【余った年賀状の使い方】印刷済みや書き損じの交換は?現金化は?
元日に届くように、早めに準備する年賀状。
郵便局では11月頃から販売が開始されます。
年賀状を買う時、書き損じや印刷ミスのことを考えて、少し多めに購入される方も多いのではないでしょうか。
その後、余った年賀状はどのようにされていますか?
印刷ミスや書き間違え、急な身内の不幸で年賀状が使えなくなったなどいろいろな理由があります。
実際に私も、祖母が12月に亡くなったことがあり、喪中のため用意していた年賀状が出せませんでした。
そのまま破って捨てたり放置されている方もいるかもしれませんが、それももったいないですよね。
そこで今回、余った年賀状の使い道や交換方法などについてご紹介します。
毎年溜まっていく年賀状の保管や処分の仕方などもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
余った年賀状の交換方法は?
有料で交換してくれる
その際に、一枚に付き5円の手数料がかかってしまいますが、使わずにそのままにしておくよりも断然お得ですね。
交換する場合、どちらかと言うと切手に交換すると使いみちがあると思います。
ゆうパックなどの支払いに切手が使えるからです。
ちなみにお年玉付年賀状の当選発表が終わった後に、当たらなかった年賀状を交換するという方もいるようですよ。
ただ、昨年の年賀状を今年の年賀状に交換はできませんのでお気をつけくださいね。
また交換ができない年賀状もあります。
・ 切手の部分が欠損している
・ 宛名不明で戻ってきた年賀状
交換の期限は特にありません。
もし大掃除などで見つかったら、郵便局に持っていって交換してもらうといいですよ。
不幸により使えなくなった年賀状の払い戻しはできる?
前述したように、通常、余ってしまった年賀状は、手数料を払えば普通郵便はがきや切手と交換することができます。
では、年賀状を購入後、不幸があって年賀状がまったく出せなくなった場合はどうしたらよいのでしょうか。
実は、身内の不幸で使用できなくなってしまった年賀状は、なんと無料で交換することができるんです!知っていましたか?
郵便局の窓口で申し出て、所定の用紙に住所や氏名、亡くなられた方との続柄などを記入すれば受け付けてもらえます。
返品という形で現金を払い戻してもらうことはできないのですが、期間限定の年賀状がいつでも使えるはがきや切手に交換してもらえるので、無駄にはならないですね。
また、小さな荷物などを送れるレターパック封筒も交換対象ですよ。
交換期間は、年賀状の販売開始日から販売終了日までの間になります。
年によって少し変わってきますが、概ね11月上旬~1月上旬となります(11/1頃~1/10頃)。
印刷ミスや書き損じの年賀状は交換できる?
印刷ミスや書き損じの年賀状ができてしまったときも大丈夫!
郵便局の窓口で年賀状が余ってしまったときと同じく、1枚あたり手数料5円で新しい年賀状と交換してもらえます。
手数料が必要な分、完全な払い戻しにはならないですが、新たに年賀状代を支払って購入するよりもずっとリーズナブルですよね。
私はよく書き損じをしてしまうので、ちょっと恥ずかしいですが郵便局で交換してもらっています。
失敗した場合は早めに交換に行って、きちんと元日に届くように書き上げたいですね。
余った年賀状は金券ショップなどで現金化できる?
はがきや切手ではなく、現金で払い戻してもらいたいと思う方もいらっしゃいますよね。
余った年賀状の現金化は、郵便局の窓口では受け付けてもらえません。
ですが、金券ショップに持っていくと換金してもらえる場合もあるようです。
値段は郵便局で交換してもらえるのよりは、お安くなるかもしれません。
年賀状のシーズンや、キャラクターものが印刷してあったり等によって買取金額が変わります。
また金券ショップによっては、余った年賀状が取り扱いできないというところもあります。
それでも現金化したいという方は、一度郵便局で切手などに交換してから金券ショップに持っていくという方法もあります。
すべての金券ショップで取り扱っているわけではないので、行く先の店舗で聞いてみると良いでしょう。
余った年賀状は懸賞応募や寒中見舞いに使える?
懸賞応募にも使える
懸賞応募をよくする方がいるとお思いますが、その際に余った年賀状を使うことができます。
ただその際には、切手下の「年賀」と書かれている部分は、二重線などを引いて消してから使うようにしましょう。
寒中見舞いには避けた方が無難
寒中見舞いは、喪中の方に新年のご挨拶ができない代わりに寒中見舞いでご挨拶をするという場合が多いです。
そこで、おめでたいことを意味する年賀状に書いて送るのは失礼に当たります。
喪中の場合ではなくても、時期的に正月を過ぎて書くものですので、寒中見舞いで年賀状を使うのは避けたほうが良いでしょう。
ただ、急な不幸や何らかの理由で年賀状を出せなくなってしまったら、郵便局で交換してもらった通常はがきで寒中見舞いを出してみるのも一つの方法ですね。
年賀状をいただいたお礼と出せなかったお詫び、今年もよろしくという気持ちを込めてお返事を書くと、受け取った人はきっとあたたかい気持ちになるはずですよ。
寄付することも可能
余った年賀状をユニセフやNPO団体に寄付することで、社会のために使ってもらうことができますので、このように国際貢献するのも良いでしょう。
いろいろな団体で取り扱っているので、考え方に賛同できる機関に寄付するのも良いですね。
古い年賀状の保管や処分の仕方は?
溜まった年賀状をどのように整理、保管しているでしょうか。
みなさんそれぞれだいたいこのように保管しているようですよ。
・ ビニール袋やフリーザーバッグなどにまとめて、年別にカゴなどに立てて保管する
・ 輪ゴムでまとめる
・ ポストカードフォルダーに保存
・ 全部まとめてガムテープで製本
・ 穴をあけてリング留め
なかでも、かなりざっくりと保管している方が多いようです。
中には、一枚一枚ファイル保管するという丁寧な方もいらっしゃいますね。
この方法だと翌年年賀状を作成する時に便利ですし、本やアルバムと一緒に整理することもできます。
保管期間を決める
収納上手な方に共通しているのは「保管期間を決めている」ことです。
期間を2年、3年などと決めて、それ以上は思い切って処分するようですよ。
確かに、2年、3年ともなると友人関係や環境も変わってきますね。
処分方法は思い切ってゴミ箱に捨てるという方が多いようですが、注意すべきは個人情報が記載されていること。
ですので、不安な方は、下記のように対策をとってから処分すると良いでしょう。
・ 個人情報の部分をはさみで切る
・ 情報保護用のスタンプを使って、情報を隠す
・ マジックなどで個人情報を消す
溜まった年賀状は人間関係が悪化し仕事運が下がる?
年賀状に限らず、いただいたハガキや手紙というのはなかなか捨てられないものですよね。
年賀状も処分できずにとりあえず取っておく、という方も多くいらっしゃるでしょう。
ですが風水によると、手紙を溜めておくと運気が下がると言われています。
・ 良い運気の吸収を妨げる
古いもの(使っていないもの)にはマイナスの気がこもるという考えですので、手紙類は長い期間保存してはいけないとされています。
年賀状等は春分の日にまでに処分した方が良い?
そして、年賀状はその年の春分の日には処分した方がよいそうですよ。
春分の日は暦の上では正月と同じくらい大切な日でもあり、新しい事を始めるのに最適です。
その日までに処分することで、運気が良くなるという考え方です。
また紙でできている年賀状は、風水的に仕事運を左右します。
新学期が始まる春の前に処分することで4月からの新しい生活が変わるかも?
いただいた年賀状を処分するのは気が引けますが、それをすることでかえって人間関係が良くなるかもしれません!
ちなみに、処分する時に赤い花を飾ると良いそうですので、ぜひ試してみてくださいね。
捨てるに捨てれない!溜まった年賀状の上手な整理方法は?
そうは言っても、やっぱり捨てるに捨てれない!
写真だったり、素敵な年賀状だったりするとなおさらですね。
そんな時はデジタルを利用して、データ化してみてはいかがでしょうか。
スマホやスキャナーで画像ファイルとして保管するのをおすすめします。
プリンターに装備されているスキャン機能でPDFにできます。
その場合、表裏をひとつのファイルにするのがおすすめ。
年賀状や名刺を写真を撮りながら簡単に保管できるアプリがありますので、それを利用すれば毎年増えていく年賀状も上手に保管していけそうですね。
スマホアプリなら、思いついた時にいつでも見返せるのも嬉しいです。
写真でJPEGファイルとしてGoogleアルバムなどに保管すれば、ネット上に保管されますのでいつでもどこでも見れますし安心です。
便利な道具は上手に利用しましょう!
余った年賀状は有効活用しましょう。
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余った年賀状の交換方法や使いみちなどをお送りしました。
時代が変わっても、年賀状はお正月らしいアイテムで、いただくとやはり嬉しいもの。
パソコンやスマホの普及で、凝ったデザインで素敵な年賀状も作れるようになりました。
お正月の楽しみのひとつですので、この文化は大切にしたいですね。
また、余った年賀状はいろいろな使い道や交換方法があります。
知らずに捨ててしまっていてはもったいないですよね。
枚数が少なくても「ちりも積もれば」それなりの金額になるかもしれませんので、ぜひ有効活用してみてください。