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エアコンを自分で取り外す方法!業者への依頼費用や処分費用は?買取は?


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ジメジメした梅雨が終わったと思ったら夏が本番を迎えます。

 

夏対策に向けてエアコンの新調・整備なども考えたい時期になってきましたね。

 

新しいエアコンを購入した時や、引っ越しでエアコンを取り外したい時に、作業に費用が掛かるから自分でと思う方もいることでしょう。

 

自分でできない訳ではないですが、作業経験がないと難しい場合があります。

 

でも、手順と注意事項やコツが分かれば自分でも取り外し可能です。

 

エアコンを自分で取り外す方法や、自分でできない場合の業者への依頼費用や処分費用、買取などについてご紹介します。

 

 

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エアコンの取り外しは自分でできるの?

エアコン 取り外し 自分

 

エアコンを自分で取り外す時に、何も分からないままでは確実に失敗します。

 

まずは必要な手順を確認していきましょう!

① ポンプダウン作業
② エアコン室外機を取り外す
③ エアコン室内機を外す
④ 壁の穴を埋める

エアコンの取り外しは簡単にできそうに思えますが、実は失敗すると危険です!

エアコンが故障するだけではなく、事故を引き起こすことにもなるので気をつけて行いましょう。

 

エアコンの取り外し手順において、一番大切かつ慎重な作業が必要なのは室外機への処理です。

 

こちらが済んで初めて室内機に手を出すことができるので、自分で取り外しを考えている方はしっかり流れを確認しておきましょう。

またこの記事の『自分で簡単!エアコンの取り外し方法!』の項目でも詳細な手順を紹介しています。

 

https://youtu.be/ueJbXmAauBM

 

取り外し作業の際には汚れや傷が出るような事態も発生しますので、マット等による養生をしておくと安心ですね。

何より大事な工程はガスの回収にあたる「ポンプダウン」です。

 

こちらが失敗するとエアコンや室外機の故障や破損、さらにガス漏れも発生してしまいます。

 

ポイントは冷房運転させ状況を都度確認すること、バルブ等はきっちり締めることです。

また自分の使っている室外機やエアコンが、どんなモデルなのかを知った上で作業を行なうことも大事ですよ。

 

うっかり大切な配管や部品を壊したら、室外機は当然ダメになります。

 

また室内機はメーカーごとに取り外し方が違うため、そこも確認すると良いですね。

 


エアコン取り外しに必要は工具や道具は?

必要 工具 道具

 

次にエアコンを自分で取り外す時に必要な道具です。

・ドライバー(プラス、マイナス両方)
・六角レンチ
・モンキースパナ
・電動ドリル
・パイプカッター
・ニッパー
・脚立
・ビニールテープ

こちらの道具がないと最低限の作業も行なえないので、工具は必ず揃えておきましょう。

 

必ず必要ではないですが、ゲージマニホールドがあると便利です。

 

ゲージマニホールド冷媒の気化状況のチェックができます。

 

わざわざ買う必要はないのでチェックができない分、慎重に行いましょう。

 

エアコンの取り外し手順は、まずエアコンを強制冷房状態にしておくこと。

 

ファンの動き等で作業内容に問題がないかを確認するためですね。

 

強制冷房のやり方はメーカーごとに異なるので、HPや問い合わせ等でまずは確認をしておきましょう。

 

次はポンプダウン作業です。

 

室外機の側面に配管ポンプが二つ付いているので、そちらのキャップを両方から外します。

 

その後細い方の配管に六角レンチを入れ時計回りに回し、二分後太い方も同様に回せば、ガスが送られる経路が閉じポンプダウン完了となります。

 

ポンプダウンが済んだら、強制冷房を停止し電源を落とします。

 

キャップを配管ポンプに戻したら、エアコンと室外機を繋ぐナットをレンチで外します。

 

その後室外機に差し込まれたケーブルを抜き、後は各メーカーごとのやり方で室内機を外せば完了です。

 

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エアコンを自分で取り外す時の注意点は?

エアコン 取り外す 注意

 

エアコンの取り外しは、エアコン自体や取り付け方にもよるため、手順通りに行っていても失敗してしまうこともあります。

 

また、電気を扱うため、エアコンの取り外し工事を間違えると、大事故につながる可能性もあります。

 

排水ドレイン

エアコンを取り外す時に注意したい点排水ドレイン。

排水ドレインは配線や銅管と一緒に出ていることが多いですが、ビルやオフィスでは天井を伝って洗面所につながっていることがあります。

 

壁の内部を伝っている場合や内部で固定されている場合には、工事が必要となるため自分で外すことは難しいです。

 

また、下水につながっていることもあるので、無理に引き抜かずに業者や施工会社にお願いしましょう。

 

コンプレッサの破損

特に注意が必要なのがコンプレッサの破損です。

 

配管を締める作業を誤ったことで、室外機が爆発を起こすことがあります。

 

ガラスが割れて、作業している方がケガをすることもありえます。

 

自分で取り外しができないわけではありませんが、作業経験のない方には危ないのでおすすめできません。

 

自分で簡単!エアコンの取り外し方法!

エアコン 取り外し 方法

 

自分で簡単にエアコンの取り外しができたら節約になりますね。

道具 工具

道具はトルクレンチ、ドライバー、ヘキサゴンレンチ、モンキーです。

 

冷媒ガス 室外機

まずは冷媒ガスを室外機に追い込みます。

 

室外機 サービスパネル

室外機右側のサービスパネルを取り外します。

 

袋ナット 取り外し

高圧側の袋ナットを取り外します。

 

六角レンチ バルブ

六角レンチでバルブを完全に締め付けます。

 

室内機 電源

室内機の電源を入れ、冷房運転を行います。
強制冷房運転ボタンがある場合にはそれを行います。

 

その時の状態によりますが大体5分程度行います。

 

バルブ 閉める

室外機低圧側のバルブを完全に閉めます。

 

冷媒ガス 追い込み

室外機低圧側のバルブを完全に閉めます。

 

室内機 電源プラグ

室内機の電源プラグを取り外します。

 

配管 順番

冷媒配管、ドレイン配管、電源線を外します。
順番はどれからでもOKです。

 

室内機 配管

室内機側の配管等を取り外します。

 

配線 取り外し

室内機の配線を取り外します。

 

前面パネル カバー

室内機前面パネルを開けて、電源ユニットカバーを取り外します。

 

ドライバー 外す

電源配線はドライバーで簡単に外すことができます。

 

壁 垂直

室内機を取り外すために配管を壁に対して垂直にします。

 

配管は銅管なので徐々に曲げます。

 

本体 手前

室内機を取り外します。
本体の下側を押し上げて手前に引き上げます。

 

配管 エアコン穴

室内機付属の配管類をエアコン穴から引き抜きます。

 

取り付け板 取り外し

室内機の取り付け板を取り外します。

 

 

使用道具も手に入りやすいものが多く、手順を追っていけば簡単に行えます。

 

注意点も踏まえて事故が起きないように気をつけて行いましょう。

 

穴埋め キャップ

エアコンの穴を塞ぐ場合には、穴埋めキャップを使用すると簡単にできます。

 

 

 

穴をそのままにしておくと鳥が巣を作ってしまうこともあります。

 

後々大変なことになりますので、面倒でも穴埋めまで行いましょう。

 

エアコンの取り外しを業者に頼んだ場合の費用相場は?

業者 費用 相場

 

エアコン取り外しを業者に頼む場合の費用はどのくらいかかるのでしょうか。

 

エアコンを取り外すための必要最低限の作業を標準工事と言います。

 

エアコン取り外し標準費用

この標準工事の内容は下記以外のものは追加料金が発生することがあります。

・地面の上やベランダに設置されている室外機の取り外し
・室内機の取り外し
・配管類の撤去
・配管穴のパテ埋め
・冷媒ガスの回収

最近では電気屋さんでもエアコンの取り付けや取り外しを行うこともあります。

 

家電量販店や業者を含め、平均すると4,000円~8,000円です。

 

頼む業者により、金額や標準工事の内容が異なるので注意しましょう。

詳細な料金設定を公開していない業者は避けるのが吉です。
事前にきちんと見積もりを出す業者であればなお良いですね。また、家電量販店の場合には購入後に取り付けをすれば取り外し工事を受け付けることが多いです。エアコン取り外しのみができないこともあります。

 

エアコン取り外し追加費用

特殊な設置方法をしているエアコンの取り外しには追加費用がかかります。

 

屋根置き

屋根置きは屋根の上に架台を設置して室外機を取り付ける方法です。

 

壁掛け

家の壁に架台を取り付けて室外機を取り付ける方法です。

 

立ちおろし

室外機を1階に、室内機を上層部に設置して配管でつなぐ方法です。

 

必ず追加料金がかかる訳ではなく、業者によって追加料金がかからない場合もあります。

 

公団吊り

公団吊りベランダの天井から架台を吊り下げて、その上に室外機を設置する方法です。

 

特殊設置されたエアコンの取り外しの料金は業者により異なります。

 

目安として追加費用をご紹介します。

屋根置き:5,000円~9,000円
壁掛け:8,000円~10,000円
立ち下ろし:無料~9,000円
公団吊り:6,000円~10,000円

特殊設置の場合には、業者により対応していないこともあります。

 

取り外し可能か、追加料金の見積もりは事前に行いましょう。

 

取り外したエアコンの処分や回収、買取費用は?

処分 回収 買収費用

 

エアコンが古くなって交換する時に、まだ使えるので買取をお願いしたい場合もあると思います。

 

エアコンの処分や回収、買取費用についてご紹介します。

 

エアコンを処分する時の費用

エアコンを処分する時にはリサイクル料金収集運搬料がかかります。

リサイクル費用:900円
収集運搬料:500円~3,000円

リサイクル料金は900円ほどで差はあまりありませんが、収集運搬料は業者により違います。

 

また、買い替えの場合は安くなり、引き取りのみだと高くなることがありますよ。

 

処分費用合計は1,500円~4,000円と差があるので、安くエアコンを処分したい方は値段を比べてみるのも良いですよ。

 

エアコンを買取する場合は?

エアコンの買取は動けば全部買取OKという訳ではありません。

 

製造年数が5年以内のもの

毎年新しいモデルが発売しているので、あまり古いエアコンは買取しても売れないこともあります。

 

5年以内のものは中古でも人気があります。

 

エアコンの状態

エアコンの状態が悪いと買取不可になることがあります。

 

臭いがある、内部の汚れがひどい、室外機の錆や腐食がある場合には買取金額も低くなりますし、買取不可になることもあります。

 

設置場所

取り外し込みで買取する業者の場合には、特殊設置のエアコンは買取できないこともあります。

 

設置状況で取り外し作業の時間がかわるので、買取をお願いする時には自分の家のエアコンの設置状態を把握しておきましょう。

エアコンの買取料金は5年以内のエアコンで5,000円~10,000円です。

 

買取であってもリサイクル料金と運搬収集費、取り外し料金がかかります。

 

買取業者によっては取り外しが無料のキャンペーンも行っています。

キャンペーンを利用するとプラスになることもあります。

 

エアコンの製造年月日が古い、状態が悪いと諸費用などでマイナスになることもありますよ。

 

引っ越しの時などは、エアコン以外の家財をまとめて買取依頼することでプラスになることもあるので、エアコンの買い取りはトータルで考えましょう。

 

自分でエアコンを取り外しする時には安全に気をつけて!

自分 エアコン 取り外し

 

 

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アコンを自分で取り外す方法や、業者への依頼費用や処分費用などをご紹介しました。

 

工事に慣れていない方がエアコンの取り外しを行う時には、充分に気をつけて行わないと事故につながる場合があります。

 

自分で難しい時には、決して無理せず業者や買取を利用するのも手ですよ。

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