季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

二本松提灯祭り2024の日程!運行経路や時間は?駐車場や歴史は?


Sponsored Link

本松提灯祭りは福島県二本松市の二本松神社の大祭で毎年10月に行われるお祭り。

 

日本三大提灯祭りの1つに数えられるほど、夜に灯される提灯が幻想的で美しいお祭りなんですよ。

 

約3,000もの提灯が漆黒の闇夜を明るく照らし、華やかで活気のあるお祭りを演出します。

 

今回は、二本松提灯祭り2024年の日程や見どころ、運行経路や駐車場などについてご紹介します。

 

※2024年は記載内容と異なる場合があります。

 

 

Sponsored Link

二本松提灯祭り2024年の日程やスケジュールは?

二本松提灯祭りはどんなお祭りなのか?についてはこちらの動画を御覧ください。

約7分間に字幕付きでとても分かりやすくまとめられています。

駆け足の説明なので、ところどころ一時停止しつつ字幕を確認することをおすすめします。

日程:2024年10月5日(土)~7日(月)

二本松提灯祭りの開催期間は10月の第1土、日、月曜日に変更になりましたので、今年は上記の日程になります。

 

お祭りは小雨決行ですが、雨量の状況により、一部運行経路を変更または短縮して開催される場合があります。

 

二本松提灯祭りは福島県重要無形民俗文化財。

例年お祭り期間中は約5万8,000人もの人々が詰めかけます。

 

今年のイベントスケジュールはこちら。

 

2024年 イベントスケジュール

[5(土)宵祭り]
17:00~ 御神火祭
17:50~ 山車の曳き廻し

 

[6(日)本祭り]
08:25~14:50 山車の曳き廻し
09:27~10:20 太鼓台宮詰
16:30~ 若連による神輿
18:30~19:00 宮入れ

 

[7(月)後祭り]
16:55~20:15 3町合同曳き廻し(竹田・根崎・郭内)
17:00~20:30 4町合同曳き廻し(若宮・松岡・本町・亀谷)

曳き廻しでは太鼓台の向きを変える瞬間も見もの。

約3tもある太鼓台を、みなで息を合わせて一気に方向転換させる力技をぜひご覧になってくださいね。

 

また、太鼓台に付けられた提灯の1つ1つは豆電球ではなく本物のろうそくの明かり。

それだけにより一層リアリティのある美しさが際立ちます。

 

鈴なりの提灯に華やぐお囃子、威勢の良い若連衆。

肌寒さも吹き飛ばす熱気をたっぷりとお楽しみください。

 

二本松提灯祭実行委員会(0243-55-5122)

 

※2024年は記載内容と異なる場合があります。

 


曳き廻し経路と途中経過時間は?

二本松提灯祭り 提灯がたくさん灯った太鼓台

 

より効率よく各町の太鼓台を鑑賞するためにも、曳き廻しの経路と時間をしっかりチェックしておきましょう。

 

竹田坂や亀田坂では、重い太鼓台を支えて坂を上り下りする勇ましい姿が見れるのでおすすめですよ。

[5日(夜)]

 

亀谷ロータリー(17:50)→ 郭内ロータリー(18:15)→ 根崎着(18:49)→ 竹田坂着(19:50)→ 亀谷坂着(20:25)→ 二本松神社宮向(21:27)→ 松岡着(21:47)→ 若宮着(22:37)→ 警察署(23:05)→ 駅前広場着(23:30)

 

[6日(昼)]

※夜は各字(7町)ごとの引き廻しを行います。

 

二本松駅(08:25)→ 若宮見付(08:49)→ 二本松神社宮詰(09:27)→ 郭内ロータリー(10:46)→ 根崎交差点(11:46~13:10)→ 竹田坂着(13:28)→ 亀谷坂下(14:12)→ 亀谷ロータリー(14:27)→ 解散(14:50)

 

[7日(夜)]

 

〔4町合同(若宮・松岡・本町・亀谷)〕
亀谷坂(17:30)→ 亀谷坂下(17:55)→ 二本松神社宮向(18:20)→ 櫓物屋前(18:55)→ 美容室ユウ前(19:05)→ 若宮見付(19:50)→ 解散(20:30)

 

〔3町合同(竹田・根崎・郭内)〕
箕輪門(17:35)→ 郭内ロータリー(18:15)→ 竹田見付(18:35)→ 竹田坂上(18:50)→ 竹田見付(19:10)→ 根崎通り(19:30)→ 根崎見付(19:45)→ 解散(20:15)

 

2024年 太鼓台曳き廻し経路マップはこちらをご参照ください。

太鼓台の現在地、仮設トイレ、臨時駐車場の位置はこちらをご参照ください。(07:30~24:00)。

 

Sponsored Link

二本松提灯祭りの見どころは?

宵祭り

二本松提灯祭り 提灯が灯った太鼓台

 

二本松提灯祭りの1番の見どころになるのは、1日目の宵祭り

 

宵祭りでは、各町内から7台の太鼓台(山車)が繰り出します。

 

各町内は若宮町・松岡町・本町(もとまち)・亀谷(かめがい)町・竹田町・根崎町・郭内(かくない)町の7つ。

 

二本松神社のかがり火を紅提灯に移して、お囃子を奏しながら市内を勇壮に練り歩くのです。

 

こちらの動画は御神火(ごじんか)を提灯に灯す様子です。

勇ましく駆け寄ってきた若連たちにより、7台の太鼓台に一斉に火が灯されるので注目度抜群!みなその様子を撮っていますね。

すべての太鼓台に火が灯されると出発式を行い、市内を練り歩きます。

 

 

高さ約5.5m、重さ約3tもの太鼓台を、出発前に力強く2回転させる荒業も迫力満点の見どころです。

 

太鼓台に鈴なりに吊るされた紅提灯は太鼓台それぞれに約300個、全部で約3,000にもなります。

そして太鼓台1台に使われるろうそくの数は一晩で約1,500本にもなるんですよ。

 

自然の炎で照らされ、夜空を赤く染め上げんばかりの太鼓台はとても幻想的

 

少し肌寒くなった秋風に乗って、時に勇壮に時にしっとりとした囃子が流れ聞こえ、風情は抜群。

 

夜間運行で7台全ての太鼓台が揃うのは、この日だけなので、全ての太鼓台をカメラに収めたい方は、ぜひ二本松駅前で観覧してくださいね。

 

本祭り

二本松提灯祭り 神輿渡御

 

2日目はお祭りの最も重要な行事である『神輿渡御』が行われます。

 

神輿渡御とは、二本松神社の御神体を神輿に乗せて移動することです。

 

こちらの動画では神社への神輿の宮入りの様子。

宮入りとは御神体を移した神輿を担いで町内を回った後、再び神社に戻ること。

約4分30秒ころから威勢のよい宮入りを見ることができます。

 

 

また、七町合同による太鼓台の曳き回しも2日目を迎え、08:30ころより15:00ころまで、昼間の曳き回しが行われ、夜は各町内で提灯をつけて練り歩きます。

 

後祭り

3日目は最終日。

 

昼間はそれぞれの町内で、夜は3町と4町に分かれて曳き回しが行われます。

 

こちらの動画は三町合同曳き廻しの乾杯と出発式の様子です。

約3分35秒から郭内町の、威勢の良い元気なしゃぎりを見ることができます。

しゃぎり(しゃんぎり)とは、各町内ごとに特徴があるテンポの良いお囃子です。

このように各町しゃぎりで気勢を上げ、曳き廻しに繰り出していきます。

 

 

最終日は祭りの名残を惜しむかのように、夜遅くまでお囃子が続きます。

 

解散式後もそれぞれ狭い路上などでお囃子を続けるので、かなり近くから太鼓台を見ることもできますよ。

 

二本松提灯祭りの屋台は?

屋台の広島風お好み焼き

 

※屋台の規模や内容は年により異なる場合があります。

 

二本松提灯祭りではもちろん屋台も結構出ていますので、お祭り気分もしっかり味わえますよ。

 

焼き鳥、焼きそば、お好み焼き、イカ焼きなど、お祭り定番の屋台も多く出店しています。

 

屋台以外でもお店が営業しているので、いろいろなグルメも味わえるでしょう。

 

ガッツリ系やおつまみ系、甘いものやお酒類などいろいろ揃っているので、食べるのが好きな方でも十分満足できると思いますよ。

 

二本松名物の『玉羊羹』も忘れずに。

 

箱が太鼓台になっている、玉嶋屋さんの提燈祭り限定玉羊羹はお土産にもおすすめですよ。

 

結婚式の引出物にもなる、ハート型の玉羊羹も人気です。

 

二本松提灯祭りの歴史は?

二本松提灯祭り 提灯でライトアップされた太鼓台

 

二本松提灯祭りの歴史は今から遡ること約380年前の1643年(寛永20年)。

 

二本松城主であった丹羽重光(にわみつしげ)が、「よい政治を行うためには、まず領民が神を敬う気持ちを高揚させることだ」と考え、現在の二本松神社を創建しました。

 

そして庶民が誰でも自由に参拝できるようにし、神輿を渡御したのが始まりと言われています。

 

はじめは踊り中心のお祭りでしたが、歌舞伎人形を飾る山車登場後の1819年(文政2年)に、現在の太鼓台にあたる屋台が登場。

 

時を経るにつれて “太鼓台” と呼ばれるようになっていきました。

 

幕末ころより、足元を照らすために提灯が用いられるようになり、ほぼ現在のような祭りの形になりました。

 

現在使用されている太鼓台は、明治20年代から大正にかけて作られたものです。

 

もともと2、3年毎に行われていましたが、明治から毎年開催されるようになり、2019年より開催日が10月第一土日月に変更となりました。

 

二本松提灯祭り周辺おすすめ宿泊所は?

旅館の和室と布団

 

二本松提灯祭りは毎年10月に行われます。

 

二本松提灯祭りでは夜間の運行が揃うのは初日だけ。

見どころ満載の初日を見逃さないように周辺に宿泊場所を確保しましょう♪

 

二本松提灯祭り周辺のおすすめ宿泊所をご紹介します。

 

はるみや旅館【福島市】

はるみや旅館は露天風呂付客室が9室含む10室です。

 

1階には大きな岩造りの渓流露天風呂があります。

貸切で入浴ができるのでゆったり体を癒すことができますよ♪

 

小さなお宿で、夜には玄関がライトアップされて風情ある雰囲気になります。

露天風呂がついたお部屋からは、美しい庭を眺めながら入浴ができて素敵です。

住所:福島県福島市土湯温泉町字杉ノ下72

電話:024-595-2134

時間:チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00

駐車場:あり(無料)

※日帰り入浴はありません。

 

陽日(ゆい)の郷 あづま館【二本松市】

源泉掛け流しが楽しめる温泉宿。

槍と岩、2つの露天風呂、サウナ付きの大浴場は胃腸病や皮膚病、神経痛の効能があります。

 

地元の食材を中心に旬の素材を使った夕食はビッフェと和食膳で楽しめますよ。

女性に嬉しいエステや、子連れでも安心して利用できるようにベビーパックもあります。

 

無料で色浴衣のレンタルも行っていて、自然を楽しめる観光スポットも近いです♪

住所:福島県二本松市岳温泉(だけおんせん)1-5

電話:0243-24-2211

時間:チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00

駐車場:約100台(無料)

[日帰り入浴]12:00~18:00(最終受付17:30・水曜日は15:00から)、中学生以上1,000円・3歳以上500円

 

お宿 花かんざし【二本松市】

大正ロマンを感じることのできるお宿は和の雰囲気で落ち着きますよ。

 

宿泊客のほとんどがリピーターで口コミでも高評価です。

中でも会席料理が好評で、一つ一つ丹念に作られ味も見た目も素敵♪

 

100%源泉掛け流しの露天風呂も最高。

夕食の時間までは露天風呂で地酒を頂くこともでき、お酒好きにはたまりませんね。

住所:福島県二本松市岳温泉1-104

電話:0243-24-2110(09:00~21:00)

時間:チェックイン15:00~、チェックアウト~11:00

駐車場:約10台(無料)

※日帰り入浴はありません(日帰りプランあり)。

 

二本松提灯祭りのアクセス方法と駐車場情報。

二本松提灯祭り

場所:二本松市街地

住所:福島県二本松市

電話:二本松提灯祭実行委員会(0243-55-5122)

地図:

【電車でのアクセス】

JR「二本松駅」より徒歩約3分

 

【車でのアクセス】

東北道「二本松IC」より約1.3km約3分

 

駐車場

二本松提灯祭りでは、下記の4ヶ所(①~④)に合計約1,200台の無料駐車場が臨時駐車場として用意されます。

 

1ヶ所(⑤)有料の駐車場もあります。

① 二本松市役所:福島県二本松市金色403-1

② 県立霞ヶ城公園(3日目の第一駐車場は利用不可):福島県二本松市郭内3

③ 二本松市文化センター:福島県二本松市榎戸1

④ 二本松市立二本松南小学校グラウンド(雨天の場合は閉鎖の可能性あり):福島県二本松市亀谷2

⑤ 市民交流センター(100円/1時間・09:00~21:00入場時は最初の1時間無料):福島県二本松市本町2-3-1

[二本松提灯祭り駐車場地図]

 

交通規制

お祭り期間中はおもに二本松駅前と若宮・松岡通り周辺で交通規制が敷かれます。

 

2024年 具体的な交通規制の場所や時間はこちらのマップをご参照ください。

 

2024年 各場所の日にちと時間はこちら。

二本松駅前:5(土)23:00 ~ 6(日)09:00

若宮・松岡通り:5(土)09:00~23:00、6(日)09:00~22:00、7(月)09:00~22:00

上記のほかにも、太鼓台運行ルートでは太鼓台の通過時間に合わせて順次規制が行われますので、ご注意くださいね。

 

1台に約300個の揺れる提灯が幻想的な夜を作り出します。

二本松提灯祭り 太鼓台と行列

 

【関連記事】

日本一の芋煮会フェスティバルの日程と楽しみ方。混雑は?

花巻まつりの日程とスケジュール。今年もギネス記録達成?

 

二本松提灯祭りの見どころなどをお送りしました。

 

太鼓台の提灯には各町の名が入っているので、どこの町かひと目で分かります。

 

提灯は全て本物のロウソクで灯されているので、時にゆらゆらと炎が揺れて、本当に幻想的ですよ。

これらは全て市内の提灯屋で作られているんだそうです。

 

太鼓台の提灯の1番高いところを “ すぎなり ” というのですが、この部分は可動式になっていて、信号機をくぐる時はこのすぎなりを倒して通るので、ぜひこの光景もご覧になってみてくださいね。

 

今年の秋は、ぜひ二本松提灯祭りにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

Sponsored Link