【喉の痛みの原因】一週間も治らないのはストレスや病気？治し方は？
喉がイガイガするなど痛みや違和感を感じていませんか？
時期的に乾燥する季節だったり、花粉や黄砂、PM2.5などの影響で体調やのどの調子がすぐれない方も多いかもしれませんね。
しかし、その喉の痛み、乾燥や花粉など季節的なものが原因ではないかもしれません。
実は病気やストレスが原因の可能性もあるのです。
1週間以上も治らない方は要注意！
今回は、喉の痛みの原因や対処法などについてご紹介します。
この記事の目次
喉の痛みのおもな原因や治らない理由は？
喉が痛くなるおもな原因は、炎症を起こしているからなのです。
その炎症を起こすのには、2つの原因があります。
細菌やウイルスによる炎症
1つ目は、細菌やウイルスによる炎症。
空気中にはいくつもの細菌やウイルスが存在します。
メディアなどで話題になる花粉やPM2.5なども、アレルギー反応により、体を守ろうとする免疫反応で喉が痛くなる原因になっています。
なので、PM2.5の飛散が多い時にはよく「気管支が弱い方はマスクなどをするように。」と、言っていますよね。
そういったことがマスクの使用をすすめている理由となっています。
たばこやアルコール
2つ目は、たばこの吸い過ぎやアルコールの摂り過ぎ。
たばこに含まれる有害物質やアルコールは喉を傷つける原因になります。
ほかに、大声の出しすぎも喉を傷つける原因になります。
そういった喉を傷つけやすい行為の連続により炎症が起こるようになっていきます。
朝の喉の痛みの原因や注意点は？
朝起きたときに喉が痛む、イガイガするなど違和感を感じたことがある方は多いと思います。
このような痛みや違和感を感じる、原因や注意点をご紹介します。
原因は？
朝起きたときに喉が痛む原因は、
ことが挙げられます。
ほかにも健康に良いと言われているコーヒーなどに含まれるカフェインも刺激物の一つ。
健康によいからといってむやみに飲むと喉を痛める原因になってしまいます。
口の中が乾燥
朝起きて喉が痛むときは、口の中が乾燥していることも大きな要因です。
ですが、口の中を潤そうと唾液を飲み込んだり、うがいをしたりしてはいけません。
理由は、寝起きの口の中は細菌が一番多く潜んでおり、喉の痛みを悪化させたり、ウイルス性の病気にかかったりする原因になるからです。
まずは口をすすぐ
ですので朝起きて喉が痛かったとき、まずは口の中をしっかりすすいでください。
すすぐことにより口の中の細菌を出すことができます。
マウスウォッシュといった口の洗浄を目的とした専用の物もありますので、そういうものを使用するのもおすすめです。
ただ、口をすすぐだけであれば普通の水道水でも大丈夫ですよ。
右側や左側の喉の痛み、部分的な痛みの原因は？
ただ一言に喉が痛いといっても、左側に強い痛みを感じるなど、部分的に痛みを感じるということもありますね。
次はそういった、部分的な痛みの原因についてご紹介します。
ただその前に先に結論を言っておくと、左右どちらに痛みを感じても原因の違いはありません。
喉には扁桃腺（へんとうせん）というものがあり、左右に1つずつ存在します。
おもに炎症を起こすのがこの扁桃腺で、左右どちらかが炎症を起こし、片側に強く痛みを感じるのです。
ほかにも、肩こりや首のこりが原因で喉に痛みを感じることもあります。
肩や首は喉に近いため、痛みが喉へ伝わりやすいのです。
特に肩こりは、利き手を酷使することで、片側の扁桃腺が痛みを感じやすくなるといわれています。
喉の痛みがなかなか治らないのは病気やストレス？
これまでは炎症による喉の痛みの原因をご紹介してきました。
炎症による喉の痛みは、きちんとした対処をすれば短期間で治ることがほとんどです。
なのに、なかなか治らない‥。
一週間経っても治らない‥。
そんな時はもしかしたら、炎症以外の病気やストレスが原因かもしれません。
こちらでは喉の痛みに関係する病気や、ストレスによる原因の症状をご紹介します。
病気が原因の場合
喉が痛む病気として多くみられるのは風邪。
よく喉風邪なんて言ったりしますよね。
風邪による喉の痛みの場合は、発熱やだるさ、頭痛などを伴いますよね。
ですが、風邪以外の場合はどうでしょう。
喉が痛む病気はほかにも、食道がんや喉にできるポリープがあります。
喉の痛みだけで1週間以上も治らない場合は、耳鼻咽喉科などの専門医へ行くことをおすすめします。
ストレスが原因の場合
何かが喉に引っかかっているような感じ、日によって痛みが強かったり弱かったりなど。
喉になにか言いようのない違和感がする場合は、ストレスが原因の可能性があります。
なかなか自分で症状の見分けができないときは、迷わず病院へ行くことをおすすめします。
ストレスは体のどこかに痛みを感じさせようと脳が働きかけるもの。
人によって時期やタイミング、その症状が出る場所や症状などが異なり、肩や背中、お腹の痛みや頭痛、腕や足などさまざま。
それがたまたま今は喉に出ているということも十分ありえます。
喉の痛みを感じた時の対処法は？
喉が痛くなった時の対処法をご紹介します。
早めに対応することで少しでも喉の痛みや違和感を軽減していきましょう。
とにかく乾燥を防ぐ
まずはやはり、喉を乾燥させないこと。
乾燥により細菌やウイルスが付着し炎症を起こしやすくするので、一番大事なことになるかと思います。
今は濡れマスクや加湿器などがありますので、そういうものを利用するのも良いでしょう。
アロマでリラックス
加湿器でアロマオイル対応の物があれば、ぜひお好みのアロマオイルを数滴入れてください。
加湿で喉を潤すことで炎症を抑え、アロマオイルでリラックスすることで、ストレスが緩和されるので、一石二鳥ですよ。
加湿器がないという方は、洗濯物を室内干しにすることで加湿効果があるのでぜひ試してみてください。
ネックウォーマーや緑茶でも効果あり
ほかにも、スカーフやネックウォーマーで喉を温めたり、緑茶でうがいも効果的です。
緑茶にはカテキンが含まれており、そのカテキンに殺菌作用があるので喉が痛くなった時はおすすめです。
喉の痛みに効くツボマッサージ
簡単なツボ押しで喉の痛みを解消していきましょう。
喉の痛みに効果的なツボはこちらの動画で確認できますよ。
喉の痛みが続く場合はすぐに専門医へ
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喉の痛みの原因や治し方をお送りしました。
喉の痛みは、すぐに治るだろうと軽視しがちです。
しかし、大病が原因の場合もあるので、なかなか治らない方はすぐに耳鼻科など専門医へ行くことをおすすめします。
そして、炎症を起こさないためにも、普段から喉を乾燥させないように毎日のケアが大事になります。