押入れ・クローゼットのカビや湿気を除去する方法!すのこや新聞紙で防止。
押入れやクローゼットって少し気を抜くとカビに湿気でびっちょり‥。
カビはばい菌だし湿気でしまっていたものも濡れるし、発見すると気分も落ち込みますね。
今回は、押入れやクローゼットのカビや湿気を対策する方法、そして、すのこや新聞紙での防止方法などをご紹介します。
・押入れ、クローゼットの湿気の原因は?
・押入れの湿気対策は?
・クローゼットの湿気対策は?
・扇風機を使って開けっ放しにして湿気対策!
・湿気臭さやカビ臭さを対策予防するには?
押入れ、クローゼットの湿気の原因は?
押入れ、クローゼットの湿気の原因はいくつかあります。
それを1つずつまとめていきます。
換気不足
これが1番の原因になっている換気不足。
使っていない部屋や、あまり使わない荷物を入れているクローゼットや押入れは、換気が足りません。
すぐにじめじめと、恐ろしいカビが侵食しはじめてしまうのです。
物を詰め込みすぎている
よく収納で、「たくさんの物を収納するのが上手」という方もいますが、それは収納上手とは言えません。
物をたくさん詰め込むということは、空気の通り道がなくなるということ。
これもじめじめ湿気や、カビの餌食になる原因なのです。
つまり収納上手とは、できるだけ物を減らすことが大事ということですね。
寝て起きてすぐに布団をしまう
寝て起きたらすぐに布団をしまうというお家も多いですよね。
もちろん下に敷きっぱなしにしても良くないし、ちゃんと片付けることはとても素晴らしいこと。
しかし、寝て起きてすぐの布団は、汗などが染み付いているので、その汗や湿気を逃がしてあげないまま押入れに片付けたら、湿気がなかに充満してしまいますね。
これも十分カビの原因になるわけです。
人間は寝ているうちに思った以上に汗をかきます。
汗を書きやすい方ならなおさらです。
また、布団を床に敷きっぱなしにしておくと、特に梅雨時に敷布団(マット)の裏側にカビが生える可能性大ですよ。
それでは次に押入れやクローゼットを、カビや湿気から守るための対策をご紹介します。
押入れの湿気対策は?
押入れの湿気対策では、すのこや新聞紙、ダンボールが有効になります。
すのこで押入れの湿気対策をする方法
押入れにすのこってよく対策方法で目にするけど、実際はどうなのかな?と思う方もいることでしょう。
実は、すのこにも木材の種類があります。
その木材によって効果も変わってくる!ということがあるんですね。
木材ごとの特徴は?
【桐のすのこ】
桐のすのこは防虫性、防火性があり防湿性が高いです。
【ヒノキのすのこ】
湿気の吸収、抗菌、抗カビ、耐久性、防虫効果、そして消臭効果もある万能のすのこ。
このように、すのこはみな同じだと思いがちですが、意外にも違う特徴があったりするんですよ。
プラスチックのすのこは?
そのほかにもプラスチックのすのこもあります。
プラスチックのすのこは、木製のすのこのように防虫性と防臭、吸湿がありません。
カビない点では良いのですが、湿気対策をしっかりしないとなりませんね。
湿気対策を一番にしたい場合は、木製すのこの方が良さそうです。
布団は上に置くのがベスト!
布団は思いから一番下に置いていませんか?
実は、湿気は下へ下へと行く性質があるので、布団などは上のほうへ置くのが良いのです。
上段はすのこを敷き、防湿剤も置いてカビから守りつつ、布団などを収納。
下段は湿気がたまりやすいので、キャスターつきの収納ボックスなどを入れて整理整頓をする。
という対策をとることもできます。
そして、定期的に押入れを開けて換気をしたり、お掃除をするとより快適に保つことができるでしょう。
押入れの中に向けて扇風機をしばらく回すのも空気を循環させる良い方法ですね。
新聞紙とダンボールで押入れの湿気対策
新聞紙は結露のひどい窓にもよく使いますよね。
新聞紙で拭くと窓も綺麗になるので一石二鳥。
湿気対策にも効果があって、新聞紙やダンボールを押入れの一番下に敷いておくと湿気を吸収して湿気対策になります。
新聞紙は結構万能ですね。
おばあちゃんの知恵袋として、昔から言われている方法でもありますので、なんとなく聞いたことがある方も多いと思います。
洗った靴の中に新聞紙をいれると中が乾きやすいというのもあります。
昔の方の知恵はどんなに月日が経っても素晴らしいですね(^-^)b
クローゼットの湿気対策は?
クローゼットは引っ掛けるタイプの除湿剤をしておけば大丈夫!、と思ってはいないでしょうか。
実はそれはありがちな罠なのです。
前述したように、湿気は下の方にいきやすい性質があります。
引っ掛けるタイプの除湿剤を使うのであれば、下に設置タイプの除湿剤も置いて、上も下も除湿対策というのがベストな対策方法ですよ。
扇風機を使って開けっ放しにして湿気対策!
除湿剤を置いているからといって、閉めっぱなしのままだとやはり湿気がたまってきます。
なのでたまに開けっぱなしにして、扇風機で風をいれてあげるのもいい手です。
開けっ放しが難しいときは、常に少しでも風が入るように開けておくようにするのも対策の1つですよ。
空気を循環させる、というのが大切です。
クローゼットの中に新聞紙を丸めていれてみる。
さきほどもお伝えしたように、新聞紙はとっても高い吸湿効果があります。
ですので、クローゼットの中に丸めて置いておくだけで湿気対策になるんですよ
新聞をとっていたらば、読んだら終わりではなく、読み終わったらぜひ湿気やカビ対策に有効活用しちゃいましょう。
湿気臭さやカビ臭さを予防対策するには?
梅雨の時期になると、気をつけていてもぷーんとしてくる湿気臭さやカビ臭さ。
芳香剤や消臭剤を使ってみても何か違う‥。
一体、どうしたらいいのでしょうか。
炭と新聞紙を活用
炭や新聞紙は防臭効果抜群。
備長炭なんてとても良いですね。
部屋においておくだけで、すごい力で湿気臭さやカビ臭さを吸収してくれますよ!
そしてやはりここでも新聞が大活躍。
新聞を印刷する際のインクの匂いがカビ臭さを消してくれるんです。
新聞紙にはこのようにいろんな効果があるんですよ。
こちらの動画はおそうじの達人さんがカビ対策について教えてくれています。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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押入れ・クローゼットのカビや湿気を除去する方法をお送りしました。
梅雨や冬になると窓は結露、押入れやクローゼットは湿気やカビに侵食されて、毎年肩を落としていた方。
これからはこの対策と予防方法を実践してみてくださいね。
簡単に乾燥機や空気清浄機なんて買えないと諦めていた方も、身近にあるもので湿気やカビは対策できるんです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。