おいしい梅酒の作り方【ブランデー編】はちみつや黒糖でもできる?
自宅で梅酒を作るご家庭が増えています。
果樹酒を作る時定番になるのがホワイトリカー。
ちょっとリッチなブランデーで作ってみたい!と思っている方も増えています。
今回は、梅酒をブランデーでおいしく作る方法とブランデーの選び方などをご紹介します。
ぜひブランデーでの梅酒作りの参考にしてみてくださいね。
・ブランデー梅酒の作り方は?
・梅酒作りにおすすめのブランデーは?
・ホワイトリカーとブランデー梅酒の違いは?
・ブランデー梅酒をおいしく作るコツは?
・はちみつや黒糖でもブランデー梅酒を作れる?
ブランデー梅酒の作り方は?
梅酒は基本的に同じ作り方です。
梅は青梅ではなく、赤く完熟させて使います。
ブランデーに甘さと香りがあるので、甘さを控えたい場合は氷砂糖は少なめにします。
材料
梅(1kg)
ブランデー(1800ml)
氷砂糖(500g)
作り方
① 梅は洗って、ごみやヘタを取ります。楊枝で3か所ほど穴をあけます。
② 瓶は煮沸または焼酎などで拭いて消毒をしておきます。
③ 瓶に梅と砂糖を交互に入れていきます。
④ ブランデーを入れてふたをします。
⑤ 保冷室等に保管し、梅がなじむようにときどきゆっくりと回します。
⑥ 2か月ほどで飲むことができます。
⑦ 半年ほどしたら梅を取り除きます。
⑧ 1年くらいまでおいしくいただけます。
2日で飲めるブランデー梅酒の作り方
すぐに梅酒を作りたい方におすすめの動画をご紹介します。
『2日でできる!ブランデー梅酒の作り方』
梅を冷凍させることで、ブランデーのアルコール度により完熟が早くなり、おいしく飲めるそうです。
ブランデー梅酒が大好きで早く飲みたい方におすすめですよ。
梅酒作りにおすすめのブランデーは?
ブランデーで作りたいけれど、値段が高いし失敗したことを考えるとなかなか挑戦するのにも勇気がいります。
けれど安いものであれば1,500円前後の値段で買うことができます。
高級な1万円以上の銘柄ですと、そのまま大事に香りと味を楽しみたいと思うかもしれません。
しかし安価なパック入りであれば、お料理にもお菓子作りにも使えるでのとても便利ですよ。
下記に梅酒作りにおすすめのお手頃なブランデーをご紹介します。
サントリーブランデー果実の酒用(35度1800ml)
ブランデーで梅酒を作る方には定番で、多くの人が利用しています。
容器の消毒用としても使えるので便利です。
さっぱりした香りがします。
メルシャンブランデーベースリキュール果実の酒用(35度1800ml)
料理用にも使えるブランデーベースリキュール。
甘い香りでそのまま飲んでもおいしいです。
ブランデーケーキにもよく合いますよ。
チョーヤブランデーV.O果実の酒用(37度1800ml)
梅酒のメッカ、チョーヤのブランデー。
梅酒作りのプロもおすすめするブランデーです。
37度と高いアルコール度ですが、熟成も早くおいしい梅酒ができます。
眠っているブランデーを活用
高級な贈答もので大切にとっておいたまま飲む機会がないから使っていない、など使っていないブランデーを梅酒作りに使ってみるのもいいかもしれませんね。
ホワイトリカーとブランデー梅酒の違いは?
梅酒といえばホワイトリカーで作るのが定番ですが、ブランデーとの違いはあるのでしょうか。
こういう方にはホワイトリカー
・ お酒があまり飲めない人。
・ 梅やかりんなどのエキスを楽しみたい!
・ 初めての梅酒に挑戦するので失敗をしないで楽しみたい♪
という方ならホワイトリカーがおすすめです。
ホワイトリカーはエキスを抽出するとお酒の香りがしなくなり、抽出にも時間がかかります。
作り慣れてきて、ほかのお酒でも挑戦してみたいと思ったらいろいろ試してみてくださいね。
お酒の味も楽しむならブランデー
ブランデー、ウイスキー、ウオッカでも作ることができます。
これらのお酒は本格的なものは高価ですし、アルコール度も高め。
ただ、お酒として楽しみたいのであれな、やはりお酒の香りが残るブランデーがおすすめです。
上記でご紹介したようなパック入りのものであれば、比較的手ごろな値段で買うことができますよ。
ブランデー梅酒をおいしく作るコツは?
ブランデー梅酒を作る時のポイント!
・ 長雨の続く梅雨時期に仕込みますので、ふき取った後にブランデーなどを振って半日してから使うと殺菌効果があります。
・ 熟成と抽出を早くさせるため、3か所ほど梅の面に穴をあけます。
・ 早く熟成させるには、水気をとった梅を凍らせて使うとおいしくできます。
・ アルコール度が高いので、半年くらいしたら梅を取り除きます。入れっぱなしにすると味が落ちてしまいます。
・ まんべんなくエキスをいきわたらせるために、ときどき瓶を回したり、振ったりします。2か月過ぎたころから飲むことができるようになります。
・ 冷蔵庫の保管より、冷暗所や床下収納などに保管したほうが、香りの良いおいしい梅酒ができます。
はちみつや黒糖でもブランデー梅酒を作れる?
氷砂糖の代わりに、『はちみつ』や『黒糖』で梅酒を作ることもできます。
甘さが控えめでなめらかな味に仕上がります。
香りと味を楽しむなら“黒糖”
ブランデーそのものの香りと味を楽しむなら、黒糖のほうが氷砂糖よりおすすめです。
氷砂糖よりも甘さが控えめなので、梅1kgに対して、はちみつなら1kg、黒糖なら600gが目安です。
色が濃い目に付いて、紅茶やハーブティーに入れると香りのいい飲み物になりますよ。
自宅でゆったりくつろぎタイムのお供に♪
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●梅酒の日本酒での作り方!おすすめの日本酒でおいしく作るコツは?
ブランデーでの梅酒の作り方をお送りしました。
ブランデーといえば瓶に入っている高価な洋酒、というイメージはもう昔の話ですね。
手軽にできる梅酒ですが、アルコール度が低い日本酒は、梅には合わないといわれます。
ホワイトリカーではなく、新しい梅酒を作りたい!と思っている方は、今年はおいしいブランデー梅酒作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
手作りなら愛着がわき、より充実したリラックスタイムになりますよ。