卒業メッセージ例文【先生から・親から・先輩へ・友達へ】贈る言葉は?
卒業を迎えた相手へ贈る、お祝いメッセージをまとめてみました。
正式な場にふさわしいものから親しい間柄に向いた内容まで、さまざまなシチュエーションに分けられた例文をご紹介いたします。
卒業を迎えた時、ここが相手との別れの時となってしまうことも少なくありません。
相手が友達ならば今後は別々の場で頑張らなければならない、生徒ならばもう今までのようには見守ってあげられない、そんなこともあるでしょう。
だからこそ、最後に贈る言葉は相手の心により伝わるものを選びたいですね。
今回は例文を選びやすいように、メッセージを贈る側の立場別に分けてそれぞれのワードをまとめてみました。
自分で作る際のコツにもなるように、それぞれにちょっとしたワンポイントを添えています。
ぜひ今回の内容をあなただけの素敵なメッセージ作りに役立ててみてくださいね。
この記事の目次
『先生から教え子へ贈る』卒業メッセージ例文。
少しずつで大丈夫、ゆっくりと確実に進むことを何よりも大事にしてください。
人と比べなくても大丈夫、あなたたちは皆それぞれ素敵なところを持った素晴らしい人たちです。
皆さんが誰よりも頑張り屋だということは、○年間見てきた私が一番よく知っています。
成長に伴ってこれから苦しいこと、辛いことが目の前に立ちふさがるかもしれません。
でも、あなたたちなら何があってもきっと乗り越えていけます。
皆さんのこれからに期待していますね!
和を重んじてクラスの事によく目を向けていた、それがこのクラス全員が持っている素敵な取り柄だと思っています。
いつまでもその心を忘れないで、どうか皆さん素敵な大人になってください。
皆さんのこれからを私は応援し続けていますよ。
先生から教え子へ贈る言葉は、「応援」というワードがポイント
卒業を迎えた生徒たちは、今まで自分たちを暖かく見守ってくれていたあなたたち先生の手を離れ、新しい環境に巣立つことになります。
その先には厳しいことも辛いことも、今まで以上に待ち受けていることでしょう。
そんな生徒たちへ贈るなら、今後何かあってもあなたはきっと大丈夫、そう伝わる応援のメッセージが一番ふさわしいでしょう。
今まで近くでずっと生徒を見てきたあなただからこそ、彼らの素敵なところや誰にも負けない良さを誰よりも理解できていると思います。
あなたにはこんな素敵な一面がある、あなたはこれなら誰にも負けない人、だからこれから先大きな壁にぶつかっても、きっとあなたは自分の力で乗り越えていける!
新しいステージへ踏み出す生徒達へ、どんな困難にも負けないで、と励ますイメージでメッセージを考えていきましょう。
『親から子へ贈る』卒業メッセージ例文。
~年間、○○くん・○○ちゃんがいろんなことを頑張ってきたことをお父さんとお母さんはちゃんと知っていますよ。
そのままの気持ちでこれからも頑張ってください。
○○くん・○○ちゃんが素敵な大人になっていく姿をこれからもずっと見守っています。
昔はお母さんがいないとダメだったのに、今では一人でいろんな事ができるようになりました。
それが少し寂しい気持ちもあるけれど、それ以上に我が子の成長を何よりも誇らしく感じます。
たくさんのものに触れて学んで、どうか素晴らしい人になってくださいね。
○○くん・○○ちゃんは昔から負けず嫌いで、そこが少し心配なところもありました。
でも今はその気持ちを見事にバネにして、とても素敵な成長を見せてくれました。
辛いことがある時はいつもそばで支えています。
これから先も○○くん・○○ちゃんが、どうか健やかにのびのびと育ってくれますように。
親から子への卒業メッセージなら、「成長」に着目してみよう
卒業という区切りを迎えた時、親が一番に感じる事は「この子はこんなに大きくなったんだな」という気持ちだと思います。
あんなに小さかったのにどんどん自分でできることが増えていく、その姿を誰よりも私は嬉しく思っていますよ、とぜひ言葉にして伝えてあげてください。
普段ですと照れくささも相まって、こうした思いを伝える機会はなかなか得られない部分もあります。
卒業という限られた機会だからこそ、普段言えない子供への思いを伝えるのに絶好のチャンスです。
また、子供にとっては自分のことをあなたがこんなに見ていてくれた、自分が成長していくことをこんなに喜んでくれていた、とあなたの気持ちを知る機会にもなります。
卒業という機会を通して、親子の心が通じ合えるメッセージを贈ってあげましょう!
『先輩へ贈る』卒業メッセージ例文。
先輩はいつもみんなのことを小まめに見てくれていて、私はそんな姿勢に何度も助けられてきました。
いつか私も、後輩にそう思ってもらえるような先輩になりたいと思います。
いつかまた、先輩のようになった私を見に来てください。
先輩から教えてもらいたいことがまだたくさんあるのに、もうお別れしないといけない事がとても辛いです。
いつもいろんなことを教えて、私たちを導いてくれてありがとう。
先輩とまた会えたときに恥ずかしくないよう、教えてもらったことを胸に頑張って成長していきたいです。
先輩の努力家で一途なところがとても好きでした。
そんな先輩に引っ張られてきたおかげで、私たちも一緒に大きくなれたように思います。
先輩なしでもやっていける私たちになれたかを、先輩に必ず見せに行きたいです。
先輩に捧げる言葉は、「尊敬」の気持ちと「また会いたい」という思いを添えてみて
先輩は先生や親以外で得られる、もう一つの『師』でもあります。
一番近い立ち位置だからこそ、先生や親からは学べないようなことをたくさん与えてくれた、とても大切な恩人ともいえるでしょう。
それだけお世話になった相手になら、あなたのこんなところをずっと尊敬していましたという気持ちを伝えることが一番です。
今までお世話になった感謝を込めて、先輩のような人に自分もなりたいという思いを伝えてみてはいかがでしょう。
また、先輩という存在は先生や友達よりも、一度切れてしまうとまた出会うことが難しい立場でもあります。
別々の場にいってもまた交流し続けたいと思うなら、その気持ちも素直に言葉にしてみましょう。
一緒に卒業する『友達へ贈る』メッセージ例文。
○○へ。
これからは今までのように一緒にいられなくなるね。
それがこんなにさびしいことなんだと、卒業を迎えてより強く感じています。
離れても○○とはずっと友達でいたいな。
これからもずっと私と一緒に遊んでくれたら嬉しいです。
これから先、私の日常に○○がいないんだと思うと胸に穴がぽっかり空いたような気持ちになります。
離れ離れになっても、私は○○を大切な友人だと思うよ。
何かあったらいつだってそばにいくから、新しい環境でお互いに頑張っていこうね!
○○は保育士になるために、私は~~の勉強をするためにこれからは離れ離れです。
○○と一緒にいられないのは寂しいけど、違う場所でも○○が頑張っているんだと思うと、新しい環境でもなんだか頑張れる気がします。
これからも互いに励まし合いながら、一緒に夢に向かってがんばろう!
離れ離れになる友達へ「これからもずっと友達でいよう」という気持ちを込めて
どれほどの仲良しでも、次の場所でも一緒とはかぎりません。
将来の目標など目指すものが違うなら、それがきっかけで全く違う道に離れ離れになるということは少なくないでしょう。
そんな思いを共に居られる最後の機会だからこそ、卒業を祝うメッセージとしてぜひ友達に言葉にして伝えてあげてください。
近すぎる立場だったからこそ、なかなか口にできなかった気持ちもあるでしょう。
卒業という機会は、普段では伝えられない思いを伝えるきっかけを得られる場でもあります。
離れてもずっと仲良しでいたいという気持ちを、ぜひ形にして伝えてみてくださいね。
一番のメッセージを
【関連記事】
●小学校卒業メッセージ文例まとめ【親から子へ・先生から生徒へ】
●卒業メッセージを先生から生徒へ送る例文集!感動的にするには?
卒業祝いに贈られるメッセージの例文一覧をお送りしました。
大切な相手に贈るメッセージ作りの、ちょっとした手助けとしてお使いいただけたら幸いです。
卒業という瞬間は人生において数度しかありません。
この時でしか交わせない思いや言葉もあるでしょう。
もう二度と来ない瞬間だからこそ、最高のメッセージを相手に贈ってあげてください。
あなたの思いがこもったメッセージが、大切な相手に届くことをお祈りしております。