一人暮らしの家具!【必要なもの・不必要なもの】選び方や費用は?
いよいよ一人暮らしがスタート!
さまざまな準備に追われながらも、一人暮らしで暮らす部屋のインテリアを考えるのは楽しい時間ですよね。
しかし、引越しには何かとお金がかかるもの。
自分が一人暮らしにかけられる予算をしっかり考えながら、できるだけ自分好みのインテリアに近づけていきたいですよね。
そこで今回は、一人暮らしに必要な家具の選び方や費用をご紹介していきます。
意外となくても困らない家具や、費用を抑えるための工夫も併せてご紹介していきますので、一人暮らしの準備を始めている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
一人暮らしに最低限必要な家具は?
カーテン
カーテンがなければ部屋の中が外から丸見えになってしまうので、引越しをしたらすぐにとりつけたい家具です。
窓のサイズや必要な数は住む部屋によって違いますので、できるだけ事前に確認しておきましょう。
照明
備え付けの場合は問題ありませんが、リビングの照明は自分で用意する必要がある場合が多いです。
夜になると暗闇で過ごすことになりますので、あらかじめ部屋に合う照明を購入しておきましょう。
布団
寝るための布団はないと困る必須の家具です。
ベッドやソファベッドを購入するのもありですが、まずは布団で様子をみてみるのがおすすめですよ。
後々ベッドやソファベッドを購入した場合にも、布団一式あれば家族や友達が泊まりにきたときに使うことができるので無駄になりません。
また、ベッドを購入する場合、予算内であれば下に収納が付いているものもおすすめです。
座るための家具
ソファやカーペット、ラグや長座布団など、座るための家具は最低でも一つは必要です。
ラグや長座布団は比較的安く購入できますので、まずはラグや長座布団で様子をみて使い勝手が悪ければ、後々ソファやカーペットを購入しても良いでしょう。
また、ソファベッドなど二役をこなしてくれる家具もおすすめですよ。
電子レンジ
電子レンジは自炊をしない方でも持っておきたい家具の一つです。
お弁当やスープを温められるのはもちろん、専用ケースがあればパスタやラーメンを作ることもできますので必須の家具ですよ。
冷蔵庫
冷蔵庫はないと何かと不便ですので、一人暮らしに最低限必要な家具のうちの一つです。
自炊をしない方はコンパクトなサイズを選ぶと費用が抑えられますよ。
洗濯機
洗濯機は引越し当日からすぐに使いたい家具のうちの一つです。
一人暮らし向けの6kg程度の洗濯機がおすすめですよ。
テーブル
食事をとったり書き物をしたりなど最低でも一つは持っていたい家具です。
食卓テーブルやデスクも良いですが、一人暮らしには背の低い折り畳み式テーブルがおすすめですよ。
ドライヤー
髪の短い方は必要がない場合もありますが、髪の長い方には必須の家具です。
自分専用のドライヤーを持っていなかった方は必ず購入しておきましょう。
そのうち使う可能性のある家具とは?
ガステーブル・IHクッキングヒーター
ガステーブルやIHは、自炊をする方には必須の家具ですが、自炊をしない方は急いで用意しなくても問題ありません。
備え付けのところもありますので事前に確認しておいてくださいね。
お湯を沸かす程度しか使わないという方は、カセットボンベタイプのガスコンロか、電気ケトルの購入がおすすめですよ。
カセットボンベタイプのガスコンロは、停電時にも使えるので一つあると安心です。
炊飯器
炊飯器は自炊をする方はもちろん、自炊が苦手な方にもおすすめの家具です。
ご飯をお家で炊くだけでも食費の節約になりますので、一人暮らしを機にぜひ購入してみてくださいね。
冷暖房機器
夏の暑さや冬の寒さをしのぐ冷暖房機器も季節に合わせて購入が必要になってきます。
引越時には扇風機や電気ストーブなどの収納スペースを確保しておけると安心ですね。
収納家具
衣装ケースやカラーボックスなど、収納家具もそのうち使う可能性のある家具です。
引越し前に買ってしまうよりも、まずは備え付けの収納にしまってみて、それでも足りない部分の収納家具を購入すると無駄がなくおすすめですよ。
洗濯物干し
カーテンレールや浴室のポールなどを使用すれば洗濯物を干すことはできますが、カーテンを開け閉めするときにかけ直したり、お風呂に入るときは外したりと案外手間がかかるものです。
大きめサイズの洗濯物干しが一つあれば、半分は洗濯物干し、半分は洋服掛けといった使い方もできるのでおすすめですよ。
アイロン
手持ちの洋服によっては必要のない場合もありますが、しわになりやすい洋服をよく着る方や、ワイシャツを着る社会人の方には必要な家具です。
アイロン台が必要ないタイプのものもありますので、用途に合わせて購入を検討しましょう。
意外になくても困らない家具は?
ベッド
一人暮らしの部屋では、ベッドを置いてしまうとスペースが狭くなってしまう場合もあります。
布団があれば寝ないときは折りたたんでコンパクトになり便利ですので、ベッドは意外となくても困らない家具ですよ。
寝ないときはソファとして使えるソファベッドもおすすめです。
ソファ
座布団やラグ、カーペットがあれば意外に必要ないのがソファです。
一人暮らしの場合、重さのあるソファがあると掃除もしにくくなりますので、なくても良い家具のうちの一つです。
テレビ
意外に必要のない家具のうちの一つがテレビです。
今は映画やドラマ、バラエティ番組の多くは、動画視聴アプリをとればスマートフォンでも視聴可能ですので、テレビがなくても十分に楽しむことができますよ。
掃除機
掃除機は、粘着カーペットクリーナーやフローリングワイパーで代用できます。
生活スタイルによって、騒音ともなりかねない掃除機は使うタイミングが難しいものです。
その点、粘着カーペットクリーナーやフローリングワイパーは騒音の心配がありませんので、いつでも使いたい時に使うことができますよ。
電気ケトル
あると便利ですがなくても問題ないのが電気ケトル。
ガスコンロやIHと小さめの片手鍋があればお湯を沸かせますので、あまり必要ないでしょう。
ただし、カップラーメンなど即席の食べ物を食べる機会が多い方は、電気ケトルを購入すると手間が省けて便利ですよ。
一人暮らしの家具の費用はどれくらい?
最低限必要な家具の費用はどれくらい?
カーテン・レースセット(窓一箇所分)2,000円~
照明(一部屋分)2,000円~
布団セット4,000円~
座るための家具
・ソファベッド15,000円~
・カーペット4.5帖5,000円~
・ラグ100×140cm1,000円~
・長座布団1,000円~
電子レンジ5,000円~
冷蔵庫2ドア106ℓ20,000円~
洗濯機25,000円~
テーブル2,000円~
ドライヤー2,000円~
【合計】63,000円~
そのうち使う可能性のある家具の費用はどれくらい?
ガステーブル
・IHクッキングヒーター・ガステーブル(2口)15,000円~
・IHクッキングヒーター(2口)15,000円~
・IHクッキングヒーター(1口)5,000円~
・カセットガスコンロ(1口)3,000円~
※カセットボンベ別売:3つで約400円
炊飯器5,000円〜
冷暖房機器
・扇風機2,000円~
・電気ストーブ3,000円〜
収納家具
・カラーボックス3段1,000円〜
・衣装ケース3段2,000円〜
洗濯物干し2,000円〜
アイロン1,500円~
【合計】20,000円~
意外になくても困らない家具の費用はどれくらい?
ベッド10,000円~
ソファ15,000円~
テレビ30,000円~
掃除機3,000円~
電気ケトル2,000円~
【合計】60,000円~
一人暮らしの家具の選び方!見るべきポイントや注意点は?
使い勝手が一番
一人暮らしのために家具を選んでいるとついデザインばかりに目が行きがち。
もちろん好みのインテリアのお部屋に住むことは毎日が楽しくなるので大切。
でも、そこで生活するということも忘れてはいけません。
実際の使い心地はどうなのか、店頭で選ぶなら触って、ネットで購入するなら口コミなどを見て選ぶのがおすすめですよ。
サイズはしっかり測る
家具を選ぶときには、必ずその家具を設置する場所のサイズを測っておきましょう。
このくらいかな?という感覚で買ってしまうと、思ったより大きかったということになりかねません。
一人暮らしの家具には、一人でも動かせる家具、折りたたみ式などスペースを作れる家具を選ぶと便利です。
防犯面も注意する
また、女性の場合は防犯面でも注意が必要です。
例えば、女性の一人暮らしの場合、カーテンにかわいすぎる柄を選ぶのは避けましょう。
かわいいカーテンを使うと、外から見て女性の一人暮らしだとわかりやすくなってしまいますよ。
最初から揃えない
一人暮らしをするとなると、ついあれもこれもとなりがち。
でも、最初に全部揃えてしまおうとせずに、暮らしてみて足りなければ買い足すという方法が一番効率的。
家具は金額もサイズも大きなお買い物。
もし購入した家具が自分のライフスタイルに合わなかった場合、処分しなければなりませんがそれも大仕事ですしお金もかかります。
最初はシンプルに、慣れてきたら買い足すという方針が楽でおすすめですよ。
価格を抑えるなら中古やレンタルもおすすめ!
家具の費用を抑えるために、中古やレンタルを活用するのもおすすめです。
ただし、中古やレンタルは一度人が使ったものを使うことになりますので、自分の許容範囲を確認しておきましょう。
例えば、肌が直接触れるソファやカーペットなどはいや。
テーブルやイスなども肌が直接触れるけれど布製でなければ良い。
洗濯機やドライヤーは良いけれど、冷蔵庫や電子レンジなど食品関係の家具はいや。
上記の例のように、自分にとって許容できるラインが必ずあるはずです。
中古やレンタルでも良いかな、と思えるものは活用していくと、家具の費用を抑えていくことができますよ。
できるだけ現物を見て選ぶ
また、中古を購入する場合に注意したいのは、できれば現物を見て選ぶこと。
フリマアプリなどで購入することももちろん可能ではあります。
ですが、家具は裏側などの目立たない場所から傷んでくるもの。
写真だけでは家具の状態が良いか悪いか判断が難しいこともあります。
できるかぎり現物で選び、ネットの場合は詳細な写真や説明のあるものを選ぶようにしましょう。
中古家具は掘り出し物に出会えることもあります。
時間をかけてしっかり選ぶと、きっと素敵な家具が見つかること請け合いです。
期間限定ならレンタル
一人暮らしが期間限定という場合もありますよね。
そんな時におすすめのサービスが家具レンタルです。
その名の通り、家具を購入ではなくレンタルできます。
いろいろな会社がありますが、トータルコーディネートをしてくれたり、家電も一緒にレンタルできたりと各社特色があります。
料金も会社によってさまざまですが、ほとんどの会社が月額制を取っています。
そして多くの会社で、2年から3年程度であればレンタルの方が得になるような料金設定になっています。
短大や専門学校への進学をする学生さんや単身赴任の人におすすめですよ。
快適に過ごせる上手な家具の配置方法は?
生活の動線を意識して家具を配置すると快適に過ごすことができます。
ただ、配置については生活してみないとわからないこともありますので、生活をしながら快適な配置に変えていくことがおすすめですよ。
家具付き部屋のメリットやデメリットは?
家具付き部屋のメリットは、何より引越しする初期費用を抑えることができる点にあります。
しかし、家具付き部屋の場合は、自分の好みでない家具を使用しなければなりませんし、既に持っている家具があっても備え付けの家具を捨てることはできませんので、収納スペースをとられてしまうことになります。
また、通常の物件に比べて家賃がやや高めに設定されていますので、どうしても引越し資金が足りない!という場合にはおすすめですが、それ以外の場合では長い目で見るとデメリットの方が多くなってしまうかもしれません。
必要なものと不必要なものを見極めて!
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一人暮らしに必要な家具の選び方や費用をお送りしました。
予算の範囲内で収めるためには、自分にとって必要なものと不必要なものを見極めて購入する家具を選ぶことが大切です。
妥協できるところは妥協していくと、自分がこだわりたい部分に予算をかけることができるので、自分好みのインテリアに近づくことができますよ。
ぜひ今回の記事を参考にして、早速一人暮らしで使う家具のリストアップをしてみてくださいね。
素敵な家具に囲まれて、楽しい一人暮らしのスタートが切れることを願っています。