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お通夜・告別式の受付へのお礼マナー!相場や菓子折りは?


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悲しみの時はいつも突然やってきます。

 

自分の身内や近い人が亡くなってしまった時、ご葬儀のお手伝いをすることになります。

 

通夜や告別式は儀式ですので、たくさんの決まりごと、マナーがあるものです。

 

悲しみに浸る間もなく色々なことをこなさなくてはいけないのが本当のところです。

 

今回はそんな中でもお通夜や告別式で受付をしてくれる人に対するマナーについてお話しします。

・お通夜・告別式の受付の方へお礼は必要?相場は?
・封筒の種類や書き方は?車代は別に渡す?
・お礼を渡すタイミングや渡し方は?
・お通夜・告別式の後日に菓子折りを持って挨拶するべき?お礼状は?

 

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お通夜・告別式の受付の方へお礼は必要?相場は?

受付 お礼 相場

 

自分が参列する時には気がつかなかったけれど、そういえば受付って誰がやっているの?

 

という疑問を持たれる方も多いでしょう。

ご遺族に近い、従兄弟や甥、姪といった親戚や親しい友人などが多いです。

 

会社を経営されていたり、社葬といった大規模な会社をあげての葬儀になった場合には社員の方がされるのが一般的ですね。

 

お通夜、告別式の受付というのは、遺族の代わりに参列者から大切な御香典を受け取り、記帳していただいて御礼の品物を渡す、という役割です。

 

参列者からの質問に答えられるように式場のレイアウトも理解しておく必要があります。

 

また、お預かりした御香典はお金ですのでしっかりと管理し、ご遺族にお渡ししなければいけませんので責任もありますね。

当然、このように責任ある役割をお任せするのですから、お礼は必要です。

 

ですが、そのお付き合いの程度や誰がやるか?によって変わってくるようなので、まとめてみました。

 

お通夜 受付

 

①親戚や、身内が受付を担当した場合

現金でのお礼は不要、というのが多いです。

 

受付をするためにわざわざ来てくれるわけではないし、親族なのだから当然という考え方でしょう。

 

受け取る方も現金では受け取りにくい、という面もあるようです。

 

現金のお礼はせず品物を渡したり、葬儀がすべて終わった後に親族と一席設け、お食事代を持つということで御礼に変えるという場合もあるようです。

 

②親族ではない友人、知人などにお願いした場合

お礼として、いくらか包んで現金を渡すというのが一般的なようです。

 

相場は3~5千円といったところですが、お願いする方とのお付き合いの程度で金額が決まってくるといってよいでしょう。

 

通夜、葬儀と2日間お願いした場合には、2日分のお礼をすることとなります。

 

③会社関係の人が受付を担当した場合

社葬の場合は会社の規定で決まっているのでそれに従いましょう。

故人の会社関連の方や、遺族の会社の方であった場合には現金でのお礼が適当なようですね。

金額は友人、知人と同程度で良いでしょう。

 

お通夜や告別式などといった儀式の場合には、地域性によっても変わってくるものです。

 

場所によっては土地の慣習などもあるようですので、お願いした葬儀社の担当に聞いてみるなどするのが一番良さそうですね。

 


封筒の種類や書き方は?車代は別に渡す?

封筒 種類 書き方

 

現金を包む場合には、不祝儀袋や白封筒で結構です。

銀行の袋やポチ袋などは避けた方が良いでしょう。

表書きは「御礼」「志」などとします。

 

遠方よりわざわざ来ていただく場合もありますよね。

「お車代」を用意する場合は別でお渡しするのがスマートです。

 

ただし、葬儀に関してはお車代を用意するかどうかは良く検討した方が良いですね。

 

結婚式ではわざわざ来てもらう、という意味でお車代は一般的ですが、葬儀の場合はお互い様、ということで無しにする場合も多いようです。

 

かえって気を使わせる事になる場合もありますので、親族で良く検討されると良いでしょう。

 

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お礼を渡すタイミングや渡し方は?

お礼 渡し方

 

お礼を渡すタイミングは、お通夜、告別式がすべて終わった後になります。

 

お通夜だけの受付をお願いした場合は、お通夜の席が全て終了し参列者がいなくなってからが基本ですが、受付の方が先に退席される場合はそのタイミングでお渡ししましょう。

 

お通夜、告別式と2日間お願いする場合も、2日目の告別式が全て終了したところでお渡しします。

 

お通夜・告別式の後日に菓子折りを持って挨拶するべき?お礼状は?

菓子折り 挨拶

一般的に受付をお願いした場合に、そこまで丁寧な挨拶は必要ありません。

 

菓子折りやお礼状といったものは、香典返しと言って御香典や供花、お品物などをいただいた方への御礼の品物です。

 

受付をお願いする方というのは少なくとも故人、遺族と関係が近い方のことが多いので前述したようなお礼で十分でしょう。

 

どうしても、と思われるなら参列者などからいただいた供花やお供物をおすそ分けするというのはいかがでしょうか。

 

葬儀の際には、たくさんのお供物をいただくものです。

くだものや缶詰も多いので、家族だけでは食べきれない場合もあります。

 

そういったお礼の仕方であれば、きっと喜んでいただけるのではないでしょうか。

 

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通夜、告別式では受付に限らず様々お手伝いいただく場面があります。

ご自宅でのお茶出しや忙しい遺族に変わって食事の支度をしてもらう場合もありますね。

 

地域によっては、遺族がお通夜、告別式で留守にする時に留守番をお願いする事もあります。

 

葬儀についてはあくまでもお互い様なのですが、こうしてお手伝いいただいた方々にはきちんとお礼をしましょう。

今では様々な方のニーズに対応するために、受付については葬儀社の方でまかなうというところも出てきているようです。

 

どうしても頼める人が見つからない、お願いするのが申し訳ない、正直煩わしいという場合には、そうした業者にお願いするという方法もありますね。

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