靴のカビの取り方【スエード・スニーカー】落とし方や防止方法は?
湿気のこもるこの時期、カビに悩まされていませんか?
キッチンやお風呂場など、カビが良く発生する場所は予防をする人はたくさんいます。
衣類などにもカビが生えることがありますが、乾かせば対策することができますよね。
では、靴はどうでしょうか?
気がついたらなんか白っぽい‥まさかカビ!という経験をした方も多いことと思います。
靴は素材によってカビの取り方が違います。
今回は、素材別に効果的な靴のカビ取り方やカビの落とし方をご紹介します。
お手入れすることで靴もきれいに長持ちしますので、節約効果も高いですよ(^^)
この記事の目次
靴のカビが生える原因は?
靴のカビが生える原因は4つあります。
・ 高温
・ カビの栄養分
・ 酸素
カビの最大の原因はとにもかくにも『湿気』です。
温度の高い夏は、靴のカビが発生しやすい季節です。カビの栄養分は靴汚れや皮脂などです。
まずは原因が明確に分かればカビを確実に防止することができますね。
スエードやスニーカーもばっちり!靴のカビ取り方は?
靴にカビが生えてしまった時にはどうしたらいいのでしょうか。
特に天然の革でできた靴はカビが繁殖しやすいので厄介ですね。
スエードやスニーカーもばっちりの靴のカビ取り方をご紹介します。
スエードの靴のカビの取り方は?
スエードの靴は表面にもカビがついてしまいます。
まずは靴の中に水が入らないように新聞紙を入れます。
ティッシュでカビをふき取ります。
馬毛ブラシでブラッシングをします。
カビの部分だけ洗うとシミになってしまうので全体的に洗いましょう。
スポンジを使い、水を少しずつかけていきます。
歯ブラシにスエードシャンプーをつけて洗っていきます。
洗ったらスポンジで水をかけながら洗剤を落としていきます。
洗い流したら靴をタオルで拭いて水気を取ります。
シューキーパーを入れて乾かします。
完全に乾いたらスエード用のブラシで革を起毛させます。
完成です!
動画では手順も分かりやすいので、スエードの靴がカビてしまったらすぐに実践できますね!
専用の洗剤を使えば、靴が傷まずに洗えるので安心です。
革靴の中にカビが生えた時の取り方は?
雨に濡れた革靴を放っておくと中にカビが生えてしまいます。
捨てるのももったいないので、カビが取れたら経済的にも助かりますよね。
カビ用のミストがあると簡単です!
キッチンペーパーに塗布してカビをとっても良いですが、カビの部分にスプレーします。
キッチンペーパーなどで丁寧にふき取ります。
ふき取りが終わったら予防のためにスプレーします。
面倒臭がりですぐにカビが生えてしまう方は、カビ用スプレーがあると便利ですね。
難しいやり方ではなく、すぐにカビが取れる簡単な方法ですよ。
ほかにもカビの取り方に使えるもの
専用のカビスプレーやクリーナー以外にもカビをとることができるものがあります。
・ アルコール
・ 酸素系漂白剤
そのまま単体でも組み合わせても使うことができます。
革靴なら重曹でこすってカビを落とし、最後に除菌用のアルコールスプレーを吹き付ければカビの防止も完璧ですね!
革靴は靴の中にもカビが発生します。アルコールをスプレーするのなら中にも忘れずに。
スニーカーは丸洗いできますが、目に見えないカビは酸素系漂白剤で落としましょう。
漂白剤は赤、黒のカビに有効です。
丸洗いする前に重曹や酸素系漂白剤に30分ほどつけてから洗いましょう。重曹と酸素系漂白剤を混ぜたものにつけてもOKですよ。
スニーカーの場合には色物だと色落ちすることがあります。白のスニーカーは驚くほど白く綺麗になりますよ。
靴のカビを丸洗いで落とす場合の洗い方は?
画像のように靴にカビがあると一気に丸洗いしたくなりますね!
スニーカーは躊躇なくできますが、スエードの靴は自分で洗う人は少ないと思います。
靴にカビが発生した時や臭いが酷い時にも、丸洗いの仕方が分かると重宝しますよ。
スエードの靴の丸洗い方法は?
用意するものは、シューキーパー、豚毛ブラシ、クレープブラシ、スエード専用スプレー、スポンジ、スエード専用シャンプー、歯ブラシ、新聞紙です。
豚毛ブラシで軽くブラッシングをして大き目のごみを落とします。
5分ほどお湯につけておくと汚れが浮いて落としやすくなります。
スポンジを濡らしてシャンプーを泡立てます。
泡立てたら靴を洗っていきます。
靴が臭う時には中も洗います。
スエードの毛並みを歯ブラシでゴシゴシ洗っていきます。
凹んで洗えない箇所は内側から手で押さえて洗います。
洗ったら靴についた泡を流します。
泡を流したらタオルで水気をふき取ります。
靴の中の水気もタオルでしっかり取ります。
新聞紙を中に詰めます。
風通しの良い日陰で乾かします。
半乾きになったらシューキーパーを入れて乾かします。
クレープブラシでブラッシングをするとスエードの毛並みをほぐすことができます。
全体的に素早く防水スプレーをします。
後ろから前へ流れるようにブラッシングします。
完成です!
洗い前の準備から仕上げまで丁寧に解説されています。
初めて丸洗いする人も動画を見ながらであれば、綺麗にスエードの靴を丸洗いができますよ。
スニーカーの丸洗い方法は?
スニーカーを丸洗いする人は多いですね。
靴にカビを発生させないようにお手入れ方法を知っている人は少ないかもしれません。
動画にもお手入れ方法を紹介しているものがあるので、参考にすると新品のように綺麗になりますよ!
洗い方からアフターケアまでを知っていると、お気に入りのスニーカーを長く履くことができますしお財布にも優しいですね。
クリーニングの相場や期間は?
自分で取ることができないカビはクリーニングに出すと綺麗にしてくれます。
靴のカビ取りの相場は業者によって変わります。紳士靴、婦人靴なら2,500円~4,000円の相場でカビを綺麗にすることができます。
業者によって幅があるので口コミなどを参考にして安くて腕の良い業者を見つけましょう!靴のクリーニング期間は早いお店で4日ほどです。
近くに靴のクリーニングがない場合には、配送サービスを行っているクリーニングもあります。配送の場合には1ヵ月かかることもありますので気長に待ちましょう。
ただ預けていることを忘れないようにどこかにメモしておくと良いですね。配送の場合には前もって費用や期間を問い合わせできるので確認しましょう。
靴のクリーニングではカビを防止する加工をしてくれるクリーニング店もあります。
自分であまり対策ができない時には、防止ができるクリーニングを利用すると良いかもしれませんよ。
靴のカビを防止する方法は?
靴のカビを防止するためにどうしたらいいのでしょうか?
実はちょっとした工夫でカビの発生を防ぐことができますよ!
靴の汚れはまめに取り除く
靴には汚れがたくさんつきます。汚れはカビの栄養になるのでこまめに取り除きましょう!
一日履いた靴もホコリがつくので、しまう前に綺麗にしてからしまいましょう。
長期間履かない靴も念入りに掃除をしてから下駄箱にしまうと、靴や下駄箱のカビ防止になりますよ。
履いた靴は下駄箱にすぐにしまわない
履いた靴は汗で湿気を含んでいます。
そのまま下駄箱にしまってしまうとカビが発生しやすい環境になります。
履いた靴はすぐにしまわずに、乾燥させてから下駄箱に入れるとカビを防止することができます。
雨で濡れた靴は、新聞紙や紙を丸めていれると乾燥させることができますよ!
下駄箱の除湿を行う
下駄箱の中は湿気がこもりやすいです。
空気の入れ替えをすることで湿気がこもるのを防止することができます。
毎日入れ替えをする必要はありませんが、月に1~2度はしばらく開けたままにして空気の入れ替えをしましょう。
その際に、玄関のドアと部屋の窓も少し開けることでより換気ができますね。
下駄箱の中に靴がたくさん入っていると湿気がこもりやすいです。
靴は下駄箱に入れ過ぎないようにすることで、靴にカビが発生するのを防ぐことができますよ。
靴の下に新聞紙やすのこを敷いたり、除湿剤を入れることでも湿気を防止することができます。
カビの取り方が分かれば長く靴を履くことができる!
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スエードやスニーカーの靴のカビ取り方や落とし方をお送りしました。
靴にカビを見つけた時がっかり感が半端ないですよね!
靴箱に入れればカビが生えない、というわけではないので、靴にカビが生えないちょっとした工夫をするとカビ防止になります。
お気に入りの靴はカビが生えても捨てにくいものです。
スエードの靴や革靴、スニーカーのカビは、取り方が分かれば長く履くことができます。
自分でカビ取りができない時には、クリーニングを利用すると元通り綺麗にしてくれますよ♪