季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

越中おわら風の盆2017の日程と見どころ。おすすめエリアは?

中おわら風の盆は、富山県富山市八尾(やつお)地域で、毎年9月初旬に行われているお祭りです。

 

目深に被った編笠の踊り子は、独特な哀調に満ちたおわら節の胡弓や三味線に乗って、男は勇壮に、女踊りは曲線美を際出せた、たおやかで艷やかな舞いを披露します。

 

情緒ある町並みを舞台に、叙情的な踊りが映えて、それは美しい趣きなんですよ。

踊りを踊る女性たちの細やかな手振りやしなやかな身振りが、えもいわれぬ情緒を漂わせます。

 

秋の気配が漂い静寂が深くなる八尾町。優美で情熱的な越中おわら風の盆2017の日程と見どころ、おすすめエリアなど、越中おわら風の盆の魅力についてお届けしたいと思います。

 

・越中おわら風の盆2017の日程
・越中おわら風の盆の見どころと楽しみ方。屋台情報は?
・越中おわら風の盆おすすめエリアや時間帯は?ゆっくり見るなら?
・越中おわら風の盆のアクセス方法・駐車場。混雑状況は?
・越中おわら風の盆の歴史・由来について。なぜおわらと言うの?
・越中おわら風の盆おすすめ宿泊所

 

Sponsored Link

越中おわら風の盆2017の日程

 

日程:2017年9月1日(金)~3日(日)

2017年は週末ということもあり、例年よりも人手が多くなることが予想されます。

 

・雨天の場合

雨天の場合は、一切の行事が中止となりますのでご注意下さい。

越中おわら節に使われる胡弓や三味線などの楽器は、湿気が禁物。従って、雨が止んでも直ぐには再開とならない場合が多いのです。

 

主なイベントスケジュール

おわら風の盆 踊り子

 

月日 行事 時間
8/20~30 前夜祭 【町流し・輪踊り】20:00~22:00

【おわらステージ 】18:30~19:50

9/1(金) 演舞会 19:00~
  町流し・輪踊り 15:00~17:00、19:00~23:00
9/2(土) 演舞会 19:00~
  町流し・輪踊り 15:00~17:00、19:00~23:00
9/3(日) 町流し・輪踊り 19:00~23:00

※主な行事と時間帯は上記の通りです。状況により変更の可能性もあります。

 

越中おわら風の盆の見どころと楽しみ方。屋台情報は?

哀調の音色と幻想的で優雅な舞い

おわら風の盆

 

越中おわら節の哀切に満ちた旋律。胡弓の調べに乗って、男たちは勇壮な踊りを披露し、艷やかで優雅な女踊りが華を添えます。

 

格子戸や蔵などの昔の情緒をたっぷり残す町並みを背景に、編笠姿の踊り子たちが幻想的に舞い踊りながら流して歩きます。越中おわら節は、風流を愛する日本人の心を捉えて離しません。

 

時に柔らかく、時に機敏に、そして一瞬止まる間合いの見事さ。洗練された音曲と踊りの美しさは見るものの魂を揺さぶります。

 

日本人の心に眠る何かを揺り起こすような、しっとりとした情緒を味わうことができると思いますよ。

 

越中おわら風の盆の見どころ

抑制がきいた歌や踊り、その中でたまに見せる烈しさ。動と静の絶妙な組み合わせがおわら節の魅力でもあります。

 

胡弓の優雅な調べは一度聞いたら耳から離れないほど。

前夜祭から本祭まで大いにおわら節の見事さを堪能して下さいね。

前夜祭

おわら風の盆

 

8月20日から30日までの11日間、前夜祭が行われます。前夜祭では、曳山展示会館で18:30~20:00に上映会や踊り方教室などを開催。

 

20:00~各町内が交代でそれぞれの町内で町流し輪踊りを行います。いわば、本祭の練習ですね。従って31日は本祭にそなえてお休みです。

 

この前夜祭は一般観光客でも参加することができるんです。18:30からの踊り方教室に参加して、ぜひその後の町流しを体験してみてはいかがでしょうか。

 

本祭(9月1日・2日)

おわら風の盆

 

本祭1日目と2日目は14:00~16:00の間、曳山展示館で踊り方教室を開催。その後15:00~17:00、19:00~23:00まで町流し・輪踊りが行われます

 

上新町には大輪踊り会場ができて、一般観光客も参加することができますので、ぜひ越中おわら風の盆を体験してみて下さいね。

 

この他、八尾小学校グラウンドに特設される演舞場では、19:00~21:00の間、越中おわら風の盆の優美な競演を観覧することができますよ。

 

こちらは有料チケット制。各町の美しい踊りを一同に介して観覧したい方は、ぜひチケットを入手しましょう。

 

本祭(9月3日)

おわら風の盆

 

越中おわら風の盆の最終日となるこの日は、14:00~16:00の間、曳山展示会館で踊り方教室が開かれますが、15:00~17:00の町流し・輪踊りと、演舞場での競演は行われません

 

その代わりに、19:00~の町流し・輪踊りでは、祭のスケジュールである23:00を超えても続けられるところが多く、祭りの終わりを惜しむように、明け方まで続けられます

 

越中八尾駅では、毎年始発列車の乗客をおわらで見送る「見送りおわら」が名物。夜通し越中おわら風の盆を楽しんで、始発で帰路につくのも良さそうですね。

 

屋台情報

おわら弁当

 

越中おわら風の盆の開催される八尾地区は、飲食店が少ないので、屋台やお弁当屋さんが多く出店しています。17:00~19:00までは踊り方の皆さんもお食事タイムなので、この間に済ませておきましょう。

 

ただし、この時間には他の観光客も一斉に食事をとるため、数少ない飲食店はどこも混んでいます。17:00より早い時間にお弁当を買っておいて、この時間に食べるのが良いと思われます。

八尾小学校が演舞場となるので、この近辺にわりと屋台が集中していますよ。

 

屋台は通常のお祭り屋台よりもお弁当とお食事&飲み物の屋台が多め。名物の鱒寿司おわら弁当がおすすめです。

 


Sponsored Link

越中おわら風の盆おすすめエリアや時間帯は?ゆっくり見るなら?

四季踊りといわれる、優雅で艶っぽい女踊り。かかし踊りといわれる、端正で勇壮な男踊り。それぞれの踊りを間近でじっくり見るための、おすすめのエリアや時間帯をご紹介しますね。

 

おわら風の盆 昼間

 

昼間(15:00~17:00)に観覧するなら

越中おわら風の盆を昼間に観るなら、各町に設けられた特設ステージがおすすめ。

初日は人が少なくて、逆に輪踊りが行われていない場合があるので、最終日を狙いましょう。

 

夜はカメラのフラッシュが禁止されている…というか、フラッシュを炊かないのが暗黙のマナーなので、写真を撮りたいなら昼間が良いと思います。

 

良い場所で観覧するなら

ベストポジションでじっくり観覧するなら、八尾小学校の演舞場、有料観覧席がおすすめです。

 

あちこち巡り歩かなくても、各町の踊りを観覧できるのが良いですね。特にお子様連れやご家族連れにはおすすめだと思います。

 

演舞場の観覧が終わってから町流しを観に、繰り出すのも良いでしょう。

 

おすすめエリアと時間帯

おわら風の盆 八尾町道諏訪町本通り

 

越中おわら風の盆を観覧するエリアとしておすすめなのは、八尾町道諏訪町本通りです。

 

ここは「日本の道100選」にも選ばれた、情緒のある町並みが今も残っています。白壁に格子戸、蔵が立ち並び、石畳のある長い坂道です。

 

この風情ある町並みが、越中おわら風の盆と非常によく融け合って、とても幻想的ですよ。狭い道なので、非常に混雑しますが、1度は観ておきたいものです。

 

最終日の23:00を過ぎたころなら、人混みもだいぶ和らいでくるので、この時間帯を狙うとベストですね。終電も終わる頃ですから、そのまま朝まで酔いしれて、始発の「見送りおわら」で帰るのもおすすめですよ!

 

越中おわら風の盆のアクセス方法・駐車場。混雑状況は?

おわら風の盆

会場:八尾旧町、駅前地区

住所:富山県富山市八尾町

電話:076-454-5138/越中八尾観光協会

地図:


公式HP:越中おわら風の盆

電車の場合:JR越中八尾駅

車の場合:①北陸道富山ICから国道41号経由12km25分②北陸道富山西ICから国道372号経由12km25分

 

駐車場

越中おわら風の盆では、富山市八尾スポーツアリーナ駐車場が臨時駐車場として利用できます。一般車1台1,000円。駐車場から会場までシャトルバスで送迎があります。

 

往路の運行時間は15:00~21:00(最終日は17:00~21:00)、復路は23:00で運行終了となりますのでご注意下さいね。

 

越中おわら風の盆の歴史・由来について。なぜおわらと言うの?

おわら風の盆

 

越中おわら風の盆が、いつ頃始まったのか、明確な文献は残されていないのではっきりしていません。しかし、踊りとしては1702年(元禄十五年)の町人によるパレード説が有力です。

 

これは、当時有力な商家が所有していた加賀藩の「町建」の重要文書を、八尾の町衆が取り戻したお祝いとして、三日三晩無礼講で町を練り歩くことを許されたというもの。

 

これに始まって、お盆にも歌舞音曲付きで踊るようになったのだという説です。この頃は全国的にも盆踊りが流行し始めた頃でもあるので、非常に説得力のある説だとされています。

 

この後、二百十日の風の厄日(台風の厄日)に風神様に鎮魂の祈りを捧げる「風の盆」という行事(風鎮めの祭り)に変化し、農作物が被害にあわないように9月1日から3日にかけて行うようになったと言われています。

 

「盆」というのは富山地方では昔から「休み」を指す言葉とか。種まき盆、植え付け盆、雨降り盆などという言葉もあったようです。風の盆もこうしたところから呼ばれるようになったのでしょう。

 

「おわら」の理由は?

おわら風の盆 踊り子

 

また「おわら」にも諸説があります。

 

一説によると、江戸文化では唄に「おわらひ(大笑い)」という言葉を差し込んで町内を練り歩いたので「おわら」になったという説、豊作を祈願した「大藁(おおわら)」だという説、小原村の娘が唄い始めたのだという説などがあります。

 

そんな越中おわら風の盆ですが、大正から昭和にかけて、大正ロマンが流行する中、越中おわら風の盆もその影響を受けて大きく変化をしました。

 

「越中民謡おわら会」の初代会長が私財をなげうって各界の著名人を招き、唄と踊りの改良に務めたといいます。この時の「男踊り」「女踊り」が現在の越中おわら風の盆のほぼ原型となっているのです。

 

ちなみに、おわらの女踊りは、夏の河原で女性が蛍狩りをしている様子を表しているといわれています。

 

越中おわら風の盆おすすめの宿泊所

おわら風の盆

 

幻想的な越中おわら風の盆を楽しもうと思ったら、やっぱり夜の観覧になってしまいます。

 

夜も遅くなりますから、どこかに1泊するのも良いプランですよね。そこで越中おわら風の盆を楽しむのにおすすめなお宿をいくつかご紹介しますね。

源泉の一軒宿 ふくみつ華山温泉

源泉の一軒宿 ふくみつ華山温泉

住所:富山県南砺市川西588-1

電話:0763-52-0500

地図:


公式HP:源泉の一軒宿 ふくみつ華山温泉

駐車場:あり

 

越中八尾駅まで北陸自動車道で約50分。こちらのお宿では1泊朝食付きで越中おわら風の盆のガイド付き送迎プランがあります。初めて越中おわら風の盆を観覧するには頼もしいプランですね。

 

夢の平コスモス荘

夢の平コスモス荘

住所:富山県砺波市五谷160

電話:0763-37-2323

地図:


公式HP:夢の平コスモス荘

駐車場:あり

 

温泉はありませんが、山菜たっぷりなお食事と高原の花畑付き。おわら風の盆の期間は会場まで往復送迎をしてくれるそうです。リーズナブルなお値段が嬉しいですね。BBQができる場所もあります。ご家族連れにおすすめですよ。

 

すいげつろうホテル<となみ>

すいげつろうホテルとなみ

住所:富山県砺波市表町15-16

電話:0763-32-2054

地図:


公式HP:すいげつろうホテル<となみ>

駐車場:あり

 

県道359号線で会場まで約40分ほどです。創業寛政3年の老舗ホテル。おわら風の盆会場まで、ジャンボタクシーで送迎してくれるプランがあります。会場での駐車場の心配が要らないので嬉しいですね。

 

しなやかにゆるやかに

おわら風の盆 踊り子

 

【関連記事】

瀬戸物祭りの日程とイベント見どころ。花火の時間は?

片貝まつりの穴場、桟敷席情報。奉納煙火の申込方法は?

長野諏訪湖新作花火大会の穴場。チケットや駐車場は?

いせさき花火大会の穴場、駐車場。屋台や観覧場所は?

 

格子戸の古い町並みを背景に行われるおわら風の盆。

路地から聞こえてくる胡弓の調べに、なんともいえないときめきを感じることでしょう。

 

浴衣に鳥追い笠姿の踊り子が、しなやかにゆるやかに風をきりながら舞い踊ります。

♪揺らぐ吊り橋 手に手をとりて 渡る井田川 おわら 春の風

富山あたりか あのともしびは 飛んで行きたや おわら 灯とり虫

八尾坂道 別れてくれば 露かしぐれか おわら ハラハラと

もしや来るかと 窓押し開けて 見れば立山 おわら 雪ばかり♪

(越中八尾おわら節)

切なくて艶っぽい唄ですね。

限りなく洗練された、芸術的民謡と言われる唄に合わせて、優美に舞う女踊りや勇壮な男踊り。

それは観る者を夢幻の世界へといざなってくれます。

 

今年はぜひ、越中おわら風の盆へ。

しっとりとした晩夏の夜を、幻想的なひとときでお過ごしくださいね。