深大寺だるま市2024の日程!だるま開眼やお練り行列は?屋台や混雑は?
深大寺だるま市は東京都調布市の深大寺(じんだいじ)で行われるだるま市。
毎年梅の咲く時期に開催されるこのお祭りは、2日間で約10万人以上の人々が境内に集まる、江戸時代より脈々と続く由緒ある伝統行事。
威勢の良い掛け声とともに売り買いされる縁起もののだるま。
深大寺のだるま市では僧侶により直に開眼していただけるところも魅力の1つですね。
でも深大寺だるま市の魅力はそれだけではありません。
期間中はたくさんの屋台や出店が並び、食べ歩きも楽しめますよ。
今回は、風情たっぷりの深大寺だるま市2024年の日程や見どころ、屋台や混雑などについてご紹介します。
※2024年は記載内容と異なる場合があります。
この記事の目次
深大寺だるま市2024年の日程は?だるま開眼や護摩祈願は?
調布の春は深大寺だるま市から!活気があって行くだけでもご利益がありそうですよ♪
日程:2024年3月3日(日)~4日(月)
時間:09:00~17:00
だるま開眼(目入れ)受付時間:09:00~17:00、場所:大師堂正面
護摩祈願:09:30~13:00(約30分間隔)、15:00・15:30(15分前までに受付)
東京に春を告げる深大寺だるま市!
縁起物のだるまは古来より広く親しまれ、全国各地でだるま市が開催されています。
その中でも深大寺のだるま市は、群馬高崎、富士とともに日本の三大だるま市の1つに数えられるほど知名度の高いお祭り。
『厄除元三大師大祭』というのが本来の祭名ですが、地元市民からは「だるまさん」の愛称で親しまれています。
元三大師(がんざんだいし)はおみくじを作って広めた方としても有名ですよ。
そんな深大寺のおみくじは、凶が多いことでも知られています。
ただ、凶は、これからどんどん良くなる前兆ともいわれていますので、たとえひいても安心してくださいね。
梅の咲く境内では、約50店の露店が競い合うようにだるまを売り、まさに東京に春の訪れを告げる風物詩となっています。
近くには広大な神代植物公園もあるので1日中遊べるスポットしても人気。
多くの露店のほか、鬼太郎茶屋や深大寺そばなど楽しみどころ満載なのも魅力ですよ。
深大寺(042-486-5511)
※2024年は記載内容と異なる場合があります。
深大寺だるま市の見どころは?
だるまの大きさや表情もいろいろ!
深大寺だるま市で売られているだるまは大小さまざま。
値段もお手ごろな1,000円くらいから、大きなものだと1万円以上のものまでいろいろあります。
大きさが同じならどれも同じかと思えば、顔つきもさまざま!
1店ずつ見ていきながら、自分の表情に似ただるまを探すのが、通の買い方なのだそうですよ。
だるまの種類も豊富♪
境内や参道には、だるまをモチーフにしたさまざまな雑貨を売っているお店がたくさんあります。
だるまの色は年々増えて、今では約15種類以上!
ローズピンクやスカイブルーなど多彩なカラーのだるまがあるので、お部屋のインテリアにもマッチしそうですね♪
常に新しいデザインの小物や飾り物があるのでおもしろいです。
また、干支にちなんだだるまデザインの『干支だるま』もおすすめ。
たとえば卯年ならだるまにうさみみが付いていたり、申年ならお猿さんだるまなど可愛いだるまさんなので人気が高まっていますよ。
招き猫のような招きだるまや、お土産やプレゼントなどにも良さそうなだるまがいろいろあるので、見て回るだけでも十分楽しめますよ。
開眼
買い求めただるまは深大寺の僧侶によって開眼していただくこともできます。
これも深大寺だるま市ならではの光景ですね。
詳しくは少し後の「僧侶によるだるまの開眼!」でご説明しますね。
お練り行列
深大寺だるま市のもう1つの見どころが「お練り行列」と「元三大師御影供(がんざんだいしみえく)」。
3日、4日両日とも14:00より開始されます(※2024年は13:45~)。
朗々たる謡い衆、雅楽衆を先頭にして、高僧が境内を練り歩く様子は、まるで平安時代にタイムスリップしたかのよう。
深大寺だるま市はこの時間に最高潮の盛り上がりを見せます。
正にこの祭りのメインイベント!
深大寺だるま市にお越しになるなら、ぜひ見逃さないでくださいね。
国宝
深大寺では唯一の国宝である『釈迦如来』が祀られています。
とても優しい表情に癒やされますよ。
ぜひ参拝してみてくださいね(拝観料300円)。
僧侶によるだるまの開眼!
ご僧侶にだるまの開眼をしてもらいましょう!
深大寺だるま市のさらなる見どころとして、だるまの開眼があります。
買っただるまに眼を入れてもらえるのは、深大寺だるま市ならではの光景なんですよ。
入れてもらえる眼が、また独特なんです。
『阿』と『吽』
まず、深大寺のご僧侶より、梵(ぼん)字という、インドのサンスクリット語を表す独特の文字で、だるまの左目に『阿(あ)』と入れていただけます。
これは、俗に「阿吽(あうん)の呼吸」と言うときの「阿」の字で、ものごとの始まりを示すもの。
深大寺だるま市でだるまを購入したら、元三大師堂前にて、ぜひともご僧侶に開眼をお願いしましょう。
きっとご利益も倍増すると思いますよ。
なお、この開眼式は深大寺だるま市が終了する19:00より2時間早い、17:00で受付終了になりますのでご注意くださいね(09:00~17:00)。
深大寺だるま市の屋台や混雑は?
屋台や露店は?
※2024年 屋台は縮小や中止の場合もあります。
屋台や露店は、参道や境内に約300店!
こちらもだるま同様にバラエティー豊か。
名物のだるまや熊手などの縁起物はもちろん、おいしい食べ物や飲み物が豊富にあって、辺りに良い匂いが漂っています。
おもな屋台の出店内容はこちら。
食べ物以外の屋台もあるので子供も喜びますよ。
また、お祭り屋台のほかにさまざまなお店が出店しています。
ぜひ参道から境内まで食べ歩きながら楽しみましょう♪
近くにコンビニやATMがないため、大きなお金は両替できない可能性があるのでご注意くださいね。
混雑は?
例年2日間で約10万人程度の人出があります。
今年も平年並みの人出が予想されます。
参道から境内まで、押し合いへし合いといった混雑ではありませんが、人出はそれなりに多いことを覚悟しておいてください。
ペットを連れての入場は可能ですが、リードを付けるようにしましょう。
また小型犬の場合、混雑時は抱っこをするなどしたほうがいいかもしれません。
14:00頃から行われるお練り行列の際には、混雑具合がピークに達します。
ゆっくり露店を楽しみたい方は、それまでに買物をすませておくと良いでしょう。
『鬼太郎茶屋』や『深大寺そば』もおすすめ!
鬼太郎茶屋
深大寺山門前にあるのが鬼太郎茶屋です。
妖怪人形焼き、目玉おやじの棒付きキャンディなど、おもしろコラボお菓子や雑貨がたくさん!
また、お茶屋では、目玉おやじの栗ぜんざい、カベオーレゼリー、砂かけ寒天、一反もめんの茶屋サンデー、など特殊なメニューが並んでいておもしろいです。
茶屋の周辺には、鬼太郎やねずみ男のオブジェや妖怪ポストもあります。
小さなお子様も大人も鬼太郎は知っているので、幅広い年代の方が楽しむことができますよ♪
住所:東京都調布市深大寺元町5-12-8
電話:042-482-4059
時間:10:00~17:00 (L.O.16:30)
料金:[2Fギャラリー]小学生以上100円
駐車場:なし
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
深大寺そば
深大寺といえば深大寺そば!
深大寺周辺には、山かけそばや天ざるなど、コシのあるおいしい深大寺そばを食べられるお店もたくさんあります。
座ってのんびり食べたい方にはおすすめですよ。
松葉茶屋、玉乃屋、一休庵、雀のお宿、水神苑など、お店によって麺のコシや味付けが異なるので食べ比べるのもいいですね。
深大寺周辺おすすめ観光スポットは?
深大寺山門の梅が満開になる3月頃に行われるのが深大寺だるま市。
縁起物のだるまを買い求める参詣者で大変賑わいます。
深大寺だるま市でだるまを買って、時間に余裕がある方はこちらへも散歩がてら寄り道してみませんか。
深大寺だるま市周辺おすすめ観光スポットをご紹介します。
神代(じんだい)植物公園【調布市】
深大寺に隣接する神代植物公園は、都内で唯一の都立植物公園。
敷地も広く約48万平方メートル!
武蔵野の面影が残る広い敷地内では、四季を通じて約4,800種類、約10万株のさまざまな植物が花を咲かせています。
新たに展示室が増えるなど見どころ満載。
世界遺産、小笠原諸島の植物やサボテン、ランやベコニアや食虫植物や熱帯の植物も見られます。
ゆっくり、ゆったり自然に触れたい方におすすめの観光スポットですよ。
深大寺だるま市の期間はちょうど梅の花が見ごろ。
都内の梅の名所として知られているので、ぜひお立ち寄りください。
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
電話:042-483-2300
時間:09:30~17:00 (最終入園16:00)
料金:高校生以上500円、中学生200円、65歳以上250円 ※都内在住在学中学生・小学生以下は無料。
駐車場:約865台(1時間300円・以降100円/20分)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
三鷹の森ジブリ美術館【三鷹市】
説明はいらないほど知名度がありますね。
今でも再放送の映画は多くの方が見ているジブリ作品。
前売りでチケットをとらないと入場できないので、事前に予約をしましょう。
深大寺だるま市の期間のチケットは2月の1日より販売開始です。
住所:東京都三鷹市下連雀(しもれんじゃく)1-1-83
電話:0570-05-5777(10:00~15:00)
時間:10:00~18:00(入場時間:10:00、12:00、14:00、16:00)
料金:大人・大学生1,000円、中高生700円、小学生400円、4歳以上100円
※チケットは予約制となっております(詳細・予約はこちら)。
駐車場:なし
定休日:火曜日ほか
井の頭恩賜公園(いのかしらおんしこうえん)【武蔵野市】
井の頭池の西側に梅園があります。
また、井の頭動物園が隣接していますので、お子様連れには嬉しい場所です。
園内に井の頭公園駅があるので、公共機関のアクセス面でもおすすめスポットです。
住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31
電話:0422-47-6900
時間:-
料金:-
駐車場:約160台(1時間400円・以降200円/30分)
深大寺だるま市のアクセス方法と駐車場情報。
場所:深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話:深大寺寺務所(042-486-5511・09:00~17:00)
地図:
電車・バスでのアクセス
京王線「調布駅」「つつじヶ丘駅」中央線・総武線「吉祥寺駅」「三鷹駅」よりバス。
[京王線調布駅中央口]※臨時で増便する場合もあります。
〔11番乗り場〕
①「深大寺」行きで約15分→「深大寺」下車後に徒歩約1分、「深大寺小学校前」下車後に徒歩約5分
②「吉祥寺駅」「杏林大学病院」「三鷹駅」行きで約10分→「深大寺小学校前」下車後に徒歩約5分
〔12番乗り場〕
①「吉祥寺駅」行きで約10分→「深大寺入口」下車後に徒歩約8分
②「三鷹駅」行きで約10分→「深大寺入口」下車後に徒歩約8分
[京王線つつじヶ丘駅北口]
「深大寺」行きで約15分→「深大寺」下車後に徒歩約1分
[JR吉祥寺駅南口]
〔6番乗り場〕
「深大寺」行きで約30分→「深大寺」下車後に徒歩約3分
「調布駅中央口」行きで約30分→「深大寺入口」下車後に徒歩約8分(※4番乗り場からも可能)
[JR三鷹駅南口]
〔3番乗り場〕
「深大寺」行きで約25分→「深大寺」下車後に徒歩約3分
〔5番乗り場〕
「調布駅中央口」行きで約25分→「深大寺入口」下車後に徒歩約8分
車でのアクセス
[調布IC、国道20号を府中方面から行く場合]
中央自動車道「調布IC」→国道20号を新宿方面に直進(約0.5km)→「下石原交番前」交差点を左折→武蔵境通りを直進(約1.3km)→「深大寺入口」交差点を右折して約0.5km→参道入口
[国道20号を新宿、環八、仙川方面から行く場合]
国道20号「下布田」交差点を右折→三鷹通りを直進(約1.3km)→「深大寺小前」を左折して約0.5km→参道入口
[武蔵野、三鷹、小金井方面から行く場合]
① 武蔵境通り→「深大寺入口」で左折(武蔵境通りと東八道路との交差点は「野崎八幡前」)
② 三鷹通り→「深大寺小前」で右折(三鷹通りと東八道路との交差点は「航空宇宙技術研究所」)
駐車場
深大寺境内の駐車場は、法事および車両祈願の方のみ利用可能です。
深大寺だるま市ご利用の方は神代植物公園ほか、近隣の駐車場をご利用ください。
〈神代植物公園第一駐車場〉
住所:東京都調布市深大寺北町1-4
台数:約228台
時間:24時間
料金:100円/20分(最初の1時間300円)、最大1,200円
〈神代植物公園第二駐車場〉
住所:東京都調布市深大寺元町5-29
台数:約100台
時間:24時間
料金:100円/20分(最初の1時間300円)、最大1,200円
神代植物公園の駐車場は比較的駐車台数が多いですが、深大寺だるま市期間中は相当な混雑が予想されますので、早朝よりの入場をおすすめします。
電車やバスの交通期間を利用するとスムーズに移動できるのでおすすめですよ。
交通規制
深大寺だるま市の期間中は交通規制が敷かれます。
深大寺通りでは2日間とも、10:00~16:00まで一方通行となります。
三鷹通りからは進入不可となりますので、武蔵境通りより進入しましょう。
[一方通行区間]西参道(深大寺入口交差点)→東参道(深大寺小学校)へ
そっくりだるまで今年もばっちり!
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深大寺だるま市の見どころなどについてお送りしました。
深大寺のだるま市では、自分とそっくりな顔のだるまを購入することができたら、その1年は幸せになれる、というジンクスがあるのだとか。
江戸時代のような情緒あふれる街並みは散策にもぴったり♪
名物の深大寺そばやたくさんの屋台巡りで、お腹も満足することまちがいなしですよ。
今年は初春の深大寺へ出かけて、自分そっくりのだるまを探して最高の一年にしちゃいましょう!