ベッドマットレス(すのこ)カビ取り方と防止対策!臭いの除去方法は?
ベッドにマットレスやすのこを利用している方も多いですね。
すのこはカビが発生しにくくなっていますが、お手入れをせずにそのままにしておくとやはりカビが生えてしまいます。
もしもカビが生えてしまったら、カビの臭いも気になりますし、そのままで使うのはいやですよね。
またカビが生えているのに気づかずに使ってしまうこともあるかもしれません。
カビが生えたままだとかなり健康に悪影響を及ぼします。
しかしたとえカビが生えても、改善方法はあります。
今回はベッドマットレス(すのこ)に生えたカビの取り方や臭いの除去方法などをご紹介します。
・マットレスやすのこのカビの取り方は?
・マットレスやすのこのカビ臭さを除去する方法は?
・マットレスやすのこのカビを防止する予防対策方法は?
ベッドマットレスやすのこにカビが生える原因は?
ベッドマットレスになぜカビが生えやすいのか。
それは布団と接触している部分は風通しが極めて悪いため、湿気が外に拡散されずにこもってしまうからです。
行き場のない湿気をそのままにしておくと、そこからカビが発生してしまいます。
すのこの場合は、ベッドの板の間に隙間ができるのでその分風通しが良く、湿気はこもりにくいですが、それでも絶対にカビが生えないとは言い切れません。
なぜなら、すのこは木でできているので湿気を吸収してしまうからですね。
ベットマットレスやすのこに湿気がこもらないようにするには、定期的なお手入れが欠かせません。
大変なことではなく、たまに通気性を良くするようにするだけでも十分カビは防げるのです。
カビが生える原因として気をつけたいのは『温度』と『湿度』。
カビが大好きな温度は25度前後で、湿度は30%以上です。
特に梅雨の時期や夏場はカビが発生する好条件というわけですね。
通気性の良いすのこや防カビ対策が施されたものでも、カビが好む温度や湿度のもと、お手入れしないとすぐにカビが生えてしまうのです。
マットレスやすのこのカビの取り方は?
ベットマットレスにカビが生えてしまったら、そのまま捨ててしまうのは経済的にももったいないです。
できるだけ効果的かつ経済的な方法をとっていきましょう。
いくつかカビをとる方法があるのでさっそく試してみてくださいね!
マットレスのカビの取り方
ベッドのマットレスにカビが発生したらどうしますか?
思いっきりざぶざぶと丸洗いできたらいいのですが、なかなかそうはいかないですよね。
マットレスのカビの取り方にはいくつか方法があります。
・消毒用エタノール
消毒用のエタノールの場合はマットレスのカビの部分にスプレーして、約1時間ほど置いてから硬く絞った雑巾でカビをふき取ります。
こすらずにカビをつまみ取るような感じで行いましょう。
こするとそのまま染み付いてしまいます。
カビが落ちたか心配な方は数回繰り返しましょう!
エタノールは消毒用と無水エタノールがあるので、消毒用を選びましょうね。
消毒用エタノールはカビタンパク質を分解するので、落とすには最適ですが、漂白効果はないので色残りはあります。
・カビ除去スプレー
カビ除去スプレーはカビの殺菌、黒ずみを落とすことができます。
ただ、色落ちすることもあるので注意しましょう。
酷いカビは数回繰り返すことで落とすことができますよ。
色落ちを避けたい場合は確認してから使いましょう。
・マットレスの汚れ、カビ対策を本気でするのなら?
マットレスのカビや汚れはクリーニング業者に頼めばすぐに解決しますが、ちょっと高いですよね。
スチームやリンサーが家庭にある方は、自分でマットレスのカビを綺麗にすることができます。
完璧にカビを除去しようと思ったら手間がかかりますが、とても綺麗になりますよ!
すのこのカビの取り方
すこは通気性が良くカビが生えにくいですが、湿気があるとカビが発生します。
すのこのカビを取る方法もいくつかあるのでご紹介します。
・アルコール
アルコール除菌スプレーや消毒用エタノールがあれば、すのこのカビ取りができます。
すのこのカビが生えている部分に、アルコール除菌スプレーをたっぷり吹きかけます。
その後、アルコールが乾いたら、乾いたキッチンペーパーやティッシュでカビを丁寧にふき取ります。
濡れているうちにカビをふき取ると、広がってしまう可能性があるので注意してください。
アルコールは乾くのも早いので、簡単にすのこのカビを取ることができますよ!
・漂白剤
漂白剤を常備している家庭も多いです。
漂白剤を使って簡単にカビを取ることができますよ!
漂白剤はぬるま湯で5倍ほどに薄めます。
タオルなどに含ませて、きつく絞ります。
漂白剤は素手で扱わずにゴム手袋を使用しましょう。
そのタオルをすのこのカビの部分にのせて約30分ほど放置します。
30分後に濡れ雑巾でしっかりと拭き折ります。
乾燥させたらOKです!
・カビ取り剤
すのこに限らず、木のカビにはカビ取り剤を使うと、簡単にカビを取り除くことができます。
危険なイメージや面倒、大変そうといったイメージもありますが、手順が分かれば簡単に使うことができますよ。
カビ取り剤の使い方や手順が分かれば、すのこのカビもスッキリ除去!
乾燥後にスプレーすればカビ防止にもなりますよ。
マットレスやすのこのカビ臭さを除去する方法は?
マットレスやすのこのカビを綺麗にとっても、なんとなく臭いが残ってします場合があります。
臭いは放っておいたらそのまま消えるわけではないので、臭い対策もしっかりしたいですよね。
マットレスは重くて運ぶのは難しいですが、すのこなら陽に当てることで湿気もなくなり臭いも少なくなります。
ただ、あまりにもカビや臭いが酷い場合には、買い替えも考えた方が良いでしょう。
通販ならば家に届けてもらえるので便利ですね。
マットレスも、陽に当てることができるのなら干した方が確実です。
できない場合には消臭効果の高いスプレーを試してみても良いかもしれませんね。
また、重曹をマットレスに振りかけて、数時間から1日放置後に掃除機で吸い込むことで汚れやいやな臭いを取ることができますよ。
マットレスやすのこのカビを防止する予防対策方法は?
マットレスにカビが発生しないように、下にすのこを敷いている方もいることでしょう。
しかし湿気がこもってしまったら、たとえすのこを敷いていてもあまり意味がありません。
ですので、すのこはマメに干して湿気対策をすることが大切です。
マットレスの場合には、吸湿性の高いマットを敷くなど対策をすると、カビの発生を少なくすることができますよ。
洗える除湿シートなら、湿気や臭いの対策にもなります。
価格も1,000円前後なので経済的です!
除湿シートなどの活用や、湿気がこもらないようにマメに空気を入れ替えることで、カビや臭い対策ができます。
また、朝起きたら、マットの片側を上げておくのも有効です。
そうするとマットの下の風通しが良くなるので、かなりカビの発生を防げますよ。
マットの片側を上げるには、ベッドの頭側の高いところにマットの片側をのせたり、下に枕などを置いたりすると良いでしょう。
それかマットをそのままベッドの横に立てておくのも有効ですね。
カビが発生する前にマットレスやすのこの除湿対策を!
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ベッドマットレス(すのこ)のカビ取り方法や防止対策方法をご紹介しました。
健康と安眠のためにも、たとえ面倒でもマットレスやすのこの湿気対策をしたほうが良いでしょう。
長雨が続いた時には注意が必要です。
晴れた日にはマメに陽や風に当てて湿気をなくしましょう。
時にすのこは軽いので簡単に動かすことができます。
マットレスが重く動かせない時には、除湿シートなどを活用して湿気対策をしましょう。
カビが生えてしまうと、より手間がかかりますし、買い替えの必要があったりと経済的にももったいないです。
そうなる前に、ちょっとした対策をして、カビの発生を防止しましょう!