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布団のカビの取り方と対策!効果的に落として除去する方法は?


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雨の湿気が鬱陶しいこの時期、ふと気づくと布団に墨で霧を吹いたように細かな黒いシミが!なんてことはありませんか?

 

それは、ほぼ間違いなくカビです。特に湿気のこもりやすい敷き布団や敷きパッドの裏や、マットレスなどによく生えます。

 

黒くシミができるまで目に見えないので、気づいた時には手遅れとなりやすいんですね。

では、布団に出来てしまったカビによるシミは、もう諦めるしか無いのでしょうか。

 

今回は布団のカビの取り方、効果的にカビを除去する方法や、カビ防止対策などについてご紹介しますね。

・布団のカビを除去!用意するものは?
・布団についたカビの取り方。効果的なカビの除去方法は?
・クリーニングに頼んだ場合の費用は?
・布団のカビ対策!フローリング直ひきやすのこベットのカビ防止方法!

 

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布団のカビを除去!用意するものは?

布団

 

基本的に用意するものは4つだけ!

・エタノール

・重曹

・歯ブラシ・食器洗い用スポンジ

・キッチンペーパー

その他にカビがひどい場合は掃除機、カビを吸い込まないようマスクがあると良いと思います。

 

エタノールや重曹ってどんなものを買えばいい?

エタノールは「手指消毒用」のジェルが使えます。液体のものよりジェルの方が、飛び散らないので使いやすいですよ。入手もしやすく、余った分も日常で使いやすいので便利だと思います。

 

また、重曹は安価な、お掃除用の重曹クリーナーで十分OK。粉状のものを水で溶いても良いですが、最初から液体のものも販売されていますので、液体スプレー型だと使いやすいと思います。

 

高価な医薬品重曹を使用する必要はありません。どちらもドラックストアで簡単に入手が可能です。

 


布団についたカビの取り方。効果的なカビの除去方法は?

①カビ取り前にすること

可能な限りカビ取り前に布団を天日干しして下さい。布団が湿気を吸った状態より、乾燥させた方がカビが取れやすくなります。

 

天日干しが無理な場合は、布団乾燥機などで乾かすのでもOKです。ただし重要な注意事項が1つあります。

 

干した布団を取り込む際に、絶対に布団を叩いてはいけません。カビた布団を叩くと、表面に浮いているカビの胞子が布団の中に刷り込まれてしまいます。

 

布団を裏表よく干して乾燥させてから、そっと取り込むようにしましょう。叩くのはカビ取りが済んでからにして下さいね。

 

あまりカビがひどい場合は、表面を掃除機で吸い取ります。ただしこの際も掃除機で布団をこすらないよう、表面をつまんで浮かせて、そっと吸い取ります。

 

掃除機の排気でカビ菌が部屋中に撒き散らされないよう、排気口は外へ向けて行って下さいね。

 

②布団の汚れを重曹スプレーで除去する

スプレー

 

布団のカビを除去するには、まず重曹スプレーを吹きかけて、カビの栄養源となる汚れを落とします。

 

重曹スプレーを吹きかけて、約3~5分程度放置して汚れを浮き立たせます。

 

次に重曹スプレーを含ませてから固く絞った状態の食器洗い用スポンジで、表面をやさしくこすり洗いします。シミがひどい部分は歯ブラシを利用して下さいね。

 

落とした汚れはキッチンペーパーを押し付けるようにして吸い取ります。

 

③エタノールでカビ菌を殺菌する

重曹スプレーで汚れを落としたら、エタノールジェルを塗布し、殺菌します。

 

エタノールジェルはまんべんなく塗った後、ぽんぽんと軽く叩くようにして染み込ませるようにします。終わったら布団を干してよく乾燥させます。

 

これだけでは黒いシミは消えない?

掃除

 

重曹とエタノールジェルでカビ菌を除去することはできますが、実は既にできてしまった黒いシミはこれだけでは消えてくれません。

 

カビ菌は除去されているはずなので、これ以上シミが広がる可能性は無いと思いますが、シミが気になる場合は漂白する必要があります。

 

ただし布団に漂白剤を使用するのはあまりオススメ的ではありませんので、自己責任で行って下さいね。

 

布団カバーや掛ふとんのように洗濯機で洗えるものは、以下の漂白剤で漂白します。

 

①真っ白な生地のものは塩素系漂白剤

②色柄ものは酸素系漂白剤

で漂白した後、洗濯機ですすいで脱水し、乾燥させる。

 

この際、自宅の洗濯機より、コインランドリーを利用するのが効果的。コインランドリーで布団を洗う方法について、非常におすすめ的な良い動画があるのでご紹介しておきます。

 

 

簡単に洗うことができない敷き布団やマットレスの場合は、上から新しいカバーをかけてしまうのが1番手っ取り早いと思います。

 

どうしても気になる場合は、薄めた酸素系漂白剤で部分的に漂白する、という強硬手段もありますが、生地を痛める可能性が高いので、あまりおすすめできません。

 

それでも落ちない場合はどうする?

それでも落ちないシミは、クリーニングに出して、プロにお任せしてしまいましょう。

 

カビが出来てから約1ヶ月以内であれば、ほぼ元通りにきれいになる、と言われています。

 

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クリーニングに頼んだ場合の費用は?

布団 茶色 枕

 

布団のクリーニングは、今や宅配クリーニングが主流。ネットで注文すると宅配業者が布団を引き取りに来てくれ、クリーニングが出来上がると再び宅配業者が届けてくれる仕組みになっています。

 

クリーニング業者によって多少の違いはありますが、クリーニング代の目安としては、1枚の場合で6,000円くらい、2枚で8,000円、3枚で10,000円くらいが相場なようです。

 

送料の関係上、まとめて数点出す方がお得になるシステムのところが多いようですね。

 

また、お店によって、仕上がった布団を圧縮パックにしてくれる所や、収納に困る布団を次のシーズンまで預かってくれるシステムがある所もあるので、都合に合わせて上手に活用して下さい。

 

布団のカビ対策!フローリング直ひきやすのこベットのカビ防止方法!

布団 ベージュ 枕 敷布団

 

布団は普段のお手入れの仕方によって、カビを防ぐことが可能です。せっかく綺麗にした布団ですから、予防策にも力を入れたいですね。

そこで布団のカビ対策、防止方法についてご紹介したいと思います。

 

カビが増殖する要素

カビ 発生条件

 

そもそも、カビが増殖する要素は、「空気(酸素)」「温度」「水(湿度)」「カビ菌」「ホコリや垢などの栄養分」

この5つが揃うと増殖するんです。どれか1つ欠けても増殖はしません。

 

布団の場合、こまめな手入れでカビを防ぐことができる要素は「ホコリや垢などの栄養分」と「水(湿度)」。

 

特に人間は寝ている間にコップ1杯もの汗をかく、と言われ、それが布団に吸い取られていることになります。

 

この湿気のコントロールが重要な鍵になると言っても過言ではありません。

 

布団はこまめに乾燥させる

布団干し

 

布団は定期的に乾燥させましょう。天気の良い日に天日干しするのが1番。

 

午前中に干して、14:00頃から遅くても15:00頃までには取り込んで下さい。それ以降の時間になると気温が下がってきて、逆に湿気を吸い込んでしまいます。

 

取り込む際には布団を叩いてホコリを浮かせ、その後表面を掃除機で吸うのが効果的。

掃除機をかけるのが大変な場合は、ブラシなどで払うだけでも効果がありますよ。

 

1人暮らしなどで天日干しするのが難しい場合は、布団乾燥機を利用するのも手です。

 

掛ふとんなどのように持ち運びが容易にできるものは、コインランドリーの大型乾燥機で乾燥させてしまうのが手っ取り早いと思います。

 

湿気を逃がす工夫を

すのこ

 

特に敷き布団には湿気がこもりやすいですね。フローリングに直敷きの場合は特に要注意です。

 

寝ている間にも湿気が逃げやすいよう、すのこマットを敷くのが良いと言われます。

 

敷き布団専用の除湿シートも販売されていますので、上手に活用して下さいね。

 

除湿シートの場合、湿気のサインが目に見えるので、お手入れのタイミングが分かりやすいメリットがあります。湿気が溜まったシートは、天日干しして繰り返し利用できるのでお財布にも優しいですよ。

 

既にすのこベッドを利用している方は、ベッドの下に木炭を敷き詰めると更に効果的。

 

木炭は寝ている間の湿気を吸い取り、日中の乾いた時間に湿気を放出してくれる機能があります。すのこベッド用の木炭シートも販売されているので、気になる方は探してみて下さいね。

 

起きたら布団はどうしていますか?

布団 室内干し

 

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皆さんは起きたら、布団はどうしていますか?たたんで押入れなどに収納する?敷きっぱなし?

 

実は布団のためには、たたんで収納せず、室内で立てておくのが1番良いんですよ。

 

洗濯物や布団が干せる、折りたたみのパイプ式物干しがあると便利。起きたらサッと布団をかけておくだけで、かなりの湿気を逃がすことができます。

 

ベッドの方も、掛ふとんだけでも掛けておけば、マットの湿気が逃げやすくなりますね。更にマットを横に立てておけば、より効果が高くなります。

 

布団の湿気はカビの原因となるだけでなく、ダニの増殖にも繋がります。こまめにお手入れをして、ふかふかで快適な布団で安眠して下さいね。

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