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秋の七草の覚え方。意味や由来は?食べることはできる?

すっかり秋らしくなりましたね。皆さんは「秋の七草」をご存知ですか?

 

“七草”には “春の七草”と “秋の七草” があることについてはご存知の方も多いと思いますが、秋の七草を全部言えるでしょうか?実は私は全部言えませんでした(^^;)。

 

春の七草は、お正月が終わった1月7日に“七草粥”を食べますよね。秋の七草は、何かするんでしょうか?

 

そもそも春の七草がメジャーなのに対して、比較的マイナーなのが秋の七草。

 

そこで秋の七草について、いろいろ調べてみましたので、下記の流れでご紹介しますね。

 

・秋の七草とは?意味は?
・秋の七草の由来は?
・秋の七草の漢字の書き方は?
・秋の七草の覚え方は?
・春の七草粥のように食べることはできるの?

 

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秋の七草とは?意味は?

 

七草というと、真っ先に思い出すのが、七草粥の“春の七草”ですよね。

お正月で疲れた胃腸をいたわるために食べる、いわば漢方薬のようなもの。

 

しかし“七草”とは、本来“秋の七草”を指すものだったらしいんです。

つまりの七草の方が本家本元

 

・オミナエシ ・フジバカマ ・クズ

・ハギ    ・ススキ   ・キキョウ  

・ナデシコ

の七草を「秋の七草」と言います。

 

 

秋の七草は万葉時代より親しまれていました。

 

意味的には、「秋の訪れをいち早く知る」ための植物であったようです

 


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秋の七草の由来は?

 

秋の七草の由来は、奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ、次の2首が由来とされています。

・秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花 (万葉集巻8第1537番)

 

・萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし)また藤袴 朝顔の花 (万葉集巻8第1538番)

 

尾花とは現在のススキのこと。

朝顔の花”は、現在の朝顔ではなく、キキョウのことだったようです

 

 

ここで注目したいのは、万葉集に掲載された番号です。この2首は続けて掲載されているんですね。

 

つまり、続いているように考えられるわけです。この2首を合わせるとこんな意味になりますね。

秋の野原を歩いて、咲いている花を指折り数えてみたら、7種類あったよ。

 

それがハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウだった。

 


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秋の七草の漢字の書き方は?

 

秋の七草を漢字で書くと次のようになります。

ついでに花言葉も添えてみました。ご参考下さいね。

 

女郎花(おみなえし):美人、心づくし

尾花(おばな:ススキ):努力、活力、勢力、悔いなき青春

桔梗(ききょう):変わらぬ愛、気品、優しい温かさ

撫子(なでしこ):いつも愛して、思慕、純愛

藤袴(ふじばかま):躊躇、遅延、あの日を思い出す

葛(くず):治療、芯の強さ、恋のため息

萩(はぎ):想い、前向きな恋

 

秋の七草の覚え方は?

 

今までご紹介してきた秋の七草ですが、なかなか覚えられないのは私だけじゃないと思います(^^;)。

 

何か良い覚え方は無いんでしょうか?と思って調べてみましたら、語呂合わせがいろいろありましたのでご紹介しますね。

・お好きな服は?

・ハスキーなお袋

・おはぎ好きなクズとバカ

・大きなハカマはく

 

“お好きな服は?”が1番メジャーみたいですが、ご自分が覚えやすいものを選んで下さいね(^ー’*)b

 

この他に、他にで覚える方法もありますよ。

頭に残る、ちょっと面白い歌がこちら♪

 

 

春の七草粥のように食べることはできるの?

 

秋の七草は、春の七草と違って、主に観賞用。ですから、“秋の七草粥”というものはありません

 

しかし昔から漢方薬としては用いられていたものが多いんですよ。それぞれの効用をご紹介しますね。

 

七草 主な効用
女郎花 根を敗醤根(はいしょうこん)と言い、消炎、排膿作用があります
すすき 根茎を利尿薬として用います
桔梗 根を咳止め、去痰薬、のどの痛みの薬として利用します
撫子 全草を瞿麦(くばく)、種を瞿麦子と言い、煎じて飲むとむくみや高血圧に効果があります
藤袴 全草を乾燥させたものを蘭草言い、糖尿病に効果があります。お風呂に入れてかゆみをとる作用もあります
根を葛根と言い、風邪薬で有名な葛根湯(かっこんとう)の主役です。風邪のほか肩こりや神経痛などにも用います
根を夜関門(やかんもん)といい咳止め、去痰、胃の痛み、下痢などに用います

 

秋の七草を見つけに出かけませんか?

ところで、せっかく覚えた“秋の七草”、きちんと判別できますか?

 

語呂合わせや歌で名前を覚えたのは良いのですが、咲いている草花を見て、「あ、これが〇〇だ!」と言えなければちょっと勿体ないですよね。

 

最後に秋の七草を画像でご紹介しましょう。

 

女郎花(おみなえし)
女郎花

 

ススキ
ススキ

 

桔梗(ききょう)
桔梗

 

撫子(なでしこ)
撫子

 

藤袴(ふじばかま)
藤袴

 

葛(くず)
葛

 

萩(はぎ)
萩

 

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いかがでしたか?あ、これよく見かける〜!なんて花もあったのではないでしょうか。

 

普段何気なく見過ごしてる草花たちも、これが古来歌に詠まれ、秋の野花を代表する可憐で美しい“秋の七草”だと知れば、風流な気持ちになることでしょう

 

ぜひ、の七草を見つけに、出かけてみて下さいね。


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