神奈川新聞花火大会の日程と見どころ。有料席や穴場スポットは?
神奈川新聞花火大会は海上を舞台にした横浜の夏の風物詩で、神奈川県横浜市で毎年8月に行われます。
横浜港の夜景をバックに打ち上がる、色彩感あふれる花火の数々は、とても華やか。
神奈川新聞花火大会は、大手新聞社を除くと首都圏で最も発行部数のある県紙、神奈川新聞社が主催する花火大会です。
夜景の美しい横浜市のみなとみらい地区で、ダイナミックな花火が鑑賞できる神奈川新聞花火大会。
美しい夜景と花火を一緒に観賞できる最高のロケーションということもあり、毎年多くの人々が集まります。
今回は、神奈川新聞花火大会の日程や有料席、穴場スポットなどについてご紹介します。
※神奈川新聞花火大会は休止中となっております(再開の目処は現在ありません)。
※下記は以前の内容となっております。
この記事の目次
神奈川新聞花火大会の日程や見どころは?
時間:19:00~20:15
小雨決行で、安全が確保できないほどの荒天の場合は翌日に順延されます。
見どころは?
神奈川新聞花火大会は、2016年で第31回を数える歴史ある花火大会です。
打ち上げ総数は約1万5,000発。
横浜で最も大規模な花火大会なんですよ。
横浜みなとみらい21といえば、横浜ランドマークタワーや、中央に世界最大の時計がある大観覧車の「コスモロック」、赤レンガ倉庫など夜景が美しい場所として知られていますね。
その美しい夜景を背景に打ちあがるのが神奈川新聞花火大会。
横浜の夜景と花火のコラボレーションは本当にビューティフル!
中でも目玉とされているのは、関東ではなかなか観ることができない「2尺玉」。
打ちあがると直径約480mにもなる大玉が上がる花火大会は、首都圏では神奈川新聞花火大会が唯一なんですよ!
そのほか、市民の協賛によって打ち上げられる大スターマイン、子供たちから募集した絵を元に製作したオリジナル「夢の花火」、音楽に合わせて打ち上げられる尺玉連発など、見どころが満載です。
神奈川新聞花火大会の有料席やおすすめの場所は?再入場は?
神奈川新聞花火大会の有料観覧席は、大きく分けて「協賛席」と「花火鑑賞券」の2種類があります。
毎年このような内容となっております。
有料席 | 会場 | 価格 | 備考 | 販売 |
協賛席(A) | 耐震バース会場 | 7,200円 | パイプ椅子・ドリンクお菓子付き | 前売りのみ |
協賛席(B) | 臨海パーク会場 | 7,200円 | パイプ椅子・ドリンクお菓子付き | 前売りのみ |
花火鑑賞券 | 臨海パーク会場 | 2,600円 | 芝生席・シート付き | 当日券のみ |
〃 | カップヌードルミュージアム会場 | 2,600円 | 芝生席・シート付き | 当日券のみ |
協賛席
協賛席は完全指定席。
発売は前売り券のみで、毎年売り切れ必須です。
例年ですと6月の初旬に発売ですので、HPをまめにチェックしてくださいね。
おすすめの場所は、耐震バース会場より臨海パーク会場席。
やや横に位置するバース席より見ごたえがあります。
こちらは席数が少ないので、超人気!
発売と同時に売り切れちゃうので、お早くゲットしてくださいね♪
花火鑑賞券
花火鑑賞券は価格もリーズナブルな芝生席です。
こちらは当日券のみの販売。
神奈川新聞花火大会当日に、会場付近に販売所がいくつか設置されます。
販売開始は14:00から。
当日券はすぐに売り切れるということはないようなので、打ち上げ会場が開場する15:00からでも十分に間に合いそうですよ。
花火鑑賞券のおすすめは、こちらも臨海パーク会場。
カップヌードルミュージアム会場より近くにあるため、音楽とのコラボレーションも楽しみやすいと思います。
再入場は?
ここで、ものすごーく重要な注意点を1つ!
実は神奈川新聞花火大会の有料観覧席では、1度会場から出ると、絶対に再入場は認められないんです。
どんな理由があろうとも、いったん会場入りをしたらずっといなければならないということ。
自由席の当日券(花火鑑賞券)が14:00の販売開始で、すぐ売り切れにならないのもココに理由があります。
みなさん、炎天下で会場で待ち続けたくないので、入場のタイミングを様子見してるんですね。
特にお子様連れなんかは心配も大きいと思います。
熱中症や日射病の対策もしなくてはなりませんから、皆さん二の足を踏む状態。
協賛席(前売り)は指定席なので、ゆっくり入場すれば済むことですが、早い者勝ちの自由席である花火鑑賞券は、入場のタイミングをよく見極めて入場してくださいね。
神奈川新聞花火大会の穴場スポットは?
お金を払ってまでガッツリ良い場所で観覧できなくても良い方、チケットを買い損ねてしまった方、急に思い立った方‥理由はいろいろあると思いますが、無料観覧スポットで神奈川新聞花火大会を楽しみたい方も大勢いらっしゃると思います。
そこで、穴場スポットをお届けしますね。
少しでも良い場所で観覧したい方、ゆったりプライベート感を大切に観覧したい方、条件はいろいろあると思うので、お好きな場所を探してみてください。
コットンハーバークラブ周辺
打ち上げ会場より約700m。
京急本線「仲木戸駅」より徒歩約15分、「神奈川駅」より徒歩約20分。
アクセス性があまり良くありませんが、そのぶん混雑は緩やか。
神奈川新聞花火大会を横から観覧するかたちになりますが、大きさ的には十分満足できると思います。
住所:神奈川県横浜市神奈川区山内町15-2
地図:
ポートサイド公園
打ち上げ会場より約800mくらい。
「神奈川駅」より徒歩約10分と、比較的アクセスが良いので人気のスポットです。
みなとみらいのほぼ全容を俯瞰的に観覧できる高台にあります。
若干混雑が激しいので、早めに現地入りをしましょう。
住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-4
地図:
高島水際線公園
打ち上げ会場より約800mくらい。
みなとみらい線「高島駅」より徒歩約10分なのでアクセス性にも優れています。
大きさ的には十分に満足のいくスポットなので混雑もそれなりですが、駅から近いというメリットは帰る際に大きいと思います。
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい6-4
地図:
赤レンガ倉庫北側
打ち上げ会場より約1.2Km。
赤レンガ倉庫の北側は芝生の広場になっていて、場所取り激戦区の人気スポット。
混雑は相当覚悟ですが、そのぶん綺麗な花火を観覧することができる場所です。
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-2
地図:
像の鼻パーク
打ち上げ会場より約1.4Km、観覧エリアが狭いのですが、ここからも神奈川新聞花火大会を観覧することができます。
最近は全然穴場でなくなってしまったので、早めの現地入りが必要ですが、赤レンガ倉庫と花火のコラボレーションを楽しむことができるスポットです。
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1
地図:
山下公園
打ち上げ会場より約2.5Km。
こちらは言わずと知れたカップルの名所。
お子様連れには刺激が強いかもしれません(笑)
住所:神奈川県横浜市中区山下町279
地図:
野毛山公園展望台
打ち上げ会場より約3Km離れることになります。
展望台のある高台の公園。
花火はかなり小さめですが、夜景とのコラボレーションが美しい場所。
車での利用を考えている方、カップルさん向けだと思います。
住所:神奈川県横浜市西区老松町63-10
地図:
港の見える丘公園
打ち上げ会場より約3Km。
観覧エリアが非常に限られるのであまりおすすめ的ではありませんが、港の見える丘公園からも神奈川新聞花火大会を観覧することができます。
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
地図:
神奈川新聞花火大会のアクセス方法と駐車場情報。混雑は?
場所:臨港パーク前面海上
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい21区
電話:神奈川新聞花火大会事務局(045-227-0744)
地図:
【電車でのアクセス】
① JR・東急電鉄・横浜高速鉄道・横浜市営地下鉄「横浜駅」東口より徒歩約20分
② JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩約15分
③ 横浜高速鉄道「みなとみらい駅」「新高島駅」より徒歩約10分
【車でのアクセス】
車での来場不可
駐車場
神奈川新聞花火大会の臨時・特設駐車場はありません。
周辺の有料駐車場を利用することになります。
当日は大規模な区域で交通規制が敷かれますので、その周辺は上限付きの駐車場より満車になっていきます。
10:00頃にはどこも満車。
12:00になると上限なしの駐車場も満車状態になると思いましょう。
混雑具合は?
神奈川新聞花火大会の観客動員数は約20万人ほど。
都心からアクセスの良好な場所での開催ですから、大変に人気があります。
2尺玉が首都圏で唯一観覧できることが話題を呼んで、その人気は年々うなぎのぼり。
観覧会場も相当な混雑ですが、駅もすさまじく混雑します。
特に桜木町駅、新高島駅、みなとみらい駅は大変混雑が予想されます。
十分時間に余裕を持ってお出かけくださいね。
美しい都会の夜景と大輪の花火のコラボレーション♪
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神奈川新聞花火大会の見どころや穴場スポットなどをお送りしました。
ビルの夜景を背景に花火が楽しめるのは、大都会の花火大会ならでは。
神奈川新聞花火大会は、その点で関東イチオシの花火大会と言って良いでしょう。
宝石を散りばめたような夜景と夜空に描かれる大輪の華。
その輝きはきっと夏の一ページを飾ることでしょう!
今年の夏は神奈川新聞花火大会で、ぜひ素敵な思い出を作ってくださいね。