【ファスナーが外れた時の直し方】壊れた時や噛んだ時は?予防方法は?
お気に入りのジャケットやパーカーを着る時、ファスナーが壊れてしまうと本当に落ち込みますよね。
急いでいる時にファスナーが外れると必要以上に焦ってしてしまいます。
こんな時どうやって直せば良いのかとっさにわかりませんよね。
そこで今回は、ファスナーが外れた時や壊れた時、噛んだ時などの対処法をご紹介します。
・ファスナーが壊れた時や噛んだ時の直し方は?
・ファスナーが外れたり噛んだりしないように予防する方法は?
ファスナーが外れた時の直し方は?
ファスナーの構造
最初にファスナーの構造について簡単に説明しますね。
ファスナーを閉めたり開けたりする際、私たちが直接持って動かす金具の部分をスライダーといいます。
そして、そのスライダーの両脇にある、ギザギザの金具の部分をエレメントと言います。
このスライダーを動かして、エレメントを噛み合わせることによってファスナーが閉まります。
ファスナーが外れた時の直し方
このスライダーが外れてしまった時の直し方についてご紹介します。
まず原因についてですが、スライダーの金属が緩くなっているという可能性があります。
何回もファスナーの開け閉めを行ったり、服の生地を噛んでしまったりすることを繰り返すと金具が緩んでしまいます。
この場合は、スライダーをペンチで締める必要があります。
ラジオペンチなどを使って、スライダーの上と下を挟んで締め直します。
締め過ぎると逆にエレメントに入らない可能性があるので、様子を見ながらゆっくり締めていきましょう。
こちらの動画で詳しいやり方を確認できますよ。
『壊れたファスナーを修理してみた』
とても簡単にできますよのでぜひ試してみてくださいね。
ファスナーが壊れた時や噛んだ時の直し方は?
ファスナーが壊れた時の直し方
ファスナーを動かしてもチャックが閉まらない場合や動かなくなってしまう場合があります。
この場合は、まず逆方向に動かしてみましょう。
そしてこの方法で直らない場合は、エレメント部分に油を少し塗ってから動かしてみましょう。
油がなければ滑りの良いハンドクリームなどを使うとよいですよ。
また「白いクリームなどが付いて色が目立つのがいやだな」という方は、鉛筆を使いましょう。
鉛筆には油分が含まれているため、これも効果的です。
ファスナーが噛んだ時の直し方
ファスナーが噛んでしまった際、噛んでしまった部分の両端の生地を少し引っ張るのが簡単です。
この方法で直らなかった場合は、マイナスドライバーを生地とスライダーの間に入れ込み生地を引っ張り出す方法をとりましょう。
こちらの動画で詳しいやり方が確認できますよ。
『布を噛んで壊れたファスナーを直してみた』
マイナスドライバーがない場合は、定規などで代用すると良いですよ。
ファスナーが外れたり噛んだりしないように予防する方法は?
無駄に何度も開け閉めしない
ファスナーを何度も上下に動かして遊んでいる子供を見かけたことはないでしょうか。
ファスナーを何度も動かすことで、スライダーが徐々に緩くなってきます。
動かすのであれば、必要最低限にしましょう。
ゆっくり動かす
スライダーを速く動かすと、エレメントが上手く噛みあわない可能性があります。
ファスナーを開け閉めする際は、ゆっくり動かすことが大切です。
エレメントに生地がかからないようにする
エレメント部分に服の生地がかかっている状態でファスナーを閉めると、生地を噛んでしまう可能性があります。
服を着てから、前かがみの状態でファスナーを閉めると生地がエレメント部分にかかりやすいので注意してくださいね。
ファスナーは適切な直し方を
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ファスナーが外れた時や壊れた時の直し方などをお送りしました。
ファスナーが外れる、壊れる、噛む、それぞれ原因が違います。
原因が違うということは、直し方も違います。
適切な直し方を行うことで簡単にファスナーが直りますよ。
せっかくのお気に入りの洋服なのにファスナーが壊れてしまっては着ることができません。
服を大切に扱うと同時に、ファスナーも大切に扱ってくださいね。