葬儀の供花・花輪のお礼状例文!お返しの時期は?相場や品物は?
葬儀のことって分からないことだらけですよね?
葬儀が終わってからのことが分からないなんてなおさらです。
葬儀は日常的なものではないため、急に行われるといろいろとやることがありますが、
どうすれば良いのか混乱してしまうことも良くあると思います。
特にお礼状や時期、相場などは忘れてしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、お葬儀の際にいただいた供花や花輪のお礼の方法についてご説明します。
お礼状の例文やお返しの時期、品物などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・葬儀の供花・花輪のお礼相場は?
・葬儀の供花・花輪お礼の品物は?熨斗の書き方は?
・葬儀の供花・花輪のお礼状例文。メールの場合は?
葬儀の供花・花輪のお礼をする時期は?
葬儀の供花・花輪のお礼をする時期は香典のお返しと一緒にします。
そうなると、香典のお返しっていつするの?という話になります。
香典のお返しは、葬儀が終わってすぐにはしません!
(気持ち的には早くお礼はしたいですよね。しかし、葬儀で早くするのはさっさと終わらせようとしていると取られてしますので焦りは禁物です。)
四十九日の前後にお礼はします。
でも、四十九日まで放置はいけません。
電話で構いませんのでお礼は伝えておきましょう。
そして、ここでのポイントは四十九日の前後という点です。
前でも良いし、後でも良い。
ハッキリしませんね。
ただ、ハッキリしていることがひとつだけあります。
四十九日の前なのか、後なのかでお礼状の文面が違います。
おすすめは、四十九日後のお礼です。
ここでは、四十九日後のお礼として説明していきます。
葬儀の供花・花輪のお礼相場は?
供花・花輪だけの場合だと3分の1程度で問題ありません。
でも、生花や花輪の金額って分かりませんよね?
大丈夫です。
カタログにバッチリ書いてあります。
ですが、供花・花輪だけいただく場合ってほとんどありませんよね。
香典とセットでいただいてないでしょうか?
その場合は、香典のお返し金額と合算して金額を計算しましょう。
葬儀の供花・花輪のお礼の品物は?熨斗の書き方は?
お礼の品物は、何が多く選ばれているでしょうか。
香典のお返しと一緒に返しますから、単純に同じものが選ばれます。
具体的には、お茶・海苔・椎茸・タオル・乾物・コーヒーですね。
葬儀の時と同じで、後に残らないものを選びます。
カタログギフトを利用される方も増えています。
カタログギフトは、自身で選べるメリットがあります。
同時に、自身で選んで申し込むというデメリットが生じます。
お返しをする相手が高齢の場合は、カタログギフトは親切でない場合もありますから注意してください。
商品を選んだら、熨斗ですね。
もちろん、お礼状も付けますが熨斗も付けます。
熨斗を付ける場合に悩むのは、何て書けば良いのかですよね。
仏事ごとの熨斗の表書きで万能なのは『志』です。
地域によっては、『満中陰志』や『粗供養』を使うこともあります。
熨斗紙の水引は、白黒か黄黒のものを選びます。
ここでの文字の墨色は、濃いもので構いません。
葬儀の供花・花輪のお礼状例文。メールの場合は?
供花・花輪のお礼状例文で考えられるパターンは2つあります。
・供花・花輪に香典もいただいた場合。
供花・花輪のみの場合
亡〇(続柄) 〇〇 〇〇(名前)の葬儀に際しましては 立派なご供花(花輪)を賜り 誠にありがとうございます
早速式場に備え葬儀に一層の彩りを添えさせて頂くことができました
〇(続柄)の最期を飾ってくださいましたご芳情に深謝いたします
故人もさぞ喜んでいることと存じます
つきましては拝趨の上ご挨拶申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中をもちましてお礼申し上げます
令和○○年○○月
〇〇 〇〇(施主の名前)
供花・花輪に香典もいただいた場合
おかげをもちまして 四十九日の法要を滞りなく済ませることができました
故人生前中のひとかたならぬ御厚誼に深く感謝申し上げます
つきましては 供養のしるしに心ばかりの品をお送りいたしましたので ご受納いただきますようお願い申し上げます
本来ならば 拝眉のうえ御挨拶申し上げるところでございますが 書中にて謹んで御挨拶申し上げます
令和〇〇年〇〇月
〇〇 〇〇(施主の名前)
ここでのポイントは
・句読点は使わない
・御仏前や御霊前は宗派により考え方が違うので使うのは避けた方がよい
・文末の日付は月までで構わない
・施主の住所は入れない場合が増えてきている
といったところでしょうか。
メールの場合
メールは便利ですから、みなさんもよく使われていると思います。
しかし、メールは略式という性質を持ちます。
残念ながら、全員にメールでお礼というのは適しません。
親しい間柄の方だけに留めておきましょう。
目上の人や会社の上司に送るのは避けてください。
〇〇 〇〇(相手の名前)様
この度はお忙しい中、亡〇(続柄)の葬儀に際し、ご立派な供花(花輪)を頂戴いたしありがとうございました。
早速、式場に飾らせていただきました。
故人も、さぞ喜んでくれていることと思います。
おかげをもちまして葬儀も無事終えることができました。
謹んでお礼を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
失礼かとは存じますが、取り急ぎメールでのご挨拶とさせていただきます。
〇〇 〇〇(送り主の名前)
メールの場合のポイントは、親しい間柄の人に送るメールであっても、丁寧な文章ということですね。
あくまで略式なので、最後に取り急ぎ~を入れるのもよいと思います。
まずは形式をマスターしちゃいましょう
【関連記事】
●葬儀の香典返しマナー!時期や金額相場は?のしや挨拶状は?
●葬儀受付へのお礼の仕方!のしの書き方や金額相場は?タイミングは?
●お通夜・告別式の受付へのお礼マナー!相場や菓子折りは?
●お通夜挨拶マナー!喪主挨拶例文は?遺族や受付お悔やみの言葉は?
●葬儀の香典金額相場と書き方!香典袋の種類は?入れ方や包み方は?
●葬儀の供花・花輪値段相場!名前の書き方は?手配のやり方は?
仏事ごとには、独特なマナーや言い回しがあります。
今回の記事の内容や文例で不思議に感じる部分が多かった事と思います。
意味合いまで理解して進めるのは、正直難しいかと思います。
この記事の内容に沿って進めて役に立ったということがあれば幸いです。