【厄除けのお守り】飾り方や持ち方。期限や処分方法は?なくした場合は?
初詣などで厄除けのお守りを買うこともあることと思います。
毎年恒例の方も初めて買う方もおられることでしょう。
やはり厄除けのお守りがあると気持ち的にもかなり安心できますよね。
今年が厄年の場合や、なにか不安なことなどがあればなおさらです。
でも厄除けのお守りをもらったら、どこに置いておけばよいのでしょうか。
やはり神棚なのでしょうか?
今回は、厄除けのお守りの飾り方や持ち歩き方、効果や処分方法などについてご紹介します。
・厄除けお守りの持ち方は?
・厄除けお守りの効果期限はある?
・厄除けお守りが切れたりなくした場合は縁起が悪い?
・厄除けのお守りは人にあげても大丈夫?
・厄除けお守りの処分方法は?
厄除けお守りを飾る場所や置き場所は?
お守りはお札と違って、常に身に着けるものです。
飾るのではなく、持ち歩くようにしましょう。
ただ、カバンを持ち歩く習慣がない方など、どうしても持って出るのを忘れてしまうということもありますよね。
机の引き出しに入れっぱなしで忘れてしまったり、適当に置いておいて埃だらけに‥なんてことになったら目も当てられません。
ですから、持ち歩けない場合は、お札と同じように祀っておくとよいでしょう。
お守りの飾り方
神社でもらったお守りなら、神棚に置きます。
神棚がない場合や、お寺でもらったお守りは、次のような場所に置きましょう。
・ 立ち上がった状態で目線より高い場所
・ 明るく清潔な場所
・ できれば白い布(紙)を敷く
適当な場所がない場合は、壁に吊るしてもかまいません。
その場合、お守りが傷つかないように気を付けましょう。
間違ってもお守りに直接穴をあけるような押しピンで留めてはいけません。
厄除けお守りの持ち方は?
厄除けに限らず、お守りは肌身離さずに持ち歩くことが基本です。
昔は首から下げて入浴時以外は寝る時までも体から離さないという方も多くいました。
さすがに首から下げる人は減りましたが、いつも使うカバンにつけている方は多いですよね。
あとは、財布に入れている方、ジャケットの内ポケットに入れている方もいます。
自分のライフスタイルにあった方法でよいので、できるだけ外出時には持ち歩くようにしましょう。
ただし、ポケットに直接入れる場合に気を付けて欲しいことがあります。
一つ目は、洗濯してしまわないように気を付けることです。
お守りを洗うのはあまりよくないからです。
もう一つは、お守りを踏みつけないように気を付けることです。
わざと踏みつける人はいないと思いますが、パンツのお尻ポケットに入れていると、座る度にお尻で踏んでいることになりますね。
また、ジャケットなど上着の場合も、脱いだ上着の上につい座ってしまうということがあり得ますので十分に注意しましょう。
厄除けお守りの効果期限はある?
有効期限というわけではありませんが、お守りには役目を終える時があります。
厄除けお守りの場合は、厄年が終わったら一応の役目を果たしたということになります。
とはいえ、役目を終えたお守りを持っていても、悪いことが起こるというわけではありません。
慌てて捨てたりせずに、厄払いを受けた神社やお寺に返してお焚き上げしてもらいましょう。
また思い入れがあってずっと持っていたいという場合も持っていて大丈夫です。
きれいな状態で持っているようにしましょう。
買ったのが遠方でお焚き上げに持っていけない場合は、郵送か、近くの神社でお焚き上げしてもらいましょう。
厄除けお守りが切れたりなくした場合は縁起が悪い?
お守りは、厄災を振り払ったり、身代わりになったりしてくれるものです。
大事にしていたお守りを失くしたり、破れたりしたら、何か悪いことが起こりそうで不安ですよね。
でも大丈夫です。
縁起が悪いという考え方もありますが、どちらかというと厄を除けてくれた、祓ってくれたという考え方が主流です。
お守りが、あなたの身代わりになって災いを受けてくれたのです。
厄を祓ってくれたことを神仏に感謝するためにお礼参りにいくことをおすすめします。
もし、厄年がまだ終わっていない場合は、そのときに新たにお守りを頂いてもよいでしょう。
厄除けのお守りは人にあげても大丈夫?
お守りの起源は、『見護り』といわれています。
見護りは、刺繍や髪、御神木の欠片などを入れた袋を愛する人の無事を願って渡したものです。
もともと人にあげたり貰ったりするものだったのですから、お守りを人にあげることはいっこうにかまいません。
厄除けのお守りを人にあげるときには、想いを込めておくるとなお良いでしょう。
ぜひ大切な人や大事な場面で贈ってあげてくださいね。
厄除けお守りの処分方法は?
前厄、本厄、後厄と三年連続で厄除けに行くのであれば、一年ごとに更新すると良いでしょう。
古いお守りはお焚き上げしてもらいます。
本厄だけお参りに行く場合は、厄が明けたあとに神社に返してお焚き上げしてもらいましょう。
頂いた神社にお礼参りを兼ねて返納するのが一番ですが、ほかの神社でもお焚き上げはしてもらえます(※受け付けていない場合もあるので事前に確認すると安心です)。
あとは神様に「ありがとうございます」と感謝をするとバッチリですね。
厄除けのお守りは持ち歩くと吉◎
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厄除けのお守りの飾り方、持ち歩き方などについてお送りしました。
厄除けに限らず、お守りは肌身離さず持ち歩くのが一番良いということですね。
できれば、常にカバンやお財布に入れておくなどして携帯するようにしましょう。