静電気で髪の毛が逆立つ!ぺったんこ!原因と対策。除去するには?
静電気で髪がバサバサになると悩む方も多く、静電気が起こるとともに髪のうねりが気になったり傷みが気になる方もすくなくありません。
あなたの髪の静電気が起こる原因が、髪の栄養不足だとしたら?
美しく健やかな髪へと変えながら、静電気除去も一緒にしていきましょう。
髪の毛への静電気の影響でお悩みの方へ、原因と対策についてまとめました。
・静電気から髪の毛を守るための対策方法は?
・静電気が起きやすくなる季節や時期は?
・髪の毛が静電気にかかりやすい生活習慣とは?遺伝の可能性もあり?
髪の毛が静電気で逆立ったりぺったんこになる原因や仕組みは?
髪の毛が静電気を起こすのは、髪の栄養不足が大きな原因となっていることがあります。
髪の栄養不足は、様々なことが理由で起こります。
汗と紫外線は特に髪へのダメージが大きく、汗に含まれる塩分は髪の水分を奪い乾燥させ、紫外線ダメージは髪を傷つけ栄養や水分が逃げやすい状態になります。
栄養と水分が逃げてしまった髪は、カラカラで摩擦が起きやすい状態になり、静電気を起こすのです。
静電気から髪の毛を守るための対策方法は?
静電気から髪の毛を守るための対策としては、髪から栄養が逃げないようにケアをすることが大事です。
UVケア・乾燥防止ケアのほかに大事なのがブラッシングです。
ブラッシングはヘアケアの基礎で、ブラッシングをどうしているかで髪の艶まで変わってきます。
ブラッシングを見直してみよう
ブラッシングのときに使うブラシって、皆さんはどのタイプのブラシを使っていますか?
プラスチック製のブラシは、摩擦が起こりやすいので避けたいタイプのブラシです。
というのも、下敷きで頭を擦って静電気を起こし、髪を逆立てた記憶はありませんか?
プラスチック製のブラシは、下敷きで擦っているのと同じ状態で、摩擦から静電気を起こしてしまうのです。
コームタイプのものでも、プラスチック製のものは避けるようにしましょう。使うブラシは、豚毛などの動物の毛や天然素材のツゲ(木製)の櫛などを選び摩擦から髪を守りましょう。
ブラッシングの時には、いきなり髪をとかすのではなく、毛先をほぐしてから全体をブラッシングするようにしましょう。
傷みがあるままブラッシングをすると摩擦から静電気が起きやすくなるので、寝癖直しのトリートメントウォーターやミルク・オイルなどを毛先につけてブラッシングをするなど、ワンクッション置いてブラッシングをするようにしましょう。
髪の水分は乾燥に引き寄せられる
髪のキューティクルの話にちょっと触れていいきますね。
キューティクルは、髪が痛んでいるとパッと枝毛のように広がり栄養と水分が、髪から出ていきやすくなります。髪が健やかでしなやかな髪だとキューティクルは広がらず、栄養も水分も出ていきにくくなります。
ところが、自宅の部屋・職場・学校など、いつも乾燥しているところに長くいると、髪は乾燥に傾きやすくなります。
髪の水分が部屋のために奪われてしまうのです。
乾燥した場所にいるときには、加湿器を利用したり、髪に水分を与えるようにして乾燥に負けない髪にしちゃいましょう。
髪に使うトリートメントは何を使うといいの?
髪を乾かしたりしているときには、髪の水分も奪われがちなので、アウトバス用のトリートメント・オイルを使用すると髪を乾燥させつつケアもできます。
髪が痛んで今すぐにでもケアしたときには、応急処置としてトリートメントベースウォーター・ミルク・トリートメントと顔と同じようにケアをしていきましょう。
ストレスを緩和させる
頭皮にストレスがかかると、髪への栄養が届きにくくなり乾燥しがちになります。
シャンプーの時に指の腹を使ってクルクルと頭皮マッサージをしてみましょう。
頭皮にストレスがかかっていると頭皮も固くなっています。
マッサージで頭皮をリラックスさせ、ストレスで乾燥しないようにケアして頭皮の負担を緩和させましょう。
ストレスの緩和として、マッサージの暇がない方には、アロマオイルを使って寝る前やお風呂上がりにリラックスしましょう。
イランイラン・ジャスミン・オレンジ・ピーチ・ローズと、自分が香りを試してみて心地がいいと思うものをいくつか準備するのがおすすめです。
人は感情や疲れ・ストレスの負荷で、心地いいと感じる香が変わってきます。
ぜひお気に入りのアロマを見つけてストレスを緩和し、髪への負担が軽くなるようにしてみて下さいね。
静電気が起きやすくなる季節や時期は?生活習慣も関係あるの?
静電気が起こる季節は、冬の乾燥したときなどに多いと言われています。
しかし、それだけではなく、日常生活で静電気は起きやすくなっています。
着る服でナイロンやポリエステル製の洋服が多いと、生地との摩擦で静電気が起こりやすくなります。
柔軟剤を使っても静電気が起こる場合にもあるので、静電気防止スプレーを使うなどして季節を問わずケアをすることをおすすめします。
髪の毛の静電気対策をさまざまな方法で行っている動画です。とても参考になりますよ。
できることから日常生活に取り入れてみましょう。きっと効果があると思いますよ。
生活習慣の改善も静電気対策に効果あり
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そして、気を付けたいのが、髪に栄養が十分に届けられない体質にならないことです。
寝ている間に、髪の成長ホルモン(美髪の素)が分泌されます。睡眠不足は一番避けたいものです。
食事の偏り・血行不良なども睡眠不足がプラスされるとマイナス作用がぐっと働いてしまい、髪に栄養が十分に届かず、髪はもろくなり傷みやすく、乾燥し始め、少しの摩擦で静電気が起こってしまいます。
髪が伸びにくくなったと感じる方は、生活習慣から髪に栄養が届きにくくなっている可能性があります。
生活習慣を見直して、美髪へステップアップしちゃいましょう。
美髪へのステップアップが静電気除去への近道になりますよ。