卒園式祝辞書き方例文【PTA会長・保護者代表】お祝いの言葉や読み方は？

・卒園式祝辞を書く用紙は？時間の長さはどれくらい？
・卒園式祝辞の内容構成は？時候の挨拶は？
・卒園式祝辞の読み方は？
・PTA会長による卒園式祝辞の書き方例文。
・保護者代表による卒園式祝辞の書き方例文。同じ保護者へのお祝いの言葉は必要？

まず初めに子どもたちへのお祝いの言葉を述べ、その後に保護者へのお祝いの言葉を述べます。

 

保護者代表の場合は、保護者へのお祝いの言葉はない方が自然です。

 

そのため、子どもたちへのお祝いの言葉の後は、職員への感謝の気持ちを述べましょう。

 

また、挨拶の後に間を作り子どもたちに返事をしてもらったり、「Yes/No」で答えられる質問を投げかけたり、子どもたちが参加できるような工夫をするのもおすすめです。

しかし卒園式祝辞の場合、子どもたちへのお祝いの言葉で始まることがほとんどですので、入れなくても問題はありません。

 

もしも時候の挨拶を入れる場合は、子どもたちにもわかるような春の挨拶にすることをおすすめします。

 

むずかしく考えすぎず、春の情景、春になると感じることを言葉に直すと良いですよ。

ただいまご紹介にあずかりましたPTA会長の田中です。

PTAを代表いたしまして、一言お祝いのご挨拶をさせていただきます。

 

つぼみ幼稚園を卒園するみなさん、こんにちは！（間をあけてあいさつを待つ）

 

幼稚園の周りには、桜の花がたくさん咲きました。
桜のお花も「おめでとう」とみなさんをお祝いしてくれているみたいですね。

 

今日みなさんは、お友達や先生と一緒にたくさん遊んで、楽しい思い出いっぱいのつぼみ幼稚園を卒園します。

今日はその卒園式ですが、みなさんは「そつえん」って、どんな意味の言葉か知っていますか？

 

卒園は、このつぼみ幼稚園でできるようになってほしいことが、みんな全部よくできました！小学生になる準備ができましたよ！ということです。

 

食べられなかった野菜が食べられるようになった人？（自ら手を挙げて挙手を促す。以下同様）
お洋服を一人で着られるようになった人？
お友達と順番におもちゃを使えた人？
園庭で先生やお友達と一緒にたくさん遊んだ人？

 

本当にたくさんのことができるようになりましたね。
そんなみなさんが、私はとてもかっこいいと思います。

 

小学生になっても、勉強を一生懸命頑張って、お友達とたくさん遊んで、今よりももっとかっこいいお兄さんお姉さんになってくださいね。

 

保護者の皆様、改めまして、ご卒園おめでとうございます。
日頃よりPTA活動にご協力いただきまして、ありがとうございました。

 

子どもたちはこの幼稚園での毎日で、体も心も本当に大きく成長しましたね。
そして保護者の皆様自身も、お子さまとの幼稚園生活を振り返り、親としての大きな成長を実感されているのではないでしょうか。

 

私たちは子どもが生まれた瞬間からお父さん、お母さんとして子どもを守る唯一無二の存在となります。

しかし、子どものために良い親でありたいと思いながらも、親である前に一人の人間ですから、余裕がなくイライラしてしまうことや、気持ちが追い付かず涙してしまうこともありますよね。

 

けれど、それで良いのだと私は思っています。
いつでも完璧なお父さん、お母さんでいなくても良いのです。
喜怒哀楽すべての感情があってこそ人間です。

 

「ときには怒ったって良い」「ときには泣いたって良い」そんなことを体当たりで子どもたちに教えていくのもまた、親の役目ではないでしょうか。

 

春から子どもたちは小学生となりますが、保護者の皆様には気を張りすぎず今まで通りに、お子さまと共に楽しい毎日を送られることを願っています。

 

最後になりますが、これからのお子さまたちの健やかな成長を願って、お祝いの言葉とさせていただきます。

（例文祝辞時間：約2分30秒）

保護者代表の鈴木と申します。

 

本日はこのような素晴らしい卒園式を開催していただき、誠にありがとうございます。

保護者を代表いたしましてお祝いの言葉を述べさせていただきます。

 

卒園生のみなさん、卒業おめでとうございます！

園庭（えんてい）に生えてきたつくしが日に日にぐんぐん伸びていることに、気がついていますか？

これから小学生になるみんなに負けないぞ！と頑張っているのかもしれませんね。

 

みなさんは、4月から小学生になりますが、小学校で一番楽しみなことはなんですか？（少し間をあける）

 

お勉強が楽しみな人？（自ら手を挙げて挙手を促す。以下同様）
給食が楽しみな人？
グラウンドで遊ぶのが楽しみな人？

 

幼稚園では楽しいことがたくさんあったと思いますが、小学校でも楽しいことがたくさん待っています！

 

小学校で、ひらがなや漢字を勉強すると今よりもたくさんのおもしろい本が読めるようになります。
「お花は何からできるのか。お日様はどうしてあたたかいのか。」知らなかったことをいっぱい勉強して、どんどん物知り博士になっていきますよ。

 

お父さんやお母さんは、みなさんが小学生になったら、今よりも好きなことや気になること、頑張ってみたいことが増えていくと嬉しいなあと思っています。

 

みなさんが笑っている顔を見ると、幸せな気持ちになるからです。
みなさんが頑張っている姿を見ると、お父さんもお母さんも頑張るぞ！とパワーをもらえるからです。

 

それから小学生になると、今よりもたくさんのお友達と一緒に過ごすことになりますね。
ときにはケンカをしてしまうこともあるかもしれませんが、今みなさんが持っている優しい気持ちをいつまでも忘れずに、楽しい小学校生活にしてくださいね。

 

最後になりましたが、園長先生をはじめ職員の皆様方には、毎日あたたかな笑顔で子どもたちを迎え入れてくださり、優しく、そしてときに厳しく見守ってくださったこと、保護者を代表いたしまして感謝申し上げます。

 

○○幼稚園のますますの発展を祈念して、お祝いの言葉とさせていただきます。

（例文祝辞時間：約2分）