もやしの栄養素と効果。カロリーや食べ方は?加熱してもOK?
もやしは安くてカロリーが少なく、ダイエット食としても節約の食材としても有名ですね。
もやしの調理法についてはレシピ本を結構見かけることがあります。
ですがどんなに安くてもダイエットに良くても、はたして体に良い効果をもたらしてくれているのでしょうか。
そこで今回は、もやしの栄養や効果、食べ方などについて詳しく調べていきたいと思います。
・もやしの栄養素は?どんな効果があるの?
・もやしはダイエットにも効果大!カロリーはどれくらい?
・もやしのもつ美容効果とは?
・もやしの効果的な食べ方。加熱しても大丈夫?
・もやしは冷凍保存できる?
もやしの栄養素は?どんな効果があるの?
もやしの種類は?
もやしには大豆もやし、ブラックマッペもやし、緑豆もやしとあります。
日頃食べられているのが緑豆もやしで、ナムルやチゲとかに使われるのは大豆もやしの方になります。
もやしの栄養は?
もやしは大豆、ブラックマッペ、緑豆がそれぞれ発芽してもやしとなっているのです。
そこで本来豆の状態であった時の栄養と、発芽してから新たに作られた栄養と合わせての栄養は豊富なわけです。
ではどのような栄養があるのか効果と合わせてご紹介します。
・カルシウム
ミネラルの一種で骨・歯などを作るのに大事な栄養です。また動脈硬化や高血圧の予防にもなります。精神的にもイライラの抑制をする働きをしてくれるのです。
・カリウム
こちらもミネラルの一種です。心臓の機能や筋肉の動きを円滑にしたり、また腎臓の老廃物を体の外に出すのを助けてくれる働きをします。
・葉酸
ビタミンB群の一つで新陳代謝とか細胞分裂を助けるビタミンとなります。特に胎児の成長時や消化器官の粘膜、赤血球を作る働きのときには欠かせない栄養となっています。
・食物繊維
便秘の改善や悪玉コレステロールの低下や血糖値の上昇を抑制します。これは肥満の防止にも役に立ちます。
・ビタミンC
血管を強くしたり鉄分の吸収を良くしたりします。また紫外線の強い夏などには、抗酸化作用のあるビタミンCは必須です。
・アスパラギン酸
疲労を回復させたり体調を整える効果があります。
もやしはダイエットにも効果大!カロリーはどれくらい?
気になるもやしのカロリーは100gあたりだいたい12kcalで、1袋は240g入っているので29kcalほどとなります。
ご飯と比較してみましょう。
ご飯一膳をだいたい160gとしてカロリーにすると約270kcalになるそうです。
もやしは先程の計算でいくと、160gで約19kcalです。
これだけの差が出てきます。
ただもやしはそのまま食べることが出来ないので、調理次第でカロリーが変わるのでここは調理方法には気をつけたいですね。
またカロリーだけではなく、もやしの栄養に食物繊維があるので、ダイエットには最適の食材となるわけです。
もやしのもつ美容効果とは?
お肌への効果についてですが、栄養のところでも少し説明させていただきましたが、カリウムはむくみを改善してくれます。
そしてビタミンCは抗酸化作用がありますのでシミなどに効果があります。これらのことからもお肌にはとても効果の高いものだと思います。
もやしの効果的な食べ方。加熱しても大丈夫?
もやしは加熱しても大丈夫?
もやしに含まれるビタミンCやミネラルは熱が加わると、成分が壊れてしまいます。
もやしの効果的な食べ方は?
ではどのようにして食べるのが良いのでしょうか。
袋から開けて水洗いをすると思いますが、水溶性の食物繊維が含まれていますので、洗うときはさっと洗うようにしましょう。
また炒めるときは調理の最後にいれて10秒ほど火を通すだけにしましょう。
その他には今若い方にも流行していますが蒸し料理が最適と思います。
もやしは冷凍保存できる?
もやしの冷凍保存は可能です。
ただ食感や栄養の面から考えると、買ってきてすぐ食べるのが一番美味しいもやしの食べ方です。できるだけその日のうちに食べることをおすすめします。
もやしを上手に活用しましょう。
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もやしは値段が安く栄養があることがお分かりいただけたかと思います。
ただもやしはそれだけではありません。調理方法によってどんな食材とも合わせやすいところが魅力です。
もやしが主役のおかずになったり、また調味料によってもレパートリーは広がります。
お財布に優しく、お腹を満たしてくれるもやしをおおいに活用してみて下さい。