初七日の意味と数え方!お返しや服装は?四十九日と一緒でもいい?
葬儀をしたら、初七日ってよく聞きませんか?
葬儀の言葉って漢字で書いているから、読み方分からないもの多いですよね。
今回は、初七日の意味や読み方から、お返しの方法や服装まで説明していきます。
四十九日法要と一緒にできるかどうかも併せて説明していきます。
ぜひご参考ください。
・初七日の香典やお供え物のお返し時期や相場は?のしの書き方は?
・初七日の服装マナーは?身内だけの場合は?
・初七日は四十九日とまとめて執り行なってもいいの?
初七日の読み方や意味は?数え方は?
初七日は、当日にお返しを渡す(即返し)地域もありますが忌明けにお返しを送ります。
ですが、初七日の時に何も渡さないという訳ではありません。
参列のお礼として1,000円程度のお礼品を用意します。
贈答品を取り扱っているお店や葬儀場では、簡単な挨拶状を用意してもらえますから忘れずに用意します。
このお礼品は、重さの軽いものが選ばれています。
これは当日渡しますので、数が足りなかったという事が無いように多めに準備します。
初七日の香典は、他の法要と同程度(1万~3万円)が相場です。
そこから計算して、3,000円~5,000円程度のお返しを用意して忌明けに郵送します。
郵送ですので、重いものを選ばれる方も多いです。
のしも、他の法要と同じように『志』や『粗供養』を使います。
名前は施主の名字だけでもフルネームでも構いません。
水引は白黒を使います。
初七日の服装マナーは?身内だけの場合は?
葬儀当日に初七日法要も一緒にする場合は、葬儀と同じ服装で構いません。
初七日を後日改めて行う場合は、男性は黒のスーツに白のシャツ・黒ネクタイを選びます。
靴やベルトは黒を選びます。
女性の場合は、黒のスーツかワンピースが良いでしょう。
アクセサリーは結婚指輪と真珠のもの以外は使いません。
真珠のネックレスは一重のものにしましょう。
男性女性ともに、スエードの靴やエナメルのように派手なもの毛皮のコートは避けます。
初七日は身内だけといっても、みなさん上記の服装で集まります。
ですから、服装は上記のものを着用するようにします。
初七日は四十九日とまとめて執り行っていいの?
初七日法要の際に四十九日法要を一緒に行われている場合を、まれに見ます。
これは、ハッキリ可否は断言できません。
遺族が初七日と四十九日法要をまとめて行いたいという希望がある場合。
そして、親族が同意している事がまず条件として必要でしょう。
まとめて行うのをよく思わない親族がいる場合は避けておいた方が良いです。
その上で、お寺さんに相談をします。
お寺さんの同意が得られた場合は、まとめて初七日と四十九日法要を行うことが可能になります。
できるかできないかに焦点を当てて話しましたが、あまりおすすめできるものではありません。
日程を調整して四十九日頃に行うのが最善となります。
まとまると見えにくくなるマナー
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繰り上げて葬儀当日に初七日法要を行うことが増えてきました。
お寺さんと話をしてみても、「本当は七日目にして欲しいけどね。」という言葉をよく聞きます。
ここまで繰り上げて初七日法要を行っている現状ですので、やむを得ないという所のようです。
なかには、七日目に初七日法要を行うお寺さんも居ますので確認が必要です。
繰り上げて行うことで、初七日としてのお返しの方法やマナーは見えにくくなってきています。
今回のこの記事が、初七日のお礼品や服装などのマナーについて調べている方の参考になればと思います。