橿原神宮の初詣2021年の参拝時間!お守りや混雑は?屋台や駐車場は?
奈良の橿原神宮は建国の聖地。
『日本書紀』において、日本のはじまりの地であると記されているところです。
神々しく荘厳な雰囲気に満ちた広大な敷地は、初参りをするのにふさわしい神域。
はじまりの土地に参拝し、ぜひ今年の運気をググッと上げてみてはいかがでしょうか。
今回は、橿原神宮の初詣2021年の参拝時間や混雑、イベントや屋台などについてご紹介します。
この記事の目次
奈良橿原神宮の初詣2021年の参拝時間や期間は?
新年ははじまりの地・橿原神宮で初詣はいかがでしょうか。縁起の良い一年のスタートになりそうですよ♪
【2021年参拝時間】※予定
12月31日(木)06:30~1月1日(金祝)19:00
1月2日(土)・3日(日)06:30~19:00
1月4日(月)~7日(木)06:30~17:30
1月8日(金)以降 06:30~17:30
【ご祈祷】
1月1日(金祝)~1月7日(木)09:00~日没
1月8日(金)以降 09:00~16:00
【ご利益】国家安泰、開運招福、健康延寿など
【御祭神】第一代神武天皇、媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
【宝物館】
時間:09:00~16:00(土日祝日)平日は要予約(0744-22-3271)
料金:大人300円、学生200円、小学生以下無料
橿原神宮は大晦日から元旦を除き、開宮時間と閉宮時間があるので注意が必要です。
※ご祈祷の郵送でのお申込みについてはこちらをご参照ください。
日本はじまりの地『橿原神宮』!見どころやお守りは?
橿原という地は、日本最古の正史といわれる『日本書紀』において日本建国の地、つまり日本はじまりの地である記されています。
畝傍山(うねびやま)のふもとであるこの地に橿原宮を創建した、初代天皇の神武天皇(じんむてんのう)と、皇后の媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)をおまつりし、明治23年(1890年)に建立されました。
橿原神宮の境内
約50万平方メートルの広大な境内の様子は、豊かな緑と荘厳な空気に包まれ、玉砂利の敷かれた外拝殿前広場は清々しいおもむき。
また、普段は外拝殿までしか入れないのですが、初詣の期間は「外院斎庭(げいんゆにわ)」まで入れ、内拝殿まで近づくことが可能です。
巨大な絵馬
毎年、外拝殿前には、畳14枚分(高さ約4.5m×幅約5.4m)もの干支の巨大な絵馬が掲げられます。
とても迫力がって壮観な眺めなので、記念撮影スポットとしても人気がありますよ。
お守り
健康で安泰な1年を過ごすなら、おすすめは“やたがらす健康守(500円)”。
これは、橿原神宮に祀られている神武天皇の進軍を安全に導いたとされる、3本足の八咫烏(やたがらす)を形どってあります。
かわいいマスコットチックなデザインになっていますよ。
長山稲荷社
また橿原神宮の近くにある長山稲荷社にも参拝に行ってみましょう。
参拝は1ヶ所だけでなくとも大丈夫です。何箇所廻ってもバチは当たりません。
長山稲荷社は、開運厄除けや五穀豊穣、商売繁盛のご利益があります。
また建築物の見どころもたくさんあるのでぜひ寄ってみてくださいね。
橿原神宮の初詣の混雑状況は?
初詣は例年約100万人程度の参拝者数がありますが、境内が広いのでそれほどの大混雑ではありません。今年も、ほぼ例年どおりと思って良いでしょう。
三が日が過ぎた、4日以降であれば結構ゆっくりお参りできます。
毎年飾られる巨大な干支絵馬での記念撮影も、4日以降であれば待ち時間は約10分~20分程度となります。三が日では1時間以上かかることもあるのでおすすめできません。
また、駐車場に入るまでの間も結構大変です。
1/2以降に参拝する場合は、開宮直後の早朝をねらって行けば、交通渋滞もなく、スムーズに駐車できると思いますよ。
2021年は2日3日が土曜日と日曜日になっています。今年は3が日が最初の週末なので、3日の日曜日も比較的混雑すると思います。
4日からは平日になりますが、しばらくは人出が多いでしょう。11日の成人の日以降であればある程度ゆったりと参拝できるでしょう。
橿原神宮の初詣イベントは?
橿原神宮では、初詣の期間中はさまざまなイベント(神事)が催されています。せっかく参拝するのなら、見逃す手はありませんね。
この機会に神事に触れてみるのもいいでしょう。より安泰な新年を過ごせるかもしれませんよ。
初太鼓
1/1 00:00~
年頭にあたり、宮司以下の神職が神楽殿の大太鼓を打ちます。
2021年は皇紀2681年にちなみ、268と1回打って、新年の訪れを神明に報告するのです。
歳元祭(さいたんさい)
1/1 06:00~
皇室の繁栄、五穀豊穣、国民の加護・繁栄を願って祈祷が行われます。
開運招福新春初祈祷(特別神楽奉納)
1/1~1/7 09:00~
開運延寿、無病息災と国民の繁栄、心願成就を願って神楽(かぐら)が奉納されます。
元始祭(げんしさい)
1/3 10:00~
天皇の位のはじまりをお祝いする神事で、あわせて国家国民の繁栄を祈願する祭典です。
橿原神宮の初詣の屋台期間や時間は?
橿原神宮前の参道には、初詣期間中に約300件ほどの屋台がにぎわいを見せます。
12/31夜よりぼちぼち開店が始まるので、深夜の時間帯は大丈夫でしょう。その後は1/3まではおおむね開宮、閉宮時間帯に合わせて営業されています。
1/4以降はさすがに数がぐんと減りますが、皆無ということはありませんので少しは楽しめますよ。
今年は2、3日が最初の土日なので、4日以降も人出を見込んで屋台も継続して開店していることでしょう。
屋台のおもな出店内容はこちら!
たこ焼き、ホルモン焼き、タン串焼き、焼きとうもろこし、からあげ、焼き鳥、肉巻きおにぎり、ふりふりぽてと、じゃがバター、フランクフルト、大判焼きなどのほか、クレープ、ベビーカステラ、りんご飴、バナナチョコ、天津甘栗などのスイーツ系などとても充実しています。
また射的、的当て、くじ引き、金魚すくいなどの遊戯系もあって子供もしっかり楽しめますよ。
また、イートインスペースもあるので椅子に座ってゆっくり食べることもできます。
境内の休憩所では、温かいうどんやぜんざい、甘酒が売られています。ゆっくり体を温めるならこちらでどうぞ♪
おすすめ屋台は?
約300件の屋台は定番のものから、地元周辺の店舗が出店しているものまでさまざま。毎年だいたい同じ場所に出店しているので、当たりのお店は次回のために要チェックです。
一番のおすすめは表参道より2つ目の鳥居前、橋の横にあるたこやき屋さん。
毎年長蛇の列が出来ることで有名で、8個入り500円程度で販売されています。
ほかにも大判焼き(あん・カスタード)は人気で、フリフリポテトもフレーバーがとても豊富。
また参道ではありませんが、橿原駅構内にはお弁当屋さん、あげもの屋さん、コンビニなどもあるので食べ物には困りません。
近鉄橿原線の畝傍御陵前(うねびごりょうまえ)駅近くにある、『グリルアストリア』ではカツサンドがおすすめ。時間のある方は初詣の帰りにぜひ寄ってみてくださいね!
奈良橿原神宮のアクセス方法と駐車場情報。
場所:橿原神宮
住所:奈良県橿原市久米町934
電話:0744-22-3271
地図:
【電車でのアクセス】
近鉄「橿原神宮前駅」より徒歩約10分
【車でのアクセス】
① 南阪奈道路「葛城IC」より国道24号(大和高田バイパス)、県道161号経由で約9km約20分
② 西名阪自動車道「郡山IC」→京奈和自動車道「橿原北IC」→大和高田バイパス「四条ランプ」約18.5km約35分
※大和高田バイパス四条ランプより約2km
駐車場
初詣期間は臨時駐車場を含め、約1,500台収容可能です。料金は500円で、加持祈祷者は無料となります。
【橿原神宮駐車場&交通規制マップ】
【橿原神宮周辺おすすめ駐車場】
〈久米町自治会駐車場〉
住所:奈良県橿原市久米町534
台数:約200台
時間:24時間
料金:100円/60分(最大500円)
〈橿原神宮前駅東駐車場〉
住所:奈良県橿原市久米町652-22
台数:約166台
時間:05:00~翌00:40
料金:150円/60分(最初の30分100円、60分250円)、最大1,640円
〈畝傍御陵前駅東駐車場〉
住所:奈良県橿原市大久保町320-4
台数:約306台
時間:05:00~翌00:30
料金:100円/60分(最初の30分100円、60分200円)、最大510円
渋滞状況
1/1~1/3の橿原神宮付近は、11:00頃~17:00頃まで混雑が予想されています。
【国道24号線】
橿原市四条町、南行きがピーク時約3Km。通常7分のところ約40分。
【国道166号線】
橿原市四条町、東行きがピーク時約5Km。通常10分のところ約50分。
日本始まりの神域で新年をスタート!
【関連記事】
橿原神宮の初詣についてお送りしました。
・初詣イベントの時間をチェック!午前中がおすすめ。
・屋台は2つ目の鳥居前、橋の横のたこ焼き!
・スムーズな駐車狙いなら、1/2以降の開宮時間(06:30)をめがけて行くのがおすすめ。
大和三山の1つである畝傍(うねび)山を背景にした豪壮な社殿。深い森の緑と雄大でさわやかな神域は、新しい年を迎えるのに最適といえるでしょう。
日本始まりの土地からスタートすれば、運勢もばっちり開けそうですね♪
今年の初詣には奈良県内第2位の初詣スポット、建国の聖地、奈良の橿原神宮へ行ってみませんか?
防寒対策をしっかりして、良い初詣をお楽しみくださいね!