歩きスマホの危険性の高さと対策方法。ながらスマホは罰金?
もはや持っていない人の方が少ないスマホ。
老若男女、多くの人がスマホを使っています。
スマホは便利な反面、さまざまな問題を発生させることのあるツールです。
その問題のひとつが歩きスマホ。
でも、歩きスマホは具体的にどう危険なのでしょう。
この記事では歩きスマホの危険性の高さや対策方法についてご紹介します。
・歩きスマホの危険度は極めて高い!その理由や事故例は?
・日本や海外での歩きスマホ対策は?自分で対策するには?
・歩きスマホやながらスマホは法律で禁止されてる?罰金はあるの?
・猫背、ドライアイ。歩きスマホは健康にも悪い!
歩きスマホとは?どれくらいの人が歩きスマホ?
ついやってしまう、けれど危険な歩きスマホ
歩きスマホとは読んで字の通り、歩きながらスマホを操作すること。
歩きながらスマホを操作している理由はさまざま。
メールやラインの返信、ナビアプリの操作、ゲームをしているなど多岐に渡ります。
最近は人通りが多い場所では、歩きスマホの人がいない方が稀と言っても過言ではないでしょう。
では、具体的にどのくらいの人が歩きスマホをしているんでしょうか。
携帯電話キャリアのドコモが調査した結果によると、なんと73%もの人が歩きスマホの経験があると回答しているのです。
実に3/4もの割合と思うと驚いてしまいます。
確かについラインを見たり、地図を確認したりと歩きスマホをしてしまいがち。
でも、その「つい」で自分も周囲の人も危険に晒してしまうかもしれないんです。
歩きスマホの危険度は極めて高い!その理由や事故例は?
歩きスマホで起こるさまざまな危険な事故
https://youtu.be/3Fm0Zirt8wI
この動画はドコモが制作した歩きスマホの危険を周知するもの。
参勤交代をするお侍さんたちがみんな歩きスマホをしていて…と設定はコミカルで見ていて楽しめる動画です。
ですが、『歩きスマホをしていて人にぶつかったことがある』人は66%、『歩きスマホをしていて駅のホームから落ちたことがある』人が3.6%など信じがたい数字がどんどん出てきます。
歩きスマホをしていると、視野は普段の5%程度になってしまうという研究結果があります。
通常なら当たり前に気がつける周囲の変化にまったく気が付けなくなってしまうんです。
歩きスマホをしていて電車のホームに落ちてしまった、その時に電車が来たら…。
考えるだけで危険です。
海外では歩きスマホをしていて車にひかれたり、足もとの穴に気がつかず転落して大怪我したりと命に関わるほどの事故も報告されています。
日本や海外での歩きスマホ対策は?自分で対策するには?
危険な歩きスマホ、対策方法はいろいろ
歩きスマホはとても危険ですが、具体的にどうすれば歩きスマホをしないで済むんでしょうか。
日本ではまだ法律で規制されていませんが、海外では歩きスマホ対策として罰金が発生することもあります。
歩きスマホに罰金が科せられるようになりました。日本人も多く行く場所なので、知らずにいると大変ですね。
危険なのも判っているけどつい歩きスマホをしてしまうという人は、歩きスマホ対策アプリをインストールするのがおすすめです。
携帯電話キャリア3社がいずれも歩きスマホ対策アプリをリリースしています。
歩行を検知するとスマホの操作ができなくなります。
安全な場所で立ち止まってからスマホを操作する癖がつきそうで良いですよね。
歩きスマホやながらスマホは法律で禁止されてる?罰金はあるの?
自転車や自動車運転中のながらスマホは違法!
歩きスマホは日本ではまだ法律で規制されていないと言いましたが、ながらスマホは話が別。
自転車や自動車を運転しながらスマホを操作するのはまぎれもない法律違反です。
自転車でスマホを操作しながらのながら運転の場合でも、道路交通法違反、もしくは各都道府県の条例違反になります。
この場合は5万円以下の罰金です。
事故を起こしていなくても違反にあたりますので要注意!
自動車もながらスマホはもちろん違法。
自動車の場合は、スマホなどを手に持っていただけの場合と実際に事故を起こした場合で罰金額が変わってきます。
どちらにせよ歩きスマホもながらスマホも、とても危険な行為です。
法律で禁止されていてもされていなくても止めましょう。
猫背、ドライアイ。歩きスマホは健康にも悪い!
歩きスマホの英訳はスマホゾンビ!?
歩きスマホやながらスマホ、英語圏ではスマホゾンビということがあります。
歩きスマホをしている人は猫背で姿勢が悪く、フラフラと歩き、目は一点を注視し、表情がないからという由来だそう。
インパクトは大きいですが、考えてみるとちょっと頷けますよね。
歩きスマホは危険なだけではなく、身体もまさしくゾンビのようにガタガタにしてしまう恐れがあります。
スマホを操作しながら歩いていると下向きで前かがみになります。
すると背中が丸まり、猫背になってしまいます。
また、スマホを操作している間は瞬きの回数が著しく減ることがわかっています。
歩いているときまで目を酷使していれば、ドライアイ一直線。
さらにはスマホ老眼といって若い世代でも老眼のような症状が出ることも。
歩いている間はきちんと前を向いて、街の風景を見て歩きましょうね。
百害あって一利なし!対策をして危険な歩きスマホとサヨナラしよう
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歩きスマホが危険なことは多くの人がわかっています。
それでもついついしてしまうのが歩きスマホの怖いところ。
でも歩きスマホは本当に危険です。
どうしても止められないという人は、歩きスマホ対策アプリなども取り入れてみてください。
歩きスマホやながらスマホで事故が起きる前に、習慣が断ち切れることを願っています。