青柏祭2019の日程と見どころ!でか山おすすめスポットや屋台は?
青柏祭は石川県七尾市にて開催される大規模な春祭り。
青柏祭は国指定の重要無形民俗文化財にもなっており、「でか山」と呼ばれる巨大な山車を曳きまわすというダイナミックな行事が主役となっています。
大地主(おおとこぬし)神社の祭礼で、力強い“辻廻し”や豪快な“せり上げ”など見どころたくさん。
曳山に飾られる趣向を凝らした歌舞伎人形も必見です。
青柏祭の重要ポイントをまとめていきますので、参加を考えている方はぜひこの記事の内容を参加前の予習としてご活用くださいね。
今回は、青柏祭2019のでか山やイベントの見どころ、アクセス方法などを下記の順番で紹介していきます。
また、青柏祭で振る舞われる屋台や、七尾市内の温泉情報なども合わせてご紹介!
でか山の曳きまわしで汗を流して、石川県名物でお腹を膨らまし石川の湯で体を癒していきましょう。
・青柏祭2019の日程!目玉的存在「でか山」の楽しみ方は?
・青柏祭の屋台といえば「能登食祭市場」で決まり!
・青柏祭で疲れた体を癒そう♪名湯の地「和倉温泉」
・青柏祭のアクセス方法や駐車場は?
青柏祭2019の日程!目玉的存在「でか山」の楽しみ方は?
日本一のでか山を豪快に曳き廻す!
青柏祭の名前の由来は、『神饌(しんせん)を青い柏の葉に盛って供えた』ことから付きました。
青柏祭は大地主(おおとこぬし)神社の春祭りで、日本一の規模といわれる曳山(でか山)が一番の見所となっています。
形は上が広がった末広型で、高さは約12m、奥行きは約13m、車輪は約2m、重さは約20tという巨大な山車。
遠くからでもひと目でそれと分かる大きさは迫力抜群!
でか山の名もこの大きさからきているんですよ。
素朴な作りながら、上段に歌舞伎の名場面がしつらわれとても存在感のある豪奢な見栄えになっています。
この迫力満点のでか山を、「エンヤ、エンヤ」の威勢のよい掛け声とともに曳き回す男衆。
巨大なでか山を方向転換させる“辻廻し”の迫力は圧巻。
また、でか山を斜面に押し上げる“せり上げ”の豪快さにも圧倒されます。
家よりも巨大なでか山が移動していく様子は驚嘆するばかりですよ。
信号や看板などに当たらないように、うまくバランスを取りつつ狭い路地を進んでいく技術に見物客も拍手喝采です。
でか山曳き廻しのルート
でか山の走行ルートマップはこちらになります。
現在でか山3台が集結する地点は、4つの場所(大地主神社境内・能登食祭市場・七尾駅前交差点・御祓川仙対橋)になっています。
三つの山車は水色線のルートを走り、4日の12:30頃に大地主神社へ三台が集結します。
また、5日は11:15頃に能登食祭市場付近、12:45頃に七尾駅前(ミナクル)交差点、14:30分頃に御祓川仙対橋にも集結するので、この四か所がでか山を楽しめるポイントですね。
巨大な建築物のようなでか山が、3台揃っている風景はなかなか見ることができないので、要注目ですよ。
でか山は上部が広がっている作りなので、横から見るのと前から見るのとではまた違った光景になります。
横からだとスレンダーですが、前から見るとクジャクのように広がった豪華な景色を見れますよ。
ぜひいろいろな角度から眺めてみてくださいね。
でか山を走らせる曳き回しには誰でも参加できるので、そちらもおすすめです。
みんなでヨイショヨイショと引っ張るのも楽しいですよ。
子供も喜ぶこと間違いありいません。
縄を引っ張る時に手を傷めないように、軍手や手袋をもっていくといいですね。
七尾まだら
七尾まだらとは、手拍子のみで朗々と歌われる厳粛な祝儀唄。
曳き納めででか山を納めた後披露されます。
古来船乗りの祝儀唄として歌われていた七尾まだら。
独特の抑揚が効いていて、振り付けを見ながら思わず聞き入ってしまいますよ。
イベントもおすすめ!
青柏祭ではイベントも行われます。
でか山の小さいサイズの“こども山”を曳いたり、ステージでは太鼓演奏や民謡を聴くことができますよ。
でか山を楽しんだ後にお寺でお茶を飲むこともできます。
イベントの日時はこちら。
【「こども山」イベント】(テント市や各イベント)日時:5/5(金祝)9:30~14:30
場所:パトリア・ミナクル(七尾駅前周辺)
〈こども山の運行〉
時間:10:00~、11:30~
※小学生以下およびお年寄りのみ
【青柏祭アトラクション】
日時:5/5(金祝)14:30~16:00
場所:泰平橋特設ステージ
プログラム:七尾まだら、七尾豊年太鼓、民謡、歌謡ショー
【でか山茶会】
日時:5/5(金祝)9:00~15:00
場所:願正寺
料金:1,000円
青柏祭の屋台といえば「能登食祭市場」で決まり!
青柏祭ではいろいろな屋台が出回ります。
たこ焼きやからあげ、ベビーカステラ、射的などお祭りの屋台も多く出店しますが、一番はやはり能登食祭市場になります。
平成3年に建てられたこの施設では、七尾市で獲れる新鮮な魚介を堪能することができます。
レストランやフードコートにて現地の味を堪能することもできますし、生鮮市場でお土産も楽しめます。
この施設は青柏祭にも深く関わっており、祭りの最終日である5日の11時15分ごろには3台の山車がこの市場に集結する様子も見られますよ。
また、能登祭歳時館というブースもあり、青柏祭関連の展示等も行われています。
祭りに疲れた体をここで癒しながら、でか山見物を楽しんでみるのもいいですね。
青柏祭で疲れた体を温泉で癒そう♪
青柏祭の会場の周辺には温泉もあり、お祭りの疲れを癒すのにピッタリです。
青柏祭周辺おすすめ温泉をご紹介します。
和倉温泉総湯
七尾駅から電車で5分ほど行くと、和倉温泉駅に到着します。
こちらは日本でも珍しい、“海の温泉”が湧き出る観光名所なんですよ。
沖合60mの海中から湧き出るこの湯は、傷ついた足を癒すシラサギを追って見つけたという伝説が残されています。
海の温泉である和倉温泉は、豊富な塩分を含んでいるという特徴があります。
塩の恩恵から、殺菌効果、保温効果、美肌効果という三大効能が期待できますよ。
また、アトピーやリューマチ、痛風や婦人病にも効くと言われています
2倍に薄めて飲むことで胃腸病、貧血に良いとも言われていますよ。
湯量も多く、ゆっくりお湯につかれば旅の疲れも癒されます!
高いその薬効から「世界三等鉱泉」の栄誉を持っており、皇族が来訪されたこともある、まさに名湯ですね。
営業時間:7:00~21:00
定休日:毎月25日(土日の場合には翌月曜日)
料金:大人440円/小学生130円/未就学児50円
小粋な宿 花ごよみ
100%源泉かけ流しの和倉温泉が楽しめる日帰りプランがあります。
和倉温泉の中でも源泉かけ流しは珍しく、ゆったりのんびりできちゃいます!
泉質も抜群に良く、大変好評です。
リュウマチ、神経痛、痛風、アトピーなどの効能があります。
2倍に薄めると貧血や胃腸病にも効果があるとされていますよ。
料金:1,200円
ホテル海望(かいぼう)
ホテル海望の温泉は日帰りでの利用もOKです。
バスタオルやシャンプーも付いているので手ぶらで利用が可能です。
ホテル海望の温泉は保温効果が高く、入浴後も体がポカポカで温かいです!
ホテル海望は温泉街の中でも湯量が豊富で、まるで海に浸かっているかのような感覚を味わえます。
温泉からは、海や能登島と七尾湾の素敵な景色を眺めることもできますよ。
料金:大人1,200円/子供600円(3歳以上中学生未満)
青柏祭のアクセス方法や駐車場は?
場所:大地主神社
住所:石川県七尾市山王町1-14
七尾市観光協会(0767-53-8424)
青柏祭は石川県七尾市にある、大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)がメイン会場になります。
能登半島の端となかなか遠いスポットなので、ルートをどうしたらいいかや交通規制・駐車場の心配をする方もいるでしょう。
まずはここで青柏祭参加のための基本情報をご紹介しますね。
電車でのアクセス
最寄駅はJR七尾駅になります。
北陸新幹線で金沢まで一本で行けるようになったので、金沢から特急等を乗り継げばすぐに到着できます。
駅から神社までは少々歩きますが、青柏祭の時期は町中がお祭りのような状態になっているので、すぐに祭りの空気を楽しむことができますよ。
車でのアクセス
東京方面から来られる場合は、関越道・中央・東海道を経由道しての移動が可能となっております。
名古屋、大阪方面から来られる方は、米原ジャンクションから北陸道に入るルートを使うといいでしょう。
能登里山海道を使って移動すると、途中で波打ち際を見ながら走行ができるスポットがあります。
駐車場
駐車場は、七尾駅周辺の比較的広範囲に無料・有料の駐車場があります(上地図のPマーク)。
例年大体この位置に臨時駐車場を用意するようです。
台数には限りがあるので、利用される場合はお早めに。
係の方が誘導にしたがって駐車しましょう。
また、公式HPの方からも交通情報を逐一更新してくれるようになっています。
交通規制は規制箇所や迂回路が毎年日にちごとに細かく変動するため、情報が確認できるようスマートフォンやPC、タブレット等を用意して現地へ向かうのが一番ですね。
圧巻の大迫力!辻回し
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青柏祭の紹介記事はいかがでしたでしょうか。
でか山の見どころはやはり「辻廻し」。
七尾市は青柏祭を始めとして、食も癒しも兼ね備えた素敵な観光地です。
重要無形民俗文化財およびユネスコの無形文化遺産でもある青柏祭。
石川県の誇る豪壮なお祭りとともに、海産物や海の温泉もたっぷりと楽しみましょう!