塩竈みなと祭2023の日程とスケジュール!花火の穴場は?桟敷席は?
塩竈(しおがま)みなと祭は日本三大船祭りとして名を馳せているお祭りです。
宮城県塩竈市にある志波彦(しわひこ)神社・鹽竈(しおがま)神社から繰り出され市内を練り歩きます。
そして、色彩豊かな御座船の龍鳳丸、鳳凰丸に神輿を乗り入れたのちに100隻以上の舟を引き連れて、大漁旗を掲げ太鼓や笛などを鳴らしながら神輿海上御渡するお祭りです。
波しぶきをあげてたくさんの船団が進むのを間近で見ると、かなり迫力がありますよ。
御座船がたなびかせる吹き流しやのぼりの色が、青空に映えてとても綺麗です。
今回は、東北に一足早い夏を告げる、塩竈みなと祭2023年の見どころや花火などについてご紹介します。
※2023年は記載内容と異なる場合があります。
この記事の目次
塩竈みなと祭2023年の日程やスケジュールは?
海とともに生きてきた塩釜の人々が受け継いできた勇壮なお祭りは見応え抜群ですよ!
日程:2023年7月16日(日)~17日(月祝)
[16日]花火大会・縁日[17日]神輿海上渡御・陸上パレード
時間:[16日]16:30~21:00[17日]10:00~19:00
※塩竈みなと祭は海の日に指定されている7月第三月曜日と前日に開催されます。
塩竈みなと祭の本祭が行われる前日には前夜祭もありますので、2日間にわたりいろいろなイベントを楽しめます。
本祭りのスケジュールは、
10:30に神輿海上渡御開始から始まり、13:00に三部に分かれて行進される陸上パレード、14:00からは約15分と短い時間になりますが、供奉船(ぐぶせん)に先着200名様限定で乗ることができます(※2022年未定)。
体験乗船をしたい方は、マリンゲート塩釜に開設される受付にレッツGO!ですよ。
また前夜祭は人気の花火大会や大賑わいの縁日、ステージイベントなどが開催されます。
前夜祭・本祭についての詳細は下記でお伝えしていきますね。
塩竈市商工観光課・塩竈市観光物産協会(022-364-1165)、塩竈市観光案内所(022-362-2525)
※2023年は記載内容と異なる場合があります。
塩竈みなと祭前夜祭の見どころは?屋台の内容や営業時間は?
塩竈みなと祭(前夜祭)といえば、まずは約8,000発ほどの夜空に舞い上がる妖艶を楽しむことができる花火大会。
そのほか、千賀の浦カヌー体験やスタンディングパドルボード体験、宝探し、交流都市特産品販売、巡視船『まつしま』一般公開(11:00~15:00・塩釜港西埠頭)などがあります。
スタンディングパドルボードはサーフボードの上に立ってパドルを漕ぎながら乗るものです。
乗る時のバランス力がいりますが、乗り慣れてしまうとやみつきなるかもしれません。
お子様が大喜びをする数々の屋台がひしめき合う縁日広場(千賀の浦緑地 港町公園)は、16:00~21:00で営業しています。
かき氷、クレープ、やきそば、やきとり、いちごあめなど盛りだくさん!
ほかにもステージパフォーマンスなども同時に楽しむことができますよ。
屋台はもちろんスーパーやレストランもあるので食べ物に困ることはないでしょう。
地元グルメを楽しめるチャンスでもありますね。
2019年 前夜祭スケジュール
時間 | イベント | 場所 |
09:00~13:30 | カヌー乗船体験 | 北浜マリンベース |
10:30~14:30 | 巡視船「くりこま」一般公開 | 塩釜港西埠頭 |
12:30~21:00 | 交流都市特産品販売 | マリンゲート塩釜バス駐車場 |
15:30~21:00 | 縁日広場・露店・ステージイベント | 千賀の浦緑地、港町公園、マリンゲート塩釜付近、西ふ頭 |
20:00~20:50 | 花火大会「ひかりピア塩竈」 | 塩釜港西ふ頭、マリンゲート塩釜 |
前夜祭の花火の時間や穴場スポットは?
花火の日程や見どころは?
塩竈みなと祭前夜祭のメインイベントといえば、やはり約8,000発ほど豪快に上がる花火!
比較的早い時期に行われる花火大会なので地元では大人気。
海上を舞う花火が夜空と海面を明るく照らし、とても鮮やかできれいですよ。
日程:2022年7月17日(日) ※荒天時は23(土)に延期
時間:20:00~20:50
場所:塩釜港西ふ頭、マリンゲート塩釜
タコやイカなどいろいろな形の花火に観客も大喜び!
時期的に雨や曇りになる日も多いので、気になる方は当日の天候はチェックしておいてほうがよいかもしれませんね。
地元民はあまり気にせず楽しんでいるようですよ。
一時間ほど心躍る花火に目と心を奪われること必然ですので、楽しみにしてくる方がたくさんいます。
お子様が迷子にならないように気を付けてくださいね。
花火の穴場スポットは?
そしてこの花火大会の穴場といえば、みなとオアシスマリンゲート塩釜の場所が打ち上げ場所との位置から見てもここがよいですね。
迫力満点の花火を堪能できちゃいますよ。
最寄り駅がJR仙石線「本塩釜駅」で、そこからマリンゲート塩釜を目指して徒歩約10分ほどなので、迷子にもならないと思いますよ(専用の駐車場はありませんのでご注意ください)。
イオンタウン塩釜の屋上でも屋台村が出現し観覧可能です(※2022年は有料・詳細は下記にあります)。
本塩釜駅の隣の東塩釜駅周辺でも見ることができるかもしれません。
花火は打ち上げ場所よりも離れるほど人が少ない穴場スポットになりやすいです。
花火の観覧席やクルーズは?
有料観覧席は?
2022年の花火大会有料観覧席はこちら。
[花火大会]
日程:7/17(日)
時間:17:00~21:00
[有料観覧席]
申込み:6/27(月)12:00~
席数:80組(1組4人まで)
料金:20,000円(テーブル・イス4脚、オードブル付)
会場:イオンタウン塩釜 屋上駐車場
備考:駐車場の用意なし、座席に屋根なし、椅子などの持ち込み不可、飲食の持ち込み可(場内で軽食販売あり)
詳細・申込みはこちらをご参照ください。
塩竈みなと祭縁日広場実行委員会(022-367-5111)
※下記は以前の内容となっております。
2019年は千賀の浦緑地公園に有料観覧席が設けられます。
1テーブル5名椅子付10,000円で先着100席限定です。
必要事項をメール・FAXで送ることで申し込みできます。
ひかりピア実行委員会
電話:080-9074-2233
FAX:022-366-2149
メール:miraisouzou_shiogama2019@yahoo.co.jp
申し込み必要事項はこちら。
[観覧場所地図]
有料観覧席とは別に、『塩竈市魚市場2階 展望デッキ』の観覧席も用意されています(※2022年未定)。
1シート3,000円(4名まで)で250シートあります(先着順)。
露店等ないため、持ち込み可能です。
販売・お問い合わせ:塩釜海の駅(022-794-7246)、まぐろ直売・食堂(022-366-8968)
花火クルーズや桟敷船は?
花火鑑賞クルーズや桟敷船もあります。
海上から見る花火は陸上から見るのとは一味違って、とても迫力があるので一押しですよ。
[花火鑑賞クルーズ・桟敷船]
〔塩釜みなと祭 花火鑑賞クルーズ〕
日程(2022):7/17(日)
出港場所:マリンゲート塩釜
時間:18:30発~
料金:大人2,500円、小人1,250円
詳細・予約はこちらから。
お問い合わせ:丸文松島汽船株式会社(022-354-3453)
〔市営汽船臨時便 花火クルーズ(2019)〕
出港場所:マリンゲート塩釜
時間:18:00発~
料金:中学生以上1,200円
詳細・予約はこちらから。
お問い合わせ:産業環境部浦戸振興課・市営汽船係(022-361-7710)
〔花火大会桟敷船(2022)〕
集合:18:30、出港:19:00
料金:中学生以上3,000円、小学生以下2,000円
定員:40名(先着順)
備考:飲食持込み可(食事は付きません)
『 花火大会桟敷船希望。住所、氏名、乗船人数、連絡先 』を明記してFAXかメールで申し込みできます。
塩竈みなと祭協賛会(FAX:022-367-7178・電話:022-367-7177)
メール:kankou@city.shiogama.miyagi.jp
詳細はこちらをご参照ください。
塩竈みなと祭本祭の見どころ!神輿渡御や陸上パレードは?
[本祭]
日程:2022年7月18日(月祝)
時間:10:00~19:00
〔神輿渡御〕10:30~18:30(海上渡御12:00~16:40)〔陸上パレード〕13:00~
まずは本祭のスケジュールを抑えておきましょう。
2022年 本祭スケジュール
[ 御輿渡御 ]
表坂上10:30発 → 表坂下10:58発 → 市内巡幸 → 塩釜港西ふ頭御発船12:00発 → 神輿海上渡御(代ヶ崎浜前12:45発~ ※龍鳳丸・鳳凰丸各ルートへ)→ 塩釜港西ふ頭帰港16:40着 → 表坂下18:20着 → 神輿還御
陸上のルートはこちら(龍鳳丸・鳳凰丸の海上ルートは下記『神輿渡御』の下部をご参照ください)。
[ 陸上パレード ]
13:00~18:45(本町・西町・神社表坂下)
13:00~ オープニングセレモニー
14:00~ パレード(学生の部)
15:00~ パレード(一般の部)
16:15~ ダンスセレモニー
17:20~ 表彰式
18:00~ 朱雀連万燈神輿
18:35~ 神輿還御
陸上パレードのコースは上記マップをご参照ください。
[ 供奉船(ぐぶせん)体験乗船会 ]※2022年未定
14:00~(マリンゲート塩釜 市営汽船貨物受付所、乗船料無料、先着200名)
神輿渡御
志波彦神社と鹽竈神社それぞれ2つの御輿を担ぐのですが、重さはなんと約1トン。
数十人がかりとはいえ夏の蒸し暑い最中、急な階段をゆっくりしっかりと下るのは並大抵ではありません。
太鼓、笛、鐘の音が響く厳かな雰囲気で行われる伝統儀式なので見物客も大勢。
みな神妙な顔で見守っています。
無事に階段を降りきった時は、安堵と苦労を称える称賛の拍手が氏子たちに送られますよ。
そして今度は、はじめの202段の階段を神輿を担いで上り、神社へ還御します。
特に上る時は、掛け声をあげながら力を振り絞って一段一段のぼっていくので、とても迫力がありますよ。
見ている人たちも皆声援を送って励まし、一体感があり、上りきった時は感動の空気に包まれます。
[ 龍鳳丸・鳳凰丸の代ヶ崎浜前からのルートとマップ ]
〔龍鳳丸〕
花渕浜前(12:50)~ 松島海岸(13:35)~ 寒風沢(14:25)~ 石浜(14:50)~ 野々島(15:15)~ 桂島(15:40)~ 西埠頭(16:40)
〔鳳凰丸〕
花渕浜(12:55)~ 魚市場(13:40)~ 桜井サイクル(14:15)~ 新浜町二丁目(14:50)~ 八百照(15:15)~ 仲卸市場前(15:40)~ 魚市場(16:10)~ 西埠頭(16:40)
[マップ]
青:龍鳳丸、赤:鳳凰丸
陸上パレード
陸上パレードも地元の方々が盛り上げてくれ、活気があり楽しめます。
こちらの動画では子どもたちが元気に踊っていますよ!
老若男女いろいろな連やダンスチームが個性豊かな衣装を着て、さまざまな振り付けで踊ります。
過去にはディズニーパレードもきたこともあり、その時は大勢の方がカメラを向けて楽しんでいました。
よしこの塩竈踊りコンテスト、塩釜甚句奉納などもおこなわれます。
神輿海上渡卸鑑賞クルーズ
塩竈みなと祭本祭には神輿海上渡卸鑑賞クルーズもあります。
御座船が御供船と共に巡幸しますが、その御供船として鑑賞できるクルーズも臨場感たっぷりで最高です。
神輿海上渡卸を御座船と共に巡幸できるのはとても素敵ですので、ぜひともチェックをしてみてくださいね。
出港場所、時間、料金はこちら。
[神輿海上渡御クルーズ]
日程(2022):7/18(月祝)
出港場所:マリンゲート塩釜
時間:12:00発~
料金:
〔塩釜発松島着コース〕大人1,500円、子供750円
〔塩釜発塩釜着コース〕大人2,000円、子供1,000円
※予約すると1割引きになります。
詳細・予約はこちらから。
早めのご予約をおすすめします。
お問い合わせ:丸文松島汽船株式会社(022-354-3453)
塩竈みなと祭のアクセス方法と駐車場情報。交通規制は?
場所:志波彦神社・鹽竈神社・塩釜港周辺
住所:宮城県塩竈市一森山1-1および港町周辺
電話:塩竈市商工観光課・塩竈市観光物産協会(022-364-1165)、塩竈市観光案内所(022-362-2525)
地図:
花火大会の会場には、JR仙谷線の本塩釜駅や東塩釜駅からマリンゲートへ徒歩で約10分ほどの位置になります。
大きく花火も上がるので途中でも見ることはできると思いますよ。
車でのご来場は交通規制(会場周辺15:00頃~22:30頃)なども入りますので、あまりおすすめはできません。
場所や時間などの交通規制の詳細な内容は下記マップをご参照ください。
[塩竈みなと祭交通規制地図]
また近辺に駐車場もありませんのでご注意ください。
交通規制もマリンゲート塩釜からの海岸沿いの道路などと限定されているので、そこから外れた位置にあるコインパーキングなどを使うことも一つの方法だと思います。
少し離れた多賀城駅などの有料駐車場を利用するのもいいかもしれませんね。
海と陸と空!東北の夏祭りを楽しみましょう♪
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塩竈みなと祭のイベントや見どころ、花火や神輿渡御などをお送りしました。
前夜祭と本祭に分かれている塩竈みなと祭は、花火・縁日・海上神輿渡御・陸上パレードと、陸海空で楽しいイベントが行われます。
豊かな自然を背景に行われる数々のイベントは、大人も子供も楽しめることでしょう。
旗をたなびかせながら列をなして走る船団は、とても爽快で迫力ありますよ。
花火の華やかさ、縁日のにぎわい、厳かな神輿渡御やパレードはもちろん、音楽ステージやダンスなどもありますので、2日間たっぷり楽しみましょう!