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八戸えんぶり2025の日程とスケジュール!チケット料金や駐車場は?


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んぶりとは東北地方で広く行われているお祭りで、新春の豊年祈願の芸能です。

 

中でも青森県八戸市を中心とした『八戸えんぶり』が盛大で、約800年以上の歴史がある伝統芸能であると言われています。

 

八戸えんぶりは毎年2月に4日間にわたって開催され、多くの観光客で賑わうんですよ。

 

国の重要無形民俗文化財に指定されており、みちのく五大雪まつりにも数えられています。

もともとは田植え踊りから発祥したというえんぶりは、その舞がとても優雅で勇壮華麗。

 

えんぶりの合間に行われる子供たちの祝福芸も可愛らしく、おめでたい舞の演目が続きます。

まだ雪深い八戸で行われるえんぶりは、一足早い春を告げる風物詩。

 

今回は、八戸えんぶり2025年の日程やスケジュール、見どころなどについてご紹介します。

 

※下記は以前の内容となっております。

 

※2025年は記載内容と異なる場合があります。

 

 

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八戸えんぶり2025年の日程やスケジュールは?

雪景色の中に響く太鼓や笛の音はとても情緒がありますね。子どもたちの元気な舞も可愛いですよ♪

日程:2024年2月17日(土)~20日(火)

独特の衣装と独特の舞。

稲作で生活を支えてきた地方ならではの豊作祈願祭り。

 

古くから行われてきた伝統行事だけに1つ1つの動作にも年季が入っています。

 

地域に深く根付いてきた歴史あるお祭りをぜひお楽しみくださいね。

 

今年のイベントスケジュールはこちら。

 

2024年 イベントスケジュール

イベント 時 間 場 所
17(土)
奉納摺り 07:00~ 長者山新羅神社
撮影会 08:00~09:00
えんぶり行列 10:00~ 長者まつりんぐ広場 ~ 八戸市中心街
一斉摺り 10:40~11:20 十三日町・三日町・六日町・ヤグラ横町
御前えんぶり 12:15~ 市庁前市民広場
えんぶり公演(有料) 13:00~16:00 八戸市公会堂

(前売1,000円、当日1,100円)

お庭えんぶり(有料) 17:00~18:00

19:15~20:15

更上閣
かがり火えんぶり 18:00~

19:00~

20:00~

市庁前市民広場
18(日)
史跡根城えんぶり(入場料大人250円) 11:00~12:00 史跡根場の広場
えんぶり公演(有料) 13:00~16:00 八戸市公会堂

(前売1,000円、当日1,100円)

お庭えんぶり(有料) 17:00~18:15

19:15~20:30

更上閣
かがり火えんぶり 18:00~

19:00~

20:00~

市庁前市民広場
19(月)
史跡根城えんぶり(大人250円) 11:00~12:00 史跡根場の広場
えんぶり一般公開 13:00~

14:00~

市庁前市民広場
お庭えんぶり(有料) 17:00~18:00

19:15~20:15

更上閣
かがり火えんぶり 18:00~

19:00~

20:00~

市庁前市民広場
20(火)
えんぶり一般公開 13:00~

14:00~

市庁前市民広場
お庭えんぶり(有料・要予約) 17:00~18:00

19:15~20:15

更上閣
かがり火えんぶり 18:00~

19:00~

20:00~

市庁前市民広場

VISITはちのへ(0178-70-1110)

 

※2025年は記載内容と異なる場合があります。

 


八戸えんぶりとは?

八戸えんぶり

 

八戸えんぶりは、八戸に早春を告げる祝い芸能で、もともとは豊作祈願のための田植え踊りの一種であったと言われています。

 

八戸えんぶりの踊りは「摺り(すり)」と呼ばれ、摺り始め、中摺り、摺り納めという3つの部曲から構成されます。

それぞれの摺りの間には祝舞(しゅくまい)と言われる、「松の舞」「恵比須舞(えびすまい)」「大黒舞(だいこくまい)」や、稚児による「エンコエンコ」と呼ばれる舞、田植えの様子を滑稽に踊る「田植万才」などの余興の舞が踊られます。

えんぶりは3~5人の太夫(たゆう)と呼ばれる踊り手と、囃子方、唄い手など20~30人で構成され、八戸市内には33組のえんぶり組が存在します。

 

太夫は農耕馬の頭を模した華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振りながら勇壮な舞を披露します。

 

太夫の手には金輪をつけた「ジャンギ」と呼ばれる棒を持って踊ります。

 

このジャンギが、もともとは田植え前の田んぼをならすのに用いる柄振(えぶり)という農耕器具だったことから、「えぶり」が訛(なま)って「えんぶり」と呼ばれるようになったそうですよ。

 

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八戸えんぶりの見どころは?

奉納摺り(ほうのうずり)

八戸えんぶり 奉納摺り

 

17日の早朝(07:00)に、全えんぶり組が勢揃いし長者山新羅神社の本殿にて、摺りを奉納します。

 

神前で行われるえんぶりは、えんぶり本来の厳かな雰囲気で、観ている者を魅了します。

 

えんぶり行列・一斉摺り

八戸えんぶり 一斉摺り

 

長者山新羅神社にて奉納摺りを終えると、各えんぶり組は八戸市街地を、行列を組んで練り歩きます。

 

この後、中心街にて一斉摺り。

 

八戸えんぶりの最大の目玉ともいえる一斉摺りは圧巻ですよ。

 

御前えんぶり・えんぶり公演

八戸えんぶり えんぶり公演

 

御前えんぶりとは、その昔、殿様の前で踊ったえんぶりの名残り。

 

市庁前市民広場にて、八戸市長をはじめとする関係者の前でえんぶりを披露します。

 

えんぶり組は毎年当番制で7組が披露。

一般客も観覧できるので、じっくり観たい方にはおすすめですね。

 

えんぶり公演は、八戸公会堂で行われ、こちらも毎年当番制。

こちらもえんぶりの魅力をじっくり堪能できるおすすめの場所です。

 

公演は3回行われます。

ただし観覧席は有料で、事前にチケットの購入が必要です。

チケットについては後ほどお伝えいたします。

 

えんぶり一般公開・かがり火えんぶり

八戸えんぶり かがり火えんぶり

 

えんぶり一般公開とは、市庁前市民広場の特設ステージにて、昼間に行われるえんぶりのこと。

 

期間中、毎日日替わりで数組のえんぶり組が摺りを披露します。

どなたでも無料で気軽に観覧できるので、非常におすすめ。

 

かがり火えんぶりは、市庁前市民広場にて、夜に行われるえんぶりのこと。

 

かがり火にきらめく太夫の烏帽子や、夜の空気に響き渡るお囃子は昼間とはまた違って、とても幻想的。

 

神秘的な情緒あふれるえんぶりを堪能するのにおすすめです。

 

お庭えんぶり・史跡根城えんぶり撮影会

八戸えんぶり お庭えんぶり

 

お庭えんぶりとは、その昔、地元の有力者の家に呼ばれて披露したえんぶりの名残り。

 

明治・大正時代の財閥の邸宅、「更上閣(こうじょうかく)」の庭園で披露されるえんぶりです。

 

甘酒と八戸せんべい汁を味わいながら、昔の大旦那きぶんで、ちょっと贅沢にえんぶりを堪能するのもいいですね。

 

こちらも有料チケット制。

大変に人気があるので、早めのアクションが必要です。

チケットについては後ほどお伝えいたしますね。

 

カメラ愛好者に人気があるのが、史跡根城えんぶり撮影会。

 

日本百名城にも選ばれている根城の本丸主殿前で、ダイナミックな撮影をすることが可能です。

 

入場料は大人250円、高校生・大学生は150円、小中学生は無料。

 

隣の八戸市博物館では、2/4(土)~ 3/12(日)の間、えんぶり展・ひな人形展も開催しています。

 

えんぶりマップ

4日間のえんぶり情報が丸ごとわかる便利なマップはこちらをご参照ください。

 

えんぶり期間中は、八戸ポータルミュージアム はっち、でもえんぶりを見ることができますよ。

 

着付け体験やトークイベントもあります。

 

屋台は?

※2024年 屋台は縮小や中止の可能性もあります。

 


 

市庁前市民広場では、12:00~21:00まで、飲食ブース約16店舗が営業しています。

お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、串焼き、おでん、豚汁、肉まん、など美味しい匂いがいっぱいに立ち込めていますよ。

ほかほか温かい、できたての美味しい食べ物で冷えた身体を暖めてくださいね。

 

寒さ対策は万全に!

雪景色の中、吐く息は真っ白。

 

見ている側はほとんどじっと動かないため、かなり防寒対策はしっかり施していったほうが良いでしょう。

 

インナーや靴下は重ね着がおすすめ。

手袋や帽子、耳あて、マフラーはもちろん、足や手を温めるホッカイロは必需品ですよ。

 

鼻水対策にティッシュもあると良いですね。

 

お庭えんぶり・えんぶり公演のチケット料金や購入方法は?

八戸えんぶり

 

夜の更上閣で、ちょっぴり贅沢にえんぶりを観覧できるお庭えんぶりと、ステージ上でスポットライトを浴びた勇壮なえんぶりを堪能できるえんぶり公演

 

どちらも非常に人気なので、観覧をご希望の方は早めにアクションしてくださいね。

えんぶり公演は当日券もありますよ。

 

お庭えんぶり

2024年 販売開始:1/16(火)12:30~

 

日程:2/17(土)~20(火)

時間:17:00~、19:15~

料金:3,000円~3,500円(お土産付き)
会場:更上閣(こうじょうかく)

 

〔チケット購入方法〕

ローソン・ミニストップLoppi端末(Lコード:21355)

 

お問合わせ:八戸地方えんぶり保存振興会(0178-70-1110)

 

えんぶり公演

販売開始(2019):12/17(火)10:00~
※毎年1/10前後から2/15前後まで発売されています(時期により変動あり)。

公演会場:八戸市公会堂
観覧料金:前売り券1,000円(全席自由)、当日券1,100円、小学生以下無料

 

[チケット購入方法]

八戸市公会堂(0178-44-7171)

三春屋(0178-24-7101)

八戸市南郷文化ホール(0178-60-8080)
八戸ポータルミュージアム はっち(0178-22-8228)
八戸ショッピングセンターラピア(0178-47-1111)

はちのへ総合観光プラザ(0178-27-4243)

 

八戸えんぶりの歴史や由来は?

八戸えんぶり

 

えんぶりが始められたのは、平安時代の末期から鎌倉時代の始めにかけての武将、南部光行(なんぶみつゆき)が奥州の地にやってきた頃です。

南部光行が奥州で初めてむかえる正月の祝いの宴会で、家来たちが喧嘩になったのを、農民の藤九郎(とうくろう)という人がとっさに機転を利かせて、踊りを踊ってその場を収めたのが起源だと言われています。

この時藤九郎が踊ったのが、農民たちの間で歌われていた賑やかな田植え歌で、柄振という農機具を手に持ち、田植えの仕草を模した田植え踊りだったことから、柄振(えぶり)が訛ってえんぶりと名付けられたと伝えられています。

 

それ以来、この地方では旧小正月になるとえんぶりが行われるようになりました。

 

しかし明治維新の後になると、古きもの・伝統的なものを良しとしない風潮が高まり、えんぶりは一時禁止令が発せられました。

 

しかし時の有力者などから復興の気運が高まり、長者山新羅神社の神事として復活されることになったのです。

 

時とともに伝統的価値を尊重する時代となり、1979(昭和54)年に国の重要無形民俗文化財に指定され、現在に至ります。

 

八戸えんぶりのアクセス方法と駐車場情報。交通規制は?

八戸えんぶり

場所:八戸市中心街、八戸市庁前市民広場、など
住所:青森県八戸市内丸

電話:VISITはちのへ(0178-70-1110)

地図:

【電車でのアクセス】

JR八戸線「本八戸駅」より徒歩約5~10分

 

※JR東北新幹線「八戸駅」よりバスで中心街へ行くこともできます(約25分)。三日町・ラピア行、旭ヶ丘営業所行、市民病院行のいずれかで、下車バス停は十三日町・三日町・八日町。

 

【車でのアクセス】

八戸道「八戸IC」より国道340号経由で約5km約10分

 

駐車場

八戸えんぶりのための臨時・特設駐車場はありません。

 

周辺の有料駐車場をご利用いただくことになります。

【八戸えんぶり周辺おすすめ駐車場】

 

〈八戸市中央駐車場〉

住所:青森県八戸市堀端町3-1

台数:約436台

時間:07:30~22:00

料金:80円/30分(最初の1時間160円)

 

〈タイムズさくら野百貨店八戸店〉

住所:青森県八戸市三日町13

台数:約326台

時間:24時間

料金:220円/60分(最大660円)

※さくら野百貨店八戸店利用で割引あり(1,000円以上で2時間無料など)。

 

〈タイムズ八戸三日町パーキングプラザ〉

住所:青森県八戸市番町32

台数:約144台

時間:24時間

料金:220円/60分

 

〈タイムズ三春屋〉

住所:青森県八戸市番町45

台数:約193台

時間:24時間

料金:220円/60分、最大(平日550円・土日祝770円)

 

〈タイムズテアトル駐車場〉
住所:青森県八戸市鷹匠小路2

台数:約53台

時間:24時間

料金:220円/60分、最大(06:00~18:00)440円(18:00~翌06:00)1,100円

 

交通規制

八戸えんぶりのえんぶり行列と一斉摺りにともない、中心市街地では下図のとおり交通規制が敷かれる予定です。

日時:2/17 09:30~11:40頃

 

[交通規制マップ]

赤=車両全面通行止め、緑=車線一部規制。

経路をクリックすると規制時間が表示されます。

当日の状況にあわせて、時間は多少変更になる場合があります。

 

特に終了時間については場所によって異なりますので、警察官・係員の指示にしたがって通行してくださいね。

 

雪景色の中で行われる情緒豊かなお祭り♪

八戸えんぶり 子供たち

 

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八戸えんぶりのスケジュールや見どころをお送りしました。

 

八戸えんぶりの例年の人出は4日間で約25万人。

 

まだまだ雪深い2月の八戸ということで、観光客は八戸三社大祭(約117万人)などと比べると比較的少なく、かつ非常に情緒があって穴場的であると言えます。

 

しかし観光客は年々増加傾向にあるので、言い替えれば今が旬ということですね。

一足早い春を堪能しに、ぜひ八戸えんぶりにお出かけください。

 

2月の八戸は平均気温マイナス0.5度、最低気温マイナス4度。

 

早春とはいえ、まだまだ寒く足元も滑りますので、防寒対策を万全にしてからおでかけしてくださいね。

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