【晴れの特異日(地域別一覧)】東京や大阪は?祝祭日や晴れる日は?
晴れの特異日という言葉を聞いたことがありませんか?
「ああ、晴れの特異日って絶対に晴れる日でしょ!」と思ったあなた。
いえいえ、違うんです。
実は晴れの特異日というのは、「絶対に晴れる日」でも「晴れる確率が高い日」でもないのです。
意外でしたか?
今回は、特異日の正しい意味と、全国の晴れの特異日についてご紹介します。
こういう話題は、知っているとちょっと自慢できますから、ぜひ読んでみてくださいね。
・特異日とは?種類は?
・地域別の晴れの特異日は?(東京・大阪・そのほかの地域)
・特異日の祝祭日は?
・晴れる確率が高い日は?
特異日とは?種類は?
特異日とは?
つまり、単に晴れの確立が高い日というだけは特異日とはいわないんですね。
特異日は、英語では『シンギュラリティー(singularity)』といい、世界的に認められた概念です。
とはいえ、特異日はあくまでも統計や確率の話。
ですから、気象庁は「気象学的には意味はなく正式なものという扱いはしていない」という見解なのですね。
特異日の種類は?
特異日というと、晴れの特異日を思い浮かべる人が多いようですが、特異日は晴れの場合だけではありません。
『雨』の特異日
『花冷え』の特異日
※桜の咲く頃に寒さが戻ること。
『猛暑』の特異日
『台風襲来』の特異日
上記のようにいろいろな特異日があります。
お天気の良い特異日だけではないんですね。
変わったところでは、サイバー攻撃特異日というのもあります。
そのタイミングは、世界的に有名なイベントの日ばかり。
新年、エイプリルフール、クリスマスなど世界が活況するような日がそれに当たります。
地域別の晴れの特異日は?(東京・大阪・そのほかの地域)
気象庁のホームページでは、地域ごとの天気が検索できます。
過去何年分のデータを統計の範囲にするかで特異日は変わってきます。
今回は過去40年のデータを使用して晴れの特異日を割り出してみました。
【東京の晴れの特異日】
3/18、4/5、4/6、4/17、8/29
10/10、10/16、10/23、11/3
11/11、11/12
【大阪の晴れの特異日】
1/20、1/27、3/6、7/6、11/11
【札幌の晴れの特異日】
3/27、4/28、10/12、11/29
【仙台の晴れの特異日】
1/20、1/27、2/8、3/2、3/6、
3/14、4/3、5/6、5/10、5/19
6/7、6/15、6/23、9/1、9/20
10/2、10/10、10/16、10/25
11/4、12/21、12/30
【新潟の晴れの特異日】
1/26、2/8、3/26、4/11、5/22
5/26、6/8、6/15、8/29、12/16
【福岡の晴れの特異日】
2/12、2/13、3/6、4/5
8/29、11/22、11/24
【那覇の晴れの特異日】
1/28、7/14、8/14、11/26、12/7
特異日の祝祭日は?
祝祭日で晴れの特異日といえば、体育の日(※旧10月10日)と文化の日(11月3日)を思い浮かべる人が多いようです。
※1999年までは体育の日は10月10日でしたが、2000年にハッピーマンデー制度が設けられてから、10月の第2月曜日が体育の日になったので、現在は祝日ではありません。
でも、体育の日も文化の日も、秋の長雨の終わる頃で、ちょうどこの辺りから秋晴れの日が多くなるので、なんとなく「今年も晴れたな」という実感があるだけなのです。
前項で晴れの特異日に10月10日と文化の日(11月3日)があたっているのも東京だけですね。
そういう意味では、特異日ではないけれど晴れやすい祝日として、五月晴れの頃と秋晴れの続く頃の祝日は晴れやすいといえます。
このあたりの祝日といえばこちら。
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
11月3日 文化の日
11月23日 勤労感謝の日
確実ではありませんが、お出かけなどの参考にしてみてくださいね。
晴れる確率が高い日は?
【関連記事】
晴れの特異日の意味や時期などをお送りしました。
晴れの特異日は、単に晴れる確率が高いというだけの日ではないことが分かりました。
では、晴れる確率が高い日はどうやって調べるの?と思いますよね。
晴れたり雨が降ったりする日を調べる時には、「天気出現率」を調べます。
東京の場合、晴れの出現率が一番高いのは12月24日のクリスマスイブです。
晴れの確率はなんと90パーセント超え。
晴れの特異日として有名な11月3日は80パーセントほどなので、もしかしたら意外な結果かもしれません。
ただ、東京でクリスマスイブに雪を期待するのは少し無理がありそうですね(笑)
もし、みなさんが記念日やイベントなどを晴れる確率が高い日にしたい場合は、特異日ではなく出現率で決めてみてくださいね。