凍った道も大丈夫!滑らない歩き方のコツ。雨雪におすすめの靴は?
初雪を見て心が躍るのも束の間、忘れかけていた冬ならではの大変さを思い出し、ため息が出てしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして雪が降り積もり始めた日には、「今年こそは転びたくない!」と願わずにはいられませんよね。
雪道で転ぶことは、体が痛いやら心が恥ずかしいやらで、できることなら避けて通りたい問題です。
そこで今回は、凍った道でも滑りにくい、滑らない歩き方のコツをご紹介していきます。
雨や雪の日におすすめの滑りにくい靴選びもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・凍った道(雪の日)でも滑らない歩き方は?
・雨や雪の日でも滑らないおすすめの靴は?
・凍った道や雪の日に歩く時の注意点は?
凍った道や雪の日でも滑らないようにするには?
靴底が平らな靴はNG
凍った道や雪の日に歩くとき、何よりもまず大切なことは滑りにくい靴を履くことです。
ブーツなどの冬靴でも靴を裏返して見てみると、意外と平らな靴底のものがあります。
平らな靴底は平らなスキー板やスノーボード板と同じで滑りやすいため、絶対にNGです。
雪の状態を見分ける
雪が降ったばかりの道は比較的滑りにくいので安心して歩いても大丈夫です。
ただし、雪が降ってから時間が経った場所は、通行人によって雪が硬く平らになり滑りやすくなっている場合が多いので、雪がどのような状態になっているのか見分けることも大切です。
滑りやすい場所に注意
凍っていないところを見つけながら歩くのは鉄則です。
また、凍っていなくてもマンホールや排水溝の鉄格子の上は、溶けた雪が残り滑りやすくなっているので注意が必要です。
デパートやコンビニ、駅の出入り口付近も滑りやすくなっていますので油断は禁物です。
晴れた次の日、雪が降った道は要注意!
足元に要注意なのは、晴れて雪がきれいに溶けきった翌日、雪が軽く降りつもった日です。
溶けかけたまま凍った場合では、ガタガタの氷になっているのでまだ滑りにくいので良いですが、雪が完全に溶けきったけれど蒸発はしていないという場合が最も危険です。
水の膜がきれいに凍るので、まさにスケートリンク状態になってしまっています。
その上に雪が積もるので、雪道だと思って安心して一歩踏み出した瞬間に、ツルン!と転んでしまうのです。
ブラックアイスバーンに気をつけて!
また、足跡の場所が雪の場合は、雪深く氷までたどり着かない場所なので、安心して歩いても大丈夫です。
ただし、足跡の場所にアスファルトが見えている場合は注意が必要です。
黒くアスファルトのように見えても、きれいな凍り方をしたブラックアイスバーンの場合がありますので、アスファルトなのか氷なのかをよく見て歩きましょう。
凍った道(雪の日)でも滑らない歩き方は?
大股歩きは厳禁
凍った道での大股歩きは危険です。
なるべく歩幅を狭くして歩くと、靴底が地面についている時間を短くすることができるので、滑らない歩き方ができます。
膝はまっすぐ・つま先に重心・靴底は平行
普通歩くときには、足をかかとからつま先にかけて徐々に地面につけていきますが、その歩き方では確実に滑ってしまいます。
言葉では表現しにくいですが、例えるならば、「ぽっくり」で遊ぶときの歩き方が一番滑らない歩き方のイメージに近いです。
「ぽっくり」とは、紐をつけた2つの缶それぞれに両足を乗せ、上から片足ずつ紐を引っ張りながら歩く竹馬のような道具で、幼少期に遊んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なるべく膝を曲げないようにして、重心はつま先のみにかけ、靴底が平行に地面に接するように歩くことが滑らない歩き方のポイントです。
かかとを離してしまうとバランスを崩すので、重心をつま先にかけすぎて、かかとが地面から離れないように注意してくださいね。
雨や雪の日でも滑らないおすすめの靴は?
男性は靴底をチェック、女性の雨用はレインシューズを
雨や雪で滑らないためにはもちろん、靴底がギザギザしているものがベストです。
ただ、男性は季節を問わずどんなデザインでも靴底がギザギザしているものが手に入りますが、女性用はあまり見かけません。
女性の雨の日対策にはレインブーツやレインシューズを履くことをおすすめします。
バレエシューズデザインなど、普通の靴のようなかわいいデザインのものがたくさん出ていますよ。
女性の冬用も靴底チェック!ヒールは太め
問題は、冬の雪用の靴です。
女性の雪用の靴は、いかにも!というデザインのものが多いのも事実。
滑りたくはないけれど、冬もおしゃれを楽しみたいですよね。
女性の多くは冬にブーツを履きますが、選び方が重要です。
まずは男性と同じように、どんな靴を買うときも必ず靴底を忘れずにチェックしてください。
平らなものはいくら滑らない歩き方をしても確実に滑りますので、絶対にやめましょう。
ムートンブーツやフラットタイプのブーツは、滑らない歩き方がしやすくおすすめです。
ヒールブーツはバランスが崩れてしまうのであまりおすすめはできませんが、どうしてもという場合は、ヒールが太めのものを選ぶと安定しやすく滑りにくくなりますよ。
凍った道や雪の日に歩く時の注意点は?
滑らない歩き方でもご紹介しましたが、必ず重心はつま先におくことです。
重心を前におくのは、もちろん滑らないためでもあるのですが、もう一つ理由があります。
後ろに重心をおいてしまうと、いざ滑ったときに背中から転んでしまう可能性があり、大変危険です。
転んでしまっても前に倒れられる方が、ケガをしにくくなります。
また、ポケットに手を入れたり、両手で荷物を持ったりすることもおすすめできません。
いざ転んだときにすぐ手をつけるように、両手は開けておきましょう。
滑らない歩き方で、今年こそ転ばない!
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今回は凍った道での滑らない歩き方のコツ、滑りにくい靴選びをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
痛い!のみですめばまだ良いのですが、転倒が思わぬケガに繋がってしまう危険性もありますので、やはり雪道は慎重に歩きたいものです。
ご家族や友人などにもぜひ、滑らない歩き方をシェアしてくださいね。