【百寿】読み方や意味、色は?お祝いプレゼントや贈る言葉例文は?
高齢化社会といわれるようになったから久しくたちますが、とても元気な方が多く見受けられます。
先日、元気に歩いているお年寄りを見かけたのでお年を聞いてみたのですが、とてもびっくりしてしまいました。
「もうすぐ百寿を迎えるのよ」と。
周りの皆さんも90歳を超えられていて、その日はみんなでお食事に来ていたそうです。
素敵な笑顔を見せていただき、逆にこちらが元気をいただき、いつまでもお元気でいてほしいと願う気持ちになりました。
今回は、百寿について、意味やお祝いプレゼントにおすすめのもの、贈る言葉例文などをご紹介します。
この記事の目次
百寿の読み方や意味は?お祝いの色は?
「百寿」の読み方は?
「 ひゃくじゅ 」と読みます。
もしくは「 ももじゅ 」とも読まれることもあります。
「百寿」の意味は?
数え歳で100歳になった時にする長寿のお祝いです。
「百寿」のほかにも「上寿(じょうじゅ)」「百賀(ももが)」という言葉も使われます。
また、1世紀生きたという意味で「紀寿(きじゅ)」と言われたり、呼ばれることもあります。
1世紀とはすごいですよね。
お祝いをするときに使う色は?
お祝いに色は関係するのだろうか?と疑問に思うかもしれません。
一番知られているのが還暦の“赤”だと思います。
このように長寿のお祝いには、それぞれ連想させる色を使います。
『百寿』は漢字の「百」から一文字抜いて「白」、もしくは「百」を「もも」とも読める(名前で「百恵」を「ももえ」と読むこともありますね)ので「桃色」を使います。
現在100歳を超えている方の人数は?女性が多い?
厚生労働省の発表(2016年時点)によると、100歳を超えられている方が約65,000人を超えたとのことでした。
さらに2022年9月で約90,500人になっています。
そして驚くべきことにその中の約89%が女性の方だそうです。
何人かの方にインタビューをした記事が載っていましたが、「新聞を読むのが好き」「食事が楽しみ」「家族とのおしゃべりが楽しい」とありました。
驚いたことに100歳を超えても現役で働いている方もいらっしゃいます。
皆さん「長生きの秘訣は好きなことをやっているから」とおっしゃっていました。
祖母の百寿のお祝いにおすすめのプレゼントは?
では、そんな素敵な生き方をされていらっしゃる女性の方に、どんなプレゼントが良いのでしょうか。
いくつかおすすめの贈り物をご紹介しますね。
花束
いつの時代も女性に花束のプレゼントは素敵な贈り物です。
花束にもいろいろな形体がありますが、今は「プリザードフラワー」というものが多く見受けられるようになりました。
これは、生花を特殊な液につけて乾燥させたものです。
水やりの必要がなく、長く保管することができるのが特徴です。
ただし、加工しているものなので破損しないように注意する必要があります。
プラスチックケースに入っているものをプレゼントしたほうが、保管するのことを考えると良いでしょう。
ちなみにお値段のほうは少し割高になっています。
座椅子
新聞を読んだりするときなど、ゆったりと過ごせることで喜ばれるのが座椅子です。
特に女性の方は、趣味で編み物やちぎり絵をされる方も多いでしょう。
長時間の座った姿勢は非常に疲れますので、少しでも負担の軽くなる座椅子はとても喜ばれるのではないでしょうか。
ルームウエア
なかなか外出がままならない年齢ですが、いくつになっても女性はおしゃれを楽しみたいものです。
そこで、家の中で着るルームウエアでおしゃれをしてもらうのはいかがでしょうか。
保温性に優れ、軽くて脱ぎ着のしやすいものが便利でよいと思います。
寝具
どうしても寝ている時間が多くなってしまう年齢です。
それならば少しでも快適な睡眠をとるために寝具はいかがでしょうか。
今は寝具がとても充実していて、枕一つとってもたくさんの種類があります。
寝具一式となるとかなり値段が高くなります。
そこで、家族のみんなでお金を出し合ってプレゼントするというのもよいかもしれませんね。
家族からの寄せ書き
子供や孫、ひ孫など、たくさんの家族に見守られていると感じることは大きな幸せだと思います。
そんな家族からのメッセージ付きの記念品は心があたたかくなることでしょう。
祖父の百寿のお祝いにおすすめのプレゼントは?
長生きしているおばあちゃんを一方で支えていたのがやはりおじいちゃんですよね。
ここでは百寿になったおじいちゃんへのおすすめのプレゼントをご紹介します。
家族みんなで撮った写真
男性にとってやはり一番大事な宝物は家族でしょう。
家族を養うため日々頑張ってこられたおじいさまです。
そこでみんなで撮った写真をアルバムにしてはいかがでしょうか。
もしくはデジタルフォトフレームも喜ばれるプレゼントの1つだと思います。
こちらはメッセージは入れることができませんが、たとえばお孫さんが旅行先で撮った写真をその場ですぐにデジタルフォトフレームに送ることができます。
一緒に旅行に行くことができなくても、自宅で同じ時間を共有しているかのような気分になれますね。
また体調が悪く寝たきりで心身ともに弱っているときは、家族の写真が心の励みにもなるのではないでしょうか。
杖
外出する時どうしても足腰が弱ってくると必要になってくるのが杖です。
杖と一言で言っても本当にたくさんの種類があります。
持ち手の形から素材、滑り止め用が付いていたりと多種多様です。
柄や色合いもさまざまですので、おじいさまの好みを聞いてチョイスすることも良いと思います。
名前入りのお酒
いくつになってもお酒が好きな方もいますね。
記念に名前のラベルを貼ったお酒や金粉の入ったお酒で乾杯するのもまた、格別なひとときかもしれません。
「飲みすぎないように気を付けてね」などとメッセージを添えてもよいでしょう。
家族で温泉旅行
遠出をする体力的に大変な方には、近くの温泉に行くのはどうでしょうか。
年を取ってくると行動範囲がどうしても狭くなってきますので、みんなでちょっとお出かけ気分で行く温泉旅行は心も浮きたつのではないでしょうか。
ゆっくりと温泉に入っておいしいものを食べることは、本人だけではなく家族にとっても日ごろの疲れを取りコミュニケーションをとるのによい機会になると思います。
寝具
やはり男性にとっても寝具は喜ばれると思います。
快適な睡眠は一日の活力へとつながります。
元気で過ごしていただくためにも良い睡眠が大事ですよね。
百寿のお祝いに贈る言葉例文は?
長い人生を生きてこられたことはご苦労も多々あったことでしょう。
しかし、100歳を迎えられたことは嬉しいことですよね。
そんな気持ちをカードにしたためてみませんか。
例文はこちら。
「お誕生日おめでとうございます!1世紀を活躍してきたことに感謝し尊敬します。これからも元気な笑顔をたくさん見せてくださいね。」
「百寿おめでとうございます。今なお、お元気な様子は私たちの笑顔の元です。いつまでも健やかにお過ごしください」
このように家族のみんなが喜んでいることをお伝えするような内容のメッセージはいかがでしょうか。
書くときは読みやすいように少し大きな文字で書くのが良いでしょう。
尊敬と感謝!いつまでもお元気で!
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百寿の意味やお祝いプレゼント、贈る言葉例文などをお送りしました。
戦争を生き抜いてこられた私たちの大先輩です。
そしてお元気に百寿を迎えられることは喜ばしい限りです。
百寿という一つの節目を迎え、いつも尊敬の念と感謝の気持ちをもって接していきたいものです。
おじいさま、おばあさまがこれからもお健やかにお過ごしいただけるよう、心からの感謝の気持ちをお伝えしましょう。