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結婚式【新郎ウェルカムスピーチ】挨拶例文。長さや構成は?読み方は?


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婚式(披露宴)の開始の挨拶に新郎が行うウェルカムスピーチ

 

披露宴のウェルカムスピーチを行なうにあたり、どんな内容のことを話したら良いか迷う方も多いかと思います。

 

ウェルカムスピーチは披露宴のスタートでもあるので、バシっときめたいところですよね。

 

ただ、それほど意気込むこともなく、リラックスして臨むことで、披露宴自体も和やかで楽しい雰囲気になります。

 

今回は、結婚式(披露宴)での新郎のウェルカムスピーチの内容の作り方や例文、話し方などについてご紹介します。

 

構成や読み方のほか、シチュエーションに応じた内容や例文、プロフィール紹介についてもご紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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結婚披露宴ウェルカムスピーチの長さや内容は?

披露宴 新郎 スピーチ

 

ウェルカムスピーチは結婚式の開会宣言。

 

新郎の挨拶により結婚式が始まります。

 

開始の挨拶なので長すぎずすっきりとその後の結婚式を始められるようなスピーチにしたいですよね。

 

スピーチの長さは?

まず第1にスピーチの長さですが、だいたい約30秒~1分ほどが良いでしょう。
文字にすると約300文字程度。

 

ついテンションが上って話しすぎても2分以内には抑えましょう。

 

そしてもし長くなった場合は、「うれしくて、つい長くなってしまいました。申しわけございません。」と一言入れると場が和みますよ。

 

スピーチの内容は?

ウェルカムスピーチは結婚式(披露宴)のはじめに新郎が行う歓迎の挨拶なので、感謝とおもてなしの気持ちを示せれば、とくにエピソード等は不要です。

 

簡潔な挨拶で充分で、少し雑談を入れたければ、披露宴でこだわったことなど、特別な報告があれば入れても良いでしょう(ただし長くならない程度に)。

 

たとえばレストランやゲストハウスでの披露宴の場合は、選んだ理由、趣向や演出、こだわりなどを説明しても良いと思います。

 

また、おめでた婚の場合、報告するならウェルカムスピーチで最初に伝えておくと良いでしょう。

最も大事なのはなごやかな雰囲気作りです。

 

緊張したりど忘れしたときのために、司会者にコピーを渡しておくと安心ですよ。

 

新郎以外の人が挨拶する場合もあり

式の内容によっては、新郎が挨拶せずに、司会者の開演の挨拶だけでもOKです。

 

媒酌人がいる場合は媒酌人に任せると良いでしょう。

 

また、新婦の後に新婦も一言挨拶する場合は手短に(新郎より短く)話すようにしましょう。

 

スピーチのコツは?

ウェルカムスペースはミスしてもかえって場が和むので、リラックスして臨みましょう。

 

「本日はよろしくお願いいたします」の締めの言葉を明るくはっきりとした声で言えればばっちりですよ。

 

カンペを使う場合は、見えないようにテーブルの花の影に置いておくと良いですね。

 


ウェルカムスピーチの文章の組み立て方は?

タキシード姿の新郎

 

ウェルカムスピーチに盛り込みたいものの1つが、ゲストへの感謝です。

 

今日結婚式というめでたい日を迎える新郎新婦を祝うため、スケジュール等を調整してゲストの皆様は出席してくださっています。

 

それに対しての「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちは必ず伝えたいところですね。

 

そして2つ目は、ゲストや場の雰囲気を気にかけること

 

正式な儀礼の場ということで、ゲストも新郎新婦と同じように大変緊張しているタイミングのはずです。

 

結婚式に仕込んだ工夫や面白エピソードを紹介してみたり、クスっとなるような話を入れるのもいいですね。

 

新婦と2人でウェルカムスピーチを行うパターンもあります。

 

普段のままの夫婦の掛け合いでも場はいい感じに和むので、ちょっとウェルカムスピーチに自信が持てないという新郎は、新婦に助けてもらうのもいい手段ですね!

 

 

ウェルカムスピーチの基本的な例文は?

ウェルカムスピーチの基本的な文章は下記のようになります。

皆様、本日はお忙しいなか、私たちの結婚披露宴にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。

 

日ごろお世話になっている皆様に祝福をいただくことができる私たちは、本当に幸せです。

 

まことにささやかなおもてなしではございますが、どうぞくつろいで食事やご歓談をお楽しみください。

 

のちほど私たちも皆様のテーブルにごあいさつに伺いますので、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

本日はご多用中のところ、私たちの結婚披露宴にご出席いただきまして、まことにありがとうございます。

 

私と○○は○月○日、○○○○にて挙式をあげてまいりました。

 

晴れて夫婦としてスタートできましたことを、ここにご報告させていただきます。

 

導入・本題・結び

ウェルカムスピーチは導入・本題・結びに分けることができます。

 

導入と結びだけでも良いですが、式場や結婚式のスタイル、料理などのこだわりがある場合はその説明を入れます。

 

また、挙式の報告、ゲストの顔ぶれの紹介や、新婦の妊娠や声がかすれているなどの体調状態など特別な報告があれば入れましょう。

 

妊娠中や出産後の場合は、報告するかどうかをお互いの両親にも確認しておくと良いですね。

[導入]

 

「本日はご多忙のなか、私たちの結婚披露宴(結婚披露パーティー)にご出席いただきまして、まことにありがとうございます。たくさんの方にお集まりいただき、心から感謝を申し上げます。」

 

ご出席は、ご列席・ご参列・ご臨席などでもかまいません。

 

雨や暑い季節の場合、「本日は足もとの悪いなか、」「本日は厳しい暑さのなか、」などを冒頭に入れてるのも良いですね。

 

連休や休日の場合は、「連休中にもかかわらず、」「貴重な休日にもかかわらず、」など入れても良いです。

[本題]

 

「本日の披露宴は、ご歓談の時間を多めにとり、また、おいしい料理とワイン、そして素晴らしい生演奏を用意いたしました。どうぞ飲んで食べて、おしゃべりをして、ゆったりと楽しんでいただけましたら幸いです。」

[結び]

 

「短い時間ではありますが、皆様と楽しいひとときを過ごせればうれしく思います。どうぞ、最後まで楽しんでいってください。本日はよろしくお願いいたします。」

 

「短い時間ではございますが、精いっぱいのおもてなしをさせていただきたいと思います。それでは、最後までおつき合いください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。」

 

協力者へのお礼を入れる場合、

 

「本日のパーティーが開催できますのも、多くの方にお力添えをいただいたおかげでございます。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。それでは、皆様、これよりパーティーをはじめたいと思います。存分にお楽しみください。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

とするのも良いでしょう。

 

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ウェルカムスピーチの例文は?

披露宴 テーブルの花

 

 

ウェルカムスピーチで特に意識したいのはゲストへのねぎらいです。

 

そこを踏まえて考えられた例文を紹介しますので、ぜひ自分のウェルカムスピーチを考える際の参考にお使いください。

 

上司なども出席している少々固めの雰囲気での結婚式の場合

本日は大変お忙しい中、私たちのためにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

先ほど私たちはこのチャペルにおきまして、夫婦の誓いを立てて参りました。

 

今日という日をもって、夫婦となり共に歩んでいける喜びを感じるとともに、夫婦となったことへの責任の重さを感じて、身の引き締まる思いでございます。

 

本日このような佳き日を迎えることが出来ましたのは、ひとえに今日まで私達を支えてくださった皆様のおかげです。

 

ささやかではございますが、今までの感謝の気持ちとしてお食事をご用意させていただきました。

 

短い時間ではございますが、お楽しみいただけましたら幸いでございます。

 

どうぞ楽しい時間をお過ごしください。

 

友達がメインでややフランクな雰囲気の結婚式の場合

本日は僕たち二人のための結婚披露パーティーにお集まりいただき、誠にありがとうございます。

 

先ほど、ホテル○○内チャペルにてとても素敵な結婚式をつつがなく執り行うことができました。

 

こうして■■ちゃんと結ばれたことが、僕には嬉しくて仕方ありません。

 

これからは二人で力を合わせて、僕らの両親に負けないくらい楽しい毎日が過ごせる、素敵な夫婦を目指していきます。

 

今日のお料理は僕たち二人が最初にデートした時に食べた思い出のメニューで、○○シェフのご尽力により最高のおもてなしを用意頂けました。

 

ぜひ、心行くまで僕たちの結婚式を楽しんでいってくださいね!

動画ですとしっとりとしつつ明るいメロディのクラシックにのせて、式のちょっとしたエピソードやここまで来れたことへの感謝などを述べていますね。

 

 

場が友人ばかりのアットホームな場面だからできる、「皆様聞いていますか~聞いてないと思いますけど喋ります~」の出だし。

 

こういうスピーチは単調だからあまり耳を傾けない方もいることではありますが、それを逆手にとって思わず耳を傾けてしまう演出だと思います。

 

 

シチュエーション別のスピーチ内容。

披露宴 テーブルのろうそくと花

 

状況別に合わせた文章や一言をご紹介しますので、スピーチ作りの参考にしてみてくださいね。

 

挙式(結婚式)の報告の場合

「先ほど、私たちふたりは、無事、結婚式を挙げることができました。晴れて夫婦となったことを、まずはご報告させていただきます。(これも皆様のお力添えがあってのことと、深く感謝しております。)」

[人前式挙式の場合]

 

「先ほどは結婚式にご列席いただきまして、まことにありがとうございます。」

 

[キリスト教式・神前式の場合]

 

「(本日の午前中、)○○教会(神社)において、挙式を執り行ってまいりました。皆さまに報告するにあたり、夫婦となる実感と責任を、深く感じているところです。」

 

[事前に地元などで挙式した場合]

 

「私たちは○月○日、ふたりの故郷である○○で、無事に結婚式を執り行いました。そして本日、あらためて皆さまにもご報告させていただきたいと思い、このような場を用意いたしました。」

 

ゲストの顔ぶれ別の一言

[親族中心の場合]

 

「本日は、私たちと親しい間柄の皆さまにお集まりいただきました。皆さまと水入らずの時間が過ごせればと思います。」

 

[職場や仕事関係中心の場合]

 

「日ごろから親しくさせていただいている職場の上司や仲間、お世話になっている取引先の方、そして友人たちに囲まれて、このような披露宴を開催できる喜びをかみしめていいます。皆さま、本日はありがとうございます。」

 

[友人中心の場合]

 

「本日は、私と○○がそれぞれ本当に親しくさせてもらっている方ばかりです。なかには、初対面の方もいらっしゃるかもしれませんが、リラックスして打ち解けていただければ幸いです。」

 

[ゲストが多い場合]

 

「このように盛大な披露宴が開催できますのも、ひとえに皆さまのおかげです。まことにありがとうございます。」

 

[ゲストが少ない場合]

 

「内輪のささやかな席ではありますが、日ごろから親しくさせていただいている皆さまと、楽しい会食の時間が持てますことを心からうれしく思います。」

 

[遠方からのゲストがいる場合]

 

「本日は、○○をはじめ、遠方からもたくさんの方にお越しいただきました。私たちふたりにとって、皆さまは家族のように大切な方ばかりです。ご足労をおかけいたしましたことをおわびしますとともに、心よりお礼申し上げます。」

 

演出や趣向別の一言

[レストランでの披露宴の場合]

 

「私も○○も食べることが大好きで、おいしいものには目がないのは皆さまもよくご存知のとおりです。食にこだわる私たちが選んだ、ここ○○では、前菜、スープ、メイン、デザート、パンに至るまで、きっとご満足いただけることと思います。素晴らしい味をじっくりとご堪能ください。」

 

[手作りのおもてなしをアピールする場合]

 

「本日の披露宴においては、ウェルカムボードにはじまり、席札やサンキューカード、メニュー表など、私と○○のふたりが手作りしたものでございます。できるだけ私たちの手で皆さまをおもてなししたいという思いが、少しでも届きましたら幸いです。」

 

協力者へ感謝を述べる場合は名前を上げてお礼を言いましょう。

 

[両親と同じ式場の場合]

 

「こちらは30年前に○○の両親が結婚式を挙げた式場です。本日は、30年前の婚礼料理を一部再現させていただいております。ぜひご期待ください。」

 

[ナイトウェディングの場合]

 

「本日は、このようなおそい時間にお集まりいただきありがとうございます。夜ならではの美しい夜景と、ライトやキャンドルを使った幻想的なイルミネーションをお楽しみいただけるとうれしいです。あちらのテラスで夜風にあたりながらワインを楽しむのもおすすめです。」

 

[交通機関でゲストが遅れている場合]

 

「あちらのテーブルが空いていることにお気づきの方もいらっしゃるかと思います。実は、今朝ほど強風のため飛行機が一時フライトを見合わせた関係で、私の友人たちが少し遅れております。先ほど、まもなく到着すると連絡がありました。途中入場でご迷惑をおかけしますが、皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。」

 

[新婦が一言加える場合]

 

新郎の本題後、マイクを取り一礼して、

 

「○○です。みなさま、本日はお忙しいなか、私たちのためにお集まりくださいまして、本当にありがとうございます。のちほどふたりで、皆さまのテーブルへごあいさつに伺わせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

 

スピーチの長さは新郎の半分以下に抑えましょう。

 

プロフィール紹介の作り方や読み方は?

一輪の白いバラを持った新郎新婦

 

新郎のウェルカムスピーチの後にプロフィール紹介をする場合もあります。

 

通常、司会者(もしくは媒酌人)が行うのが一般的ですが、新郎新婦がお互いを紹介するケースも多いですね。

 

プロフィール紹介のパターンはこちらの5つです。

1. 新郎新婦が自分の自己紹介を書き、司会者(媒酌人)が読む。
2. 新郎新婦が自分の自己紹介を書き、それぞれ相手の紹介文を読む。
3. 新郎新婦が相手の自己紹介を書き、それぞれ相手の紹介文を読む。
4. 親兄弟や友人など新郎新以外の人が紹介文を作り、新郎新婦または他の人が紹介文を読む。
5. 新郎新婦が共同で作成し、友人が記者会見風に質問して応えるような形式で発表する(カジュアルな結婚式向け)。

 

プロフィールの作り方

プロフィール紹介の時間は二人で約5分ほど

その中に上手に伝えたいことを入れていく必要があります。

 

プロフィールを効率的に作るには、思いつくままに作らず、プロフィール一覧表でわかりやすくまとめておくと作りやすいですよ。

 

たとえば、下記のようなことを例にして作っていきいましょう。

「生年月日」「出身地」「星座」

「血液型」「きょうだいの構成」

「卒業校」「勤務先」「仕事内容」

「幼い頃はどんな子供だったか?(習い事やできごとなど)」

「学生時代のエピソードは?(部活動や習い事、できごとなど)」

「趣味」「特技」「すきなもの・こと」

「ふたりの出会い」「相手の第一印象」など

 

プロフィールの読み方

新郎新婦がお互いを紹介することになったときは、司会者になった気分で読むようにすると参列者も聞きやすいですよ。

 

お互いを「さん」づけで呼び、第三者的に読むと良いでしょう。

 

学歴などの自慢話にならないように気をつけてくださいね。

 

締めの言葉

お互いのプロフィール紹介が終わったら、締めの言葉を言いましょう。

「つたない紹介ではありますが、少しでも私たちのことを知っていただけたら幸いです。ご清聴ありがとうございました。」

“ ご清聴ありがとうございました ” は、二人同時に言ってお辞儀をするときれいに締められますね。

 

自然体で充分

新郎新婦の後ろ姿

 

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結婚式(披露宴)の新郎ウェルカムスピーチの作り方や例文などについてお送りしました。

 

はじめの挨拶なのでコツさえ押さえていればそんなにむずかしいものじゃないな、とお分かりいただけたかと思います。

 

ウェルカムスピーチも謝辞も基本的に1、2分でまとまる分量で大丈夫なので、今回ご紹介したコツやテクニックをお使いいただいて考えていけば、きっとあなただけの素敵なスピーチが考え付くと思いますよ。

 

一番大事なのは失敗できない!と身構えすぎないこと

 

もし内容が飛んでしまったりあがって口が回らなくなったりしても、そんなあなたを支えてくれる伴侶はいつだって隣にいてくれますし、進行のプロの方々も控えています。

 

お二人にとって素敵な御式になることをお祈りしております(^^)

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