【御札の処分方法】時期や料金は?ほかの神社や自宅で処分してもいいの?
神社やお寺でいただいた『 御札 』。
もう願いが叶ったから不要なんだけど‥。
なんとなく祀ってあるけど薄汚れてきた‥。
など、人それぞれさまざまな理由で御札を処分しなければならないこともあるでしょう。
でも、
処分する時にはどうしたらいいの?
御札の処分の時期は?
など、扱い方が分からないこともあるかと思います。
今回は、御札の処分の仕方についてご紹介します。
御札の処分を適切な方法で行うことで心も軽くなりますので、ぜひ実践してみてくださいね。
・神社で御札を処分してもらう方法や料金は?買ったところ以外でもいいの?
・古い御札の処分は自宅でしても大丈夫?方法は?
・御札の処分は必要?ずっと持っていてもいいの?
お宮参り・七五三・安産祈願の御札を処分する時期は?
初詣の時期以外に御札を返納する場合は、願いが叶った時に御札を手放すのが良いといわれています。
お願い事が “ 健康 ” や “ 健やかな成長 ” など期間を決められない場合は、一年ごとに新しい御札と取りかえるか、人生の節目に新しいものと交換します。
安産祈願の御札
無事出産を終えたら、願いが叶ったことになります。
ですから、安産祈願の御札はお宮参りの時や安産のお礼まいりの時に返納します。
お宮参りの御札
お宮参りの御札については3つの考え方があります。
・ 赤ちゃんを一生守ってくれる御札なので、一生持ち続ける
・ ほかの、期間を区切れない御札と同じように、一年経ったら新しい御札と交換する
・ 次の人生の区切りである一歳の誕生日または七五三の時に新しい御札と交換する
七五三の御札
お宮参りの御札と同じく七五三の御札についてもいろいろな考え方があります。
・ 子どもを守ってくれる御札なので、一生持ち続ける
・ ほかの、期間を区切れない御札と同じように、一年経ったら新しい御札と交換する
・ 三歳の時にもらった御札は、次の七歳もしくは五歳の七五三のお守り交換する
・ 七歳もしくは五歳の七五三のお守りは、十三参りのときに返納する
・ 子どもが充分に成長して安心だと感じたら返納する
神社で御札を処分してもらう方法や料金は?買ったところ以外でもいいの?
古いお札を手放したい時には、お札を戴(いただ)いた寺社に返納します。
戴いた寺社が遠方の場合は、最寄りの寺社でもかまいませんが、たまにほかの寺社のお札を断っている場合がありますから確認しましょう。
注意点は、神社でもらったお札をお寺に納めたり、その逆にお寺のお札を神社に返したりしてはいけないということです。
お寺と神社は別のものですから気を付けてくださいね。
返納の方法はこちら。
1. 古札納付所へ納める
古札納付所は、初詣や祭の時などに神社に設置されている返納場所です。
初詣の時期以外でも、大きな神社では常設されているところもあります。
お札だけでなくお守りも一緒に返納できるので利用しましょう。
2. どんど焼きでお焚き上げ
1月15日前後に行われる「どんど焼き(左義長)」に持っていきます。
お焚き上げをするための儀式ですから、御札だけでなく、お守りや注連縄(しめなわ)なども持ち込めます。
3. 神社に処分をお願いする
思い入れが強い御札を手放すなら、ご祈祷料を支払って、特別に御焚き上げしていただくこともできます。
祈祷料は神社によって異なります。
はっきりと明記されていない時には、自分で決めた額を謝礼として包みます。
迷ったら、神社で目安を聞いてもかまいません。
古い御札の処分は自宅でしても大丈夫?方法は?
お札を手放したい時には、処分せずに返納するのが基本です。
ただ、捨ててはいけないという法律があるわけではありませんから、特に信仰心がない場合は、ゴミとして処分してもかまいません。
いくらなんでもゴミとして捨てるのはちょっと‥という場合は、塩でお清めしてから半紙に包んで捨てる、自分でお焚き上げするなどの方法があります。
自分で燃やす場合は、火事にならないように気を付けてくださいね。
御札の処分は必要?ずっと持っていてもいいの?
御札やお守りに有効期限はありませんから、ずっと持っていても大丈夫です。
ただ、多くの人は一年間で手放すことが多いです。
これは、毎年初詣に行って新しい御札をもらい、古い御札と交換するからですね。
また、前述したように、初詣の時期以外に御札を返納するのは、願いが叶った時です。
御札は寺社にお返しするのが基本
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御札の処分方法についてお送りしました。
御札は一年で寺社に返納し、新しい御札と交換するのが基本ということでしたね。
ただ一年で必ず交換しなければいけないということではありませんのでご安心ください。
願いが叶った時や人生の節目なども交換の機会ですね。
御札を交換することで気持ちが新たになりますから、できるだけ節目節目で交換するようにしましょう。