【父の日2024年の時期】バラやひまわりの由来は?プレゼントおすすめは?
父の日は感謝を伝えるイベントです。
母の日に比べると、あまり意味や由来が知られておらず、認知度も少々押され気味。
ただ、父の日にもきちんと由来があり、母の日のカーネーションのように、決まった花を贈る習慣もあるんですよ。
今回は、父の日の時期や由来、贈る花の意味、おすすめプレゼントなどをご紹介します。
この記事の目次
2024年 父の日はいつ?
父の日は、毎年6月の第3日曜日。
普段は言えない感謝の気持ちを伝える日ですね。
これはアメリカから伝わった習慣で、アメリカと日本だけでなく、イギリス・フランス・中国・インドなど多くの国が6月の第3日曜日に父の日を祝います。
イタリアやスペインなどカトリック系の国では、3月19日聖ヨセフの日が父の日で、ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ4月30日、遅ければ6月2日)が、「父の日」(Vatertag・ヴァタータグ) でもあります。
台湾の父の日(父親節)は8月8日。
これは、「パパ」(爸爸)と「八八」の中国語の発音が似ていることに由来しています。
祝う日は変われども、どの国でも父に感謝する日として父の日を祝っているんですよ。
父の日の由来は?
日本で祝われる父の日は、アメリカで生まれました。
といっても、すぐにアメリカの祝日になったわけではありません。
ジョン・ブルース・ドット夫人が、父の日制定を願って牧師協会に嘆願したのが1909年。
お父さんの生まれ月である6月に、教会の牧師から父の日を祝う礼拝をしてもらいました。
礼拝の日が1909年6月19日、6月の第3日曜日だったことからその日が父の日になりました。
翌1910年6月19日に、父の日の最初の祝典が開催されたものの、一般に知れ渡るようになるまでには、6年の歳月がかかりました。
1916年の父の日の祝典で、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことで広く知れ渡ったといわれています。
そして、ついに1972年に正式に国の記念日として制定されました。
公認されるまでに実に60年余りの時間がかかったことになります。
[父の日制定までの流れ]
ジョン・ブルース・ドット夫人が父の日制定を願い活動を開始
↓
1909年 牧師協会に嘆願
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1910年 父の日の最初の祝典が開催
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1916年 アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが演説
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1966年 アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示
↓
1972年 正式に国の記念日として制定
その後、「父の日」は日本へも伝わります。
日本で父の日が広まり始めたのは、1950(昭和25)年頃からで、一般的な行事として知れ渡ったのは1980年代になります。
父の日にバラやひまわりを贈る理由は?
バラを贈る理由は?
母の日に贈る花はカーネーション。
では、父の日の花といえば?
答えにつまる方も多いかもしれませんが、実は答えは一つではありません。
もともとは、父の日の花はバラでした。
父の日の提唱者であるドット夫人が、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたことが由来で、父の日にはお父さんへの感謝の気持ちを込めてバラの花を贈るというのが風習になったとされています。
バラの色は母の日のカーネーションと同様で、存命する父親には赤を、亡くなった父親には白を贈るとされていますが、日本ではあまりその習慣はありませんね。
黄色いバラを贈る理由は?
習慣がないとはいえ、日本では父の日に黄色いバラを贈ることもありますが、その理由は花言葉からきているといわれています。
黄色いバラは、献身、友情という意味とともに、『家族を守る』という意味もあります。
お父さんのイメージにピッタリということで、黄色いバラを贈るようになったといわれていますよ。
そのほかに、「父の日黄色いリボンキャンペーン」がもとになったともいわれています。
ベストファーザー賞という言葉を聞いたことはありませんか。
これもこのキャンペーンの一環なんです。
キャンペーンでは、幸せ・幸福の象徴といった意味がある黄色がイメージカラーとされています。
そのため、バラの花とも融合して黄色いバラを贈る風習が生まれたといわれていますよ。
ひまわりを贈る理由は?
父の日には黄色いバラのほかに、『ひまわり』を贈ることもあります。
これは、ひまわりの色に理由があります。
ひまわりの色である「黄色」は、昔からイギリスでは『身を守る色』とされていました。
アメリカでは、『愛する人の無事を願う黄色いリボン』として定着しました。
そこで、お父さんへの感謝の気持ちを、黄色いリボンに込めて伝えましょうという活動が始められたのです。
前述したように、日本でも、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」があります。
毎年、「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」が発表されていますよね。
黄色は、健康を願い、働く父の無事を願う色なので、父の日にはピッタリの色ですよね。
ただ、父の日は6月。
ひまわりはまだ店頭に並ばない季節なんです。
ですから、ひまわりではなく、黄色のバラなどほかの花を贈る場合も多いです。
『黄色いバラ』『ひまわり』の花言葉は?
ただ、黄色いバラの花言葉は、「あなたを恋します」「美」「友情」「献身」「薄らぐ愛」「恋に飽きた」「別れよう」「誠意がない」「不貞」「嫉妬」など、あまり父の日にそぐわないかもしれませんね。
花言葉をみても分かるようにこちらのほうが父の日にピッタリですよね。
街の花屋さんでは、時期外れのひまわりはなかなか手に入らないかもしれません。
しかしネット通販であれば、比較的容易に手に入りますので検討してみてはいかがでしょうか。
バラやひまわり以外の花で父の日におすすめの花は?
「バラやひまわりは贈ったことがある」「ほかの花を贈りたい」という方もおられることでしょう。
バラやひまわり以外の花で、父の日におすすめの花をご紹介します。
父の日におすすめの花は、
・ ユリ
・ ラン
の2つです。
ユリもランも、父の日に贈る花としてふさわしい花言葉をもっています。
ユリとランの花言葉は?
ユリの花の持つ花言葉は、「純潔」「無垢」「威厳」「子の愛」。
ランの持つ花言葉は、「幸福がやってくる」「清純」「純粋」「あなたを愛しています」。
ユリとランも父の日にはピッタリの花言葉ですよね。
父の日におすすめのプレゼントは?
健康を気遣うプレゼント
健康を気遣うプレゼントは定番中の定番です。
予算が許すなら、人間ドッグや温泉に招待するというのもいいかもしれませんね。
・ マッサージグッズ
・ 万歩計
・ 血圧計
・ 筋トレ、ストレッチ用具
・ 健康サプリ
・ 体重計
電化製品
電化製品を喜んでくれるお父さんは多いのではないでしょうか。
服などを買いに行くとなると、照れてしまうお父さんでも、家電量販店へなら喜んで一緒に行ってくれるかもしれません。
・ コーヒーメーカー
・ エスプレッソマシン
・ ビールサーバー
・ 電動歯ブラシ
・ 電気シェーバー
・ タブレット
衣類・装飾品
身に付けるものは、贈り物の定番ですよね。
パジャマやホームウエアなど家でくつろぐための服なら、多少遊び心のあるデザインでもいいですね。
・ ネクタイ
・ ネクタイピン
・ ベルト
・ 名刺入れ
・ ハンカチ
・ Yシャツ(オーダーシャツ)
・ ボールペン
・ 万年筆
趣味の物
趣味の物は、よくリサーチしてから贈りましょう。
普段からお父さんの趣味をよく理解している場合はサプライズもいいかもしれませんが、よく分からない場合は、希望を聞いた方が良いですね。
・ ゴルフグローブ
・ ゴルフシューズ
・ ゴルフボール
・ スマートフォン車載ホルダー
・ フィッシングベスト
・ アウトドア用のサングラス
ほかにもいろいろ!おすすめのプレゼント
このほか、一緒にお酒を飲みに行ったり、寄せ書きを贈ったり、母との食事券や旅行券をプレゼントするのもおすすめですよ。
世界の父の日は?
アメリカから始まった父の日は、日本をはじめカナダ、イギリス、アイルランド、アジア諸国でも同じように6月の第3日曜日です。
イギリスでは、花に加えメッセージカードが送られるのが一般的です。
カナダでは、何かをプレゼントするというよりも一緒に過ごすことが重視されています。
もちろんお酒やネクタイなどを送る家庭もありますが、家族みんなで楽しく過ごすことが一番の幸せ。
ほかには何もいらないという考えがあるそうですよ。とても素敵ですよね。
韓国の父の日は5月8日で、両親へ感謝する日です。
韓国には両親を敬う気持ちが重んじられれているのでお花だけでなく、商品券や電化製品など高価なものが贈られることもあります。
ドイツでは、5月のキリスト昇天祭に合わせて行われていて、お父さんが羽を伸ばす日なんですよ。
いつもは家で一人で過ごすお父さんも、この日ばかりは外でお酒を飲んだりして盛り上がっているようです。
父への感謝を表す日
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父の日の由来や意味、おすすめの花やプレゼントなどについてお送りしました。
父の日は、父への感謝の気持ちを表す日として、世界中で祝われていることが分かりましたね。
感謝の気持ちとしての、プレゼントのアイデアもご紹介しました。
観葉植物は見ているだけで癒されるので、仕事で疲れている父にもピッタリ。
また、プレゼントを選びながら一緒に過ごす時間が、何よりのプレゼントにもなりますよ♪