お通夜告別式の供花や花輪の値段相場!名前の書き方や順番は?
供花や花輪は、お通夜や告別式には欠かせないものですね。
でも、手配の仕方を知っている人は少ないのではないでしょうか?
今回は、そんな供花や花輪について詳しくまとめていきます。
手配の仕方や相場についても紹介しますよ。
・お通夜と告別式どちらに贈ればいいの?
・供花の名前の書き方は?連名の場合や会社から贈る場合は?
・供花の並べる順番は?
・供花や花輪の手配の仕方は?会社の場合は?
お通夜・告別式に贈る供花や花輪の値段相場は?
お供え物ですから、「気持ち」のものなのですが、そうはいっても相場が分からないと困りますよね。
また、供花と花輪の違いなども分からないかもしれません。
これから詳しく説明していきます。
供花とは?相場は?
通夜や葬儀の時に飾られている独特な花がありますね。
あれは、供花(きょうか)といいます。
この供花を手配する場合、花屋や葬儀社のパンフレットを見て注文します。
値段設定はだいたい15,000・20,000円・30,000円/一基の三段階になっていることが多いようです。
特注しない場合は、この中から選ぶことになります。
1基だけ単独で手配しても、2基(一対)で手配するのかによって見た目も値段も随分変わります。
飾る場所の都合もありますから、まず一対なのか一基なのか決めてから手配するとスムーズです。
花輪とは?相場は?
花輪は、葬儀場の入り口や外周にそって飾る花です。
地域によって、必要な場合と飾らない場合があります。
花輪は大きなものですから、必要ないのに手配してしまうとかえってご迷惑です。
よく確認するようにしましょう。
花輪の値段は、業者にもよりますが10,000・15,000・20,000円の設定になっている所が多いです。
枕花とは?相場は?
供花と混同されやすいのが枕花です。
こちらは故人の枕元に飾る花で、通夜の前から飾ります。
枕花の値段は5,000〜20,000円と幅が広く、あまり相場というものがありません。
お通夜と告別式どちらに贈ればいいの?
枕花だけは、訃報を受けたらすぐに手配するのが正解。
お通夜の前から告別式が終わるまで飾る花なので、お通夜が始まってからでは遅いのです。
供花・花輪は、できるだけ通夜の日の午前に届けましょう。
通夜に間に合わなかった場合には、葬儀に間に合うように手配します。
いずれにしても、通夜・葬儀葬式の開式3時間前までには、手配しないと間に合いません。
供花の名前の書き方は?連名の場合や会社から贈る場合は?
供花・花輪
贈り主が分かるように芳名名札をつけた形で贈るのが普通です。
ただ、稀に芳名札だけを別に飾る場合もありますから、芳名札の扱いは葬儀会社に問い合わせるといいでしょう。
<芳名名札の書き方>
個人で贈る場合は贈り主の氏名だけを書きます。
会社から贈る場合には会社名を省略せずに記載します。
連名の場合は、右側が目上になるように書きます。
役職が上の人、年齢が上の人が一番右に目下のもの場一番左になるように書きましょう。
人数が多い場合は、「友人一同」「兄弟一同」「従兄弟一同」など氏名を書かない方法もあります。
枕花
枕花には、芳名名札はつけません。
贈り主の名前をカードに書いたものを添えましょう。
供花の並べる順番は?
供花
葬儀では、血縁を大事にしますから、遺族や親族が一番祭壇の中央に飾ります。
親族の次に知人や会社関係者などの花を飾りましょう。
この順番を気にする人もいますから、故人と関わりが深かった順によく考えて飾らなければいけません。
花輪
花輪は、式場入り口に近い方が縁の深い人なるように飾ります。
葬儀社の人に相談しながら、近しい人ほど入口に近くなるように飾りましょう。
枕花
枕花は、故人とかなり親しかった人が贈る花です。
たくさん届くことはあまりありませんが、喪主や遺族の花が一番枕元に近くなるように並べましょう。
供花や花輪の手配の仕方は?会社の場合は?
手配の仕方には、ポイントがあります。
手順を間違えると、遺族に迷惑がかかる場合がありますから気を付けましょう。
1.遺族の了承をもらう
まずは遺族の了承が必要です。
供花や花輪を受け付けていない場合があるのです。
無理強いせずに遺族の意思は尊重しましょう。
また、宗教や地域などによって必要ない場合などがあります。
遺族と連絡が取れない場合は葬儀社に問い合わせるなどして、勝手に贈らないようにしましょう。
2.葬儀社に連絡する。
全ての花を葬儀社で手配する場合と、手配した花を持ちこめる場合があります。
持ち込む時間や段取りも含めて確認しましょう。
また、送り主の氏名や団体名、故人との関係なども伝えてください。
3.花の手配をする
<送り主が手配する場合>
信仰している宗教によるしきたりには従いましょう。
分からない時には、葬儀社と相談すると教えてくれます。
会場の統一感を出す為に、花の色合いやボリュームなどを指示される場合もあります。
<葬儀社が手配する場合>
代金の支払い方を打ち合わせして支払います。
必ず遺族の了解を得て手配を
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今回は、供花や花輪についてでした。
・特に花輪は、宗教や地域によって扱いが違う
・送り主が手配する場合は、葬儀社に相談する
というのが、ポイントでした。
お通夜や葬儀告別式は、遺族は悲しみに時間も沈む時間もないほど忙しいものです。
手を煩わせないように、ポイントを抑えて手配をしましょう。