょう。
帯完成です！
動画では準備するものや浴衣の着付けの仕方、帯の結び方、良い例や悪い例などの解説も詳しくしています。
初めて浴衣を着る男性でも見ながらなら着付けができちゃいますね。
浴衣の着付けの様子もゆっくりで分かりやすいです。
男性の浴衣の着付けは意外に簡単♪
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男性の浴衣の着付け方や帯の結び方をご紹介しました。
難しそうに見える浴衣の着付けですが、意外と簡単にできちゃいます！
着付けの方法が分かれば、帯が緩んだ時や乱れた時にも直すことができます。
男性が浴衣を着ているととってもカッコいいですね。
簡単に着付けができる浴衣もありますが、一から着付けた浴衣姿は一味違いますよ。
一度慣れれば浴衣を着ずにはいられなくなるかもしれません。
特に夏場は浴衣が大活躍するので、この機会に覚えておくのもおすすめですよ。