引っ越し【水道使用開始と解約】手続き方法や流れは？タイミングは？
引っ越しが決まった時はやることがたくさんあります。
次の引っ越しまでに日数が少ないと、特に手続きで急がなくてはいけないことが多くなりますね。
大事なライフラインは現在住んでいるところはもちろん、新しく住むところの生活にも欠かせないものです。
でも初めて引っ越しを経験する方はわからないことが多いですよね。
そのため今回は、引っ越しをした先での水道の開始手続きなどについてご紹介します。
水道関係は手続き全般がどれも簡単なので、きちんと大切なことさえ押さえておけば苦労することはかなり少ないです。一つずつ気になるポイントを押さえていきましょう。
この記事の目次
水道局への電話の仕方は？電話以外でも可能？
水道局への電話の仕方は？
【市内で引っ越しの場合】
市内で引っ越しの場合は比較的簡単で、現在住んでいるところの水道を止めていただくよう市の水道局、町村役場の水道課に電話をします。
その時に一緒に、新住所のところの水道使用開始日を連絡することができます。
伝える内容は次の事柄ですので、事前にメモなどに書いておくと安心です。
・ 契約者氏名
・ 現住所
・ 電話番号
・ 新しい住所
・ 新しい住所の電話番号
・ 引っ越しの日（水道の利用開始日）
新築で引っ越しを予定されている方は入居前に掃除などの用事もあると思いますので、水道を利用したい日を連絡すると良いと思います。
【市外に引っ越しの場合】
引っ越しが決まって新しい住所がわかりましたら、新しく住むところの市の水道局、町村役場の水道課に電話をしましょう。
電話番号はインターネットで調べることもできますが、現住所の水道を止める連絡をした時に教えてくれることもあります。
伝える内容は次の事柄です。
・ 現住所
・ 電話番号
・ 新しい住所
・ 新しい住所の電話番号
・ 引っ越しの日（水道の利用開始日）
電話以外でも可能？
インターネットでも申し込みできます（24時間対応）。
なお、次の場合は電話以外での受付ができないので注意してください。
・ 引っ越しまで時間がない時
引っ越しの水道開始手続きはいつまで？当日でも大丈夫？
水道の開始手続きは、引っ越しの1週間前までに電話をすると良いでしょう。
また引越しシーズンは混み合いますので、余裕を持った連絡を取ると安心ですよ。
もし連絡を忘れてしまったり、何らかの都合により連絡が引っ越し当日になった場合、すぐに水道局に連絡をしてください。
その時でも水道は使うことはできます（水道使用の開始の仕方は下記を参照してください）。
ただ新築のマンションやアパートなどにおいて、まれにトラブルで水道が出ないことがあるようです。その際は水道局に電話をして、使用開始の連絡と水が出ないことの確認をしてみてください。
こういったトラブルを避けるためにも、事前の連絡は早めにしましょう。
引っ越しの水道使用開始で立会はある？
水道使用の開始の仕方は？
引越し先の水道メーターのところに、水止めの栓がありますので、それを開けると使用が可能になります。
その後で、「水道使用届」に必要事項を書いて、郵送するようにしてください。「水道使用届」は、郵便受けや玄関のところに置いてありますので、確認してみてくださいね。
もし水道使用届が見あたらなかったり、水止めの栓を開いても水が出なかった場合は、水道事業所に連絡をしてみてください。
水道使用開始で立会はある？
水道使用開始の時に、係の方の立会は特に必要ありません。
なお自治体によって手続きの仕方が多少の違いがあるところもありますので、気になる場合は確認をしてみると良いでしょう。
引っ越しで水道を解約する手続き方法は？
引っ越し前の水道解約作業は、電話でもインターネットでも可能になっています。
市町村や住居ごとではありますが、解約のための郵送申込書を電話やネットによって案内してくれている水道局もあります。自分が一番使いやすいもので手続きを進めましょう。
引っ越し時の手続きは水道局によって少し異なる部分があるため、解約を行いたい場合は、自分が今使用している水道局のやり方を一度確認してから行いましょう。
ただ、違いがあるとしても受付期日や電話受付時間など小さな部分だけで、大きなバラつきはありません。万が一のミスを減らすためのとりあえずの確認として見ておくといいですね。
解約に必要な準備は？
引っ越しする前に必要な連絡事項は引っ越し予定日、氏名、引っ越し先と現住所、連絡先、とだいたいがすでに判明しているものばかりなので、急いで調べないとならないようなことはありません。
ですが一つだけ事前に調べておかないとならないものがあるので、そちらについては詳しくご説明させていただきます。
事前に確認しないといけないもの、それは「お客様番号」です。
こちらは毎月届く検針票か、領収書に番号が記述されています。わからない場合は、電話による問い合わせで顧客情報から確認してもらうことができます。
電話解約ならそのまま手続きに移れますが、ネット解約の場合はこの番号がないと先に進めません。
電話の受付時間に間に合わないからネットを使いたいと考えている方は、早いうちに検針票などが手元にあるかを確認しておきましょう。
水道の解約で水道局への電話の問い合わせ方は？
引っ越し前の解約手続きで水道局に聞きたいことがある、またはそのまま電話で解約手続きを進めてしまいたい！
そう考えている方に向けて、電話を使ってのコンタクトはどのように行えばいいか、ここで改めてご説明させていただきます。
まず水道局の連絡先を調べることになると思いますが、この時、合わせて水道局の電話受付時間も調べておいてください。
水道局の対応可能な曜日や時間帯は、地域ごとにまちまちです。土日祝を受け付けてくれないところもありますし、切り上げ時間が早いケースも考えられるからです。
基本的には09:00前から20:00の平日に受付を始めているところが多いです。休日の場合は土曜日だけ対応か、土日祝対応していても17:00には受付が終わるところもあります。
連絡したけど通じないということがないよう、いつなら水道局が受け付けてくれるかは確認しておくと確実ですね。
また09:00～10:00と14:00～15:00の午後は曜日問わずつながりにくい傾向があるようです。できるだけその時間帯は避けて連絡するようにしておくと良いかもしれませんね。
水道料金の精算や支払方法変更は？
水道料金の対応については、電話やネットによる水道局への連絡で対応の依頼が可能です。
クレジットカード払いや請求書払いに変える場合は連絡が必ず必要ですが、口座振替に変える場合は金融機関への申し込みだけで大丈夫なこともあるようです。
地域差もあるのでまずは確認してから決めましょう。
引っ越し直前まで利用していた分の清算についてですが、こちらは移転の連絡時にその旨を伝えておくと、当日に係員の方が立会に来てくれてその場で清算していただけるようです。
当日の清算を希望しない場合は、引っ越し先に請求書を送付してもらえるのでそちらで支払を済ませましょう。
水道側の引っ越し時の立会は原則不要ですので、立会が来られる場合は上記のように清算をしてもらう場合に限ります。
ただしマンションのような集合住宅の場合は、管理会社などがライフラインの案内もかねて立会にくることがあるようなので、気になる場合は水道局だけでなく管理会社の規約にも目を通しておきましょう。
引っ越し当日に水道解約の連絡をしても大丈夫？
基本的には引っ越しの一週間前、ぎりぎりでも三日前までに連絡を入れるようにと言われています。支払方法や清算に関わるため、早めの連絡が要求されるのです。
ですが忙しくて忘れてしまったという場合でも、当日に連絡をすれば水道局はきちんと対応してくれます。
まず水道は原則元栓の管理を顧客あるいは住宅の管理者（大家や管理会社など）に任せているため、水道局側が来なくても水道の停止については心配しなくて大丈夫です。
問題は清算料金になってきます。使用しなくなる日の申告をしないと、もう使っていなくとも料金を支払わなくてはなりません。
無駄なお金を払うことがないよう、解約手続きは終わっているか当日に再度確認をしましょう。まだの場合はその日のうちに解約の旨を伝えておきましょう。
この場合、当日に最終金額の立会清算を予定していた方は対応できないと言われる可能性がありますので、その場合は請求書対応を利用しましょう。
手続きに必要なことを用意して早めに連絡が吉♪
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引越し時の水道の使用開始や解約する方法についてお送りしました。
大切なことはこの三点を心がけるようにすれば大丈夫です。
・ 早めの対応を心がけること
・ お客様番号は控えておくこと
・ 清算などいろいろお願いしたいことがある場合は早く連絡を入れること
手続きとしては簡単に済むと思います。
新居での快適な生活を始めるためにも、引っ越しが決まったらまず手続きをしなくてはいけないことを書き出しておきましょう。「手続き忘れ」を防ぐことができますよ。
また、水道のみならずライフライン全般の進め方にあまり自信がないという方には、東京電力が提供しているライフラインの管理サイトである『引越れんらく帳』を使ってみるのもいいですね。
引越れんらく帳は、提携しているところならばネット手続きを一括で行なってくれる手軽なサービスです。
提携してない場合でも、その場合の連絡先情報を出力してくれるので、自分で連絡先などを苦労して調べだす必要がなくなります。
あまり調べ物が得意じゃない、ネット検索は正直苦手、という方は活用してみるのもよいと思いますよ。
スムーズな引っ越しで快適な新生活が送れると良いですね♪