歓送会の挨拶例文と順番【送る側・送られる側】乾杯や締めは?
歓送会が近づくと幹事の方から挨拶を頼まれている方も多いのではないでしょうか。
歓送会での挨拶を聞いたことがあったとしても、聞いているのと自分が挨拶をするのとでは別物ですので、堂々と余裕を持った挨拶にするためには事前に準備が必要ですよね。
そこで今回は歓送会での挨拶の順番や例文をご紹介していきます。
乾杯や締めの挨拶例文はもちろん、送る側・送られる側それぞれの挨拶例文も併せてご紹介していきますので、歓送会で挨拶をするすべての方の参考になること間違いなしですよ。
・歓送会の乾杯の挨拶例文は?
・歓送会で送る側の挨拶例文は?
・歓送会で送られる側の挨拶例文は?
・歓送会の締めの挨拶例文は?
歓送会の挨拶の順番は?
歓送会では、開会と閉会の簡単な挨拶を除くと、挨拶の場面が4回あるのが一般的です。
開会後、送る側代表者の挨拶、乾杯の挨拶の後歓談に入ります。
終盤に送られる側の挨拶がはじまり、締めの挨拶という順番になりますよ。
送られる側の人数によっては、早めに送られる側の挨拶が始まることになりますので心の準備をしておきましょう。
送られる側が何人もいる場合の順番は、役職が上の人から始まったり、若手から始まったりと職場によりけりです。
今回が初めての歓送会で慣例がわからない場合には、昨年の歓送会に出席した同僚、もしくは幹事に確認できると安心ですね。
歓送会の挨拶の順番
➁送る側代表者の挨拶
➂乾杯の挨拶
➃歓談
➄送られる側の挨拶
➅締めの挨拶
⑦閉会の挨拶
歓送会の乾杯の挨拶例文は?
○○さん、お疲れさまでした。
《送られる方に合わせたメッセージ》
それでは、僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。
○○さんのご健勝とご活躍をお祈りし、皆さんのご多幸と我が社のますますの発展を祈念いたしまして、乾杯!
《送られる方に合わせたメッセージ例文》
・○○さんが転任されるということで寂しくなりますが、新任地でもお身体に気をつけてご活躍下さい。
・長い間本当にお世話になり、ありがとうございました。
など
歓送会で送る側の挨拶例文は?
○○さん、お疲れさまでした。
○○さんには入社以来、直属の上司として指導していただきました。
ご指導といいましても、業務について困りごとがないかを常に気にかけてくださったり、相談をすれば○○さん自身の仕事のやり方を教えてくださったりと、失敗を恐れず安心して業務に没頭できる環境を整えてくださったのが○○さんです。
○○さんが転任されると聞き一瞬不安がよぎりましたが、これからは○○さんのような上司としての姿も目指しながら、業務に励んで参ります。
くれぐれもお身体に気をつけて、お元気でご活躍ください。
今まで大変お世話になりました。
ありがとうございました。
歓送会で送られる側の挨拶例文は?
本日は私のためにこのような会を開いていただき、ありがとうございました。
また先程は○○部長をはじめ皆様から身に余るお言葉をいただきまして、ありがとうございます。
ご紹介いただきましたとおり、私こと○○は、このたび、○月○日付けで○○部に異動することになりました。
こちらで勤務した6年間は、あたたかい職場の皆さんとやりがいのある業務に恵まれ、充実した日々でした。
そのような日々の中でも、「あのときこうすれば良かった。」「あのときこう言えば良かった。」と後悔した場面も多くあります。
こちらで鍛えていただいたとはいえまだまだ未熟な身ですので、次の異動先でも反省と向上心を忘れず、失敗を糧に次の業務に繋げていけるよう日々邁進して参ります。
○○部長をはじめ、皆さんには本当にお世話になりました。
最後になりますが、皆様のご健勝とご活躍を、そして○○部のご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
歓送会の締めの挨拶例文は?
御指名に預かりました〇〇と申します。
誠に僭越ながら締めの挨拶をさせていただきます。
皆様ご起立をお願いいたします。
本日はお忙しい中、○○課の歓送会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
○○さんの転任は大変名残惜しく感じておりますが、転任前に共に楽しい時間を過ごさせていただき、大変嬉しく思っております。
転任先でもどうぞお元気でご活躍ください。
それでは、本日お集まりいただいた皆様のご健康と益々のご活躍を祈念して締めさせていただきます。
お手を拝借、よー、「一本締めなど」。
悔いのない感謝と希望にあふれた挨拶を
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今回は歓送会での挨拶の順番や例文をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
共に日々を乗り越えてきた仲間と別れなければならないのは寂しいかぎりですが、お互いに感謝の気持ちを悔いなく伝え、送られる方が希望を持って異動や退職をすることができるような挨拶を考えましょう。