六義園の桜2025の見頃と開花!ライトアップやお花見の混雑は?駐車場は?
六義園(りくぎえん)は東京都文京区駒込にある都立公園です。
都内でも屈指の名桜なので、桜の季節にはとても多くの人々が訪れます。
桜が一面にいっぱい咲くわけではないのですが、六義園のシダレザクラの大木は、滝のように流れる薄紅の花枝が非常に美しく、桜の名所として知られているんですよ。
徳川綱吉(5代将軍)の側用人、柳沢吉保が約7年の歳月を費やして完成させた回遊式築山庭園で、江戸時代を代表する日本庭園として特別名勝に指定されています。
夜空に浮かぶきれいなピンク色の桜を楽しめる幻想的なライトアップも、素晴らしい趣があります。
大名庭園のライトアップもとてもきれいですよ。
今回は、六義園の桜2025年の見頃時期や見どころ、ライトアップや混雑などについてご紹介します。
※下記は以前の内容となっております。
※2025年は記載内容と異なる場合があります。
この記事の目次
六義園の桜2025年 見頃の時期や開花は?
満開の巨大なしだれ桜は圧巻!ライトアップも格別の美しさですよ♪日本の風情を楽しみましょう。
[2024年 開花・見頃時期]
〔シダレザクラ〕
開花時期:3月17日頃~4月9日頃
見頃時期:3月29日頃~4月6日頃
最見頃予想:3月30日頃~4月4日頃
〔ソメイヨシノ〕
開花時期:3月29日頃~4月17日頃
見頃時期:4月4日頃~14日頃
最見頃予想:4月5日頃~12日頃
六義園の例年の開花状況としては、3月上旬ころより開花が始まり、3月中旬ころより4月上旬ころまで、ソメイヨシノやシダレザクラが満開を迎えます。
この後、遅咲きのヤマザクラ、カンザンなどが咲き4月中旬ころまで楽しむことができるでしょう。
ただし六義園の桜は、本数自体はさほど多くはないので、3月中旬~下旬のシダレザクラの満開時期に合わせて行くと良いと思います。
六義園のシダレザクラはソメイヨシノよりも少し開花が早いのが特徴です。
一般のソメイヨシノが満開となるのは3月下旬ころですが、六義園のシダレザクラは3月中旬より見頃を迎えます。
ソメイヨシノの開花時期ではなく、ライトアップ期間に合わせて行くと、まず間違いがないと思いますよ。
ただし気象条件によっては桜の開花時期や満開時期がずれることもあります。
今年の気候状況からみた桜(シダレザクラ・ソメイヨシノ)の開花・見頃時期はこちら。
2024年 六義園の桜 開花・お花見時期予想
〔シダレザクラ〕
咲き始め :3月18日(月)頃
五分咲き :3月29日(金)頃
満開日予想 :3月31日(日)頃
花(桜)吹雪:4月3日(水)頃
葉桜傾向 :4月6日(土)頃
〔ソメイヨシノ〕
咲き始め :3月30日(土)頃
五分咲き :4月4日(木)頃
満開日予想 :4月7日(日)頃
花(桜)吹雪:4月11日(木)頃
葉桜傾向 :4月14日(日)頃
※気候などの影響により変動する可能性があります。
葉桜傾向後は葉が目立ちますがしばらくは桜の花を楽しめます(天候や生育環境、品種・年数など状況にもよります)。
※下記は昨年の開花の流れとなっております。
〔シダレザクラ〕
開花予想日 :3月11日(土)頃
五分咲き :3月15日(水)頃
満開日予想 :3月16日(木)頃
花(桜)吹雪:3月22日(水)頃
葉桜傾向 :3月25日(土)頃
〔ソメイヨシノ〕
開花予想日 :3月18日(土)頃
五分咲き :3月23日(木)頃
満開日予想 :3月25日(土)頃
花(桜)吹雪:3月28日(火)頃
葉桜傾向 :3月31日(金)頃
見頃の時期を外さないためにも、六義園へお出かけする前に現在の開花状況をチェックしておくことをおすすめします。
詳しい開花状況についてはこちらの六義園のページで確認できます。
また、3月中旬頃からは、しだれ桜開花状況専用電話も利用可能です(03-3941-6277)。
六義園のしだれ桜はとても大きいので、7分咲き程度でも十分見栄えがよくきれいですよ。
六義園サービスセンター(03-3941-2222・09:00~17:00)
※2025年は記載内容と異なる場合があります。
六義園の桜 見どころは?
六義園は徳川5代将軍・綱吉の側用人であった柳沢吉保が、和歌の世界を庭園で表現しようというコンセプトの基に設計した大名庭園。
開園当初から、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられるほどの名庭園です。
桜の本数は約40本としては決して多くはありませんが、回遊式築山庭園の庭園美とともに情緒ある桜を楽しむことができます。
なかでも都内屈指の大きなしだれ桜は必見。
庭園はしだれ桜を右手に観ながら時計回りに行くと、美しい風景を楽しみながら効率的に廻れますよ。
時間:09:00~17:00(最終入園16:30)
※ライトアップ期間中は21:00まで(最終入園20:00)。
料金:中学生以上300円、65歳以上150円、小学生以下 無料
定休日:12/29~1/1
六義園のシンボル!巨大な枝垂れ桜
特に庭園の中心部、内庭大門をくぐった瞬間に、目の前に現れる巨大なシダレザクラは見応え十分。
このシダレザクラ(エドヒガン)は、高さ約15m、幅約20m、樹齢約70年以上になる、六義園のシンボル的な桜の巨木で、満開期には薄紅色の花枝を地につくほど垂らして咲きほころび、幻想的な滝を眺めているように壮観。
想像以上に大きく優雅な佇まいは一見の価値ありですよ。
ボランティアガイドもおすすめ
六義園では都内とは思えないような雅やかな景観を楽しめるので、ゆったり過ごすことができます。
それほど広大でもないので、ゆっくり散策して約1時間くらい、通常ではだいたい20~30分ほどで廻ることができるでしょう。
都内では珍しいカワセミもいる場合があるので探してみてくださいね。
また、無料のボランティアガイドも行われているので、ぜひ参加してみましょう。いろいろ詳しく知ることができますよ。
日時:土日祝(11:00~、14:00~)
桜の種類は?ほかの花は?
六義園の桜の種類はソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラ、カンザン、など。
また、桜のほか、ハナカイドウ、ドウダンツツジ、ヤマブキ、ユキヤナギ、オトメツバキ、コブシ、モクレン、サンシュユ、なども色とりどりに花を咲かせるので、こちらも見応えありますよ。
しだれ桜のライトアップ 日程や時間は?
幽玄な美しさ!ライトアップ
シダレザクラの満開期に合わせて夜桜ライトアップも実施されます。
青空に映える桜も優しげで優雅ですが、夜の光に包まれた花の姿は妖艶と思えるほど神秘的、かつ幻想的。
吟花亭跡にある桜はライトの色が変わるので、いろいろな色合いの桜を見ることもできます
期間中は桜とともに、大名庭園や竹林もライトアップされるので、幽玄な宵をお楽しみくださいね(内容や場所は年によって異なります)。
[春夜の六義園 夜間特別観賞]
2024年 期間:3/16(土)~ 24(日)
時間:18:30~21:00(最終入園20:00)
※17:00に一度閉園し、再入場(入園:染井門、退園:正門)
場所:中の島、吹上松、滝見茶屋、吟花亭跡、水香江、など
内容:しだれ桜や各所のライトアップ、土蔵壁面プロジェクション、フォトスポット、茶屋、お土産処、など
料金:当日 中学生以上1,100円(前売900円)
チケットの詳細・購入はこちらをご参照ください。
2024年 販売期間:2/22(木)~
ライトアップが見頃の時間帯は18:30頃からですが、まだ薄明るい状態です。
辺りが暗くなる一番の見頃は19:30すぎからが良いでしょう。
昼間は暖かくても、日が落ちてくるとかなり気温が下がってきて肌寒くなります。
ライトアップを楽しむ場合は、日中と夜の気温差もありますので、上着を持っていくなど防寒対策をしていくと良いですよ。
六義園 お花見期間中の混雑状況や再入場は?
ライトアップ期間 = シダレザクラの見頃時期、ということでこの時期はやはり混雑します。
特に、昼間より夜間、平日より週末の金・土・日曜日は大変に混雑するので、ある程度の覚悟は必要です。
また午前の早い時間ほど並ぶ時間が少なく、午後からはどんどん人が増えていき行列も長くなります。
10:30過ぎには多くの人々が並んでいますよ。
さらにライトアップに合わせて入園する方が多いので、夕刻より入場規制がかかります。
平日で約20分程度、週末になると約60分程度の待ち時間が生じることもあります。
染井門は混みやすい
ライトアップ期間中は、駒込駅からすぐ(約2分)の染井門(そめいもん)が開門されます。
ただ染井門は駅から近いこともあって、多くの人々がこちらに流れてきます。
(※ライトアップ中は入り口専用になります)
約200m以上の行列が続き、入場券を買うまでに約1時間ほど並ぶときもあります。
(※ネットで前売り券の購入もできます)
ですので経験上から、正門の方がおすすめ。こちらの方が並んでいる列が少ないように思われます。
(※ライトアップ中は出口専用になります)
いずれにしても、夕刻からの入園の場合は待ち時間は必須です。
再入場は?
17:00に一度閉園し、18:30以降に、夜間鑑賞チケット購入者のみ入場することができます。
※下記は以前の内容となっております。
六義園では再入場ができません。
昼間から入園して、ライトアップを待つ方法もありますが、再入場できないため、ずっと園内で待機する必要があります。
六義園内はゆっくり回っても1時間もかからないので、早めに来るとライトアップまでかなりの時間待たなくてはなりません。
この時期はまだ寒いので待つのがつらい可能性も。
もし待つ場合は暖かい格好で行くようにしましょう。
回転は早め
夕刻からの入園でも諦めることはありません。
園内はレジャーシート禁止なので、比較的回転が早いです。
見た目の行列ほど待ち時間は少ないと思いますよ。
よくあるシートを敷いてのお花見客がいませんので、全体的にマナーは良いほうだと思います。
ただしかなり混みますので、お子さん連れの場合は迷子にならないように注意しましょう。
どうしても混雑を確実に避けたい場合は、開花宣言直前に行くという方法もあります。
桜は満開ではありませんが入場待ちすることなく入ることができます。
年間パスポートという手もあり!
年間パスポート等を持っている方も、夜間鑑賞チケットが必要になります。
※下記は以前の内容となっております。
入場の待ち時間を解消し、再入場も自由にできます。
『年間パスポート』なら行列に並ぶことなくすんなり入園できて楽ですよ。
料金は、一般1,200円、65歳以上600円です。
雨の日は注意
雨の日には水溜まりになりやすいので、雨の日はもちろん前日が雨の場合も、汚れてもいい靴を履いていくとよいでしょう。
犬の入園は?
六義園ではペットの入園はできません。
桜の開花期間中に屋台はでる?
六義園では、いわゆるにぎやかなお祭り屋台の出店はほとんどありません。
お団子やおでん、飲み物やお土産など数店が出店しています。
ただ、ライトアップ期間中は臨時のお茶屋さんが営業をしています。
[2024年 営業内容]
〔さくら茶屋〕
時間:18:30~20:30
場所:しだれ桜付近
軽食やお土産の販売など。
〔吹上茶屋〕
時間:09:00~16:45(L.O.16:30)、18:30~21:00(L.O.20:30)
抹茶と和菓子のセット販売。
〔心泉亭〕
時間:18:30~21:00(L.O.20:30)
抹茶と和菓子のセット販売。
それぞれの茶屋周辺でも桜がきれいに咲いているので、ゆっくり桜や庭園、池を見ながら抹茶や和菓子をいただくのも風情があって良いですよ。
六義園の近くには昭和の雰囲気たっぷりの巣鴨地蔵通り商店街もあるので、立ち寄ってみるのもおすすめです。
六義園周辺おすすめランチは?
六義園を散策した後は美味しいランチ。
六義園のお花見におすすめのランチをご紹介します。
総本家 小松庵【豊島区】
六義園のすぐ近くにあるのでランチを食べてからの散策もおすすめです。
桜切りそばは色も香りも良いので、桜を見たらコレを食べたいという方もいますよ。
普通の蕎麦とは違う香りの違いを体験したみたいですね。
お蕎麦も美味しいですが、厚焼き玉子も絶品です。
お蕎麦のお供にいかがですか。
店内は和テイストでテラス席もありますよ。
住所:東京都豊島区駒込1-43-16 アルナス駒込六義園 2F
電話:03-3944-8385
時間:11:00~20:00(L.O.19:30)
駐車場:なし(近隣パーキングあり)
定休日:不定休
ル・リュタン(Le Lutin)【文京区】
ランチは少し奮発してリッチに過ごしたい方におすすめのお店。
シェフが腕を振るった本格フレンチが頂けます。
落ち着いた雰囲気で誕生日や記念日にもピッタリですよ。
本格イタリアンなのに3,200円から頂けます。
見た目も美しく味も絶品♪
家族に内緒で女子会花見にもいいかもしれませんね。
住所:東京都文京区本駒込6-15-19 1階
電話:03-3944-0299
時間:11:30~15:00、17:30~24:00
駐車場:なし
定休日:水曜日
メンドコロKinari【中野区】
ランチはやっぱりラーメンという方におすすめ。
口コミでも大人気のラーメンといえば麺処きなりです。
5月に移転をしてメンドコロKinariに生まれ変わりました。
移転前の味と変わらず細めの麺とあっさりとした醤油ラーメンは健在。
あっさりスープは年配の方でもペロッと食べられますよ♪
トマトベースのさっぱりラーメンもありますよ。
住所:東京都中野区東中野1-51-4 大総ビル 1F
電話:03-6279-1273
時間:11:30~14:30、18:00~21:00(日曜日は11:30~14:30のみ)
駐車場:なし
定休日:水曜日
めん佳(か)【豊島区】
六義園の最寄り駅、馬込駅周辺にはランチやディナーにおすすめのグルメ店が多くありますが、その中でおすすめしたいのがお昼限定の絶品まぜそば店「めん佳」。
お店は夜はダイニングバーとして営業しているので、まぜそばは昼のランチのみの営業。
お店の看板もランチ営業時間帯にしか出ていないので、目立たない穴場のお店です。
駒込駅東口アザレア通りの一本裏通り。
外見も立地も控えめですが、この店のスパイシーまぜそばが絶品。
とても個性的ですが、とにかく美味しいと早くも評判。
そのうち大ヒットして行列のお店になってしまう予感。
昼間にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
住所:東京都豊島区駒込1-25-10 高村荘 1F
電話:-
時間:12:00~14:00(土日は14:30まで・L.O.は30分前)
駐車場:なし
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
六義園のアクセス方法と駐車場情報。
場所:六義園
住所:東京都文京区本駒込6-16-3
電話:六義園サービスセンター(03-3941-2222・09:00~17:00)
地図:
【電車でのアクセス】
① JR「駒込駅」南口より正門へ徒歩約8分、染井門へ徒歩約2分
② 都営三田線「千石駅」より正門へ徒歩約10分、染井門へ徒歩約20分
【車でのアクセス】
首都高速「護国寺IC」より都道437号経由で約3km約10分
駐車場
六義園に駐車場はありませんので、周辺の有料駐車場をご利用ください。
【六義園周辺おすすめ駐車場】
〈本駒込5丁目第2駐車場〉
住所:東京都文京区本駒込5-70-11
台数:約28台
時間:24時間
料金:300円/25分(最大1,500円)
〈タイムズ文京グリーンコート〉
住所:東京都文京区本駒込2-28
台数:約114台
時間:24時間
料金:220円/30分(最大990円)
〈タイムズ本駒込第24〉
住所:東京都文京区本駒込6-5
台数:約21台
時間:24時間
料金:330円/30分(最大880円)
駐車場は各所にありますが、台数が少ないところがほとんどなので、電車でのアクセスがおすすめです。
六義園の春の主役
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六義園の桜の見頃や見どころなどをお送りしました。
満開のソメイヨシノはもちろん、風格のある見事なしだれ桜や庭園のライトアップもとても素晴らしく素敵です。
お茶屋さんもいくつか営業しているので、桜を観ながらゆっくりとお茶や和菓子などをいただくのもいいですね。
桜は間近で見るのも良いですが、少し離れたところから鑑賞するのもまた違った雰囲気があって良いですよ。
日中と夜の寒暖差は結構ありますので、ライトアップを楽しむ場合は防寒対策もしっかり行っていってくださいね。
良いお花見を♪