夏太りの原因と解消法。水太り、むくみ改善。食べ物、運動で予防。
実は夏はダイエットに不向きだと言われているのです。
太りやすくて痩せにくいのはなぜか「気になる!」ということで、女性は特に気になってしまう「夏太り」について調べてみました。
夏太り回避方法も一緒にご紹介します。
今年は夏太りしないよう、食べ物や運動で予防しちゃいましょう!
・夏太りの原因は?
・夏太りの解消方法は?
・夏場の水太りやむくみを改善するには?
・夏太りは食べ物や運動で予防できる?
夏太りの原因は?
夏太りの原因を知る前に「脂肪」についてちょっと触れたいと思います。
私たちが不必要としてる脂肪は、体にとても大事なものなのです。
脂肪の役割は
「体がエネルギー不足のときにエネルギーとなる」
「細胞やホルモンを作る源」
「体温を保つ」
「内臓をあるべき位置に保つ」
「骨や筋肉を守る、クッションの役割をする」
と、体のあちこちで万能に働くものなのです。
脂肪が体の危機を感じて、体を守ろうとして「脂肪が増える」ことは、悪いことではないですが、夏は油断すると必要以上に脂肪がつきやすい「夏太り」の原因となるのです。
油断しないためにも、夏太りの解消方法や、水太り・むくまない体への改善方法を知ってケアをしていきましょう。
夏太りの解消方法は?
夏太りに悩む女性に共通しているのは、自分の体の代謝が落ちていることに気付いていないということです。
冬の寒さに私たちが耐えられるのは、体が代謝をぐんと上げて脂肪を燃焼して、エネルギーを作りだし、気温と体温の差を縮めようとするからです。
さらに、冬には体を温める食事が多く、生姜・唐辛子などの香辛料を使っておいしくいただきながら代謝を上げます。寒い冬に立ち向かえるように、体はフル稼働で働いているのです。
夏はというと、冬とは反対に気温と体温の差がそれほどないので、冬のように代謝を上げることが少なくなります。
夏の体は、代謝があがりにくいエコモードになるのです。
エコモードの体は、消費するカロリーも少なくなるので、「食べると太る」ことに繋がるのです。
夏太りの解消には、エコモードになった体を通常運転に戻すために、運動・食事と見直し、エコモードをさらに加速させる体の「冷え」を避けることが大事になるのです。
夏場の水太りやむくみを改善するには?
水太りやむくみの改善をするには、水太りやむくむ原因を知ることが大事です。
スキンケアと同じで、肌荒れの原因が分からなければ、どのスキンケアを使ったらいいのかサプリメントはどれがいいのか分からないですよね。
体も同じで、水太りやむくむ原因が分からなければ、改善に繋がらないのです。
水太り・むくむ原因を探ってみましょう。
水太りになるまでには段階があって、夏になってすぐに水太りになるわけではありません。
夏になると汗をかきますよね。この汗には「ミネラル」と「ビタミン」が含まれています。汗で奪われる「ミネラル」と「ビタミン」は、体の代謝に必要な栄養分なのです。
しかも、「ミネラル」と「ビタミン」が奪われると倦怠感や脱力感を覚え、食欲が落ちるようになります。
そうすると「暑さに負けた」と思ってしまい、手が伸びるのが「冷たいそうめん」「冷やし中華」などの冷たい麺類やアイスクリーム・冷たい飲み物です。
しかし、体は夏バテを起こしているのではなく、栄養不足を訴えているので、冷たい食べ物や飲み物を取ると逆効果になり、今度は内臓を冷やします。
内臓が冷えると「消化する力」が落ちるので、胃もたれ・消化不良・便秘などを起こすことがあります。
夏バテが悪化したと思ってしまい、冷たい食べ物に偏っていくと、内臓の冷え・体の冷え・代謝が落ちるのトリプルの影響で、脂肪を溜めこみやすくなり「夏太り」になるのです。
夏太り体質に変わってしまうと、悲しいことにデトックス機能が鈍ります。体や内臓が冷えて代謝が落ちているので、余計なものをうまく外へと出せなくなるのです。
水を飲んでもうまくデトックスができないので、そのまま体内に残り「水太り」に繋がっちゃうのです。
むくみも原因は同じで、足元から上半身へと老廃物を送り出す力が弱くなり、細胞が余分な水分を抱え込むことから起こります。
夏の水太りとむくみの改善は「体を内から温めること」
夏の水太りとむくみの原因が分かったら、あとは解決方法を実践しちゃいましょう。ただ、あれこれ考えるとそれがストレスになってしまうので、簡単に取りいれられるもので自分が続けやすいものを続けることが大事です。
海外へ出かけた時に乗っていた飛行機での出来事です。
機内でワインを頂いたらむくみがひどいことに!機内をうろちょろするのも怪しい人になってしまうしと、どうしようか困っていたら「空いたワインの瓶を足裏で踏んでゴロゴロさせてから、ふくらはぎをゴロゴロとマッサージして、膝の裏を揉むといいよ」と教えてもらいました。
気持ちよく、しかも渡航先へ着くころにはワインも抜け足もすっきりしました。教えてもらった手軽なむくみ取り方法をここを見た方だけにこっそりと教えちゃいます。
さっそくチャレンジですよ。足の裏には、体を刺激するツボがあります。そこで、百均で手に入るゴルフボールと麺棒を準備しましょう。ゴルフボールがなかったら、麺棒だけでも大丈夫です。
足の下に置いて「レッツゴロゴロ!」足の裏を刺激しましょう。足の裏を刺激しているとポカポカしてきます。
足の裏を刺激して、エコモードになっている体を通常運転に切り替えるスイッチを入れます。スイッチを入れたら、代謝を上げ上げモードにして通常運転にしちゃいましょう。
余分な水分を外へだし、脂肪を分解しやすくします。それに「麺棒」を使うと効果的なのです。
ふくらはぎ→膝の裏→太ももへと「レッツゴロゴロ!」自分が気持ちがいいと感じる強さで大丈夫です。
膝の裏のリンパは滞りやすく、むくみに繋がるので、ゴロゴロができないときには、親指で揉み解してくださいね。
足元でスイッチを入れたら、上半身にも代謝上げ上げモードスイッチを入れて通常運転させちゃいましょう。
まずは食事から見直しましょう。冷たいものから暖かいものへとシフトチェンジして、生姜・酢などの薬味を使い内臓から温めましょう。
飲み物は冷たい状態ではなく常温のものを、飲むものはビタミンたっぷりローズヒップや、ミネラル豊富な麦茶などを選ぶと、体の中から変えていきましょう。
そして、両腕をだらーんと下ろし、力を抜いたら肩を前から後ろへと回します。肩甲骨が動くのが分かるくらいグルグル回します。
首後ろから肩甲骨まではダイエットにも効果的に働く褐色脂肪細胞があります。ここが冷えて縮こまり、コリコリに凝っていると、褐色細胞を守ろうとして脂肪がつくのです。
顔と同じように上半身もむくみます。褐色細胞がある背中には、一緒に白色細胞があり、浄化排泄しきれなかった余分な水分や老廃物を溜めこんで上半身のむくみとなり、たくましい後ろ姿へと変えてしまいます。
たくましい後ろ姿を避けるためにも、肩と肩甲骨を回して上半身をポカポカにして、水太りとむくみを改善しちゃいましょうね。
足のセルフマッサージを集中的にして足のむくみを取りたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
夏太りは食べ物や運動で予防できる?
はい、夏太りは食べ物と運動で予防できます。デトックス効果のあるもの・体を内側から温める食事を摂ることで、体の内側からの冷えを予防します。
体の内側からの冷えを改善していくと、余分な水分・老廃物がスムーズに体の外へと出せるようになります。
意外と気が付かない方が多いのですが、夏になるとトイレへ行く回数・一回の量が少なくなる方は、夏太り・水太り・むくみしやすい傾向にあります。
冷えるとトイレへ行くと思われがちですが、それは、体の浄化排泄がスムーズに行われているときで、体の内側が冷えてしまうと浄化排泄がスムーズに行われないため、トイレへ行く回数も量も少なくなることがあるのです。
足がむくんでいるときや体が冷えているときには、トイレへ行く回数も量も少なめになります。そうなると、足は「バン!」と足首までむくみ冷えて重く感じます。
この冷えとむくみの状態を放っておくと、太ってセルライトができやすくなるので、ゴルフボール「ゴロゴロ」、麺棒「ゴロゴロ」がおすすめです。
そして温かい飲み物を飲んで、サウナスーツのパンツを履いてと、とにかく冷えをすぐに取るように気を付けて、温めます。
そうするとおもむろにトイレへ行きたくなるのです。体って正直ですよね。きちんとケアをすると、ちゃんと応えてくれるのです。
夏太り・水太り・むくみは、食べ物や運動でケアすることで予防できるのです。
今年はすっきり快適な夏を!
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足のむくみを取るサプリメントやお茶・夏太り解消サプリメントもありますが、体の芯の部分が弱っていたら、欲しい効果も半減してしまいます。
トイレの回数・量はどうか、食事は冷たいものばかりではないかをチェックして、食事を少し変えて、運動(マッサージ・ストレッチなど)をプラスすることは、夏太り・水太り・むくみの予防と改善に効果的ですよ!
身近にあるもので、足の血行をよくしてリンパの流れをスムーズにし、老廃物が溜まらない体へと変えていきましょう。
今年は、夏になって悩む「夏太り」「水太り」「むくみ」とはお別れして、「すらっとした足」「すっとした後ろ姿」「余分な脂肪がついていない腰周り」をキープしちゃいましょう。