クエン酸水の作り方と飲む効果!注意点は?疲労回復・体質改善について
夏が近づき、クエン酸水を飲み始めようかなと思われる方もいるのではないでしょうか。
クエン酸水を飲み始めるのはいいとして「クエン酸水は体にいいのは本当なのか」「体にどんな効果があり、効果をしっかりと得るためにはどうしたらいいのか」「クエン酸水は作れるのか」とあれこれ気になりますよね。
今回は、クエン酸水の作り方や効果について書いていきます。
・クエン酸水の効果や効能は?
・クエン酸水の飲み方は?
・クエン酸水の使い方や飲み方の注意点は?
・クエン酸水の作り方と飲む効果!注意点は?疲労回復・体質改善について
クエン酸水の作り方は?
クエン酸水の作り方はとっても簡単。クエン酸とミネラルウォーターがあれば出来ちゃいます。クエン酸は粉末で市販されていて誰でも購入することができますよ。
詳しい作り方はこちら↓
ちょっと古いものですが、あえて蜂蜜入りのクエン酸水にしたのは、クエン酸は単独ではいい仕事をしないからなのです。
クエン酸水の効果や効能は?
クエン酸水がもたらす効果は、疲労回復・血行促進・活性酸素を出来にくくする・消化促進などなど、健康にプラスに効果があるのです。
ここで注目したいのが「活性酸素を出来にくくする」ということです。
クエン酸ってそんなに大事なの?
クエン酸は体に入ると「クエン酸回路」を通って、私たちの体の土台を支えるエネルギーとなります。
クエン酸水は、体の代謝を上げて各臓器を元気にし、体内の余分な糖分と脂肪の消化を促し燃焼させます。健康面でも美容面でも、きれいになる効果が期待できるのです。
活性酸素とは?
活性酸素は、体を動かすエネルギーとなって働くのですが、ストレスや病気、疲れなどで過剰に作られることがあります。体が必要とする量を超えると、活性酸素は体の中で悪さをし始めるのです。
飲み物をグラスに入れるとき、グラスから溢れないよう7~8分目くらいまで入れますよね。怒っているとき、悩んでいるとき、悲しいときなどには、うっかり並々と注いでしまい、グラスから溢れてしまうことはありませんか?
活性酸素も過剰に作られてしまうと行き場がなくなり、溢れてしまいます。そうすると活性酸素は「俺だって私だって、体のために働きたいのに!働く場がないじゃないか!」と今まで優しかった活性酸素が、悪さをする活性酸素へと変わってしまうのです。
活性酸素が悪さを始めると、体調不良や疲れ・消化不良など体調に変化が出るだけではなく、なんとシミ・くすみのもと、さらに肥満を招くことがあるのです。
クエン酸水は、活性酸素が悪さをしないように働くので、健康だけではなく美容にも効果が期待できる飲み物なのです。
活性酸素は、体を動かす元気な細胞を「オラオラ!」と傷つけます。傷ついた細胞は、なかなか自分では傷を治すことができないため、弱ってしまいます。
弱った細胞は周りを巻き込み、周りからどうにかして栄養をもらおうとし、周りも栄養をせっせと分けます。ところが活性酸素は、砂糖を焦がしたもののように茶色くなり、傷つけた部分をがっちりと掴んで離さないため栄養が届きにくくなります。
これが顔で起きるとどうなるかというと、肌に大事な栄養が行き届かないだけではなく、茶色いサビとなってコラーゲンを束ねるエラスチンや肌細胞をがっちりと掴み離しません。これが表面に見えてくると「シミ」となるのです。
さらに、砂糖のように硬くなったところへ衝撃(たたく・つねる・擦る)があると、パリーンと壊れます。コラーゲンを束ねているエラスチンを巻き込むので、壊れた部分は凹み「しわ」の原因となるのです。
色々な美白コスメを使っていても効果がいまいち感じられないという方、もしかしたら「活性酸素」が悪さをしているからかも知れませんよ。
活性酸素は体の代謝を邪魔し、脂質と糖質を分解しにくくするので、体は太りやすい体質へと繋がるのです。
活性酸素は呼吸をしても作られます。怒り・悲しみ・イライラなどマイナスな感情のときや、スポーツをして汗をかいたときなどに過剰に作られます。
だからと言って、感情を消すことはできないので、活性酸素を過剰に増やさないように「クエン酸水」に頼っちゃましょう。
活性酸素が悪さをしないためにも、適度な量を保ち、活性酸素が余分に作られないようにし、体の中から<すっきりときれい>になるよう促すのが「クエン酸水」の大きな効果なのです。
クエン酸水の飲み方は?
クエン酸は体に入ってから休むことなく2時間働きます。一生懸命働き、疲れ傷ついたクエン酸は、役目を終えて体の外へと出ていきます。
入れ違いで元気なクエン酸を摂り、効果を持続させ「すっきりときれい」にするには、クエン酸が疲れてしまう2時間を目安に1~2口摂るのがベストです。
一気に飲んでも体内で受け止める量には限界があります。クエン酸をグラスから溢れさせてしまっては効果も半減してしまいます。
しっかりとクエン酸の効果をもらうためにも、クエン酸水250㏄を分けて飲むようにしましょうね。
クエン酸効果をぐっとあげるため糖分をプラスする
クエン酸は一人では効果を発揮しにくくパートナーを必要とします。体を動かす、代謝を上げる、肌を整えるという働きもクエン酸だけのクエン酸水では力を発揮できないのです。
ここでパートナーとなるのが「蜂蜜」の糖分なのです。白い砂糖でもよさそうに感じますが白い食べ物は体を冷やしてしまうので、逆効果になることがあります。
さらにクエン酸だけのクエン酸水は「すっぱい!飲みにくい!」とストレスになることもあるのです。
糖分をプラスすれば、健康にも美容にもいいクエン酸水がストレスなく飲むことができますし、クエン酸の効果をさらに発揮させることができるのでおすすめです。
作り方で御紹介したのは「蜂蜜」ですが、「オリゴ糖」「和三盆」「黒糖」でも大丈夫です。
クエン酸水の使い方や飲み方の注意点は?
クエン酸水は、トイレや床拭きなどの掃除にも使われますよね。
そこで注意!クエン酸水を化粧水に使うのは避けてください。
ピーリング効果や毛穴の詰まりのケアにと安易に使ってしまっては肌に衝撃を与えてしまします。クエン酸水は、肌にはかなり強い化粧水となってしまう可能性があるのです。
体の内側から肌の底力を押し上げ美肌へと繋げましょう。
掃除につかうときは、糖分は入れないでくださいね。ベタベタして、逆に大掛かりな掃除になってしまいます。
飲料用・掃除用と分けて作っておくと便利でしょう。
クエン酸水を飲むときの注意点は、飲むタイミング「2時間おき」と「たくさん飲まない」の2点です。
自分のオリジナル「クエン酸水」を作って、体の内側から「すっきりきれい」になっちゃいましょう。
毎日飲んで体質をきれいに改善!
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ちなみに、疲労回復効果は早く実感できますが、顔の肌細胞の生まれ変わりは28日周期というのがあるように、体の細胞にも周期があります。
3ヵ月で「あれ?ちょっといいかも」と感じ、半年で「続けてよかったんだ」の実感へと変わっていきます。
さらにぽっちゃりさんや冷え性さんは、体質改善のためにクエン酸が働き、美容への働きは後からになるので、変化を実感するのは遅くなるかと思います。
コツコツ毎日続けて、クエン酸効果を実感したときには「続けてよかった」「諦めなくてよかった」と思う自分がいるはずです。さっそく、クエン酸水生活を始めちゃいましょう。