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そうめん・冷や麦・うどんの違い。カロリーは?おすすめの食べ方。   


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麺類はいつでも手軽に食べられるのでとても重宝しますよね。

常にそうめんうどんを常備する家庭も多いのではないでしょうか。

 

夏場の暑い時期には冷たくしてさらっと食べれますし、冬場は鍋にして野菜たっぷりで食べることもできます。特に夏場の食欲がないときや夏バテ気味の時に絶大な存在感がありますよね^^

 

それにしても、春夏秋冬よく食べられる麺類ではありますが、そうめん、冷や麦、うどんの違いって知っていますでしょうか。

 

名前が違うので原料や作り方が大幅に違っていそうなイメージがありますよね。でも詳しくはよく知らない方も多いと思います。

そこで今回はそうめん、冷や麦、うどんの違いやカロリーなどについてまとめてみました。

・そうめん・冷や麦・うどんの違いは?
・そうめん・冷や麦・うどんのカロリーは?消化が良いのは?
・そうめん・冷や麦・うどんの簡単なおすすめの食べ方。

 

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そうめん・冷や麦・うどんの違いは?

そうめん、冷や麦、うどんの違いって何なんでしょうか。原料?作り方?食べ方?見た目?実は違う3つの麺。違いについて調べてみましょう。

 

そうめんって?

そうめん

 

そうめんって漢字で書くと〝素麺″と書くんですよ。意外に知らなかったという人もいるのではないでしょうか。

 

そうめんの原料は小麦です。小麦に食塩と水を加えて練って作られるのですが、あの細い麺の作り方には二つの方法があるんです。その方法によって手延べそうめん機械そうめんと二つ分けられます。

 

 

手延べそうめんとは、よく練った小麦粉でできた生地をよりをかけながら引き延ばし、乾燥させ、熟成を何度も繰り返して作られます。手で引き延ばし束ねるという作業を繰り返すことであの細い麺が作られます。切れないように何度も繰り返される作業によって細くても弾力があり、滑らかな食感のあの麺が完成するんです。

 

一方機械そうめんとは、平たく伸ばした生地を切刃と呼ばれる機械で細く切断した後、乾燥して作られます。現代では手延べで作るには手間や時間がかかるため、一度にたくさん生産できる機械化が進んでいます。

 

手延べそうめんは繰り返される工程から、断面が丸い形に仕上がるので滑らかな食感とコシがあり、ツルっとしたのど越しを感じることができます。また、この作業によってコシが出るだけでなく、茹でた後時間がたってしまっても伸びにくくなるんですよ。

 

冷や麦って?

冷や麦

 

冷や麦は見た目もそうめんとさほど変わらないので、違いを説明するのってなかなか難しいですよね。

 

実はそうめんと冷や麦は太さで区別されるんです。

 

一番細いのがそうめんで、直径が1.3㎜未満のものをいいます。冷や麦はそれより少し太く、直径1.3㎜~1.7㎜未満のものです。

 

他にも、うどんは1.7㎜以上、きしめんになると幅が4.5㎜以上で厚さが2.0㎜未満と規定で決まっているんです。

数㎜の差ではありますが、見た目で区別することができるんですね。

 

原料には違いがありません。作り方もそうめんと同じように手延べと機械で作る方法があります。

 

見た目も作り方もそうめんとそっくりな冷や麦ですが、実は冷や麦はうどんの一種ともいわれているんですよ。室町時代には、小麦粉を食塩水と混ぜて練って作った生地を延ばして幾重にも重ねて切ったものを切り麦と呼んでいました。切り麦というのが今でいううどんのことなんです。

 

その切り麦を温かくして食べる物を熱麦、冷やして食べる物を冷や麦と呼ばれていたことが名前の由来といわれています。

 

うどんって?

うどん

 

一番太いのがうどんと、3つの中でも見た目に見分けがつきやすいですよね。

 

原料としては小麦粉なのでそうめんや冷や麦と変わりありません。小麦粉に食塩と水を加えて練った生地を綿棒で伸ばして包丁で均等に切って作られます。麺は、乾燥させて長期保存できるようにしたり、生麺としてそのまま茹でて食べられたりします。

 

うどんは日本人にはなじみのある麺で、たくさんの人に愛されていますよね。地域によってもコシの強さや出汁の濃さに違いがあります。

 

有名なのは香川県の讃岐うどん。うどん県とも呼ばれるほどうどんの生産量が多い県です。

 

讃岐うどんの特徴は強いコシと、モチモチとした食感。このコシを出すために足踏みという作業があります。生地を袋に入れ、本当に足で踏みながら生地を作るんです。この足踏みをすることで色々な方向から生地に力が加わりコシのある麺が出来上がります。

 

また、出汁にも違いがあるといわれています。関東では鰹節をベースとした少し濃いめの出汁、関西では薄口醤油で風味づけされたさっぱり出汁、讃岐うどんはいりこベースの出汁。

 

コシの強さや出汁の違いなどたくさんの種類があるうどんは、自分好みの味を見つけながら食べるのも楽しみのひとつですよね。

 


そうめん・冷や麦・うどんのカロリーは?消化が良いのは?

讃岐うどん

 

カロリーの違いは?

ポッコリおなかが気になるけど、麺が食べたい!そんな時、サラッと食べられる3つの麺ですがどれが一番カロリーが低いのでしょうか。

 

まず、そうめんと冷や麦ですがほぼ変わりません。茹でただけの麺のカロリーは100gあたり127㎉となっています。しかし、茹でると重量が増えますよね。そうめんの乾麺をゆでると3倍、冷や麦は2.5倍ほどになります。

 

また、手延べで作られているものは麺同士がくっつくのを防ぐため油が使われているので、機械で作ってあるものよりもカロリーが高くなるんですよ。そのため、機械で作られることの多い冷や麦の方が少しカロリーは低いと考えられるかもしれませんね。

 

また、うどんの茹でただけの麺のカロリーは100gあたり105㎉。こちらも茹でると3倍の重量になります。

 

3つの一人前のカロリーを比べるとそうめん、冷や麦がうどんに比べて高カロリーなんです。

 

人それぞれ食べる量や、付けダレ、トッピングの有無などでカロリーは変わってくるとは思います。しかし、麺だけだと野菜不足になりますし、噛まずにツルッと食べれるので量も多くなりがちです。

 

てんぷらなども一緒に食べられる方も多いのではないでしょうか。そうすると、摂取カロリーがかなり上がってしまうので麺類は意外と注意が必要な食べ物ですよ。

 

消化にいいのは?

夏は夏バテになる方が多くなりますが、そういった体調が悪い時にも食べやすいのが麺類ですよね。胃に負担をかけずにうまく消化されやすいものを食べたいところです。

 

うどんはとっても消化に良い食べ物です。コシの強いうどんは消化に時間がかかってしまうので、調子が悪い時などは柔らかく煮たものがいいでしょう。

 

また、冷たいものも胃腸の働きを悪くしてしますので温かいものがおすすめです。そうめんや冷や麦も冷たくして食べるのはあまりおすすめできません。

 

また、細い麺はなかなか噛んで食べずに丸のみ込みしがちです。そうめんをスープと一緒に煮てにゅうめんにしてみてはどうでしょう。

 

体調が悪い時は、どれも胃腸に負担がかからないように柔らかくあったかくして食べましょう。

 

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そうめん・冷や麦・うどんの簡単なおすすめの食べ方。

冷や麦

 

同じような食べたかばかりしていると飽きてしまいますよね。それぞれの麺を使って、たくさんのアレンジ料理ができるんですよ。

 

夏の定番のそうめんは付けダレに変化を加えるといろんな食べ方ができます。胡麻ドレッシングとラー油で担々麺風にしたり、カレー味の付けダレでお子さんにも美味しく食べてもらえたりします。

また、茹ですぎて余ったそうめんは、野菜と炒めてチャンプルーにしたり、焼きつけてチヂミにしても美味しいですよ。

 

マンネリ化しがちな冷や麦も、夏野菜を上にのせてサラダ感覚で食べてみたり、肉味噌をのせて一気に献立の主役にしてもいいでしょう。

 

うどんもカレーうどんや焼うどんなどの定番もいいですが、アレンジ自由なんですよ。カレー粉やハーブソルトをまぶして揚げれば揚げうどん。うどん麺をつぶして丸めて少し焼き、みたらしをつければお団子にも変身してしまうんです。

 

 

それぞれ定番にこだわって食べるのもいいですが、温かい季節には食べる回数も増えてきますし、楽しい食べ方を見つけながらというのはどうでしょう。

 

オリジナルレシピも簡単!

そうめん

 

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そうめん、冷や麦、うどん、それぞれ美味しくいただきましょう。

夏には欠かせない麺類。ツルっとのど越しもよく、夏バテになる人にもおすすめな食べ物ですよね。

 

そうめん、冷や麦、うどん、それぞれに食べ方や楽しみ方はたくさんあります。

作り方はとても簡単なので、日々の料理のレパートリーにどんどん自分オリジナルレシピを追加していって下さいね。

 

その時の体調に合わせながら、自分に合った食べ方を見つけつつ美味しくいただきましょう。

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