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哲学の道の紅葉2023!見頃時期やライトアップは?鑑賞スポットや混雑は?


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学の道は京都市の銀閣寺周辺から若王子橋までの疎水沿いをつなぐ、約1.8kmの散策路。

 

日本の道100選にも選ばれている小径で、四季折々の景色が楽しめるので、季節問わず多くの人々が訪れる人気スポットです。

 

春は桜の名所として有名ですが、秋にはみごとな紅葉が見られるんですよ。

 

また、周辺には、銀閣寺、永観堂や南禅寺、法然院や安楽寺など紅葉の名所も数多く点在しています。

 

街道は整備されているのでとても歩きやすいですよ。

道沿いにはカフェや茶屋があり、ときおり猫も姿を見せる穏やかで落ち着く小径です。

 

今回は、哲学の道の紅葉2023年の見頃や見どころ、ライトアップや混雑などについてご紹介します。

 

※2023年は記載内容と異なる場合があります。

 

 

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哲学の道の紅葉2023年の見頃時期は?

風情ある穏やかな小径が紅葉に彩られ、心落ち着く風景が続きます。ただ歩くだけでも十分リラックスできますよ♪

[2023年 紅葉見頃時期]

見頃時期:11月23日頃~12月8日頃

種類:イロハモミジ、オオモミジ、など

哲学の道の紅葉の見頃は例年、11月中旬から下旬頃となっています。

 

紅葉はその年の天候によっても見頃の時期は変わります。

天候の変化を考慮した今年の見頃の時期予想はこちら。

 

2023年 哲学の道 紅葉 見頃時期予想

色づき始め:11月5日(日)頃

 

見頃時期 :11月24日(金)頃~

落葉時期 :12月5日(火)頃~

 

※気候の変化などにより時期が変わる可能性もあります。

 

落葉時期から数日(3日間~1週間ほど)は紅葉の余韻を楽しむことができます(天候や品種等により変動します)。

 


 

※下記は昨年の時期となっております。

 

見頃時期 :11月20日(日)頃~

落葉時期 :12月2日(金)頃~

哲学の道は南北に伸びているので、南側と北側では若干紅葉の色づく時期が異なります

 

上記の見頃時期は南側(永観堂・南禅寺方面)なので、北側(銀閣寺方面)は2~3日時期が遅くなるでしょう。

 

哲学の道周辺には紅葉の名所がたくさんあるので、秋の京都をたっぷり満喫できますよ。

 

京都総合観光案内所(075-343-0548)

 

※2023年は記載内容と異なる場合があります。

 


哲学の道とは?

哲学の道の看板

 

哲学の道は、北は浄土寺橋(銀閣寺方面)から南は若王子橋(永観堂方面)まで続く疏水(そすい)沿いの散策路です。

 

永観堂近くにある熊野若王子神社付近から、銀閣寺道バス停付近までの約1.8km。

徒歩で約20分~30分の道です。

 

著名な哲学者や学者などが思いにふけりながら通った道ということで、『哲学の道』と名付けられました。

 

ただ、最初からこの名前だったわけではなく、「文人の道」→「思索の小径」と辿り、1972年に「哲学の道」と正式に命名されました。

 

疎水とは?

哲学の道は疎水沿いにありますが、この疎水とはほかの水源から水を引くために造られた水路のことで、哲学の道の疎水には鯉の姿も見られます。

 

日本の道100選

哲学の道は日本の道100選にも選ばれている人気の散策路。

春は桜の名所でも知られていますね。

 

春の『桜』、夏の『ホタル』、秋の『紅葉』、冬の『雪景色』と、風景が四季折々でものの見事に変化します。

 

銀閣寺方面(北側)からでも、永観堂や南禅寺方面(南側)からでも、どちらから歩き始めても、移り変わる素敵な風景を楽しめます。

 

途中から入ることも可能なので、時間に合わせて自由に歩いてみると良いでしょう。

 

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哲学の道 紅葉の見どころは?

哲学の道の紅葉

 

哲学の道は、見頃のピークに訪れれば紅葉のトンネルのような雰囲気を楽しむことができます。

 

また、ピークを少し過ぎた頃に行けば、モミジが散って真っ赤な絨毯のようになった小径を歩くことができて、それも一興ですよ。

 

傍を流れる疎水の流れが、散ったモミジで真っ赤に染まる様子も、また風情があっていいですね。

 

細い疎水の岩壁がところどころ苔むしていて、紅葉ともども味わいのある風景を醸成しています。

 

疎水には各所に橋がかかっていて、その先に静かに営業している料理屋などもあり、お店の佇まいも周りの景色に溶け込み風情たっぷり。

 

苔がかかった屋根やのれん、メニューの看板、竹で作られた仕切りなど、とても情緒豊かですよ。

 

哲学の道にいる猫

 

人になれた猫もたくさんいるので、猫ちゃん好きにもおすすめの散策路ですね。

 

ライトアップは?

哲学の道の紅葉はライトアップは行われていません。

 

ただし、周辺の寺社でライトアップが行われているので、後ほどご紹介しますね。

 

周辺にも紅葉スポットが豊富

哲学の道の紅葉だけをぶらぶら歩きながら堪能するのもいいですが、近くには紅葉の名所がたくさんあるので、せっかくですからいろいろ巡ってみましょう。

 

次はおもな見どころスポットをご紹介しますね。

 

哲学の道 周辺おすすめ紅葉スポットは?

紅葉景色

 

小径沿いには、法然院や安楽寺、永観堂禅林寺、南禅寺、銀閣寺、若王子神社、霊鑑寺(れいがんじ)など、歴史的な名所が点在しています。

 

これらのスポットでも紅葉が見頃を迎えているので、小径を散策しながら道沿いのお寺や神社を拝観して回るのもおすすめです。

 

おもなスポットはこちら。

 

銀閣寺

銀閣寺は、言わずと知れた京都の名所であり、世界遺産でもありますね。

 

実はここ、京都の紅葉スポットとしてはそんなに有名ではありません。

 

ですが境内には美しい紅葉を見られる場所もあるので、ある意味穴場ともいえるでしょう。

住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2

電話:075-771-5725(慈照寺 事務局)

時間:08:30~17:00(12月~2月は16:30まで)

拝観料:高校生以上500円、小中学生300円

駐車場:約40台(1,040円)

アクセス:市バス「銀閣寺道」下車後すぐ

 

法然院・安楽寺

安楽寺の紅葉

 

同じく法然院安楽寺も比較的観光客が少なめで、落ち着いて紅葉を楽しめる穴場スポットとなっています。

 

安楽寺は通常非公開ですが、紅葉の時期の土・日・祝日だけ一般公開されます。

どちらも、苔むした茅葺屋根の山門と紅葉のコラボが、風雅で素敵ですよ。

 

茅葺の山門前の階段や参道が、真っ赤なモミジで敷き詰められた光景はとても情緒があるので、ぜひ一度は見ていただきたい場所です。

〔法然院〕
住所:京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町(ししがたに ごしょのだんちょう)30
電話:075-771-2420
時間:06:00~16:00
拝観料:境内無料

駐車場:なし
アクセス:市バス「浄土寺」下車後、徒歩約10分

 

〔安楽寺〕
住所:京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21

電話:075-771-5360

時間:09:30~16:30

拝観料:高校生以上500円、中学生以下 無料

駐車場:なし

アクセス:

① JR「京都駅」より市バス5系統・17系統→「錦林車庫前」下車後に徒歩約10分

② 京阪電鉄「祇園四条駅」・阪急電鉄「河原町駅」(四条河原町)より市バス5系統・32系統→「錦林車庫前」下車後に徒歩約5分

 

永観堂

永観堂 弁天池の紅葉

 

永観堂は約3,000本の紅葉が植えられている、京都ナンバー1の紅葉の名所。

 

『 もみじの永観堂 』といわれているように、随所に見事な景観が広がり、人もかなり多いです。

 

弁天池に映り込む紅葉景色、多宝塔と紅葉のコラボ、多宝塔から眺める紅葉越しの京都の街並みなど圧巻の眺望を存分に味わうことができますよ。

 

優しい顔立ちの『 みかえり阿弥陀 』は癒やされること間違いなし。

ぜひ拝観してみてくださいね。

住所:京都府京都市左京区永観堂町48

電話:075-761-0007

時間:09:00~17:00

拝観料:大人1,000円、小中高生600円

駐車場:なし

アクセス:市バス「南禅寺永観堂道」下車後に徒歩約3分、「東天王町」下車後に徒歩約8分

 

南禅寺

南禅寺 風情豊かな紅葉景色

 

南禅寺は約300本のもみじがある紅葉の名所。

 

三門の絶景が有名ですね。

境内でもさまざまな景色を楽しめますよ。

住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町(ふくちちょう)

電話:075-771-0365

時間:08:40~17:00

拝観料:

[方丈庭園]大人500円、高校生400円、小中学生300円

[三門]大人500円、高校生400円、小中学生300円

[南禅院]大人300円、高校生250円、小中学生150円

駐車場:約50台(最初の2時間1,000円・以降500円/1時間)

アクセス:市バス「南禅寺永観堂道」下車後に徒歩約10分、「東天王町」下車後に徒歩約10分

 

哲学の道 紅葉ライトアップは?

永観堂 紅葉ライトアップ

 

哲学の道ではライトアップは開催されていません。

 

夜になると街灯が点きますが、十分な明るさではないので、夜間の散策は避けた方がよいでしょう。

 

ただ、周辺の紅葉の名所ではライトアップが実施されています。

紅葉のライトアップが見たい場合は、こちらのスポットへ足を運んでみると良いですよ。

 

永観堂

紅葉で有名な永観堂は、夜間のライトアップも行っています。

壮大で幻想的、かつ優美なライトアップは必見!

 

ただし、有名な場所だけに入場までに1時間以上待つこともあるほど、かなり行列ができます。

 

混雑を避けて少し遅めに入場‥はあまりおすすめできません。

遅めに行くと逆に入れなくなる可能性があります。

 

ですので、並ぶのを覚悟で早めに行く方が良いでしょう。

並びますので防寒対策は忘れずに!

 

ライトアップできれいですが、とにかく人であふれかえっているのでゆっくり撮影はむずかしいかもしれません。

2023年 期間:11/3(金)~ 12/3(日)

時間:17:30~20:30(閉門21:00)

料金:中学生以上600円

※09:00~16:00は寺宝展となっております(大人1,000円・小中高生400円)

HP:永観堂

 

南禅寺

南禅寺天授庵でもライトアップされます。

 

ライトアップされて浮かび上がる枯山水庭園は幽玄の極みですよ。

時間:17:30~20:45

料金:大学生以上600円、高校生500円、小中学生400円

 

紅葉シーズンの混雑具合は?屋台は?

哲学の道の紅葉を鑑賞する人々

 

混雑具合は?

京都は日本屈指の観光名所だけあって、国籍問わず観光客がとても多いです。

 

特に紅葉シーズンともなると、京都には紅葉の名所がたくさんあるため、終日大混雑状態となります。

 

哲学の道は、観光客のみならず地元民にも愛されている小径。

周辺にはこれまた有名な紅葉名所が多いこともあり、秋になるとここも混雑します。

 

できるだけゆっくりと散策したいなら、早朝か夕方がおすすめ。

 

また、秋の京都は道路の混雑もすごいので、できるだけ電車を利用するようにしましょう。

 

屋台は?

哲学の道では屋台の出店はありません。

京都らしい景色を楽しむためにも屋台の出店はしていないようです。

 

小径は住宅街の中を進んで行くため、近隣住民への配慮もあると思います。

 

ただ、散策路にはカフェや茶屋も多く点在しています

ゆっくりとコーヒーや抹茶スイーツなどをいただきながら、日に照らされてキラキラ輝く紅葉を眺めるのも一興ですね。

 

哲学の道らしく、「哲学カフェ」もありますよ。

 

哲学の道のアクセス方法と駐車場情報。

哲学の道の紅葉と観光客

場所:哲学の道

住所:京都府京都市左京区石橋町付近〜若王子町付近の疏水沿い

電話:京都総合観光案内所(075-343-0548)

地図:

【電車でのアクセス】

京都市営地下鉄「蹴上駅」より徒歩約15分

 

【バスでのアクセス】

 

[北端]
JR「京都駅」より市バス5・17・32・100・203・204系統で約40分→「銀閣寺道」下車後に徒歩約3分

 

[南端]
市バス5系統「南禅寺・永観堂前」より徒歩約5分

 

【車でのアクセス】

名神高速道路「京都東IC」より府道143号経由で銀閣寺方面へ約8km約20分

 

駐車場

哲学の道の専用駐車場はありません。

近くのコインパーキングなどを利用しましょう。

 

京都駅や蹴上駅周辺の駐車場を利用して、パークアンドライドもおすすめです。

〈京都市銀閣寺観光駐車場〉

住所:京都府京都市左京区浄土寺石橋町62

台数:約40台

時間:08:00~17:00

料金:1,000円

 

紅葉を見ながらゆったりした時間を

哲学の道の紅葉と観光客

 

【関連記事】
永観堂の紅葉の見頃とアクセス方法!ライトアップの時間は?
平安神宮の紅葉!見頃の時期やライトアップは?混雑状況は?

 

哲学の道の紅葉の見どころや周辺の紅葉スポットなどをお送りしました。

 

派手さはありませんが、のんびりきままに散歩するにはうってつけの場所ですね。

京都ならではの風景や街並み、建造物や小物など、散策するといろいろな発見もありますよ。

 

永観堂や南禅寺など京都屈指の紅葉スポットも周辺にあります。

境内全域が真っ赤に染まる光景はみごとですよ。

時間に余裕があれば、立ち寄ってみると良いでしょう。

 

哲学の道沿いには、おしゃれなカフェやレトロな喫茶、雑貨を扱うショップなども並んでいます。

 

紅葉を見ながら散策しつつお茶やショッピングを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめですよ♪

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