引越しの荷造りのコツと手順!始め方とスケジュールの流れ。
引っ越しの荷造りで、大事なことは何でしょうか?
破損したり、紛失したりしないようにすることでしょうか。
もちろんそれも大事ですが、引越し業者に依頼する場合は、運搬作業が始まる前に荷造りを終わらせることも大事です。
荷造りが終わっていない場合は追加料金を支払って、業者が梱包作業の手伝いをすることになってしまいます。
今回は、引越しの荷造りのコツと手順、スケジュールの流れをまとめていきます。
・引越しの荷造りは手際良く!何から始めるべき?
・引越しの荷造りは手順が大事!上手なスケジュールは?かかる日数は?
・荷造りを簡単にするコツは“捨てること”!
引越しの荷造り!準備するものは?
引っ越し作業を行う前に用意するものは、次のとおりです。
・ガムテープ(養生テープと呼ばれる弱粘着テープもあると便利)
・緩衝材(エアクッションや新聞紙など)
・油性マジック
・軍手
・ビニール袋
・紐や輪ゴム
・カッターやハサミ
・工具
・布団袋
・雑巾
引っ越し業者に依頼する場合は、段ボールや、ガムテープ、ワレモノシールなどは貰えることが殆どです。
引越しの荷造りは手際良く!何から始めるべき?
1.不用品の処分
まずは、不用品の処分です。
大物の処分には時間がかかることもありますから、まずは処分するものやリサイクルに出すものの見極めをしましよう。
食品の持ち運びも、最低限にしたいものです。
特に生ものは、傷んだりしないか気を使います。
ですから、引っ越しの時までに、出来るだけ食品は食べきるようにします。
2.普段使わないものを梱包する
梱包は、普段使わないものから始めます。
季節外れの服、思い出の品、客用布団、本、などです。
普段開けない押し入れなどがあれば、そこから始めます。
梱包したら、必ずダンボールに中身を記入します。
3.普段使っているものを梱包する
引っ越し直前には、普段使っているものも梱包しなければなりません。
その時に、引っ越し先で直ぐに使うものだけをまとめた箱を作りましょう。
直ぐ使うものというのは、着替え、洗面用具、タオル、トイレットペーパー、工具、ゴミ袋などです。
これさえあれば、荷解きをしなくても、引っ越し先で一晩過ごせる、というようにしておくといいでしょう。
もう一箱、引っ越し先で直ぐに掃除をする為の掃除用具の箱も必要です。
4.貴重品など
貴重品は、箱詰めせずに、身につけましょう。
転出届・印鑑・健康保険証・年金手帳・子供の転校に必要な資料などの引っ越し先で直ぐに使う書類や、認印、筆記用具なども一緒に携帯します。
引っ越し先で挨拶をするときの手土産も、別にしておいた方がいいでしょう。
業者に払う、引っ越し代金も、手荷物に。
運搬や荷解きを考えて詰める
重い物は小さい箱へ
ダンボール箱には、色々なサイズがありますね。
本など重たいものは、小さい箱に、衣類など軽いものは大きな箱に詰めるのが基本です。
プロに運搬を頼む場合は、多少重たい箱でも運んでもらえますが、個人で運搬する場合は、特に梱包後の箱の重さに気をつけないと、運べなくなります。
引っ越し先の収納に合わせる
箱詰めの時は、引っ越し先で使う場所ごとに分けて詰めます。
箱には、箱の中身だけでなく、「台所」「和室」など、引っ越し先の部屋の名前を記入します。
運搬時に、必要な部屋へ運んでもらえるだけでも、荷解きがラクになります。
もしも可能なら、引っ越し先で収納する棚や引き出しごとに分けると、荷解きがラクです。
箱に「台所の食器棚の○段目~○段目」というように記入しておけば、いいのです。
文房具などは、引き出しごとにビニール袋に入れてから、箱詰めしてもいいですね。
ワレモノは、緩衝材を
ワレモノは、緩衝材を使いましょう。
業者によっては、緩衝材なしで食器を詰めることができる収納箱など便利なものがレンタル出来る場合もあります。
引越しシーズン到来!タメになる豆知識~荷造り~
ケーブル類は本体と一緒に
ときどき、ケーブル類をまとめて梱包する人がいます。
でも、どのケーブルがどの家電のものか分からなくなります。
ケーブル類は、何のケーブルなのか分かるようにしておきましょう。
本体に、ケーブルを養生テープで貼り付けてから、梱包する方法もあります。
設置の時に戸惑わないように、本体の差し込み口とケーブルに目印をつけておいてもいいですね。
引越しの荷造りは手順が大事!上手なスケジュールは?かかる日数は?
荷造りにかかる日数は、人それぞれです。
慣れていれば、一人暮らしなら2~3日あればできますが、慣れていなければ時間に余裕をもって始めましょう。
目安としては、一人暮らしは5日~1週間、ファミリーは1週間~10日です。
当日では間に合わない作業もありますから、全体の作業量を把握しておきましょう。
製氷機の氷や水を捨て、冷蔵庫の中を空にして、電源を切る。
・洗濯機(前日)
傾けて中の水をすべて出し切る。
・粗大ごみ
粗大ごみは、計画的に処分しましょう。
地域によっては、引っ越しのゴミは、粗大ごみとは別の回収方法をとっているところもあります。
荷造りを簡単にするコツは“捨てること”!
荷物が少なければ、梱包作業はラクです。
ですから、引っ越しを機会に、不用品は捨てましょう。
とはいえ、大物は処分にも時間がかかります。
不用品に気付く為にも、梱包作業は、普段開けていない収納場所や、使っていないものから取りかかりましょう。
引っ越しで忘れがちなものは?
【関連記事】
●引越しの不要品の上手な処分方法は?買取や引取はしてもらえる?
●引越しの粗大ゴミ処分方法と費用について!引取や買取は?
●引っ越し手続きチェックリスト一覧!最低限やることまとめ
●引越しで東京電力の解約や手続き方法は?電話が繋がらない時は?
●引っ越しで水道使用開始の手続き方法。当日でも平気?立会は?
●引越しでガスの解約(閉栓)手続きの方法は?忘れた時や立会は?
●引越しの転出届や転入届はいつから?必要書類や忘れた場合は?
引越しの荷造りのコツと手順、スケジュールの流れでした。
荷造りは、普段使わないものから始めるといい事が分かりましたね。
意外と、梱包を忘れるものとしては、カーテン、照明、壁の絵やポスターなどがあります。
逆に、当日履く靴を梱包してしまう人も多いそう。
忘れ物のないように、しましょうね。