季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

秋の七草の覚え方。意味や由来は?食べることはできる?

Sponsored Link

秋の七草というと「七草があるのは知っているけどよく覚えてないよな」という方が多いのではないでしょうか。

 

春の七草のようにスーパーで売っていたり、食事にしたりということがないため、なかなか覚えられにくいようです。

 

でも秋の七草は鑑賞して楽しむものなのですよ。

 

この機会にぜひ秋の七草についていろいろと学んでみませんか?

 

・秋の七草とは?意味は?
・秋の七草の由来は?
・秋の七草の種類や漢字の書き方は?
・秋の七草の覚え方は?
・春の七草粥のように食べることはできるの?

 

Sponsored Link

秋の七草とは?意味は?

秋 意味

 

春の七草は邪気を払ったりと言う意味で七草粥といったように食することが出来ます。

 

では秋の七草はどうでしょうか。

特に秋の七草を使った神事があったりとか、食事をしたりとか言うことはありません。

 

ちょうど9月ころになると野に咲くようになり、「そろそろ夏が過ぎて秋が来たんだな」と鑑賞するのが秋の七草の楽しみ方でしょう。

 


秋の七草の由来は?

歌 由来
ではなぜ秋の七草というものが言われるようになったのでしょうか。

 

昔この七草を読んだ歌があったそうです。

 

「万葉集」という和歌集はご存知ですか?

 

その中で歌人として有名な「山上憶良(やまのうえのおくら)」が下記の歌を読んだそうです。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」※朝貌の花は諸説ありますが桔梗(ききょう)のことを指しているといわれています。

歌の様子からも「秋が来たんだな」ということを楽しんでいることがうかがえます。

 

でもこの歌が読まれたのは1200年ほど前のことですから、この歌が元になって秋の情景を歌で読むときに、この花々の名前が多く読まれるようになったことでしょう。

 


Sponsored Link

秋の七草の種類や漢字の書き方は?

では秋の七草についてご紹介しましょう。

萩(はぎ)

 

萩 おはぎ
万葉集でも最も多く読まれている花の一つです。

 

秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」はこの萩からきているのですよ。

尾花(おばな)

 

尾花 茅

 

すすきと言ったらわかりやすいかもしれませんね。

 

昔は「茅(かや)」とよばれていて屋根の材料などに使われていました。

葛(くず)

 

葛 七草

 

葛の根からは葛粉が取れることはご存知ですね。

この葛は小さな葉を図案化して家紋としている方が多いようです。

 

皇族でも高円宮家野絢子女王のお印にもなっています。

撫子(なでしこ)

 

花 撫子

 

可愛らしい濃いピンクの花が咲きます。

「大和撫子」の語源もこの撫子から来ています。

女郎花(おみなえし)

 

女郎花 黄色

 

8月~10月にかけて可愛らしい黄色の花を咲かせます。

藤袴(ふじばかま)

 

藤袴 野生種

 

野生種が今はかなり減ってきていて準絶滅危惧種に指定されているそうです。

 

藤袴は乾燥させると臭いが強くなるそうです。

 

そこで昔の貴族の人達は香水代わりに衣服や髪の毛につけたりしていました。

桔梗(ききょう)

 

桔梗 絶滅危惧樹

 

桔梗も自生株が減りつつあり絶滅危惧樹に指定されているようです。

 

また紫色の桔梗を「市の花」としているところもあります。

 

さらに桔梗の形が安倍晴明が使った五芒星(ごぼうせい)に似ているところから桔梗印とよばれ、晴明神社の神紋となっています。

 

秋の七草の覚え方は?

秋の七草 覚え方

 

秋の七草はなかなか覚えられないという方、学生時代に年表を覚えるのに語呂合わせで覚えられた方多いと思います。

 

秋の七草も語呂合わせという覚え方があるのですよ。

「お好きな服は?」

 

:おばな
:すすき
:ききょう
:なでしこ
:ふじばかま
:くず
:はぎ

「ハスキーなお袋」

 

:はぎ
:すすき
:ききょう
:なでしこ
:おみなえし
:ふじばかま
:くず

「大きな袴はく」

 

:おみなえし
:おばな
:ききょう
:なでしこ
はかま:ふじばかま
:はぎ
:くず

「ナスは服を着る」

 

:なでしこ
:すすき
:はぎ
:ふじばかま
:くず
:おみなえし
:ききょう

そのほかにも「五・七・五・七・七」のリズムでの覚え方もあります。

萩(はぎ)・桔梗(ききょう)
葛(くず)・女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)
尾花(おばな)・撫子(なでしこ)
秋の七草~

いかがでしょう。

いろいろな覚え方があります。

 

自分ならこれが覚えやすいという覚え方がみつかるとうれしいです。

 

春の七草粥のように食べることはできるの?

春の七草粥 食べる

 

秋の七草は食べることは出来ません。

 

ですが秋の七草は昔から漢方薬として使われているところがあります。

 

例えば

尾花(すすき)の根→解熱、利尿作用。
桔梗の根→サポニンを多く含んでいて咳をしずめたり鎮痛・解熱の作用があります。
女郎花→全草を乾燥して煎じたものは、解熱・解毒作用があります。
撫子→むくみや高血圧に効きます
藤袴→かゆみを取ります。
萩の根→咳を止める効果があります。
葛の根→乾燥させてから作る葛根は風邪薬として使われます。

 

秋の七草をすらすらと言えるように!

秋の七草 歌人
【関連記事】

春の七草の覚え方。意味や漢字の書き方。春の七草粥とは?

中秋の名月はいつ?満月になる?食べ物をお供えする意味。

十五夜の意味。中秋の名月との違いは?すすき、うさぎの由来。

秋分の日はいつ?意味や決め方は?おはぎの由来。

食欲の秋の由来と意味。英語で言うと?おすすめの食べ物。

七草粥の意味と由来。時期や食べる理由は?英語で言うと?

人日の節句とは。意味や由来は?七草粥を食べる理由や読み方。

 

春の七草に隠れてしまいがちな秋の七草ですが、昔の歌人が読んだ歌から始まったものだということは知りませんでした。

 

上記での覚え方で秋の七草を覚えていただいて、秋になったら道すがら探してみるのも風情があってよいのではないでしょうか。

Sponsored Link