熱田神宮の熱田まつり2020の日程とイベント!花火や屋台は?駐車場は?
熱田まつりは名古屋に初夏の訪れを知らせる熱田神宮のお祭り。
熱田祭りの花火の音を聞くと、「あ~夏が来たなぁ」と名古屋人はしみじみ思うのです。
名古屋市内からだけでなく、毎年多くの方が市外県外から訪れる熱田まつり。
熱田神宮は御朱印めぐりの人気も相まって注目を集めている神社でもありますよ。
もともと約1900年の歴史をもつため神社の中では古く、日本の神話で有名な三種の神器のひとつ「草薙剣」が祀られていることでも有名になりました。
特徴的な提灯はもちろん、別名『尚武祭』といわれるだけあって、柔道・剣道・弓道・相撲のほか演舞や太鼓、演芸など、日本の文化を披露するイベントも数多く開催されます。
今回は、そんな由緒正しき歴史のある、熱田神宮の熱田祭り2020年の日程やイベント、花火や屋台などについてご紹介します。
この記事の目次
熱田神宮の熱田祭り2020年の日程やイベント内容は?
棒の手、巻わらみこし、太鼓、献灯巻わら、花火、屋台と見どころいっぱいですよ♪
日程:2020年6月5日(金)
時間:10:00~
場所:熱田神宮(奉納行事)、神宮公園(花火)
熱田祭りは別名、尚武祭(しょうぶさい)とも呼ばれる熱田神宮の祭事です。
例年曜日に関係なく決まった日にちに執り行われています。
イベント内容は?
熱田神宮の敷地内ではさまざまな武道や演芸、献茶、献花、献灯まきわらなどの奉納行事が行われています。
天皇陛下勅使による御幣物(ごへいもつ)の奉納、御祭文(ごさいもん)の奏上が行われる、熱田神宮では最も重要で荘厳な祭礼ですが、お祭り自体はとても賑やかです。
お茶の席が設けてあったり、神楽の奉納など普段なかなか見たり体験することができないイベントがもりだくさん!
弓道や柔道、棒の手保存会による演武などの武道のほか、舞踊、詩吟などの文化演芸、俳句や書道などの文芸などさまざまな種類の行事があります。
特徴のある形をした献灯まきわらに、一斉に火が燈される様子もとても幻想的ですよ。
また、尾張新次郎太鼓や巻きわらみこし、子供獅子など、1日の中にとてもたくさんの見所が詰まっています。
さらには最後に神宮公園で花火も上がりますので、熱田祭りは名古屋に少し早い夏を告げる大切なお祭りとなっているんですよ。
熱田まつりの見どころは?
献灯巻きわら
熱田祭りで一際存在感があるのが、高さ約18mもある献灯巻きわら。
変わった形をしていますが、てっぺんに縦についている提灯は12個で月数を表し、その下についてる提灯は365個で日数を表しています。
1年を無事に過ごすようにとの願いを込めて作られているんですよ。
夕方の17:30頃になると、熱田神宮の東門・西門に2基ずつ、南門に1基設置された提灯に一斉に火が燈されます。
笛と太鼓の音の中でオレンジ色に輝く献灯まきわらは、絢爛豪華でとても幻想的。
その後ろに上がる華やかな花火が、風情満点に夏の到来を告げます。
時間:17:30~20:30
場所:東・西・南門
棒の手
棒の手保存会連合会による演武。
刀や槍に見立てた武器で迫力ある戦いを見せます。
威勢のよい掛け声と切れのある武器さばき、実戦さながらの鬼気迫る演技に観客も固唾をのんで見守ります。
時間:13:00~
場所:拝殿前
尾張新次郎太鼓
尾張新次郎太鼓保存会による太鼓演奏。
男性だけでなく、若い女性や子供も太鼓を叩きます。
皆一糸乱れぬ動作でバチをくるくる回転させながら太鼓を叩きます。
軽快な打ち姿と心地よい音色に思わず無心に聞き入ってしまうことでしょう。
アクロバティックなバチさばきも必見ですよ。
時間:18:00~
場所:祈祷殿前
熱田神楽
熱田神楽保存会による熱田神楽の奉納です。
普段あまり見られることのないものなので、興味深げに見ている人も多いです。
派手な動きはありませんが、太鼓と笛の音の中での舞はどこか神秘的なものを感じますね。
時間:18:00~
場所:大楠南側
巻わらみこし・子供獅子
このほか、威勢のよい巻わらみこしや、子供獅子も見応えがありますよ。
〈巻わらみこし〉
時間:17:35~18:55
場所:参道・拝殿前
〈子供獅子〉
時間:終日
場所:境内
夏の訪れを告げる熱田祭りの花火!日時や穴場は?
日程:6/5(金)※雨天の場合は翌日
時間:09:30~20:30頃
(音玉)09:30~10:10、18:30~18:45(色玉)19:40~20:30
熱田神宮の祭事の最後を締めくくるのが、近くの熱田神宮公園から打ちあがる合計約1,000発ほどの花火。
市街地の花火なのでそれほど巨大な玉はあがりませんが、それでも十分に見応えのある花火が打ち上がります。
ただ公園内には入れなくなりますし境内からだとちょっと見づらい、ということで別のスポットに移動することをおすすめしています。
今か今かと花火待ちをしている人々。花火は約45秒頃から見れますよ!
熱田神宮の境内からですと、一応こういう感じで残念ながら木に隠れちゃうんですね。
熱田神宮から熱田神宮公園を越えたところの白鳥公園や堀川端公園も人気ですが、結構知られているので混雑の可能性もあります。
また西門付近や西門近くの歩道橋も鑑賞できますが、歩道橋は見物禁止となっています。
ということで穴場スポットをご紹介しますね。
おすすめ穴場スポット!
地元民はどこから見ているかというと、熱田神社からほど近く行きやすいということで、近所のスーパーの屋上駐車所(熱田イオン)で見ているとのこと。
必ず空いているとは限りませんが、候補の1つとして抑えておくのもいいかもしれませんね。
また熱田イオン南西にある鉄橋の上から見るという手もあります。
そのほか、距離的には周辺の高蔵公園や神宮東公園も花火スポットになりますが、はっきり見れるかどうかは分かりません。高台があれば見れると思います。
また少し離れたバロー瑞穂店の駐車場から見るという方法もありますよ。
また、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋では『熱田まつり 花火観賞プラン』が用意されているので、優雅に花火を鑑賞しながらのディナーもおすすめです。
場所取りは混んでいるときは危険ですので、余裕を持って行動するようにしてくださいね。
例年熱田祭りでは梅雨時期ということもあり、雨の心配が尽きません。
ちなみに雨の場合は翌日に延期で、翌日も雨の場合は中止となります。
屋台のおすすめや時間帯は?
熱田祭りは「浴衣通し」や「袖通し」とも呼ばれ、「この時期から浴衣の季節ですよ」と教えてくれるお祭りでもあります。
そういったところから、訪れる際にはぜひ浴衣で行くのがおすすめです。
ただし時期的に夜は寒いかもしれませんので、無理しないようにしてくださいね。
羽織ものやホッカイロなど持っておくといいかもしれません。
寒いときは温かい飲み物で体を温めましょう。
足踏みをするのもおすすめですよ。
屋台巡り
浴衣もしくは普段着でブラブラ屋台めぐりと洒落込みましょう!
屋台は前日の6月4日からたくさんの数が出ています(14:00~20:30)。
この日は前夜祭ということで大きな催事は行われませんが、たくさん並んでいる屋台を巡るだけでも楽しいですよ。
同じ食べ物でも屋台によって味が違ったりするので、たくさんありすぎてどれにしようか迷うこと必至です。
昔ながらのたこやきやお好み焼き、たい焼きなどはもちろんありますが、現代風のアレンジした食べ物もたくさんあります。
新旧のいろんな食べ物が目の前に良い匂いを漂わせていますから、選ぶのも大変ですね(笑)
串焼き、フライドポテト、かき氷、じゃがバター、からあげ、りんご飴、ベビーカステラ、フランクフルト、チョコバナナ、わらび餅、イカ焼きなどなどとにかくたくさんあります。
変わった屋台も豊富。
きしめんが食べられるお店もありますよ。
熱田祭り当日の6月5日であれば08:00からスタートしていますので、早い時間帯であればあまり混み合わずにおすすめですね。
毎年花火が上がる少し前から混みますので、夕方から行く人は注意が必要ですよ。
熱田神宮のアクセス方法と駐車場情報。交通規制は?
場所:熱田神宮
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
熱田神宮(052-671-4153)
地図:
熱田神宮は電車でも車でもアクセスがいいので嬉しいですね。
一緒に訪れる方の人数などによっても変わってきますが、ここでは基本的な情報をご紹介しておきますね。
電車でのアクセス
熱田神宮までは名古屋駅からJRで「熱田駅」を目指すか、名鉄線で「神宮前駅」を目指しましょう。
どちらも駅から境内まで徒歩約10分前後です。
・名鉄「神宮前駅」※熱田神宮境内まで約6分
車でのアクセス
名古屋駅から熱田神宮まではだいたい車で約30分から40分、観光で行く際はレンタカーを借りるという方法もあります。
ただひとつ注意してもらいたいのが、熱田祭りが開催される当日は熱田神宮の駐車場は利用不可となっています。
また、すぐ向かいに熱田神宮公園がありますが、こちらは「夜間」駐車不可となっています。
昼間だけちょこっと停めるならいいですが、花火まで鑑賞しようと思うと難しいと思います。
駐車場
熱田祭りでは臨時駐車場等が用意されていないため、周辺の有料パーキングを利用する必要があります。
周辺の駐車場については下記のマップをご参照ください。
【熱田神宮周辺おすすめ駐車場】
〈コジマ×ビックカメラ熱田店〉
住所:愛知県名古屋市熱田区大宝2-4-22
台数:約520台
時間:10:00~19:00
料金:100円/60分(最大400円)
〈名鉄協商パーキング 神宮西口駐車場〉
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮3-6
台数:約440台
時間:24時間
料金:300円/60分
※店舗利用で割引あり(2,000円以上で2時間無料など)。
〈JPタワー名古屋駐車場〉
住所:愛知県名古屋市西区名駅1-1
台数:約369台
時間:24時間
料金:350円/30分
〈いずみパーキング神宮第1〉
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮4-606
台数:約30台
時間:24時間
料金:200/40分(最大800円)
〈タイムズ神宮前駅北〉
住所:愛知県名古屋市熱田区三本松町1
台数:約41台
時間:24時間
料金:220円/60分(最大500円)
1駅離れたところに止めてパークアンドライドするのも良いでしょう。
ひと手間かけると快適になります。
上記のマップ内の駐車場のほかにも、たくさんのコインパーキングがあります。
詳細な駐車場の位置は下記の交通規制のマップをご参考くださいね。
交通規制
熱田まつり期間中は広い範囲で交通規制が行われます。
ところどころ規制されますが、おもに花火大会前後は、花火打ち上げ場所の熱田神宮公園周辺で広範囲に交通規制が行われます。
時間は18:00~21:30ごろ。
詳細は下記の地図をご参照ください。
【熱田祭り交通規制&駐車場マップ】
御朱印女子にも人気!花火まで楽しもう。
【関連記事】
●茶臼山の芝桜の開花状況と見頃。ライトアップや混雑は?
熱田まつりの見どころや花火などについてお送りしました。
毎年6月5日に行われているということで夏祭りには少し早いですが、名古屋近辺では伝統的な行事なので昔から毎年盛り上がっているんですよ。
祭りの音色が聞こえだすと名古屋は一気に夏気分に突入します。
名古屋グルメを楽しみながら祭りイベントを堪能し、最後に盛大な花火を鑑賞するのもいいプランだと思いますよ。
縁起の良い夏のスタートが切れそうですね。
夏を早く感じたい方は、熱田まつりに訪れる旅行を計画してみてはいかがでしょうか。