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〈寒の入り(小寒)・寒の明け〉2020!意味や時期は?大寒はいつ?


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日本には春夏秋冬よりもさらに細かく分けられた季節の節目がたくさんあります。

 

中でも冬の最も寒い時期を表す「小寒」「大寒」「寒の入り」「寒の明け」という言葉があるのをご存知でしょうか。

 

そこで今回は、寒の入り(小寒)・寒の明けの意味や時期について、詳しくご紹介していきます。

 

寒い冬の時期にテレビなどでよくみる行事から、毎年関わることの多い身近な行事まで、

 

「寒」にまつわる行事も併せてご紹介しますので、「そういう意味だったのか!」と知識を深められること間違いなしですよ。

・“寒の入り(小寒)”、“寒の明け”とは?寒の内は?
・2020年の“寒の入り”、“寒の明け”はいつ?
・大寒とは?いつ頃のこと?
・小寒、大寒前後の二十四節気は?
・寒の内に行われる行事は?
・“寒の入り”、“寒の明け”を使った俳句は?
・寒の内にある寒四郎や寒九とは?
・寒の戻りとは?

 

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“寒の入り(小寒)”、“寒の明け”とは?寒の内は?

寒の内 寒中

「寒の入り(かんのいり)」は、字を見ただけで、寒い季節の訪れを感じますね。

 

でも、「寒の入り」は、気温によって決まっている訳ではありません。

 

二十四節季のひとつ、小寒が、「寒の入り」と呼ばれているのです。

 

「寒の入り」ともいわれる小寒は、春分や秋分、夏至や冬至のように、1年を24等分に区切った季節の節目(二十四節気)となる呼び方の一つで、1年の中で最も寒くなる期間となります。

 

二十四節気というのは、中国で生まれた暦で、日本では江戸時代から使われて生活に根付いてきました。

 

寒の期間は暦上の春となる立春の日まで続き、小寒から立春の前日までを「寒の内(かんのうち)」または「寒中(かんちゅう)」と呼び、立春の日のことを「寒の明け」と呼びますよ。

 


2020年の“寒の入り”、“寒の明け”はいつ?

2019年 寒の明け
2020年の「寒の入り(小寒)」は1月6日(月)、「寒の明け(立春)」は2月4日(火)です。

 

前後3年の寒の入りと寒の明けの日はこちら。

〈寒の入り(小寒)〉
2021年1月5日(日)
2022年1月5日(水)
2023年1月6日(金)


2019年1月6日(日)
2018年1月5日(金)
2017年1月5日(木)

 

〈寒の明け(立春)〉
2021年2月3日(水)
2022年2月4日(金)
2023年2月4日(土)


2019年2月4日(月)
2018年2月4日(日)
2017年2月4日(土)

 

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大寒とは?いつ頃のこと?

大寒 いつ頃

 

寒とは、寒の入りから寒の明け前日まである寒の内のちょうど真ん中の日のことです。

 

大寒は1年で最も寒い日といわれており、大寒の朝の冷えた水は1年間腐ることがないとされていたほどなのだとか。

 

寒の内は約30日間ありますので、小寒から数えて約15日後が大寒となりますね。

小寒と大寒の違いを分かりやすく言うと、小寒は【寒さが厳しくなり始める頃】で大寒は【寒さが最も厳しい頃】ということですね。

 

2020年の大寒は1月20日(月)ですよ。

前後3年の大寒はこちら。

2021年1月20日(水)
2022年1月20日(木)
2023年1月20日(金)


2019年1月20日(日)
2018年1月20日(土)
2017年1月21日(土)

 

小寒、大寒前後の二十四節気は?

小寒 大寒 二十四節気

 

小寒からの流れは先程ご紹介した通り、小寒から約15日後が大寒、大寒から約15日後が立春となり、暦の上では春となります。

ちなみに、小寒からさかのぼった一つ前の節目となるのが、昼の時間が最も短くなる冬至ですよ。

 

すなわち、『冬至』→15日後→『小寒(寒の入り)』→15日後→『大寒』→15日後→『立春(寒の明け)』ということですね。

 

そして小寒と大寒の期間が寒い時期、つまり“寒の内”となります。

 

寒の内に行われる行事は?

寒の内 行事

 

寒稽古

寒の内に行われる代表的な行事に、「寒稽古」や「寒中水泳」があります。

 

寒さが最も厳しくなる寒の内だからこそ、寒さに耐えることで身体や心を鍛えられるとして昔から行われてきたのでしょう。

 

寒中見舞い

また、身近な行事としては、「寒中見舞い」がありますね。

寒中見舞いは寒の内に出す季節の挨拶状で、厳しい寒さの中、相手の身体を気づかうメッセージを送るものです。

 

寒中見舞いは、喪中で年賀状を送ることができない場合や、松の内(1月7日)までに年賀状を送ることができなかった場合に寒中見舞いを出すことが一般的ですよね。

今年の寒の入りは1月6日ですが、寒中見舞いは松の内が終わった1月8日以降に出すようにしてくださいね。

 

また、立春を過ぎてしまった場合は、「余寒見舞い(よかんみまい)」となります。

 

七草粥

七草粥 節句

 

1月7日の人日(じんじつ)の節句(七草の節句)には、七草粥を食べる習慣がありますね。

 

春の七草は、邪気をはらい、健康になるとされています。

 

この春の七草が入った粥を食べて一年間の無病息災を祈る七草粥は、お馴染の習慣ですね。

 

春の七草

せり
なずな
ごきょう(ははこぐさ)
はこべら(はこべ)
ほとけのざ(こおにたびらこ)
すずな(かぶ)
すずしろ(だいこん)

 

“寒の入り”、“寒の明け”を使った俳句は?

寒の入り 寒の明け 俳句

 

寒の入りや寒の明けを使った俳句をご紹介します。

 

寒さが始まったことを感じさせる「寒の入り」の俳句と、寒さがゆるみ暖かさを感じられる「寒の明け」の俳句の対比を楽しんでみてくださいね。

 

寒の入りを使った俳句

夕焼けに野川が染みつ寒の入り 水原秋櫻子
月花の愚に針たてん寒の入 松尾芭蕉
よく光る高嶺の星や寒の入 村上鬼城
寒に入る日の新聞をひろひよみ 星野立子
すべり台児は頭から寒に入る 萩山栄一

 

寒の明けを使った俳句

けふ寒の明けるといふに餅をつく 高浜虚子
ふるさとの菓子噛み割りし寒の明け 横光利一
寒明くる白い障子を北にはめ 清水径子
寒明けぬ鳥の名前のひとつずつ 永末恵子
けものらの耳さんかくに寒明けぬ 三橋鷹女

 

寒の内にある寒四郎や寒九とは?

寒の内 寒四郎 寒九

 

寒の内の期間には、大寒の他にも「寒」を使った表現がいくつかあります。

一つは「寒四郎(かんしろう)」

 

寒四郎とは、寒の入りから4日目のことで、この日の天候がその年の収穫を表すという、いわば占いのような日でした。

 

寒四郎の日が晴れていればその年は豊作、雨や雪など悪天候であれば凶作とされていたそうですよ。

もう一つは「寒九(かんく)」です。

数字の通り、寒の入りから9日目のことで、寒四郎と同じく天候でその年の収穫を占っていました。

 

寒九の場合は寒四郎とは反対で、雨が降ると恵みの雨と考えられ、豊作になるといわれていたそうです。

 

寒九に降る雨のことは「寒九の雨」と呼ばれていましたよ。

 

小寒の時期に咲く花は?

小寒 時期 花

 

「小寒」のころは花が少ない時期ですが、その分咲いている花が鮮やかに見える時期でもあります。

 

小寒の頃に見頃を迎える花をご紹介しましょう。

 

蠟梅 (ろうばい)(「蝋梅」「臘梅」)

蝋梅 咲く

 

十二月下旬から春先まで咲く梅に似た花です。

 

原産地は中国で、17世紀ごろ日本に渡来したとされています。

別名「唐梅(からうめ)」、「南京梅」、「金梅」。

 

香りが梅よりも強いので「香梅」ともいわれています。

 

水仙 (すいせん)(雪中花(せっちゅうか))

水仙 雪中花

 

春先から咲く品種もありますが、冬に見頃を迎える水仙も多いです。

 

早咲きの水仙が見頃を迎えるのは、正に小寒の頃です。

 

寒椿 (かんつばき)

寒椿 冬

 

名前に「寒」がつくだけに、冬の寒さ厳しい時期に見頃を迎えます。

 

山茶花 (さざんか)

山茶花 冬

 

寒椿と見た目も時期も似ているために混同されやすい花です。

 

童謡「たき火」にも登場する、冬を代表する花ですね。

 

寒の戻りとは?

寒の戻り 季節

 

「寒」を使った季節を表す言葉に、「寒の戻り」があります。

寒の戻りとは、寒の明けである立春から4月頃の間、春に向かいだんだんと暖かくなってきたと感じていたところで、急に冷え込んでしまうことです。

 

低気圧の通過後、西高東低の気圧配置になることがあり、一時的に寒気が流れ込んできてしまうのです。

まるで「寒」の時期に戻ったような寒さになってしまうので、寒の戻りと表現するのですね。

 

「寒」を楽しむ心も忘れずに

小寒 意味 時期

 

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の入り(小寒)・寒の明けの意味や時期について、詳しくご紹介ましたが、いかがでしたか。

 

美しい四季をしっかりと感じられるのは日本ならではの特権です。

 

寒い時期には寒さに負けてしまいそうにもなりますが、冬の「寒」を一つの風情として楽しむ心も忘れずに持ち続けていたいものですね。

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