ホカホカ美味しい！安納芋の上手な焼き方と食べ方。カロリーは？

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焼き芋がとてもおいしくなったという噂を聞いたことはありませんか？

話を聞いてみると焼き芋に使う品種が変わったとのことです。

それが「安納芋(あんのういも)」。

聞いたことはありますでしょうか。

とても甘くて今までの焼き芋とは全然違うのです。

そこで「安納芋」とはどんなものか、また美味しい焼き方・食べ方などをお伝えしたいと思います。

・安納芋(あんのういも)とは？焼き芋との違いは？

・安納芋の栄養や効能は？カロリーはどれくらい？

・甘くて香ばしい！安納芋の上手な焼き方とコツは？

・焼いただけでも美味しい！安納芋のおすすめの食べ方は？

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安納芋(あんのういも)とは？焼き芋との違いは？

「安納芋」は種子島の島内で作られています。種子島といえば「紫芋」でも有名ですね。

「安納芋」は第二次世界大戦後にスマトラ島北部のセルダンというところから来た兵隊さんが一個の芋を持ち帰ってきて、それを種子島で栽培し始めたのが始まりだそうです。

その後、地域の皆さんの努力によって平成10年に「安納紅」と「安納こがね」として品種登録されました。

「安納芋」は糖度が高く食感がしっとりとしています。

ほかのサツマイモに比べて「ショ糖」が多く含まれていて、これが甘さのもとになっています。

しっとりとした食感はオクラや山芋などに含まれている「多糖類」を多く含んでいるからです。

「ショ糖」とはあまり聞いたことないですよね。

これは私たちが料理に使ったり紅茶を飲む時入れたりする砂糖です。

すなわちブドウ糖と果糖の成分が合わさって出来たものなのです。

もう一つの「多糖類」とは、

セルロース、でんぷん、グリコーゲンなどのことで、エネルギーの貯蔵物質、あるいは細胞壁や外皮を作る物質なのです。

かなり重要な役割を果たすものが含まれているのですね。

９月頃から12月にかけて収穫されます。

収穫後、３週間～１か月熟成させると糖度が上がり美味しくなるようです。

実際の旬は10月中旬から１月となります。

それ以降は、定温管理されたものが市場には出回ります。

水分が多いので保存に注意してください。

保存の適温は13～15度なので、冷蔵庫に入れず新聞紙などで包んで13度以上の温度変化の少ない場所で段ボール箱などに入れておくとよいでしょう。

さらに長期保存したい場合は、焼いてからラップなどで包んで冷凍しておくと長持ちします。

低温で保存してしまうと黒くスが入ってしまうことがあります。

しかし芋自体が傷んでいなければ黒い部分を取り除いて食べても大丈夫です。

サツマイモに含まれているカルシウムやカリウム、亜鉛や鉄分はもちろんですが、ビタミンCやビタミンE、カリウムが含まれています。

そして食物繊維やサツマイモ特有の「ヤラピン」という成分も含まれています。

特に他のサツマイモに比べてβカロチンの含有量が多いのが特徴です。

粘膜を健康に保つ効果、美肌そして癌を抑制する効果があります。

そしてこのβカロチンの効果を上げる食べ方があります。

熱を加える	熱にも水にも強いので加熱調理をすることで、栄養価を失うどころか体内に吸収されやすくなります。
油を使う	βカロチンは脂溶性の栄養素です。油いためなどでの調理がおすすめです。