面接のコートマナー!たたみ方や置き方は?おすすめの色は?
これからいざ面接に臨もう!というときに、受け答えの練習と同じくらい重要なのが、【マナー】です。
実際に面接会場に着いてから、「これで良いのかな?これはマナー違反かな?」と迷っていては、自信を持って面接を受けることができなくなってしまいますよね。
それだけではなく、マナーの良し悪しは第一印象を左右しますから、細かいところまでしっかり確認しておきたいところです。
そこで今回は、意外に盲点となっている、面接時におけるコート周りのマナーをご紹介していきます。
コートのおすすめの色や、ちょっと悩んでいしまうたたみ方、そして油断しがちな置き方までご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・面接時にコートを脱ぐタイミングは?来たままで面接はNG?
・面接の入室時で鞄とコートの持ち方は?
・面接時のコートのたたみ方は?置き場所はどこ?
・面接の退室時の鞄とコートの持ち方は?コートを着るタイミングは?
・入退室の挨拶はしっかりしましょう!
面接におすすめのコートは?どんな色がいい?
面接におすすめのコート
面接におすすめのものであれば、やはりベーシックでシンプルな形のコートです。
例えば、トレンチコートやステンカラーコート、寒い冬にはチェスターコートもおすすめですよ。
よく見かけるPコートやフードやファーがついているようなコート、ダウンコートはカジュアルなコートに分類されますので、当然面接の場ではNGとなります。
普段の感覚でコートを選ぶとつい私服よりのものを選んでしまいますので注意しましょう。
コートの長さですが、男性の場合はスーツの上着がコートにしっかり隠れる丈のものを選びましょう。
女性の場合は逆に、少しだけスカートの裾が見える丈のコートがおすすめです。
面接におすすめのコートの色
色は黒や紺、ベージュのものを選び、柄物は避けましょう。
また、後述しますが、コートは面接時に裏地が見えるようなたたみ方をします。
そのため、裏地のデザインにも注意が必要なんです。
裏地もまた、ベーシックな色のものがおすすめですよ。
普段の感覚だとあまり裏地には意識がいかないこともあるので、こちらも普段とは違うものと認識しておきましょう。
面接時にコートを脱ぐタイミングは?来たままで面接はNG?
コートを着たまま面接を受けるのはもちろんダメですが、そのまま建物に入るのも実はNGなんですよ。
コートはあくまでも防寒着のもの。
暖房が効いているような、防寒する必要のない建物の中ではコートを脱ぐのがマナーとなっているんです。
コツとしては、建物に着く少し前に、脱ぎやすい場所でコートを脱いでおきましょう。
コンビニの前でもいいですし、駅の改札周辺や公園などでも良いでしょう。
周りの人にぶつからないような場所がベストですね。
ただし、大雨や大雪など天候が著しく悪いときには、コートのまま建物に入っても大丈夫です。
その場合、雨や雪にあたらない場所に入ったらすぐにコートを脱ぎましょう。
面接の入室時で鞄とコートの持ち方は?
面接の入室時には、片手に鞄を持ち、もう片方の腕にコートをかけます。
それぞれ左右どちらでもかまいません。
持ちやすい方はどちらか(持って移動しやすい方)、自宅などで何度か試してみると良いでしょう。
腕にかけるとコートが少々邪魔に感じるかもしれませんが、鞄の中にコートを詰め込んでしまうのはスマートではないので、避けた方が無難です。
面接時のコートのたたみ方は?置き場所はどこ?
面接時のコートのたたみ方
コートは裏地が見えるようなたたみ方をします。
なぜ裏地が見えるような畳み方にするかというと、汚れがつきやすいコートの表側を、面接の場に持ち込まないという配慮になります。
少々日本らしい風習ですが、こういった細かい配慮ができるかできないかで結果が分かれることも多いのです。
コートのたたみ方
②ひっくり返すように表地を中にしまいこみます。
③前の部分と後ろの部分を合わせて重ねます。
④上下を中心付近で二つに折り、腕にかけます。
面接時のコートの置き場所
面接の時になりましたら、まず鞄を置き、その上にコートを置きます。
その際二つ折りのたたみ方をしていたコートを、もう一度折り、コンパクトなたたみ方にしてから鞄の上に置きましょう。
四つ折りにするたたみ方では鞄の上にうまくのらないようであれば、鞄にかけるような形でコートを置いてもかまいません。
ただし、コートが床についてしまうとだらしがない印象となってしまいます。
どのように置くときれいに置くことができるのか、自宅で一度たたみ方を練習しておくと安心ですね。
また、面接会場ではコートかけを使用するように案内される場合もあります。
その際は指定された場所にコートをかけてかまいません。
ただし、案内されていないコートかけを勝手に使用することはやめましょう。
鞄にコートを置く場合と、指定された場所にコートを掛ける場合と、両方の状況に対応できるようにイメージトレーニングをしておくと、いざというときもスマートに対応できますよ。
面接の退室時の鞄とコートの持ち方は?コートを着るタイミングは?
面接の退室時は、入室時と逆の動作を行います。
すなわち、鞄の上のコートを腕にかけ、それから鞄をもう片方の手に持ちましょう。
これはコートを着るタイミングも同じです。
あわてて着ることなく、建物の外に出てからコートを着るのが正しいマナーです。
入退室の挨拶はしっかりしましょう!
面接の入退室時には、鞄やコートにばかり気を取られ、肝心の挨拶をおろそかにしないように意識しましょう。
挨拶の基本は相手の目を見ること。
動作は一つずつが基本です。
“ながら動作”はせず、挨拶をし終わってから礼をするようにしましょう。
また、入室時の第一声は大切です。
入り口は面接官から一番遠い場所である可能性が高いので、面接官の頭の上を越えていくようなイメージの声量で挨拶をしましょう。
備えあれば憂いなし!
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今回は面接のコートマナーをご紹介しましたが、いかがでしたか。
事前にしっかりマナーを確認しておけば、当日になって焦ることもありません。
面接練習時にも、受け答えだけではなく、当日と同じように鞄やコートを準備して行えるとより安心ですね。
一連の流れをイメージしながら練習すれば、自然に体が動くようになりますよ。
面接の成功を願っています。