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プール熱(大人・子供)の症状と潜伏期間。感染経路と予防法。


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プール熱って知っていますか。

 

子供がいるお父さんお母さんなら「ああ、アレね!」とすぐピンとくる人が多いと思います。

 

反対に子供が身近にいない大人の場合は何のことだろうという感じですよね。

 

でもプール熱について知っておかないと大変な目にあうかもしれないんですよ。

 

ここではプール熱について大人と子供それぞれの症状や感染経路、対処法、予防方法などを紹介します。

 

・プール熱とは?はやり目との違いは?
・プール熱の症状は?大人と子供の違いは?
・プール熱の感染経路は?潜伏期間はどれくらい?
・プール熱の対処法は?
・家族や自分が感染中に気をつけることは?お風呂は入っても大丈夫?
・プール熱の予防方法は?

 

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プール熱とは?はやり目との違いは?

プールでうつることが多いウイルス性の夏風邪がプール熱

プール熱 夏風邪
プール熱とはズバリ風邪の一種です。

名前の通りプールが感染源になることが多いんですよ。

プール熱というのはあくまで通称で、本当の病名は咽頭結膜熱といいます。

原因になるのはアデノウイルスというウイルスです。

 

プールで感染する病気というと、子供を持つおうちの人だといわゆる【はやり目】を思い浮かべる人もいますよね。

この【はやり目】もアデノウイルスが引き起こす病気です。

夏に流行することが多いですが最近は冬に流行するパターンも見られます。

 


プール熱の症状は?大人と子供の違いは?

プール熱は喉の痛み、高熱、ひどい目やにが特徴

喉の痛み 扁桃腺

 

プール熱になると扁桃腺が腫れて喉が痛くなり、高熱が出ます。

目にウイルスが入った場合はひどい目やにが出ることも。

喉の痛みから食欲が落ちたり、頭痛がするという症状が現れることもあります。

 

症状はだいたい3日から5日くらい続くことが多いです。

子供が掛かりやすい病気ではありますが、大人も掛かることがあります。

 

大人が掛かった場合も症状は同じ。

しんどい症状が続きますので、掛からないように注意したいですね。

 

小さな赤ちゃんや体力の落ちたお年寄りが掛かると重症になることもあるので、家にお年寄りや赤ちゃんがいる場合は特に注意が必要です。

 

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プール熱の感染経路は?潜伏期間はどれくらい?

感染経路はプールだけじゃない!大人は子供からの感染に注意

大人 子供 感染
アデノウイルスは感染力がとても強いやっかいなウイルスです。

子供の場合はプールの水を介して集団に感染することが多いのでプール熱と呼ばれています。

ですがプールに入らなくてもうつることがあります。

 

咳やくしゃみ、同じタオルの使いまわしやドアノブなどが要注意ポイントです。

潜伏期間は5日から7日間といわれています。

 

症状が治まってからも2週間から1ヶ月はウイルスを排出するとされているので、治ってからも油断できないんです。

 

プール熱の対処法は?

特効薬はないプール熱。症状ごとに対処する

解熱剤 抗生物質 目薬
プール熱は大人であっても子供であっても特効薬はありません。

解熱剤や抗生物質、目薬などで対処していくことになります。

 

あまりに喉が痛くて水分が取れなくなると脱水の恐れもあるので点滴が行われることも。

 

プール熱はおたふくかぜや水ぼうそうなどと同じく、法律で定められた伝染病。

 

学校に通っている子供はプール熱になると出席停止になります。

 

家族や自分が感染中に気をつけることは?お風呂は入っても大丈夫?

感染力が強いプール熱。お風呂はシャワーにしておこう

洗浄 消毒
プール熱はとても感染力がいウイルスです。

自分の子供が掛かった場合は他の家族に広がらないようマスクをしたり、こまめな手指の洗浄・消毒をしましょう。

 

手洗いは普通の石鹸ではアデノウイルスが死ぬことはないので、しっかり流すことが肝心。

殺菌消毒のできる石鹸がいいですよ。

手を洗った後は消毒もお忘れなく。

アルコール除菌よりも次亜塩素酸水などで消毒する方がベターです。

 

掛かった人が使ったタオルやシーツ、衣類は洗濯しただけではウイルスがとれません。

できれば煮沸消毒をするか、塩素系漂白剤で殺菌して他の家族の洗濯ものとは分けて洗いましょう。

プール熱という名の通り、を通して感染することが多いアデノウイルス。

お風呂からももちろんうつります。

症状が出てから1週間くらいはシャワーにしておくのが無難です。

 

どうしても湯船につかりたい場合は最後に入りましょう。

入った後は通常のお風呂掃除をしっかりと。

 

プール熱の予防方法は?

手洗い消毒がプール熱予防には肝心

手洗い 予防
プール熱を予防するために肝心なのはウイルスを広げないこと。

一番は夏でも手洗いと消毒をしっかり行うことです。

 

また大人も子供もプールに入った後はしっかり目や手を洗いましょう。

 

おむつをしている子供がプール熱に掛かった場合は、おむつを替える大人が使い捨て手袋などを使用するのもプール熱予防に有効です。

 

掛かると子供も大人もしんどいプール熱。予防対策を万全に!

肝心 万全
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プール熱は夏の暑い盛りに高熱がでるというとてもしんどい病気です。

 

しかも感染力がとても強いので、家族でひとり掛かると大人も子供も全員にうつってしまいかねません。

 

予防のためにはとにかく小まめな手洗い消毒が肝心になります。

夏でも油断せず手洗い消毒をしっかり行うようにしたいですね。

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